社会
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社会 2014年01月19日 15時00分
後見人・やしきたかじん死去 橋下維新への浪花節「遺言」〜都知事選がなんぼのもんじゃい!〜(1)
毒舌キャラで人気を博した関西きっての「視聴率男」、やしきたかじん氏が、1月3日に急逝(享年64)。その訃報が、政界に思わぬ波紋を広げている。 たかじん氏と昵懇の仲だった橋下徹大阪市長が、その死を契機に共同代表を務める『日本維新の会』の再建に大きく舵を切ることが予想され、熱い注目が集まっているのだ。全国紙政治部記者がこう話す。 「橋下は、8日の会見で『優しくて、強い人でした。元気に復帰されることをずっと願っていたのに残念です』『38歳で知事になれたのも、たかじんさんのおかげ』と涙したが、たかじんは闘病中も橋下と『日本維新の会』の不振ぶりを、ずっと気にかけていた。『お前、国のこともええけど、大阪市長なんやから大阪をなんとかせぇ』『大阪都構想は、どうなってんねん』『東京や自民党と対立軸をもたな、成功せえへんぞ』などとハッパをかけていたのです。そのため、たかじんの死を悼む橋下がこの遺言を実行に移すのではないかとの見方が、維新内部に急速に広まりだしているのです」 ただし、こうした観測が広がるのも無理からぬ話と言うほかはない。 たかじん氏は、政治家・橋下徹の「後見人」とも呼ばれた人物。'08年の大阪府知事選時に各方面から出馬要請を受けた際に「今しかない。政治家として頑張れ!」「2期やってもまだ46歳!」と背中を押した話は有名だが、まだ無名だった弁護士時代の橋下氏を陰に日なたに支援し続けてきたからなのだ。 「一言で言えば、総合アドバイザー。橋下は政治や経済、人脈、女の話までたかじんさんに相談にのってもらっていた。というのも、たかじんさんはまだ駆け出しのタレント弁護士だった橋下を、『たかじんのそこまで言って委員会』に準レギュラー出演させ、それをベースに橋下は大阪府知事、市長にまで上り詰めた経緯があるからです。府知事選で、民主党が推薦した大学教授に80万票の大差をつけて圧勝したのも、この番組で知名度を上げたおかげといわれているのです」(在阪のテレビ局関係者) また、大阪府知事に当選してからは、政治家・橋下徹の人脈作りにも一役買っていたほど。別の民放テレビ局関係者がこう語る。 「ご存知の通り、橋下さんは後に平松邦夫大阪市長を追い落として市長の座についたが、当時は『大阪のために』とたかじんさんが2人の親睦会をセッティング。たかじんさんの自宅や放送局で会食させたりしていた。また、たかじんさんは北新地の会員制バーを橋下に紹介。このバーを舞台に橋下は関西財界の関係者らと密会を重ねていたのです。つまり、橋下さんにしてみれば、引退した島田紳助以上に橋下人脈を支えてもらった立役者なのです」 それだけに、橋下氏が偉大な後見人の死を機に、再起をかけた党改革に打って出る可能性が極めて高いと見られているのだが、気になるのはその方策だろう。 実は、『日本維新の会』内部では、すでにこんな噂が広まっているのである。 「橋下はたかじんさんの死以降『もう一度政界に送り出された時の原点に立ち戻らなければ、申し訳ない』と漏らし始めているという。それが原因で、たかじんさんが日頃、橋下に掛けていた言動ににわかに注目が集まり始めているのです」(『日本維新の会』関係者)
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社会 2014年01月19日 11時00分
テナントが空き家状態になる? 博報堂の移転に怯えるTBS
