社会
-
社会 2021年08月29日 10時00分
横浜市長当選の山中竹春氏、さわやかイケメンと評判も、パワハラ疑惑など懸念要素も
8月22日に投開票が行われた横浜市長選挙で、立憲民主党が推薦、社民党、日本共産党が支援した野党系候補の山中竹春氏が当選を果たした。山中氏は、元横浜市立大学医学部教授で、データサイエンスの専門家としてコロナ関連でテレビ出演も果たしていた。当選時、48歳の若さであり、さわやかなイケメンといったイメージもあるが、多くの懸念要素がある。 最も大きなものがパワハラ疑惑だ。今回の市長選に立候補を表明していた元検察官で、弁護士の郷原信郎氏は5日に出馬を取りやめ、落選運動の展開を予告。郷原氏は特定の候補を応援しない代わりに、当選させてはいけない候補として山中氏と、菅義偉総理が支援した小此木八郎氏の名を挙げた。そこで山中氏の電話音声をYouTubeで公開したのだ。 >>横浜市長選出馬の田中康夫氏、過去の選挙では不利な状況から勝利 その戦略は?<< 8月17日に公開された第1弾では、山中氏は「僕は最後の行動に出るからね」「ほんと、潰れるよ」などと恫喝めいた音声が記録されている。山中氏側は内部文書で反論し、音声の主は本人である点は認めたものの、「潰れるよ」は研究プロジェクトの頓挫を憂慮する意図だったと説明している。 しかし、19日に公開された第2弾の動画では、郷原氏は音声は別の機会に録音されたものだと明らかにした。もともと音声は発信元の特定を防ぐため、一部の会話の編集がなされていた。郷原氏はオフィシャルサイトで「音声データの提供者であるA氏は、横浜市立大学と契約を締結しようとしていた比較的小規模の企業の役員であった」と記している。郷原氏はYouTubeチャンネルの文字ナレーションでも「このような発言を頻繁にされているので、誰に対する発言か、もはや思い出せないのではないでしょうか?」と疑問を示している。山中氏には、一連のパワハラ疑惑に対するはっきりとした説明は求められそうだ。 さらに、もう一つの懸念が行政の運営に関してだ。山中氏は50万票を超える得票を受けて当選したが、今後は、市議会や市役所側との激しい対立が予想される。元宮崎県知事、元衆議院議員の東国原英夫氏は、23日のツイッターで「しかし山中新市長、これから議会運営等大変だろうな。市議会・市役所(伏魔殿)・神奈川県・国(政府)、正に四面楚歌。魑魅魍魎・百鬼夜行・伏魔殿の世界。まぁ、山中氏もサンドバッグを覚悟して入って来たのだろうから」と憂慮している。地方自治を経験している東国原氏だからこそ、これからの困難が手に取るように予想されるのだろう。 波乱が予想される今後の展開にも、引き続き注目したいところだ。記事内の引用について郷原信郎氏のオフィシャルサイトより https://nobuogohara.com郷原信郎氏のYouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCwRc8DqGmOSFpC8pgNmMjlA東国原英夫氏のツイッターより https://twitter.com/higashi_kokuba
-
社会 2021年08月29日 07時00分
ひろゆきブロックだけじゃない 前澤友作氏はキレやすい? ケンカの相手は他にも
ZOZO創業者の前澤友作氏が、実業家のひろゆき氏をブロックし話題となっている。前澤氏は25日、マイホームを建てる計画のある人に現金10万円を配る企画を提案。これに批判が集まったが、前澤氏は「誰に配ろうが俺の好き」と怒りを滲ませたツイートをした(現在は削除済)。 これにひろゆき氏が「お金配りは営利企業のキャンペーンです!って、最初から認めておけばよかったのにね」とツイートしたところ、これを目にしたらしき前澤氏からブロックされたようだ。ひろゆき氏は「何がお気に召さなかったんですかねぇ。。。?」と疑問を示している。 >>志らく、前澤友作に苦言「本当の金持ちは金持ってると言わない」視聴者から称賛<< 前澤氏はこれまでにも怒りを露わにしたことがある。2012年10月には「ZOZOTOWN」の送料に苦言を呈した一般ユーザーに、「ただで商品が届くと思うんじゃねぇよ」「お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ」と暴言を吐いた。