社会
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社会 2010年07月12日 11時00分
ツイッターにフィルタリング規制なんてあるの? 孫さんの犯罪予告動画の謎
孫さんが怪気炎を上げているある動画がちょっとした話題だ。 何かの会合での記者からの質問に対し、孫氏が、 「18歳以下はフィルタリングをかけてツイッターを使えないように政府が命令すれば、大人と子供がコミュニケーションをするコミュニケーション革命…人と人とのコミュニケーションという神の摂理に対する冒涜だ。こんなことがあったら、総務省にガソリンを持って行き、火を点けると予告しておきます。犯罪予告(不敵な笑み)」 と燃え上がっているのである。動画は、 「もしそんな基準があるとしたら変えねばならん。それが革命だ」 という氏の話で締めくくられている。 〈RBB TODAY〉というメディアによるとこれは、2010年5月18日、ソフトバンクが新携帯端末発表の記者会見を都内で開いた際の記者との質疑応答の場面。 −−Twitter(ツイッター)はコミュニケーションサイトに分類されるため、(携帯からのアクセスの場合)フィルタリングがかかり、18歳未満のユーザーは使えないと思うが何か対策はしているか? という質問に対する返答のようだ。 総務省の担当部署によると、 「総務省はツイッター規制を一切行っていません。携帯電話のフィルタリング規制については、青少年の育成を題目に平成21年4月1日を施行日として、以後規制をしています。ただしやり方としては、コミュニケーションサイト、出会い系、アダルト、青少年に害のあるサイト…といったところを親御さんがフィルタリングして閲覧制限出来るようになっている、ということ。ですから利用年齢制限も設けていませんし、仮に『YAHOO!JAPAN』だって見られないようすることが出来る。よって“総務省がツイッターをコミュニケーションサイトのカテゴリーに入れて携帯規制した”ということですらありませんよ」 ということだった。 総務省によるツイッター規制はない。なら結局は、記者の誘導質問に、孫さんがノッて挑発発言をした、というあたりがこの問題の真相だろうか。 ところで別の総務省関係者は、 「そういった(動画の)情報は漏れ聞いたが、規制について一言も言ったことが無く わからない。相手に聞いてもらわないと」と憤慨気味。 既にツイッター規制をめぐって両者がけん制しあっている、ということだけは間違いなさそうである。
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社会 2010年07月10日 14時00分
年収200万円が壁となっている派遣社員たち
現在、全就業者に占める年収が300万円以下の割合が、全体の4割を占める時代になった。中でも年収200万以下の割合が、2008年には23.3%となった。派遣社員と言われる労働者には、それこそピンからキリまである。当初の派遣社員とは、通訳などの特殊技能職であった。彼らはむしろ、一般的な会社員よりも高給なほどだった。 それが、2004年の派遣法改正によって、工場などの単純作業への派遣が認可されると、これらの工場における派遣社員の数が急増したのである。工場における派遣社員は、雇用の調整弁と呼ばれて重宝された。企業の繁忙期だけ彼らを雇用し、それが過ぎれば派遣社員は解雇されるのが通例であった。しかも彼らは低時給で働き、不要となれば即解雇できることも企業にとっても都合が良かったのである。 これら殆どの派遣社員は年収200万円以下で喘いでいるのが現状である。仮に自給900円で契約したとしよう。1日の日給は7200円となり、月平均20日勤務の場合の月収は僅か14万4千円に過ぎない。これで年収に換算しても、年収は172万8千円となり200万円には届かない。しかも、給料は日給月給制となっており、派遣先の大手企業の勤怠カレンダーと合わせる必要がある。年末年始、GW、夏季休暇と企業が休みの分、彼ら派遣社員の収入が減るのは明らかである。おまけに不景気で残業など出来る状況ではない。月の月収からは、社会保険料や、あるいは派遣会社で借りているアパートの賃貸料などを更に引かれるのである。