年明けから博報堂周辺が慌ただしくなっている。'15年3月に完成する予定の神田錦三丁目の旧本社跡地工事が順調に進んでいるからだ。 建て替えるビルは地上17階、地下2階建てで、周りに土地を持つ企業との共同建設である。住友商事、三井住友海上、大修館書店、安田不動産、それに博報堂が加わる。 「博報堂は、電通、ADKとともに“広告業界ビッグ3”とも呼ばれています。ただし、自社ビルを持つのは電通だけで、他はオフィスを借りている。その博報堂が、ようやく本社を構えようとしているのです」(広告関係者) だが、この動きに渋い表情なのがTBS。同社が二つ目に持つ高層ビル、赤坂Bizタワーの約4割を借りるテナントが、持ち株会社である博報堂DYホールディングス、博報堂DYメディアパートナーズなど、博報堂系の関連会社で占められているからだ。 「万が一、大口テナントに一気に出ていかれれば、TBSにとって当然大幅な減収につながり、その後釜探しも面倒です。しかし博報堂は業績に乱高下があるせいか、固定費節減で“引越し”の可能性は大きいとされているのです」(同) ちなみに、博報堂DYの'14年3月期見込みは1兆550億円、経常利益が161億円と、現時点では順調に見える。 「しかし、博報堂関連会社のBizタワーの年間家賃は、推定約60億円。このご時世、負担でないといえば嘘になります。しかも、今度建つビルはスペースにかなりの余裕がある。新本社ビルへ何回かに分けて移る可能性は高い。TBSは博報堂絡みの情報収集に躍起になっていますよ」(広告業界紙記者) 引き止める策はあるのか。
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社会 2014年01月18日 17時59分
少女に自分の体液をぶっかけ、下着ドロをはたらいた海上自衛隊員
海上自衛隊舞鶴地方総監部は1月15日、暴行容疑などで逮捕されていた舞鶴基地(京都府舞鶴市)業務隊の2等海曹で、護衛艦「みょうこう」の乗組員の男(37)=休職中=を懲戒免職処分にした。 2等海曹は昨年5月24日、舞鶴市下安久の路上で、自転車で走っていた同市に住む16歳(当時)の少女2人に、車の中からコップの中に入れていた自分の体液をかけたとして、暴行容疑で、同9月に逮捕された。家宅捜索で、2等海曹の自宅からは、女性用の下着など百数十点がみつかり、京都府警舞鶴署では余罪を調べた。 その結果、同4月7日、同市内の50代の公務員男性宅の駐車場に侵入し、干してあった家族の水着や下着、計3点を盗んだ窃盗容疑などで、同10月に再逮捕された。少女への体液ぶっかけや下着泥棒など、おおよそ国を守るべき自衛隊員の仕業とは思えない下劣な犯行は、懲戒免職になっても致し方ない。最初の逮捕から4カ月も経っており、むしろ、その処分決定は遅きに失した感すらある。 犯行動機について、2等海曹は「性欲を満たすためだった」と供述している。護衛艦での長期間の海での生活は、ストレスも性欲もたまるのだろうが、自衛隊員が人様に迷惑をかける形で、そのはけ口にしてはならない。体液をぶっかけられた少女、下着などを盗まれた女性らの被害感情を思えば、クビになって当然のことか…。 昨今、自衛隊員による不祥事は少なくはない。もっと、国防意識を持って、綱紀粛正してもらいたいものだ。(蔵元英二)
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社会 2014年01月18日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 失策不況がやってくる
毎日新聞が1月3日にまとめた主要123社に対する景気アンケートで、77%の企業が「落ち込みは一時的で、夏以降は回復」と回答した。その他「落ち込まない」が7%、「腰折れする」は3%に過ぎなかった。 4月の消費税引き上げで一時的に消費は冷え込むが、すぐに回復すると大部分の経営者が考えている。駆け込み需要の反動程度にしか、消費税引き上げのショックを認識していないということになるのだ。 いまや経済評論家も含め、消費税引き上げの深刻な影響を語れば「非国民」扱いされかねない空気になってきた。御用学者たちは、日経平均が年内に2万円との大合唱を始めている。 私は、こうした空気がせっかく訪れた景気回復の芽を摘んでしまうのではないかと懸念している。 まず、景気楽観論には根拠がない。日本経済はすでにデフレを脱却している。昨年11月の生鮮食品を除く消費者物価指数は、前年比1.2%上昇している。コアコアと呼ばれる食料およびエネルギーを除く消費者物価指数で見ても、前年比0.6%の上昇だ。4月からは、これに消費税引き上げの影響が加わるから、4%程度の物価上昇になる。ところが、賃金は上がらない。 先の毎日新聞の景気アンケートでは、賃上げを「検討する」とした企業は12%に過ぎず、ベースアップを考えている企業は123社中たった2社だった。