後に前澤氏は謝罪している。 2020年5月には【久々怒った】と絵文字付きのタイトルで、『読売新聞』(読売新聞社)の取材姿勢に対し、取材依頼書が期限の1時間前に届いたとし、「1時間以内に回答しろという強引な取材態度。取材に答えるべき?いや、常識疑うわ」と怒りを露わにしたツイートを行った。これには、前澤氏に同情の声が集まっている。 さらに、前澤氏は著名人との絡みもある。 2020年5月にデヴィ夫人が、ユニクロの柳井正会長が多額の個人資産を寄付した話題に関し、「前澤社長の資産の使い方とは大違いですね」とツイートすると、前澤氏は「私ごときをデヴィ様に存じて頂き光栄です」と返したのだ。飄々とはしているが、静かな怒りも感じられる。 また、「青汁王子」こと三崎優太氏も、26日のツイッターで前澤氏からのブロックを報告。「指摘したツイートも削除されてるし、図星すぎて怒っちゃったのかな」と書き込んでいる。三崎氏は、同日の別ツイートでは前澤氏の行動を「フォローロワーをお金に変えようとしてるのが見え透いていて本当に残念。最初から綺麗事を並べずに、企業の見込み客集めに『お金配ります』って素直に言えばいいのに」と批判的に捉えている。建設的な意見だと言えるが、それでもブロックしてしまうのは、前澤氏は意外と気が短いのかもしれない。記事内の引用についてひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246前澤友作氏のツイッターより https://twitter.com/yousuck2020デヴィ・スカルノ氏のツイッターより https://twitter.com/dewisukarno三崎優太氏のツイッターより https://twitter.com/misakism13
-
社会 2021年08月29日 06時00分
ルームメイト女性を殺害した同居人の女ら「流産の痛みを味合わせたかった」殺人容疑で起訴
最近、日本でも広まりつつあるルームシェア。アパートの一室や一軒家などに、複数の人が部屋をシェアして共同生活する生活スタイルだ。ルームシェアに慣れた欧米人でも、関係がこじれれば、殺人事件までに発展することがあるようだ。 米テキサス州地方裁判所で、妊婦女性に暴行を加え、首を絞めて殺害したとして、罪に問われていたルームメイトの女2人、男1人の裁判が開かれたと、海外ニュースサイト『WRIC』『True Crime Daily』などが8月20日までに報じた。 報道によると、2019年8月2日、同州警察は、テイラー郡アビリーンの住宅から、緊急通報の連絡を受けた。警察が駆け付けると、意識のない24歳の女性Aさんを発見。女性はすぐに病院へ搬送されたが、死亡が確認された。Aさんは妊娠6週目の妊婦で、お腹の胎児も死亡。父親については報じられていない。司法解剖の結果、女性は激しい暴行を受けたことによる外傷性ショック死または窒息死であった。 >>36歳男、15歳少女の部屋のクローゼットに1か月住み着き性行為繰り返す 両親が発見して男は逮捕<< 同住宅には、亡くなった24歳の女性Aさん、27歳の女B、27歳の女C、30歳の男Dの計4人が住んでいた。4人は、同住宅内でルームシェアをしていた。警察はAさんのルームメイト3人に事情聴取を実施。CおよびDは「散歩に出かけており家には誰もいなかった。帰宅したところ、バスタブにAさんが倒れているのを発見した」と語っていた。しかし、Bが室内に隠れているのを捜査員が発見。警察はB、C、Dの3人を重要参考人として、身柄を拘束、後にAさんを殺害した容疑で、3人とも逮捕、起訴した。 裁判所の資料によると、3人ともAさんに対する殺意は否認しているようだ。しかし、3人ともAさんに対して怒っていた事実を認め、Aさんを暴行したことも認めているという。事の発端はBだ。いつの時点かは不明だがBは妊娠、しかしAさんのせいで、Bは流産をしてしまったそうだ。Bが流産した原因などの詳細は報じられていない。Bの流産を受け、CおよびDも、Aさんに対する怒りを露わにした模様。 3人との関係が悪化する中、Aさんはある日の夜中、ルームメイトらの許可なく、男を複数名、家に入れる出来事が発生。