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トイレのラバーカップを下半身に突き刺して女性を殺害 近所の男に終身刑判決

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画像はイメージです

 昨今、悲惨な事件や事故は後を絶たない。またも耳をふさぎたくなるような、残酷な事件がアメリカで発生した。

 米コロラド州ウェルド地方裁判所は、トイレのラバーカップの柄の部分を突き刺して、女性を殺害した罪に問われていた67歳の男に対し終身刑を言い渡したと、コロラド州ウェルド郡検事局、海外ニュースサイト『KDVR』などが8月20日までに報じた。

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 報道によると2018年4月25日、同州警察は、高齢者用集合住宅のアパートの一室から緊急通報を受けたという。通報したのはこの部屋に住む男だ。警察が男の部屋に駆けつけると、床は血の海で、裸の女性が倒れていた。女性の肛門には長さ45センチほどの木製の棒が突き刺さっていた。木製の棒は、トイレ用ラバーカップの柄の部分だそうだ。女性はその場で死亡が確認された。棒が刺さったことによる出血多量が原因とみられる。

 のちに女性の身元が判明。当時58歳で、同じ高齢者コミュニティ内の集合住宅に住んでいた。女性が男と同じアパートに住んでいたかは不明だが、ご近所さんだと報じられている。

 男によると、女性とは「恋愛関係にあった」と主張。続けて「女性は性交渉を楽しむために私の家に来た。乱暴なプレイが好みで、女性は喜んでいたが、突然意識を失った」などと警察に説明。しかし当初から警察は、男の説明に疑いを持っていたそうだ。室内は荒れており、2人が争ったような形跡があったからだ。女性の顔に、殴られたような痕もあった。

 警察は周囲に聞き込みを開始。男の上階の住人によると、事件当日の夕方、男と女性の言い争う声が聞こえたそうだ。その直後、壁に何かを打ち付けるような、ドシンと大きな音が3度響き、静かになったという。警察はレイプがらみの殺人事件とみて捜査を進めていった。警察の調べでは、男の主張する「恋愛関係」は確認できなかった模様。男と女性はご近所さんだが、ほぼ面識はない。過去、2人が交流していた様子も確認できなかったという。

 女性がどのような経緯で男のアパートを訪れたのかは、明らかになっていない。警察は、男が女性に性的暴行を加えたうえで殺害したとして、殺人罪で男を逮捕、起訴したそうだ。男は容疑を否認。のちに開かれた裁判では、検察側と主張が対立した模様。約3年続いた法廷闘争の末、8月19日に裁判所は男に第1級殺人罪、性的暴行など複数の罪で有罪判決、終身刑を言い渡した。女性の娘は取材に対し「母は誰に対しても優しい人だった。男を信用して油断した結果、命を失ってしまった」と話している。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「レイプ殺人にしては、かなりひどい。残酷な男だ」「ご近所さんだし。お年寄りが助けを求めてきたら断れない。女性の善意に付け込んだ卑劣な犯行」「現場を見た警察官はトラウマもの」「尻にトイレ掃除棒? これは一体何のプレイ?」「女性ひとりで、知らない男の家に入るのは危険」「人を信用するのはよいが、あまりにも不用心すぎないか」など、さまざまな声が上がった。

 ご近所さんは顔見知りも多く、信用してしまいがちだ。女性ならば、密室で2人きりにならないなど、用心するに越したことはないだろう。

記事内の引用について
Man convicted of brutally murdering Greeley woman with plunger handle(コロラド州ウェルド郡検事局サイト)より 
https://www.weldda.com/News/2021-News/Greeley-man-sentenced-to-life-in-prison-for-2018-murder
Greeley man who murdered woman with toilet plunger handle gets life sentence(KDVR)より
https://kdvr.com/news/local/greeley-man-who-murdered-woman-with-toilet-plunger-handle-gets-life-sentence/

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