そもそも連合のベースアップ要求が「1%以上」なのだから、大幅賃上げは最初からあり得ないのだ。 そのなかで、経営者や経済評論家の楽観論の大合唱は、日本経済に大きな被害をもたらすことになろう。 消費税引き上げの悪影響は、4〜6月期のGDP統計に現れる。この数字が発表されるのが8月、より正確な2次速報が出されるのは9月になる。ところが、その時点では誰も驚かない。なぜなら、ほとんどの人が消費税引き上げで一時的に景気は落ち込むと信じているからだ。 問題は、7〜9月期だ。ここでもマイナス成長が続くようだと、多くの市場参加者は異常を感じ始める。しかし、それではすでに手遅れだ。7〜9月期のGDP統計2次速報が発表されるのは、12月になるからだ。そこから景気対策が行われても、今年の景気拡大にはつながらない。 さらに恐ろしいことがある。それは、消費税引き上げで景気が落ち込んでいるにもかかわらず、一時的な景気後退だとして、2015年10月からの消費税の10%への引き上げを政府が決定してしまうことだ。そうなったら、景気後退は決定的になってしまうだろう。 4月からの消費税引き上げの悪影響を最小化する唯一の方法は、新年度開始とともに強力な景気対策を打つことだ。税率引き上げをやめるのが最も効果的だが、さすがに今となっては不可能だろう。だから、次善の策として景気対策が必須なのだが、景気楽観論がその実施を1年近く遅らせてしまうのだ。 景気を失速させた安倍政権の支持率は劇的に落ちていくだろう。そこで、安倍総理が何をするのか。中国や韓国を仮想敵国として戦時体制を組み、強いリーダーシップを発揮する可能性が高いと私は思う。戦争特需の景気回復だけは、何があってもやめて欲しい。
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社会 2014年01月18日 11時00分
黒字化必達へ“死中求活” ソニー恐怖の無期限リストラ実施!
「そこまで追い込まれているのか」−−。 ソニーが1月6日の仕事始め当日から開始した人員削減策に、市場関係者が驚きを隠さない。家電事業を担う製造子会社、ソニーイーエムシーエスの幸田工場(愛知県幸田町)、長野工場(長野県安曇野市)など、国内5工場全てで3月末までを期限に早期退職者の募集に踏み切った。製造子会社の社員は約5000人。通常は募集者数を設定するが、今回は設定していないのがミソ。即ち、1人でも多く辞めてもらいたいとの本音がアリアリなのだ。 厳しい生き残り策を迫られているソニーは前年度にも国内外で希望退職者を募集し、1万人(国内3000人)を削減した。当時はライバル社も足並みを揃えたからソニーの凋落は際立たなかったが、ここへ来ての追加人減らし、それも青天井の“オールカマー策”に目をむいた関係者は少なくない。恥も外聞もない決断の裏には何があったのか。 「ソニーは今年3月期、テレビに代表されるエレクトロニクス事業の黒字転換を必達目標に掲げてきた。ところが現状は厳しく、またゾロ“オオカミ少年”と揶揄されかねない。そこで大胆な人減らしを決めた。巨額のリストラ費用を計上して大赤字になったとしても釈明できるし、これで来期の黒字化をアピールできます」(ソニー・ウオッチャー) 4月で就任3年目を迎える平井一夫社長の決断を促したのが、米格付け会社ムーディーズの“最後通牒”だったのは間違いない。昨年11月1日、ムーディーズはソニーの長期信用格付けを引き下げる方向で見直すと発表した。現在、ソニーの格付けは投資適格ランクでは最下位の「Baa3」で、もし引き下げられれば投機的水準を意味する「ジャンク債」に転落し、社債発行など市場での資金調達は厳しくなる。 ムーディーズが引導渡しに含みを持たせた理由は明白だ。その前日、ソニーが発表した9月中間決算はテレビなどの不振で158億円の最終赤字だった。中間期としては3期連続の赤字で、今年3月期の最終利益も当初予想した500億円の黒字見通しから300億円へと下方修正した。 「その黒字予想にしても、平井社長が就任直後に家電=エレクトロニクス事業でトータル1万人のリストラを行い、固定費削減を行った結果に他なりません。3月期で300億円の最終利益を本当に確保できるのか、音楽出身で、エレキ事業には疎い平井社長自身、内心は半信半疑でしょう」 そう前置きして証券アナリストが喝破する。 