これでは派遣社員のほとんどは食べるのに精一杯で、貯蓄などできる余裕が無い。 これらの派遣社員の年齢層は、下は20代から、上は40代までと様々である。学歴も中卒から、大卒まで様々であるが、彼らの学歴は派遣社員には関係がないのが実情である。派遣社員でも勤怠状況が悪い者や、仕事覚えが悪い者は、まず早期に解雇される運命にある。彼らの人生の辛苦を考える暇人は残念ながら存在しない。工場での単純労働派遣社員を考えている人は、まずもう一度、ハローワークへ行くべきである。それでも派遣社員として働くのであれば、紹介制派遣と言う、半年や1年後に派遣先の正社員となれる制度の派遣を選択するのが良いだろう。 残念ながら、単純労働派遣社員は、使い捨てに過ぎないのである。貴方がどんなにその派遣先企業を愛していても、あなたは彼らに相手になどされていない世界なのである。派遣社員も現在は、自己責任の時代なのである。
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社会 2010年07月10日 12時00分
給食運搬員は、大事な仕事なのか
西宮市内の公立小中学校で、リフトを使って給食を上階に運んだり下げたりするだけの〈給食運搬員〉が40年近く配置されていたそうだ。民間委託で、2010年度は委託料として7小中学校で計約1800万円を西宮市から支出しているらしい。おそるべきどんぶり勘定ぶりである。 専門の人員が、給食室からリフトまで運び、階上に到着したリフトから配膳室まで運ぶのだそうで、正気の沙汰ではない。 以前、月刊誌の公務員叩きキャンペーンで10本程度記事を書いたとき、“緑のおばさん年収800万円”の説明ページに、こんな人がやる仕事と、かなり酷いことを書いて、編集者氏に叱られた。過激に書けと言われたのだが、やりすぎたようだ。(笑)でも、その程度の感想しか思い浮かばないのも事実ではないだろうか。給食のおばさんもそうだったが、この手の仕事は、やはり丸一日拘束されてすらいなかった。 同特集では、百枚以上にも及ぶ資料を渡されたのだが、一番驚いたのは、公務員の手当ての多さである。規定時間以上にパソコンを触ったら目が悪くなるから手当て、市民からのクレームに対応したらごくろうさん手当て、雨が降って傘をさしたら手当て…といった具合で、基本給は普通でも、全部足すとどうでもいい仕事でもとんでもない額になっているのである。 西宮市の関係者によると、 「給食運搬業者は、給食とは関係ない引越し業のような業者。毎年入札を行っているので特定の業者だけに委託料を払っているということはない。昭和40年代に子供が増えて、それまで教室は3階までだったが、教室を4階にまで設置せざるを得なくなり、給食調理時間に給食業者がリフトを動かすのが不可能になった」 のだそうだが、そんな話はよその地域では聞いたこともない。また、 「給食運搬員の人員は各校2,3人で、年間通して働いてもらっている。委託料は業者に渡している」(同氏) そうだ。果たして、個人のギャラは仕事内容に見合うものなのだろうか…。 西宮市といえば、阪神淡路大震災の直撃を受けて、財政再建の点で全国から注目されている市町村だ。2011年度の業者入札は出来れば止めてほしいものである。 いずれ、この件については、“のんびり関西流”的な契約ぶりには、「No!」といいたい。(了)
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社会 2010年07月09日 12時00分
銀座ママひったくり事件現場を往く
今年1月、銀座の路上ですし店店員女性(54)のハンドバッグをバイクで近づいて奪ったひったくり事件の犯人たちが捕まった。いずれも16〜17歳の少年5人組による犯行だったが、「銀座のママを狙った」と供述している。ほかにも金持ちのいそうな場所で同じようなことをくりかえしていたという。現状、銀座の治安はどうなのか。早速向かった。 平日だが、それなりに人通りは多い。数寄屋橋交差点の交番には10人近い警官がいる。すぐ近くにも銀座4丁目交番がある。ここは秋葉事件の現場に比較的近いこともあるのだろうが、こういった厳戒体制ではひったくり事件など起きようもない。 