男らを招き入れたのは、BおよびCの寝込みを襲わせようとしたためと3人は感じたそうだ。2019年8月2日、3人はAさんを追及。男らを家に入れて、寝込みを襲わせようとしたのか問いただしたところ、Aさんは否定。怒り狂った3人は、Aさんに殴る蹴るの暴行を加え、首を絞めたという。Bは木製の棒をAさんの肛門に突き刺して、性的暴行を加えたそうだ。3人とも、Aさんを暴行した理由について、「Bの流産の痛みを味合わせたかった」と語っているという。 現在もB、C、Dの裁判は続いている。3人とも殺人の容疑で起訴されており、第一級殺人罪で有罪となれば、終身刑の可能性もある。判決は、早ければ10月中に言い渡される予定だそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「3人で女性を攻撃するのは卑怯。いじめだ」「これだから、お金がかかっても一人暮らしが一番」「流産は本当につらい。このつらい経験を他の人にもしてほしいとは思わない。犯人の女らは残酷な人間だと思う」「Bが、他のルームメイトを仲間にして、女性を殺させた事件でしょ」「殺された女性は、ルームメイトの女に腹パンチでもして、流産させたのか?」「母親になったら、シェアハウスから出るべき。大人になろうよ」「どの人物にも同情できない事件だ」など、さまざまな声が上がった。 ルームシェアをすると、一緒に暮らす相手との関係は深くなりがちだ。一旦、関係がこじれると、修復は難しいかもしれない。何があったにせよ、命まで奪って良いはずがないだろう。記事内の引用について3 to be sentenced for killing pregnant Texas woman so she’d ‘feel the pain of a miscarriage’(WRIC)よりhttps://www.wric.com/news/crime/3-to-be-sentenced-for-killing-pregnant-texas-woman-so-shed-feel-the-pain-of-a-miscarriage/Texas roommates who wanted woman to ‘feel the pain of a miscarriage 'plead guilty to murder(True Crime Daily)よりhttps://truecrimedaily.com/2021/08/20/texas-roommates-who-wanted-woman-to-feel-pain-of-miscarriage-plead-guilty-to-murder/
-
-
社会 2021年08月28日 21時30分
警察官をボーガンとナイフで襲う高校二年生! その目的とは?【衝撃の未成年犯罪事件簿】
拳銃を盗み出すため、交番勤務の警官を狙う犯罪は古くから数多く報告されているが、ここまで用意周到な強盗はあまり類を見ないと思われる……。 1985年2月某日、東京都杉並区にある某派出所で30代の警官が机に向かい書類作成をしていた。 その警官の背後で大きな音がし、警官が振り向くとそこにはボーガン(洋弓銃)を手に持った男がいた。男は警官に矢を一発放った。 >>ファミコン大好き少年の犯罪……小学校から硫酸を持ち出した!【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 「あっ危ない!」 警官の胸に一本の矢が刺さった。だが、2月の非常に寒い時期。セーターなどを重ね着していたため、体に矢は刺さらず無事だった。 「しまった!」 殺し損ねたことに気が付いた男はすぐに逃走したが、すぐに警官が追いかけてきた。途中で行き止まりになり、今度は懐に隠し持っていた刃渡り約8センチのナイフを取り出し、警官に襲いかかった。ボーガンの矢は防いだ警官だったが、ナイフによる攻撃は防ぐことができず、肩や腕に傷を負ってしまった。 警官は「このままでは殺される」と感じ、拳銃を手にし、威嚇しようと地面を撃った。 弾は男の太ももに当たり、男はその場で倒れて逮捕された。 逮捕して分かったのだが、この男は東京都内の高校2年生A(17)だった。 担任の話によるとAは学校では大人しい性格で、人をボーガンやナイフで襲うような人間ではないという。 Aが、警官を襲った理由は以下の通りだ。Aには長年恋人がいたのだが、最近は不仲で「冷たい」と感じていたという。 そこでAくんは恋人を拳銃で殺し、その後自分も自殺しようと決意。ボーガンとナイフで武装し派出所を襲ったという。Aは血を流したまま警察に逮捕された。 なお、Aに当たった拳銃の弾は無 もっとも、ボーガンとナイフで武装するなら拳銃はいらなかったのでは?とツッコみたいところだが、高校生の頭の中はよく分からないものだ。