「皮肉なことに、ソニーは売上高の7割近くをエレキ事業が占めている。それが慢性的な赤字垂れ流しに陥っているため、ムーディーズが『どん底脱却の処方箋を描けなければ本当に引導を渡すぞ』とけん制した。これに慌てた平井社長が捨て身の人員削減策に訴えたと理解すれば話は早い。他に処方箋を描けるならば、さっさと断行して今ごろは堂々たる勝ち組に転じていますよ」 それどころか、現実には3月決算が予想に反して巨額の赤字となり、ソニーの非常事態を天下にアピールする可能性さえある。しかし「希望退職」に名を借りた苛烈リストラのアリバイ工作さえしておけば「ムーディーズが牙をむかないだろう」との打算が平井社長にあったとしても不思議ではない。そもそも100%子会社である製造子会社の人員削減策に当たって、ソニーは募集枠どころか、上乗せする加算金額も公表していない。もし5000人の社員が“難破船ネズミ”となって一斉に退職すれば、ソニーの家電事業は深刻な事態に直面し、総売上高は激減する。 「ソニーがジリ貧になれば米ヘッジファンドが黙っていません。映画、音楽などエンターテインメント事業の分離上場を唱えて昨年来揺さぶりをかけているサード・ポイントの対応次第では、大波乱もあり得ます」(市場関係者) サード・ポイントを率いるダニエル・ローブCEOは米国でも有数の“物言う株主”として知られ、大株主に躍り出た米ヤフーでは経営トップの学歴詐称を暴き、辞任に追い込んだ武勇伝を持つ。ソニーでは昨年9月末時点で1.64%を保有し、第5位株主として登場している。 「エンタメ上場案は終わった話とする平井社長と表向きは友好関係を示すローブ氏ですが、このまま引き下がるとは思えない。いまだ今年の6月総会に向けて他の株主に共闘を呼びかけているという噂もあります。そんな矢先、一転して大赤字を計上すれば、平井社長は生きた心地がしないに決まっています」 保証期間終了直後に製品が故障するという有名な都市伝説“ソニータイマー”が、まるで会社そのものに埋め込まれたかのようである。
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社会 2014年01月17日 16時00分
川崎47時間逃走男の懲りない犯罪癖と幼稚過ぎた逃れ手口
新年早々、47時間にわたり逃走した末、身柄が確保された神奈川県川崎市の無職、杉本裕太容疑者(20)。 杉本容疑者が横浜地検川崎支部から逃げ出したのは、1月7日午後2時15分過ぎ。以降、9日午後1時ごろに確保されるまで、神奈川県警は警察官1万2000人、車両2000台以上、上空にはヘリ、多摩川に水上艇(モーターボート)数台を繰り出すという大捕物を展開した。 「杉本容疑者の逮捕容疑が、傷害、集団強姦、逮捕監禁、強盗と凶悪な上、過去にも傷害や強盗、強姦、窃盗などの前歴がある。しかも1年ほど前に傷害容疑で捕まった際も、家宅捜索に立ち会っていた最中に隙を見て逃げ出していた。このときは半日ほどで捕まりましたが、油断も隙もならない人物で、逃走中に事件を起こしかねないことから警察も捜索に躍起になったようです」(全国紙社会部記者) そもそも今回、逮捕容疑をかけられた事件とは、どんなものだったのか。 「1月2日夜、レンタカーで移動中だった杉本容疑者と友人が、川崎市麻生区の住宅街の路上で帰宅中の女性(21)を車内に引きずり込み数時間にわたり監禁、暴行をしたとされています。さらに女性を近くのコンビニのATMへ連れて行き、15万円を下ろさせ奪って逃走。防犯カメラの映像や女性の証言から杉本容疑者が浮上し、6日に友人と逮捕されていたのです」(同) 犯罪癖が収まらない一方、逃走中の行動はあまりにも稚拙だった。 「偶然目の前を通りかかった知人のスクーターを自ら運転し、友人宅にたどり着いた杉本容疑者は、その友人の携帯電話で連絡した妻に服を持ってこさせ着替えた。妻には『(被害)女性を捜し出すからお前が謝って、金を返して強姦をやっていないと証言してもらうように説得しろ』と言い放ち、車で出掛けたといいます。しかし、車中で度々妻に電話していたため電波から足取りがつき、揚げ句に出頭を勧めた友人と口論になって、車から降りることになったようです」(捜査関係者) 今度こそ罪と向き合えるのか?
