社会
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社会 2013年12月05日 18時00分
「今でしょ!」など4語が受賞の「新語・流行語大賞」 一般の人が選んだ大賞は?
「2013 ユーキャン新語・流行語大賞」が12月2日に発表され、予備校講師・林修氏の「今でしょ!」、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」、TBS系連続ドラマ「半沢直樹」の「倍返し」、東京五輪招致プレゼンでの滝川クリステルの「お・も・て・な・し」の4語が大賞に選ばれる異例の事態となった。 「Yahoo!ニュース」では大賞発表前に、ノミネートされた50語をもとに、「新語・流行語大賞、あなたが選ぶなら?」との意識調査を行った。実施方法は「Yahoo!ニュース」がノミネートされた50語の中から18語をピックアップし、その18語の中から選択するか、「これ以外から選ぶ」の19択。 実施期間は11月20日〜30日で、8万2525票(男性=75.1%、女性=24.9%)の回答があった。 最も票を集めたのは、やはり、年間を通して、あらゆるシーンで流行した「今でしょ!」で2万5210票(30.5%)。2番目は驚異的な視聴率を獲った「半沢直樹」の「倍返し」で、2万1449票(26.0%) この2語から大きく差が開いて3番目だったのが、「じぇじぇじぇ」で1万4524票(17.6%)、4番目は「お・も・て・な・し」で1万659票(12.9%)だった。 5番目は「これ以外から選ぶ」で3374票(4.1%)、6番目は「ブラック企業」で2000票(2.4%)となっており(7〜19番目は割愛します)、1〜4番目の新語・流行語とは圧倒的な差が付いた。 この回答結果を見ると、一般の人が選んだトップ4がまとめて大賞に選ばれたことになるが、意識調査で1番目の「今でしょ!」と、4番目の「お・も・て・な・し」とでは倍以上の票差がある。4語まとめて「大賞」とした主催者側の決定に、違和感を覚えた人も少なくなかったのでは…。(リアルライブ編集部)
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社会 2013年12月05日 11時45分
野球賭博で角界追放された元大関・琴光喜が不法就労助長した疑いで逮捕される
愛知県警西署は11月4日、経営する焼き肉店で不法滞在している外国人を働かせたとして、入管難民法違反(不法就労助長)容疑で、大相撲元大関・琴光喜の田宮啓司容疑者(37=同県名古屋市西区)と、元力士で30代の日本人男性従業員の計2人を逮捕した。 過去、若ノ鵬、若麒麟(現プロレスラー・鈴川真一)らの現役幕内力士が大麻取締法違反容疑で逮捕された例はあるが、大関経験者がお縄になるのは異例。 逮捕容疑は、自身が経営する焼き肉店「やみつき」(同区香呑町)で、在留資格がない中国人の男(45)とタイ人の男(39)を働かせ、不法就労を助長した疑い。 同署は11月17日、不法残留していた中国人と、不正に入国したタイ人をそれぞれ、入管難民法違反容疑で逮捕し、田宮容疑者から任意で事情を聴いていた。中国人は昨年8月から、タイ人は同12月から、田宮容疑者の焼き肉店で働いたという。 田宮容疑者は調べに対して、「不法滞在とは知らなかった」と容疑を否認しているが、同署では不法滞在と知りながら雇っていた疑いがあるとみて、捜査を続けている。 田宮容疑者は日本大学相撲部を経て、99年に佐渡ヶ嶽部屋入り。同年春場所(3月)、幕下付け出しで初土俵を踏み、所要10場所で、00年九州場所(11月)で新入幕。01年秋場所(9月)には、平幕で幕内優勝を果たした。その後、伸び悩んだが、07年秋場所(9月)で大関に昇進した。 しかし、10年7月、野球賭博に関与したとして、日本相撲協会を解雇となった。田宮容疑者は処分が重すぎて不当だと主張して、解雇の取り消しなどを求めて提訴。今年9月、東京地裁での判決で請求を棄却され、東京高裁に控訴している。 愛知県岡崎市出身の田宮容疑者は昨年4月に、焼き肉店「やみつき」を開業し、自らも接客にあたっていた。(蔵元英二)*画像:やみつきフェイスブック https://www.facebook.com/yakiniku.yamituki
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社会 2013年12月05日 11時00分
今や外資ファンドのカモ 食い潰されるJT(日本たばこ)の莫大資産