-
社会 2021年08月28日 19時00分
同僚は揃って黙秘、2人の後追い自殺…遺体なき行政マン殺害事件の真相は【未解決事件ファイル】
2001年10月31日、栃木県鹿沼市環境対策部の参事が行方不明となる事件が起きた。同日17時頃、職場からわずか200メートル離れた路上で自転車やカバンなどが散乱しているのが発見されており、何らかの事件に巻き込まれたとみられる。 被害者の失踪から1年以上経過した2003年、参事を拉致監禁した疑いがあるとして実行犯グループの3人と首謀者の計4人が容疑者として浮上。3人を逮捕し、首謀者には逮捕状を取った。暴力団関係者である実行犯グループは、首謀者からの報酬目当てで被害者の殺害を請け負ったと供述。実行犯グループによると、首謀者は廃棄物処理業者の代表で、被害者から廃棄物処理について行政指導を受けて恨みを持ち、知人を通じて暴力団関係者に殺害を依頼したという。 >>「警察を呼んで!」家出女性を襲った悲劇 真相不明のまま迎えた衝撃の結末とは 【未解決事件ファイル】<< 被害者は群馬県内の山中へと連れ去られ、拳銃で胸を撃たれ殺害されたという。実行犯グループは、遺体をそのまま放置したと証言。殺害現場付近の捜査が行われたが、現在まで遺体や所持品などは一切見つかっていない。 さらに、事件の首謀者は実行犯グループが逮捕された後「自分は関係ない」とのメモを残してまもなく自殺。自殺の理由は不明だ。事件の詳細を知るはずの市役所職員一同は口を開かずほぼ黙秘。捜査は難航した。 「全国暴力追放運動推進センター」は、この事件の背景には行政の腐敗が挙げられるとしている。鹿沼市は、この首謀者が廃棄物処理のルールを違反していたにもかかわらず黙認していた。そんな中で新たな環境対策部の担当となった被害者は、これまでの腐敗した体制を知りながらも、正しい在り方を貫こうと首謀者にルール違反を指摘。これが事件に巻き込まれる原因となってしまったという。 警察の捜査が進むにつれて市役所内のずさんな体制が浮き彫りとなり、市役所職員たちの口が重かったのも「庁内の腐敗が表面化するのを防ぐため」と発覚した。また、責任を感じた環境対策部の前任者の担当職員は、首謀者が自殺した5日後に市役所の上層階から飛び降りて自殺している。 現在も栃木県警察が被害者の情報提供を呼び掛けているが、遺体発見の手がかりとなる情報は未だつかめていない。鹿沼市からも事件に関する言及やコメントはない状況。一日も早い被害者の発見を願うばかりだ。記事内の引用について『ジャーナリストによる行政対象暴力の実態報告』(全国暴力追放運動推進センター)よりhttps://www.zenboutsui.jp/iken/kako/kotoba/kotoba02.html
-
-
社会 2021年08月28日 10時00分
自民党総裁選出馬の岸田氏、妻との亭主関白ショットで話題作りも評価は「とにかく地味?」
9月に行われる自民党総裁選挙に、26日、岸田文雄衆議院議員が出馬に意欲を表明した。岸田氏は昨年行われた総裁選に出馬し、菅義偉氏に次いで2位となった。その前の2018年にも出馬を検討していたが、取りやめている経緯がある。 岸田氏は、生真面目なキャラクターで周囲の評価は「とにかく地味」なるものだ。元参議院議員、元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏は「岸田とは『面白いエピソードがない』のがエピソードである」と評している。 >>金子恵美元議員、“菅総理では選挙戦えない”に「候補者からすると本音」とズバリ 総裁選顔ぶれを予測<< そんな岸田氏が一瞬ネットを騒がせたのが、妻との2ショットだ。