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社会 2014年01月17日 15時00分
告発者・三井環氏に聞いた 猪瀬前都知事“逮捕”の可能性
徳洲会マネー5000万円で辞任に追い込まれた猪瀬直樹前都知事(67)に東京地検特捜部の足音が迫っている。しかし、告発状を提出した当事者の三井環氏(市民連帯の会代表・元大阪高検公安部長)は、捜査の挫折を危惧している。 「公職選挙法違反なら昨年中にでも立件できたが、今年にずれ込んだということは贈収賄での立件を狙っているはずです。ただし猪瀬氏は、都知事選に細川護煕元首相担ぎ出しに成功した小泉元総理や現職の石破茂幹事長に極めて近く、彼らからの“天の声”が下りることで捜査が頓挫する可能性は否定できません。猪瀬氏の一件は『日歯連事件』とよく似ているからです」 同事件は、'04年春に日本歯科医師連盟による診療報酬を巡る汚職事件や、日歯連会長選に絡む横領と政界に絡む選挙買収やヤミ献金が発覚した一件。日歯連の幹部、自民党国会議員を含む計16人が起訴され、全員の有罪が確定したが、橋本龍太郎元総理、野中広務元自民党幹事長、青木幹雄元自民党参院幹事長の3人に対する日歯連会長からの小切手1億円贈賄についての立件は断念された。 「結局『けもの道』を知らないで引退した村岡兼造氏だけが在宅起訴され、中途半端なまま捜査は終結した。今回『けもの道』を知っている小泉、石破両氏が動いて、小津博司検事総長に『検察の裏金問題をどうしますか』と尋ねれば、猪瀬氏への捜査が打ち切られる可能性は否定できないのです」 三井氏の語る「けもの道」とは、'01年に当時の原田明夫検事総長が、検察の組織的裏金づくりを隠ぺいするために第1次小泉内閣に借りを作ったことをいう。名付け親は、後藤田正晴元法務大臣だ。 「検察が時の政権に擦り寄って貸し借りを作る。これは検察が政権に対してとるべき道ではない『けもの道』です。裏金隠ぺいで政権に借りを作ってしまった検察は、贈収賄などの捜査に着手する過程で『裏金づくりを公表しようかね』と持ち出されれば捜査を中断せざるを得ないでしょう」 猪は「けもの道」を突っ走るのか。
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社会 2014年01月17日 11時45分
ソチ五輪 フィギュア日本代表で最もメダルを期待するのは?