日本たばこ産業(JT)が青い目ファンドの格好のカモになった。下手するとシャブリ尽くされるのではないか−−。そんな聞き捨てならない観測が株式市場に飛び交っている。 ことの発端は、JTが先に発表した大型リストラ策だ。たばこを製造する郡山工場(福島県)と浜松工場(静岡県)、さらに岡山印刷工場(岡山県)の3工場を2015年3月末で閉鎖。平塚工場(神奈川県)も'16年3月末で閉鎖する。結果、28年前の民営化当時に35あった国内の工場は、わずか4つに集約される。 同時に葉タバコ処理の東日本原料本部(福島県須賀川市)、たばこ自動販売機を製造・販売する特機事業部(兵庫県)も廃止する他、国内25支店を15支店に統廃合し、これに併せて現在約8900人の本社勤務社員を対象に、退職勧奨や希望退職で1600人を削減するという。 企業存亡の危機に陥っている会社ならばともかく、JTは9月中間期の連結純利益が過去最高を記録、来年3月期も過去最高を更新する見通し。そのJTが情け容赦ないリストラの大ナタを振るう理由は何なのか。 「国内たばこ市場は、健康意識の高まりや喫煙場所の制約などで縮小が止まらない。そのためJTは'99年に9600億円で米RJRナビスコの米国外たばこ事業を買収、次いで'07年には2兆2000億円を投じて英ガラハーを買収するなど、成長を海外に託した結果、今や世界3位の会社に躍り出た。一方、国内は前述した理由から低迷が続いている。だからこそリストラ発表会見で佐伯明副社長は『問題を先送りするのではなく、市場の縮小に素早く対応することが最善』と、好業績下での苛烈リストラの理由を説明したのです」(JT関係者) しかし、市場筋は「それは表向きの理由。秘めた理由がある」と明かす。JT株の1.37%を保有し、物言う株主として知られる英国の投資ファンド、ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンドが、にわかに存在感を増してきたのだ。 「あのファンドは転んでもタダでは起きません。6年前にはJパワー(電源開発)の株を大量に買いあさり、増配要求と役員派遣で会社を揺さぶった。これを拒否すると、さらなる買い増しを宣言し、政府が『公の秩序維持の妨げになる』として買い増しの中止を命令、最終的には会社側が全株を高値で買い戻すことで手打ちしている。このウマい汁を吸った青い目ファンドが、今度はJTに牙を剥いたのです」(経済記者) 同ファンドがJT株を買い始めたのは2年ほど前のようだ。それを踏まえて昨年、今年と2年連続で株主総会に増配と自社株買いを要請したが、いずれも否決されている。しかし、その程度で“狙った獲物”から撤退するわけがない。JTウオッチャーがいう。 「ザ・チルドレンズとJTは密かに接触している。JTが今年の3月に2500億円分の自社株買いを実施したほか、来年3月期に24円増配して92円配当を実施するのも、そんな手打ちの産物といえます」 増配の結果、今年3月期で38%だったJTの配当性向は来年3月期に40%に高まる。再来年には50%にする予定で、くしくもザ・チルドレンズのかねての要請と一致する。だからこそ、JTウオッチャーは辛らつだ。 「JT経営陣が、投資ファンドと無用の軋轢を避けるべく保身策に汲々としているのは明らか。この分だと工場用地を始め、リストラで調達する巨額マネーをソックリ配当に回し、連中の懐だけを潤しかねません。株主重視といえば聞こえはいいが、要は高額配当にありつきたい青い目ファンドの“忠犬ハチ公”なのです」 それを裏付けるかのように、同社は今年3月末時点で海外投資家の保有比率が35.7%に達した。ことのよし悪しはともかく、どうやら「投資家に報いる極めて物わかりの良い会社」ということは、世界中に知れ渡っているようだ。 「これが理由か、それとも秘めた魂胆があるのか、ソニーの大株主に躍り出て経営陣を揺さぶっている米投資ファンドのサード・ポイントが“密かにJT株を買いあさっている”とのアングラ情報がある。好決算下に打たれたリストラ策の本質を知らない個人投資家が群がって株価は急騰しており、短期決戦ならばソニーよりも面白く見返りも大きい。市場には『やっぱりサード・ポイントの嗅覚はハンパじゃない』と囃す声さえ聞かれます」(大手証券マン) JTは3月に自社株買いを実施したことで、政府の保有比率が50%から33.3%に低下した。あのJパワーにしても、'04年の上場までは国策会社だった。 マネー錬金術に鵜の目、タカの目になる外資にとって、親方日の丸体質を引きずる企業は“カモ”にしか映らないようだ。
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社会 2013年12月05日 11時00分