昨年9月2日、総裁選の最中にツイッターに「夜のテレビ出演の合間に、地元から上京してきてくれた妻が食事を作ってくれました。ありがたいです」というメッセージを写真付きで投稿。写真は椅子に座り食事を前にした岸田氏の脇に、腕を前に組み立ったままの妻が映り込んでおり、「亭主関白か?」と注目を集めたのだ。ただ、岸田氏は風呂掃除や皿洗いなど家事を分担していると記者会見で釈明。「私は妻に対してそんなに強い立場にない」とコメントした。さらに妻も、取材にそうした関係を否定している。 この食事風景の写真は、話題作りの一つだったのかもしれないが、あっさりと収束してしまった印象がある。 岸田氏はほかの大物政治家に比べて、失言などの「お騒がせ要素」が少ない。その分、地味すぎて人間的な魅力を欠くといった見方が出てしまうのだろう。こうしたイメージをいかに払拭するかが、今回の総裁選勝利の鍵と言えるかもしれない。記事内の引用について舛添要一氏のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/shintomasuzoe/岸田文雄氏のツイッターより https://twitter.com/kishida230
-
社会 2021年08月28日 07時00分
炎上、謝罪も失敗のDaiGoと河村市長に共通点? なぜ騒動は大きくなってしまったのか
最近ネットで炎上し、引き続き話題となっている河村たかし名古屋市長と、メンタリストDaiGo。河村市長は、東京オリンピックで活躍した女子ソフトボール日本代表・後藤希友投手の金メダルをかじったことが原因で炎上し、DaiGoはYouTubeの配信動画での、ホームレスの人や生活保護受給者に対する差別発言が原因で炎上していた。2人はそれぞれ自らの非を認めて謝罪したものの、ネットでは未だに非難の声が絶えずにいる。 一見するとまったく別物のように思える出来事だが、実はこの2人が起こした騒動には、大きく分けて3つの共通点が見られる。 >>DaiGo、涙ながらの謝罪も“過去の投稿”が物議 「少しオーバーに泣くこと」効果的な謝罪を説いていた?<< 1つ目は、2人の“エンターテインメント気質”だ。 河村市長は、今回の問題行動の動機を「盛り上げるためだった」と説明している。そんな河村市長は、もともと「あけっぴろげ」で「目立ちたがり屋」といった印象を周りに与えていた。 DaiGoはこれまでにもYouTube配信の中で世間のタブーを覆すような発言で注目を集めることがあった。持論を強調するあまり極端な表現を選ぶ傾向があり、自分の意見と対立する人を挑発することも多かったため、炎上商法の一環と捉える見方もあるが、果たしてどこからどこまでが計算の上でのことかは本人にしか分からない。ただ、もとはと言えば「メンタリスト」という名のエンターテイナーであることは確かだ。 2つ目は、“差別に対する世間との感覚のズレ”。 河村市長は、これまでにも女性に関しステレオタイプ的な発言をする場面が多く見られていた。今回の問題行動の後に受けたというハラスメント講習では、「ハラスメントはいじわるをいうことを中心的に考えてきた」と、ハラスメントの定義について誤解があったことに気づいたと話している。こうしたハラスメントについての感覚のズレは、河村市長だけでなく、ネットネイティブ以前の世代によく見られ、似たような問題が浮上するたびに、世代によって異なるハラスメントに対する意識の違いが浮き彫りになる。一方で、地位や年齢の高さが壁となって周囲が本人に注意しづらいケースも多く、本人はいざ問題となってから初めて認識することも少なくない。 DaiGoは問題の動画以来、LGBTQの集まりに参加する人や妊娠できない女性に対する過去の発言が掘り返されており、そもそも偏見が強い傾向があったことが分かる。DaiGoの配信する動画は対話よりも独り語りがメインであり、有料会員サロンに参加するような熱心なファン以外も訪れるコメント欄は基本的に閉鎖か承認制としている。このようにファンに持ち上げられるばかりの状況の中では、自分本位で偏った思想が強くなっていくのも無理はないだろう。 3つ目の共通点は、“謝罪が伝わらなかったこと”。 河村市長の謝罪会見に対して、ネットでは「謝罪文を棒読みしている」「深刻さが感じられない」「本当に悪いと思っていない」など厳しい声が多く寄せられた。