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健康猛アピール 安倍首相がひた隠す「本当の病状」(1)

 円安、株高を牽引する「アベノミクス効果」で、飛ぶ鳥を落とす勢いの安倍晋三総理。今やその支持率は各紙の世論調査でも軒並み7割を超えているが、本人は山積する難題を精力的にこなし、5年前に「潰瘍性大腸炎」で総理の座を退いた面影は微塵もない。
 閣僚たちや官邸筋が舌を巻くほどの、「強靭さ」と「有能さ」を示す働きぶりを見せつけているのだ。

 政治部記者がこう話す。
 「総理はTPP問題やデフレ脱却などが後手に回らないように、果敢に仕事に挑んでいる。そのため実務も分刻み。官邸スタッフらの心配をよそに、政権主導の政治をしようと、体力勝負で邁進しているのです」

 ただ、前述した通り前回総理辞任時のトラウマがあるためか、その一方では体調不良説の払拭に余念がない様子。これ見よがしの「健康アピール」が話題となっているのである。
 政治部デスクがこう語る。
 「最近の安倍総理の健康PRは凄まじい。たとえば、2月17日には私邸周辺をジョギングしたが、これに総理番の共同通信と時事通信記者が追走。息を切らせてついてくる記者らを、笑顔で先導したのです。就任時から総理は『5年前の悪夢を払拭したい』と漏らしていたらしいが、このパフォーマンスは明らかにそれを狙ったものと評判なのです」

 また、安倍総理の猛アピールぶりはこれだけではない。通常、ゴルフに臨む総理の姿が積極的にマスコミに披露されることはなかったが、安倍氏はこの慣例を一掃。3月中に2度も公開ゴルフに踏み切り、報道陣を唖然とさせているのだ。
 もっとも、その一方で永田町関係者らを仰天させているのは、ジョギングやゴルフとは別の健康アピールだという。自民党議員がこう明かす。
 「それが、連夜の豪奢な晩餐会なのです。安倍総理は政権を獲ったばかりの1月、2月にも増して、3月に入ると連日さまざまな関係者らと夕食を共にしだしたのです」

 実際、安倍総理のここ1カ月の外食ぶりは猛烈の一言。まさに、タガが外れたようなハードスケジュールだったのだ。
 たとえば、月が替わったばかりの3月2日には、昭恵夫人を山梨県鳴沢村の別荘へ伴い、同夜に河口湖畔の中華料理屋『湖宮』で会食。5日には都内・青山の加賀料理店『青山浅田』で森元総理らと会食し、7日には永田町の『ザ・キャピトルホテル東急』内の中華料理店で、衛藤征士郎外交・経済連携本部長らと。
 さらに、8日には日経新聞社長と、都内『帝国ホテル』内の仏料理店『レ・セゾン』で会談。10日は赤坂の中華料理店『Wakiya一笑美茶樓』で友人らと懇談といった有様なのである。

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