「ここの治安はいいですが、7丁目には交番がないから狙われる」(お巡りさん) ということで、いよいよ銀座のクラブ街である新橋駅最寄の銀座7丁目方面へ歩を進めた。 まずは、銀座駅近くにも裏通りに高いクラブがたくさんある。ここらへんの店もいわゆる銀座のクラブ、だ。途中で東南アジア人の着物のホステスとすれ違った。 やがて到着。福沢諭吉のつくった交旬ビルの周辺には、紫のパンプス、穴の開いたデザインの網タイツのようなストッキング、金髪のトサカ、などなどそれぞれがひとめで夜の女とわかる女性たち、それに着物の女性たちなどがご出勤の途であった。 中で抜群に綺麗な女性たちは、黒いワンピースに黒髪をかっちりと“ふんわり夜会”(謎)風の髪型が主流の様子。みな化粧はそれなりに濃い目だ。 それにしても誰もひったくり事件を知らなかった。見事なまでのいわゆる“空振り”。ライターにとってもっともつらい状況である(笑)が、結局ひったくりはあまりない、という結論でいいだろうか。 最後にヤナセの前の店のシスタ系推定177cm、ガングロだが綺麗なホステスさんにも聞いてみたが「ここは銀座ですからね…(ひったくりなんてね)」と軽くあしらわれる。 慣れない銀座観察を続けるうちに、時刻はもう7時30分過ぎ。同伴出勤の相手のおじさん達も、心なしか銀座族は品がいいようだ。それと30代サラリーマンとホステスの組み合わせがけっこう多いようだ…。 背広にピンクのネクタイ、ちょんまげの関取風も夜の遊びのご出勤、そんな光景を眺めながら帰路に就く途中、7丁目最寄の新橋駅近くで、「エクスキューズ・ミー.キャン・ユー・スピーク・イングリッシュ?」と後ろから声をかけられた。 しつこくついてくる男に仕方なく、はい英語少しだけ、そう告げるや、 「アイム・フロム・インディア.アイ・ハブ・ノー・ジョブ.アイム・ハングリー」 見た目は普通のインド人であった。 冗談じゃない、と思い、 「ア、ア…アイム・ノット・エンプロイヤー.プリーズ・ゴー・トゥー・ポリス!」 まったく似合わない外人風身振り手振りもなぜか織り交ぜてしまいながら、一蹴した。 と、男は(なんだよ)というような険しい顔をしたが、すぐ残念そうに去っていった。一瞬そういう助け合いの習慣が向こうではあるのか? などと考えたが、だけど、どうすることも出来ない。 日本>東京>銀座、みたいな安易な絞込みで、ここに流れて金を手に入れようとするのは、ある意味、各地でさまざまな金を取る計画を立てては同じようなことをしてきた少年たちと一緒の行為であろう。金離れがよさそうな街・銀座は常に狙われるのかもしれない。 しかし、銀座のタクシーも現在は近隣の上野方面の飲み屋街に流れていっているようだ。そんな不景気に、悪いやつらの思惑通りにはいかないのではないだろうか。(了)
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社会 2010年07月09日 11時30分
知られざる“大相撲賭博”の実態
野球賭博事件で揺れる国技・大相撲。事件発覚から日が経つにつれ、力士たちの“ギャンブル漬け”の実態が明らかになっているが、過去にブームとなった“大相撲賭博”に警察が介入していたことをご存じだろうか? 問題となったのは、「若貴ブーム」空前の相撲人気だった92年ごろに近畿地方を中心に全国に流行した力士の勝ち星を予想して点数を競う「大相撲懸賞クイズ」。 同クイズは大阪市内の業者が85年から始めたもので、全国250の支部にウーロン茶やドライバーセットなどの商品を2000円で卸す。支部は地元の喫茶店やスーパー、クリーニング店、スナックなどを通し、1口3000円で商品と申込用紙を配布。応募者の申込用紙は逆のルートでの本部へファックスで送り届けられる。 参加者は幕内力士の中から10人をリストアップして10点から1点までに分けた枠に力士の名前を書き込み、点数に勝ち星を掛けた総合得点を競う。平幕から関脇の力士が横綱を倒す金星で点数は3倍、大関を倒す銀星で2倍になるなど、ほかにも細かいルールが設定されており15日間の総得点をほかの参加者と競う。 先場所の5月場所の星取り表から計算すると、10点に配置して最高点を獲得できるのは横綱・白鵬(15勝0敗)で150点。白鵬に次ぐ成績は平幕・阿覧(12勝3敗)で金星・銀星はないから120点。