その後に公開された市職員宛ての直筆の謝罪文には雑な印象を受けた人が多く、「人を小馬鹿にしている」と捉える声もあり、鎮火させるどころか、再び炎上させる結果となってしまった。 DaiGoの場合、最初の謝罪動画では「謝罪になっていない」との声が集まり批判を浴びた。2回目での謝罪では、雰囲気をガラッと変え、スーツで登場し、涙ながらの謝罪を行ったものの、過去にアップしていた「効果的な謝罪方法」などについて説明した動画が掘り返されたことから、それと重ねて「計算された謝罪動画」「嘘泣き」と捉えられるなど、思うような謝罪の効果を得ることができなかった。その後も、差別的な発言を含む過去動画や「謝罪しろという人たちは頭が悪い」「馬鹿だと思えばいい」などとレクチャーする動画が掘り返されるなど、どこまでも収拾がつかないでいる。 こうした共通点は、問題を引き起こした原因に他ならない。しかし、エンターテインメント気質は時に人を楽しませ、日常に刺激や笑顔を与えてくれるという良いところもある。世間とのズレは多かれ少なかれ誰にでもあるもので、心から反省したのかどうかは、実際のところ本人次第である。 いずれにせよ、人格は生涯固定されたものではなく、経験や学習によって変容していくもの。本当に内省した証は、これからの行動や言動に表れるはずである。文:心理カウンセラー 吉田明日香
-
社会 2021年08月28日 06時00分
トイレのラバーカップを下半身に突き刺して女性を殺害 近所の男に終身刑判決
昨今、悲惨な事件や事故は後を絶たない。またも耳をふさぎたくなるような、残酷な事件がアメリカで発生した。 米コロラド州ウェルド地方裁判所は、トイレのラバーカップの柄の部分を突き刺して、女性を殺害した罪に問われていた67歳の男に対し終身刑を言い渡したと、コロラド州ウェルド郡検事局、海外ニュースサイト『KDVR』などが8月20日までに報じた。 >>女生徒に性的暴行を加えた女教師が逮捕 「自殺する」と脅してほぼ毎日行為に及んだか<< 報道によると2018年4月25日、同州警察は、高齢者用集合住宅のアパートの一室から緊急通報を受けたという。通報したのはこの部屋に住む男だ。警察が男の部屋に駆けつけると、床は血の海で、裸の女性が倒れていた。女性の肛門には長さ45センチほどの木製の棒が突き刺さっていた。木製の棒は、トイレ用ラバーカップの柄の部分だそうだ。女性はその場で死亡が確認された。棒が刺さったことによる出血多量が原因とみられる。 のちに女性の身元が判明。当時58歳で、同じ高齢者コミュニティ内の集合住宅に住んでいた。女性が男と同じアパートに住んでいたかは不明だが、ご近所さんだと報じられている。 男によると、女性とは「恋愛関係にあった」と主張。続けて「女性は性交渉を楽しむために私の家に来た。乱暴なプレイが好みで、女性は喜んでいたが、突然意識を失った」などと警察に説明。しかし当初から警察は、男の説明に疑いを持っていたそうだ。室内は荒れており、2人が争ったような形跡があったからだ。女性の顔に、殴られたような痕もあった。 警察は周囲に聞き込みを開始。男の上階の住人によると、事件当日の夕方、男と女性の言い争う声が聞こえたそうだ。その直後、壁に何かを打ち付けるような、ドシンと大きな音が3度響き、静かになったという。警察はレイプがらみの殺人事件とみて捜査を進めていった。警察の調べでは、男の主張する「恋愛関係」は確認できなかった模様。男と女性はご近所さんだが、ほぼ面識はない。過去、2人が交流していた様子も確認できなかったという。 女性がどのような経緯で男のアパートを訪れたのかは、明らかになっていない。警察は、男が女性に性的暴行を加えたうえで殺害したとして、殺人罪で男を逮捕、起訴したそうだ。男は容疑を否認。のちに開かれた裁判では、検察側と主張が対立した模様。約3年続いた法廷闘争の末、8月19日に裁判所は男に第1級殺人罪、性的暴行など複数の罪で有罪判決、終身刑を言い渡した。女性の娘は取材に対し「母は誰に対しても優しい人だった。男を信用して油断した結果、命を失ってしまった」と話している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「レイプ殺人にしては、かなりひどい。