2月7日に開幕するソチ五輪が、いよいよ目前に迫ってきた。 なかでも、日本国民がいちばん楽しみにしている競技がフィギュアスケートだろう。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「フィギュア ソチ五輪日本代表で最もメダルを期待するのは?」との意識調査を、2013年12月23日〜2014年1月2日に実施。13万9082票(男性=61.7%、女性=38.3%)の回答があった。調査は男女別ではなく、混合で行われた。 最も票を集めたのは、国民的スターの浅田真央(23)ではなく、意外にも、昨年12月の全日本選手権(男子)を制した新鋭の羽生結弦(19)で、5万6697票(40.8%)を得た。あどけない甘いルックスの持ち主だけに、大量の女性票が投じられたのだろうか? 浅田は2番目で、4万7434票(34.1%)。10年バンクーバー五輪では銀メダルに終わった浅田は、今季限りでの引退を表明しており、なんとしても、金メダルを獲得して有終の美を飾りたいところ。 3番目は3度目の五輪出場となるイケメンの高橋大輔(27)で、2万2286票(16.0%)。高橋は最後の五輪となる可能性が高く、バンクーバー五輪の銅より上のメダルを獲ってほしいものだ。 4番目は一気に票が減って、昨年12月の全日本選手権(女子)優勝の鈴木明子(28)で、5246票(3.8%)。鈴木はバンクーバーでは8位に終わっているだけに、ぜひメダルを手にしてほしいものだ。 5番目はオジサンに人気の初出場の村上佳菜子(19)で、2286票(1.6%)。6番目は初出場の町田樹(23)で、1615票(1.2%)の順となった。 また、今五輪から始まる「団体」に2969票(2.1%)、アイスダンスのキャシー・リード&クリス・リード組に549票(0.4%)が入った。 “日本のお家芸”ともいえるフィギュアだけに、男女ともメダルを日本選手で独占するような活躍に期待したい。(リアルライブ編集部)
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社会 2014年01月17日 11時45分
沖縄遠征にも出ていた! 少女わいせつ容疑の元慶応大准教授が3度目逮捕
この男の少女への執着心は、ただならぬものがあったようだ。 愛知県警西署などは1月14日、元慶応大准教授で建築家の男(43=東京都新宿区東五軒町)=児童買春・児童ポルノ禁止法違反などで起訴=を、強制わいせつと児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで再逮捕した。 逮捕容疑は、12年12月15日と13年1月20日、沖縄県豊見城市内のホテルなどで、インターネットの掲示板を通じて知り合った同県南城市の小学6年(当時)の女子児童に、わいせつな行為をした上、デジタルカメラで動画の撮影をした疑い。元准教授は12年11月4日、愛知県名古屋市中区のホテルで、同市西区の当時中学1年の女子生徒(当時13)が18歳未満と知りながら、体を触るなどのわいせつな行為をしたとして、県青少年保護育成条例違反(わいせつ行為の禁止)の疑いで、13年11月に1度目の逮捕。 さらに、少女にみだらな行為をし、動画を撮影したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、同年12月に2度目の逮捕をされており、これが3度目の逮捕となった。元准教授の自宅パソコンからは、少女など約40人分のわいせつな画像や動画がみつかっており、まだまだ余罪が出てくる可能性もある。 それにしても、少女と遊びたいばかりに、東京からわざわざ沖縄まで遠征に行っていたとは、恐れ入る。 元准教授は中国やアフリカのコンゴに学校を建てるなどして、多くの表彰を受けている著名な建築家。05年4月から、慶応大学総合政策学部の准教授として勤務していたが、13年12月27日付で同大を依願退職したという。(蔵元英二)
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社会 2014年01月16日 11時45分
前代未聞! 宮城の女子高生が飲酒運転&スピード違反で現行犯逮捕
まさに、前代未聞の珍事件が起きた。 飲酒運転といえば、大人の犯罪とのイメージが強いが、よりによって、現役の女子高生が飲酒運転で御用になったのだ。事件が起きたのは、宮城県大崎市で、1月12日午後9時45分頃、同市古川李埣の国道で、パトロール中の宮城県警古川署員がスピード違反の疑いで1台の軽自動車を止めた。車を運転していたのは、大崎市の女子高生(18)で、知人の少年(19)が一緒に車に乗っていた。 スピード違反だけなら、さして珍しいことではないのだが、同署員が呼気検査をしたところ、なんと基準値以上のアルコールが検出されたため、飲酒運転も発覚。女子高生は道交法違反(酒気帯び運転、速度超過)の疑いで、現行犯逮捕されたのだ。 女子高生は、運転免許自体は所持しており、容疑を認めている。いうまでもなく、20歳未満の飲酒は法で禁止されている。その上、酒気帯び運転は悪質であるため、厳罰化が叫ばれている。 いくら、運転免許を取得済みとはいえ、高校生が酒を飲んで、車を運転した上、スピード違反も犯したとなると、かなり問題。酒気帯び運転は判断力、反射神経が乏しくなり、極めて危険。物損事故や人身事故を起こさなかっただけ、幸いだったともいえる。 高校生に限らず、すでに運転免許を所持している未成年者には、飲酒はもちろん、飲酒運転は厳に慎んでほしいものだ。(蔵元英二)