平幕・栃ノ心(8勝7敗)は4大関から銀星をあげたため、阿覧と同じ120点…というように、横綱・大関よりも好成績と金星・銀星が期待できる関脇までの力士を上位に配置するのが高得点獲得のコツだ。 このクイズは景品が豪華だったため流行った。優勝A賞が乗用車と大型テレビ、同B賞がハワイ旅行と大型テレビで順位に応じて家電商品や日用雑貨がもらえるほか、殊勲賞などを設け、応募者の3.5人に一人は景品が当たったのだ。 スーパーの売り場にクイズの星取表が張り出されるほどの過熱ぶりで、全盛期の92年ごろの参加者はひと場所14万人にもふくれあがり、4億円以上が動いた。 このブームに、近畿地方の消費者センターや日本相撲協会には「賭博ではないか」との問い合わせが相次ぎ、各都道府県警は参加費の3000円に相当する商品が実質的に500〜1000円程度で、逆に景品が極端に豪華なことなどから賭博性の有無についても慎重に検討し始めた。 これに対して業者はメディアの取材に対し、「クイズは、商品を売ったおまけで、法律にはふれないはず。商品に3000円の価値はないかも知れないが、相撲を楽しめて、景品を手にするチャンスもある」と反論。 しかし、各都道府県警がそれぞれ地元の業者に中止を警告。業者も警告に応じたため逮捕者は出ず、ブームは静かに終焉を迎えた。 ただ、現在もネットで検索すると、同じ形式でクイズを開催している業者はいくつかある。
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社会 2010年07月08日 14時00分
愛知県西三河地方の伝説「鶏石」
愛知県豊田市の郊外にある田籾町は、その名の通り、籾のよく採れる田ということが地名の由来だという。 江戸時代の初め頃、加納という者が荒れた山野だった田籾町にやって来た。加納は朝早くから夜遅くまでよく働き、彼の働きもあり、荒地は次第に水田に変わっていった。田植えも終わり、秋には稲穂が実るまでになった。加納がよく働いたお陰で、年々米の収穫高は上がっていった。 ある朝も、加納はまだ暗いうちから野に出て田を耕していた。東の空が明るくなってきた時、突然、林の中からけたたましい鶏の鳴き声がした。完全に太陽が出た頃には鳴き声は止んだ。 毎日、東の空が明るくなる頃、時を告げるように鶏の鳴き声がする。不思議に思った加納は、鳴き声のする林の中へ入って行った。すると、どうやら木の下に雄鶏のような形をした大きな石が、しきりに鳴いているようなのであった。 加納は家に帰り、このことを村人に話した。翌朝、話を聞いた人々が林の石を見に行くと、やはり、石から鶏の声がする。それから、石の鶏が鳴くという噂が村中に広まり、村人たちはその鳴き声を聞くために、朝早く起きるようになった。鳴き声を聞きにきた村人は、再び寝るわけにもいかず、そのまま田や畑で働くようになり、皆が加納のように懸命に働いたことによって農作物の収穫は上がり、村は裕福になった。 しかしある日、一人の若者が何気なく鶏石の上に汚れた衣服を置いてしまった。すると不思議なことに、翌朝から鶏石は時を告げることがなくなってしまった。 以前は鶏石を祀る祭礼が、毎年7月24日に行われていた。しかし、現在では祭礼も行われなくなり、言い伝えと「愛知県豊田市田籾町鶏石」という地名を残すのみである。 (「三州の河(さんずのかわ)の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年07月07日 18時30分
失敗した第3セクター・名古屋あおなみ線
2004年に開業した愛知県名古屋市の第3セクター『あおなみ線』が破綻した。 車社会の愛知県では、鉄道網が不便なエリアが多くあり、名鉄線やJR線、地下鉄のラインと離れた地域の住民はかなり不便を強いられた。そのため、『あおなみ線』の果たす役割は大きく、人々の生活の足となった。基本的にインフラは需要予測をおこない、綿密な計画のもと、莫大なお金を使い事業運営をするのだが、第3セクター絡みでは不発に終わることが多い。 残念ながら『あおなみ線』もその他大勢と同じ運命を辿ることになった。名古屋市もかなりの税金を投入して支えるようだが、不況で税収不足が叫ばれる今、どこまで持つのか? 