残酷な男だ」「ご近所さんだし。お年寄りが助けを求めてきたら断れない。女性の善意に付け込んだ卑劣な犯行」「現場を見た警察官はトラウマもの」「尻にトイレ掃除棒? これは一体何のプレイ?」「女性ひとりで、知らない男の家に入るのは危険」「人を信用するのはよいが、あまりにも不用心すぎないか」など、さまざまな声が上がった。 ご近所さんは顔見知りも多く、信用してしまいがちだ。女性ならば、密室で2人きりにならないなど、用心するに越したことはないだろう。記事内の引用についてMan convicted of brutally murdering Greeley woman with plunger handle(コロラド州ウェルド郡検事局サイト)より https://www.weldda.com/News/2021-News/Greeley-man-sentenced-to-life-in-prison-for-2018-murderGreeley man who murdered woman with toilet plunger handle gets life sentence(KDVR)よりhttps://kdvr.com/news/local/greeley-man-who-murdered-woman-with-toilet-plunger-handle-gets-life-sentence/
-
社会 2021年08月27日 22時00分
25歳男、5歳の息子をサバゲー用の銃で十数発撃ち逮捕 妻から被害の申告
岐阜県岐阜市で、5歳の息子にサバイバルゲームで使用するおもちゃの銃を発射し体に当てていたとして、岐阜県美濃加茂市の25歳の会社員男が逮捕された。 警察によると、男は22日、岐阜市の親戚の家を訪れた際、5歳の息子に対しサバイバルゲームで使用するおもちゃの銃を向け、十数発弾を発射し、身体に命中させた疑いが持たれている。その後25日になり、男の妻が警察に「子どもが父親におもちゃの銃で撃たれた」と被害の申告があり、事件が発覚。26日、男を暴行の疑いで逮捕した。現在のところ、男の認否などは明らかにしていない。 >>31歳男、5歳女児を結束バンドで縛り逆さ吊りにして水攻め 「ご飯をこぼした時に暴行」日常的な虐待も<< 犯行のあった家を警察が捜査したところ、エアガンなどが見つかっていたとのこと。男が日常的に暴力やおもちゃの銃を撃っていた可能性もあると見て、警察が調べを進めている。おもちゃとは言え、息子に銃口を向け、弾を発射していたとは、驚きであり異常である。 男の犯罪に、「おもちゃとは言え、銃口を自分に向けられ撃たれた子どもの気持ちは察するに余りある。トラウマになってしまったかもしれない」「状況が不明だけど、親戚は止めなかったのか。まさか標的にして当て、楽しんでいたのではないか」「25歳にもなって、子どもじみたことをしている。こんな人間を親に持ってしまった5歳の子が不憫」と男に怒りの声が上がる。 また、「母親が被害を申告したのは良かった」「こんなことをする父親とは離婚して、子育てをしてほしい」「もし親戚も体に命中する様子を楽しんでいたのなら、とんでもない話。離縁するべきだ」という声も上がっていた。
-
-
社会 2021年08月27日 19時00分
梅沢富美男「こいつらお殿様だから」「反省の色なんかない」二階幹事長次男のクラブ飲食報道に怒り
8月26日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、梅沢富美男が自民党の二階俊博幹事長の49歳次男のクラブ通い報道に激しい怒りを示した。 『週刊文春』(文藝春秋)ならびに同誌のウェブサイト「文春オンライン」には、二階氏の次男が、緊急事態宣言下であるにも関わらず、銀座のクラブに足を運び、深夜まで滞在していたと報じられている。次男は2008年から09年にかけて経済産業大臣だった二階氏の大臣秘書官を務めていた。二階氏は厳重注意を行ったという。 >>梅沢富美男「テレビ局が取り上げたか?」五輪中の高速代値上げに怒り 菅総理の取材対応もバッサリ<< これに対し、梅沢は「こいつらはお殿様だから俺らみたいな下々の人間がどうのこうの言ったって聞く耳持たないから。