アミューズが韓国芸能事務所買収 落ち目のK-POPに「なぜだ」
なぜこの期におよんで買収なのか。 アミューズが韓国の芸能事務所・カンエンタープライズ(以後、カンE)の発行済み株式80%を取得し、子会社化した。 日本と関係のよくない韓国の、それもブーム的に落ち目のK-POP事務所の買収。そこで、狙いはどこにあるのかと様々な憶測が乱れ飛んでいる。 カンEは'04年に設立され、'12年12月期の売上は8億2600万ウォン(約7400万円)。 アミューズは'00年にすでに韓国で自前の事務所を設立しているが、同事務所と合併させるようだ。 だが、この買収劇に首を傾げる関係者は少なくない。 元フジの長谷川豊アナが、ニコ生で「現在のK-POPのブームをあおったのがアミューズといわれている」と触れていたが、K-POPビジネスは、韓国との関係悪化ですたれてしまった。人気だったKARAは来年解散、東方神起もさほどでなく、2PM等のイケメン長身グループも深夜の歌番組に出る程度で、決してデビューは成功とはいいがたい。 アミューズができることには限界があるといえよう。深津絵里、上野樹里、吉高由里子、仲里依沙ら“4里女優”を主演に据え、韓国と合作映画を製作するぐらいだ。 そこでネットでは、いろいろな噂で盛り上がっている。 「カンEに金を貸していたが景気悪化となり、仕方なく買収したのでは…」 「背後にフジテレビがいる」 「アミューズ株は売りだ!」 通期売上げ312億円、経常利益35億円、有利子負債はゼロと財務状態は良好のアミューズ。 果たしてこの買収劇は吉と出るのか、凶と出るのか、じっくり見守りたい。(編集長・黒川誠一)
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社会 2013年12月04日 15時00分
猪瀬都知事だけじゃない! 徳洲会がバラ撒いた「裏金供与疑惑議員リスト」(3)
また、リストとは別にここにきて『徳洲会』との関係が取り沙汰される議員が続出し始めている。昨年末の総選挙に『日本未来の党』から出馬して落選した山田正彦元農水相、昨年『徳洲会』グループ幹部らと会食に及んだことが発覚した田村憲久厚労相などは、その代表格といえるだろう。 「山田は『徳洲会』系企業から月額20万円で顧問弁護士を依頼され、その顧問料が副大臣、大臣時代にも支払われていたという。これだけでも大臣規範に抵触するのに、昨年暮れの総選挙では『徳洲会』から職員十数人を派遣された疑いが持たれている。また、田村は『徳洲会』幹部らと会食したり、逮捕された長女が大臣室を訪れていたことも発覚しているのです」(政治部デスク) 中でも、安倍政権の現役閣僚である田村厚労相の行いは、悪質だとの声もある。 「実は田村は会食時に、7月の参院選に出馬した園田修光元衆院議員の応援を『徳洲会』側に依頼したことが発覚しているのです。園田氏はかつて徳田虎雄・毅親子と地盤を争った議員だが、'09年の衆院選時に出馬を断念し、毅氏の支援に回った。それが『徳洲会』の全面支援で今年の参院選に出馬(結果は落選)したため、『これは田村の差し金』『裏で金が動いたはず』と評判なのです。今では園田氏が出馬を断念したいきさつについても、疑惑の目が向けられ始めているのです」(前出・社会部記者) また、『徳洲会』の職員から支援を受けていたことがすでに明らかとなっている『みどりの風』の阿部知子衆院議員にも、さらなる疑惑が高まっている。 「もともと、阿部氏は元『千葉徳洲会病院』の院長で、今でも徳田虎雄氏が入院する『湘南鎌倉総合病院』の非常勤医師を勤めているのです。そのため、病院内では頻繁に虎雄氏と面会していたほど。職員ばかりか、猪瀬氏のような資金提供がなかったかが、注目されているのです」(前出・政治部デスク) 前出の政治部記者が言う。 「騒動の根底には、中央政界を裏から掌握しようとした、『徳洲会』グループの徳田虎雄前理事長のどす黒い野望が渦巻いることは明らか。特捜部内には『リクルート事件の再来』と話す者もいるほどなのです。そのため、今後は威信をかけた捜査が展開することは確実。永田町は、特捜部の動向に震え上がっているのです」 果たしてその全容解明はいつか。しばらくこの騒動から目が離せそうにない。
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社会 2013年12月04日 11時45分
神奈川県が複数女児にわいせつ行為の教諭を懲戒免職処分! 代理人は事実無根主張