最初の需要予測が甘かったといえばそれまでだが、『あおなみ線』が開業した当時は「愛・地球博」の効果もあり、多くの人が利用したが、それでも赤字運営が続き、有利子負債も年々増加していったそうだ。 今後は人員や経費削減に務めるという流れだが、利用者が少ない駅に対しての対応については未だ正式発表は無い。 『あおなみ線』のホームページを閲覧したが、2010年7/6現在、「ただいま 平常通りに運行しています」との文言の記載はされていたが、経営破綻に関するニュースリリースすらアップされていない。数百億円の税金が投入され、今後も支援をお願いをする立場なら一刻も早い対応が望まれる。 「組織力」のある「スピーディな対応」が出来ないところは長持ちはしない。『あおなみ線』の影響力は運営している当事者がよくわかってるはずだ。 「生活の足」として地域に定着させた以上、足のケガは治療しなければいけない。
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社会 2010年07月07日 18時00分
花田勝氏、角界について大いに語る
大相撲の賭博問題を受け、NHKが史上初の中継中止を決定し、警視庁は7日、所属力士が関与したとされる各部屋を家宅捜索したが、同日放送されたテレビ朝日系の情報番組「ワイド!スクランブル」に第66代横綱・若乃花の実業家でタレントの花田勝氏が生出演した。 花田氏は中継中止について、「このような不祥事続いているので仕方ない」と残念そう。 現役時代の賭博の実態について、「花札もマージャンも(支度)部屋でやっているのを見たことはあるけど、私はやらなかった。明日、戦う相手となんでやるのか? 情が移ってしまうし、勝負師としてできなかった」と持論を展開しつつ、「こういうところ(支度部屋)でやるのはまずい。指導者が決定を怠ったのも原因」と苦言。 野球賭博問題で大関・琴光喜とともに解雇された大嶽親方(元貴闘力)は現役時代、同部屋の兄弟子だったが、「(ギャンブルが)好きな方。現役中、一度みていて父(先代二子山親方)に『注意した方がいいのでは』と言って、父はすぐに注意した」という。 力士の金銭感覚については「一般常識では考えられない」とし、「現役中から『独特の世界だな』と思っていた」と違和感を抱き続けていたことを明かした。 弟・貴乃花親方が琴光喜と大嶽親方をかばい退職届けを出したことについては、「ビックリした。何か胸の内にあったのでは。ただ、ここから(改革が)スタートするので相撲のためにがんばっていただきたい」となぜか敬語。 自らは相撲界を出て、実業家としてちゃんこチェーン店の経営で成功を収めただけに、「(力士が)協会を辞めて、一般社会に出すための教習所を作ったらどうか」と期待を寄せたが、「お互い連絡先が分からない。僕は何もないのですが…」と父の死に際して浮き彫りになった貴乃花親方との確執が乗り越えられないことを伺わせた。 何度か「親方と経営者の両方をやるのは難しい」と繰り返し、「経営に長けている人を別の世界からヘッドハンティングしてみては? 相撲を知らない人のアイディアを採り入れてみてはどうか?」と提言した。 経営破綻したちゃんこチェーン店の会社は08年に売却済み。同年12月に9歳年下の女性と再婚したが、近況について「その都度生きていけることをしている。もう恋は終わりです」と苦笑したが、「前妻・美恵子さんが4人の子供の親権をもち、花田氏は多額の養育費を支払わなければならない。最近は、パチンコ店のイベントの仕事などをこなしている」(スポーツ紙記者)というから、今が絶好の稼ぎ時だ。 「こういう問題になって恥ずかしい。相撲界にがんばってほしいからこう言っている」と出演した理由を語った花田氏だが、しばらくは、母でタレントの藤田紀子とともにコメンテーターとして角界に“爆弾”を投下し続けることになりそうだ。
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社会 2010年07月07日 13時00分
それでいいの? アウトレットモール