聞く耳持たないからこういうことするんだよ」とバッサリと切り捨てた。 さらに、自分の立場を振り返り、「俺らみたいに『こういうことしたらいけねえな、ああいうことしたらいけねえな』って(思っていない)。芸能人だったら大変だよ。こいつらそう思ってないから。反省の色なんかもないし」とコメント。これには「反省していないっていうのは確かにある」「梅沢、ガチ怒りだな」といった声が聞かれた。 梅沢は、二階氏が務める幹事長という役職は、選挙の金庫番であり誰もが一度はやりたい重要なポジションであると説明。「その人の息子がこんなことして。どうなんだろう。罰則も何も無いんだろう」と皮肉コメント。さらに、息子には「恥ずかしいと思え、いい歳こきやがって。みんな我慢してんだ。みんなギリギリで頑張ってるのに」と怒りを炸裂させた。 このほか、梅沢は二階幹事長の会食問題にも「黙って会食したんだって。5人で。喋りもしなかったって。テレパシーか!」と強烈なツッコミを浴びせていた。これには、ネット上で「これは意外な角度のツッコミフレーズ、バチッと決まって笑った」「本当言い訳が苦しすぎ」といった声が聞かれた。
-
社会
〈企業・経済深層レポート〉 婚活、農業、不動産…多業種で脚光を浴びるマッチングサービス
2019年11月13日 06時00分
-
社会
「ノートをレンジでチン」動画、子供が真似し危うく大事故に その後親にも批判殺到【暴走ユーチューバー炎上事件】
2019年11月13日 06時00分
-
社会
北朝鮮 金正恩委員長が震え上がる米軍「イスラム国指導者殺害」
2019年11月12日 22時00分
-
社会
園児暴行の保育園副園長、保育士にも下唇が切れるほどの暴行が判明し逮捕 開き直った発言にも呆れ声
2019年11月12日 11時45分
-
社会
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第344回 医療の「余裕」を削減してはならない
2019年11月12日 06時00分
-
社会
池袋暴走事件の飯塚氏「安全な車を開発するように」「高齢者が安心して運転できる社会に」と発言、批判集まる
2019年11月11日 12時20分
-
社会
菅官房長官包囲網 子飼い議員狙い撃ち“ゴリ押し大臣”辞任ドミノ裏
2019年11月11日 06時30分
-
社会
田中角栄「怒涛の戦後史」(12)元首相・佐藤栄作(中)
2019年11月11日 06時00分
-
社会
列車で喫煙した68歳男、車掌に注意されるとキレて破壊行為【キレる高齢者の迷惑事件簿】
2019年11月11日 06時00分
-
社会
発狂した夫婦が小学生バスを襲撃! 女は半裸で角材を振り回す【背筋も凍る!女の事件簿】
2019年11月10日 22時30分
-
社会
『東京モーターショー』大盛況で閉幕も自動車メーカー“販売不振”で青息吐息
2019年11月10日 22時00分
-
社会
うつや虐待の防止に日本も取り入れたい? ドイツは産後3日で帰宅も安心して過ごせる習慣とは?
2019年11月10日 14時00分
-
社会
金ピカ先生の孤独死、転落の原因は浪費癖? “バブル組”が引きずる後遺症
2019年11月10日 06時00分
-
社会
若き自衛官の不審死、不可解な自殺判定 噂される地元暴走族との関連とは【未解決事件ファイル】
2019年11月09日 22時30分
-
社会
幼稚園児の声に激怒した71歳男が脅迫文を投函 同情の声も…【キレる高齢者の迷惑事件簿】
2019年11月09日 06時00分
-
社会
今井絵理子議員「約1億円の資産」公開も“あの恋人”のフトコロ事情が…
2019年11月09日 06時00分
-
社会
韓国で再び自殺者数増加…文在寅政権のヒズミに歯止めかからず
2019年11月08日 19時00分
-
社会
会社の金を2億5000万円横領、キャバクラにつぎ込む 49歳・経理責任者の男、呆れた行動にドン引き
2019年11月08日 19時00分
-
社会
米国産輸入小麦の90%以上から発がん性物質グリホサートが検出
2019年11月08日 12時00分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