神奈川県教育委員会は11月28日、勤務する小学校内で複数の女子児童に対し、繰り返し、わいせつな行為をしたとして、藤沢市立小学校の男性教諭(59)を懲戒免職処分とした。教諭の代理人弁護士は事実無根を主張し、県人事委員会に不服申し立てをする方針。 県教委などによると、教諭は11年4月頃から同年9月頃までの間、自校の複数の児童に対し、スカートをめくったり、下着の中に指を入れたり、尻や太ももを触ったりした上、口元にカッターナイフを近づけるなどの不適切な行為をしたとしている。 教諭は県教委の事情聴取を拒否したり、否認したりしたため、事実関係を明確にするために、8月8日付で、強制わいせつ罪で藤沢北署に刑事告発した。 同署は10月、教諭を横浜地検に書類送検したが、刑事処分はまだ出ていない。県教委側は刑事告発後、被害児童から信ぴょう性ある証言が得られたため、「一刻も早く職を解く必要がある」として、刑事処分を待たずに異例の懲戒処分を決めた。 県教委は「刑事告発によって、被害児童の保護者から協力を得られるようになった。結果的に児童自身からも直接事情を聴くことができ、事実認定に至った」と説明している。 これに対して、教諭の代理人弁護士は真っ向反論している。県教委の処分発表後に会見した弁護士は、「事実無根。権力の暴力だ」とした上で、「児童のこれまでの話には矛盾が多く、行為を行った時期や場所などが何度も変わる。最終的には、こちらが反証できないほど、ぼやかされたものになった」と証言に信ぴょう性がないことを強調した。 弁護士は「地検が不起訴としてからでは、『えん罪』となるので、慌てて行った処分だ」と主張し、刑事処分が出る前の懲戒処分を批判した。(蔵元英二)
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社会 2013年12月04日 11時00分
テレビキー局の今年度中間決算 ますます削られる番組制作費
テレビキー局の'14年3月期中間決算がまとまったが、番組制作会社が気にかけるのは、各局「上半期番組制作費」の増減である。 額が増えていれば、制作会社の景気も多少ながら右肩上がりになる。だが、減額となれば、制作会社自体も今後の予算を絞らないといけなくなり、中には倒産する会社も出てくる。 結論を急げば、5局全体の、'14年3月期上半期制作費は2044億円で、前年同期が2148億円のため104億円減と湿っぽい。 具体的に見ると、もっとも制作費を削っているのがTBS。495億8900万円(前年同期518億9300万円)で4.5%減(23億円)である。 「『ロンドン五輪』やサッカー『UEFA EURO2012』など大型スポーツ中継番組が多かった前年の反動減ということもある」(TBS関係者) 横ばいがフジテレビで、上半期488億円で前年同期が492億円。わずか4億円の減である。 「4月にスタートさせた『アゲるテレビ』などに費用がかかった。8月には視聴率4位に転落するなどで焦りがあったため、制作費を無理に上積みした結果とみていい」(番組制作会社関係者) 他に日本テレビの上半期制作費は484億4200万円(前年同期497億3300万円)で3%減、テレビ朝日の上半期が400億9200万円(同416億6800万円)で4.3%減だ。 また、テレビ東京が174億9400万円(同182億1700万円)で4%減である。 「テレビ局の番組制作費は今後も3〜4%とゆるやかな減少傾向をたどるでしょう。“利益額”を株主に対しぶち上げ、それに合わせて他を削って行くという予算の組み方が定着しつつある」(テレビ業界事情通) このままでは、ますます制作会社の経営は厳しくなる。 結果として、テレビ局は自分の首を絞めることになろう。
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社会 2013年12月03日 15時00分
猪瀬都知事だけじゃない! 徳洲会がバラ撒いた「裏金供与疑惑議員リスト」(2)
ただし、この猪瀬氏の裏金疑惑は、氷山の一角でしかない。というのも、実は本誌はこの金銭醜聞が発覚する前に捜査の周辺関係者に接触。こんな極秘情報をキャッチしていたのだ。 「猪瀬知事や複数の政界関係者に、数千万円から億単位の“徳洲会マネー”が渡っているという。捜査中の東京地検特捜部が、すでにそのリストを入手。摘発も視野に捜査を進めているが、そこには複数の大物国会議員の名前があるとされている。そのためこれを知った官邸筋は、安倍政権の屋台骨を揺るがしかねないと真っ青になっているのです」 この関係者によれば、リストは一連の『徳洲会』グループへの家宅捜索で押収したパソコンなどから発見されたというが、その内容は驚きに値するもの。 