シーズン遅れのファッション衣料やB級品を割安で販売する店舗が多数入るアウトレットモール。 少しでも安く良いモノを…でもしっかりとしたメーカー品が欲しいと思う消費者にとっては有り難い存在だ。通常価格で販売する店舗とバッティングしないように、アウトレットモールは郊外の車しか行けないようなエリアに拠点を構えることが多い。平日はガラガラ、そのマイナス分を土日祝日、年末年始でカバーするビジネスモデルで長年、営業をおこなってきた。 しかしメーカーによっては、あらかじめアウトレット専用に作ったと思われるような安っぽい作りの衣料があったり、格安価格で手に入ることがアウトレットの存在意義であるにも関わらず、「通常価格で販売する店舗と連動させる企画だから定価販売」と恥ずかしげも無く看板を掲げているような所も存在する。 アウトレットの店舗を出す意味が無いと思われる企画をおこなう根底には「衣料が売れない」ということに尽きる。技術革新と流通革新でコストが下がり、そして低価格で販売するアパレルへ消費者が集まり、さらに不況も重なり、今まで高価格で販売することにあぐらをかいていたメーカーは大打撃を受けた。 ファッションは好みだが、あまりにも人々が求めるモノとかけ離れるようなデザイナーやメーカーの「一方的なセンス」で多くのチャンスを逃し、アウトレット店に卸しても売れない…という悪循環が止まらない。 現場の販売員に対して負担をかけ、経費もギリギリまで削減しすぎた結果、何のサプライズも無い似たようなお店が集まる状態になっているのが今のアウトレットモールの姿だ。客の好みに合わない商品、何年も変わらない内装…ワクワク感を少しでも刺激できればお客の買いたい気持ちに働きかけられるはずだ。 本社の企画組が現場の意見を吸い上げ、客の高揚感を誘う仕掛けを作ることを祈る。現場では近すぎて逆に見えないことも多いからだ。 良いモノが安くなれば売れる時代はとうに過ぎた。アウトレットモールへ通う消費者の気持ちをしっかり掴むには、今までの方法ではいけない。
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社会 2010年07月05日 12時30分
貴方は嫌な隣人に遭遇した経験がありますか? 隣人トラブルを考える
最近は日本も欧米的個人主義が浸透し、昔のような近所付き合いを行わない家庭が増えてきた。都市周辺部にはマンションやアパートと言った集合住宅が立ち並び、その中で必ず問題となるのが、隣人の騒音問題だと言われている。 幾ら部屋が騒音を防ぐ作りになっていても、隣人の生活音が聞こえると、まず音を気にするようになる。隣人のテレビの音量や、話し声が聞こえるようになると、気分は不快になること請け合いだ。 最近は隣人同士のいざこざで起こる凶悪犯罪も大幅に増加してきている。隣人問題が原因で引越しをする人もいるが、それが賃貸ではなく、持ち家の場合はそれこそ生活リズム自体が狂う場合もある。過去に騒音おばさんとしてニュースで取り上げられた女性もそうだが、街で問題を起こす家がどこにも一軒はあると考えた方が良いだろう。 自分が暮らしている家の横に、おかしな家族が後から引っ越してきた場合は最悪である。私の知人もそんな嫌な経験をしている一人である。夫婦に小学生の子供が一人の三人家族で越してきたのだが、当初から夫婦喧嘩が絶えなかった。夏になると、窓を開けて大声で喧嘩をするものだから、たいそう辟易したそうだ。 その後、旦那が家を出てからは、後に離婚をして母子家庭として生活をしている様だが、その母親は知人に対して、想像外の敵意を出してきたと言う。まるで旦那が逃げたのは、知人が原因だったようにその女性は思っているようだと言う。 知人の通勤時には必ず外に出て、様子を窺っていたり、周りには知人がこの女性に恋をしていると吹聴しているらしい。毎日夜中になると、家の柱を朝方まで叩き続けて騒音を出して、知人は睡眠障害になった。最後には知人の顔を見ると罵声を浴びせるまでになったという。警察を何度も呼んでも嫌がらせを止めないので、民事裁判で争ったが、和解を結び現在に至るようだが、その後も嫌がらせは全く無くならずにいると言う。 知人の例はほんの一例だが、隣の家がごみ屋敷だったり、おかしな人間が住んでいても、そこで暮らす住民の苦痛を和らげる方法を、国の役所などでも少しは考えて欲しいものだ。(藤原真)
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