なぜなら、リストには居並ぶ個人名の脇に金額と思しき数字が羅列され、さらに年月日と思われる数字が列挙されているというのである。 同関係者がこう語る。 「記された数字が貸付金なのか、渡された裏金なのかという裏付けは取れておらず、徳田虎雄氏個人の金か、グループ企業の金かも今のところ判然としない状態なのです。ただ、リストには今回発覚した猪瀬氏のほか、与野党の大物国会議員や中堅議員らの氏名がズラリと記されているという。いまだ捜査の段階であるが、特捜部が照らし合わせた結果、猪瀬氏と同じく、政治資金収支報告書にも選挙収支報告書にも記載されていない人物が多数散見されたといわれているのです」 ちなみに、『徳洲会』は大量動員した選挙運動員らに違法に現金を支給するために、手の込んだ手口を取っていた。グループ企業の医療機器会社が仮払いで金を捻出。それを地方銀行経由で何十回にも分けて送金させ、本部に数億円規模の金をプールした上、運動員らに分配していたのだ。 そのため、東京地検特捜部はこのリストの存在に注目。同じ方法で政界に金をバラ撒いていた疑いを強めているのである。 もっとも、気になるのは果たして疑惑のリストに、どんな人物名が記されているのかということだろう。 前出の関係者はこう話す。 「たとえば、リストの中には東日本の某選挙区から選出されたA議員の名前があるという。記載された数字が金額だとすれば、その額は数千万円に上るが、この人物も政治資金収支報告書、選挙運動用収支報告書への記載がない。今後の捜査次第では猪瀬氏と同じく、政治生命の危機に追い込まれる可能性が高いのです」
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社会 2013年12月03日 11時45分
『医者に殺されない47の心得』が取次店の総合ランキングで第1位
12月2日(月)に発表された出版取次大手「トーハン」の「年間ベストセラーランキング」で、書籍『医者に殺されない47の心得』が総合1位となった。 同書は、慶應大学医学部放射線科の近藤誠医師を著者に「病院によく行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすい」ことをうたった問題作。2012年12月中旬に初版1万部で発売。地道な販促活動、PR活動、広告活動などで部数を伸ばし、2013年3月には50万部に、9月には100万部に到達。現在の部数は105万部。 「年間ベストセラーランキング」では、「トーハン」で総合1位となり、「実用書部門」でも1位。取次大手「日販」のランキングでは総合2位、実用書部門で1位となった。
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社会 2013年12月03日 11時45分
女子高生にみだらなポーズで写真を撮らせる「JK撮影会」が初摘発
女子高生を使った新たな業態である「JK撮影会」が、全国で初めての摘発を受けた。 警視庁少年育成課は11月29日までに、雇った女子高生に客の前でみだらなポーズを取らせ、撮影させたとして、労働基準法(有害業務の就業制限)違反の疑いで、自営業の男(33=東京都品川区南大井)を逮捕した。また、働いていた私立高校2年の女子生徒(当時17)は補導された。 逮捕容疑は11月1日、東京都豊島区東池袋のマンションで経営していた「ついんて〜る」の室内で、18歳未満と知りながら、女子高生に制服の下に水着を着させて、30代の男性客に対して、座ったまま両脚を広げて見せるなど過激なポーズをさせた疑い。労働基準法では、18歳未満の少女に危険で有害な業務をさせることを禁じている。 男は昨年11月から、女子高生に男性客と添い寝などをさせる「JKリフレ」を営業していたが、警察などの取り締まりが厳しくなったため、今年8月から「JK撮影会」に業態を変えていた。 「JK撮影会」は部屋をカーテンで仕切った個室で、女子高生らにポーズを取らせ、鑑賞や写真撮影をする風営法の適用外のサービス。今年1月に「JKリフレ」が一斉摘発されて以降、東京・秋葉原を中心に増加していた。男は容疑を認めており、「JKリフレのように、体に触れなければ大丈夫だと思った」と供述している。 店には16〜22歳の女性14人が在籍し、そのうち8人が女子高生だった。店は個室で女性と会話でき、10分5000〜1万円ほどの追加料金を支払えば、写真撮影ができるシステム。同店は毎月60〜70万円を売り上げており、補導された女子高生は週5〜6日の勤務で毎月約10万円を稼いでいたという。店で働いていた女子高生らは「遊ぶお金がほしかった」などと話している。(蔵元英二)