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貴方は嫌な隣人に遭遇した経験がありますか? 隣人トラブルを考える

 最近は日本も欧米的個人主義が浸透し、昔のような近所付き合いを行わない家庭が増えてきた。都市周辺部にはマンションやアパートと言った集合住宅が立ち並び、その中で必ず問題となるのが、隣人の騒音問題だと言われている。

 幾ら部屋が騒音を防ぐ作りになっていても、隣人の生活音が聞こえると、まず音を気にするようになる。隣人のテレビの音量や、話し声が聞こえるようになると、気分は不快になること請け合いだ。
 最近は隣人同士のいざこざで起こる凶悪犯罪も大幅に増加してきている。隣人問題が原因で引越しをする人もいるが、それが賃貸ではなく、持ち家の場合はそれこそ生活リズム自体が狂う場合もある。過去に騒音おばさんとしてニュースで取り上げられた女性もそうだが、街で問題を起こす家がどこにも一軒はあると考えた方が良いだろう。

 自分が暮らしている家の横に、おかしな家族が後から引っ越してきた場合は最悪である。私の知人もそんな嫌な経験をしている一人である。夫婦に小学生の子供が一人の三人家族で越してきたのだが、当初から夫婦喧嘩が絶えなかった。夏になると、窓を開けて大声で喧嘩をするものだから、たいそう辟易したそうだ。
 その後、旦那が家を出てからは、後に離婚をして母子家庭として生活をしている様だが、その母親は知人に対して、想像外の敵意を出してきたと言う。まるで旦那が逃げたのは、知人が原因だったようにその女性は思っているようだと言う。
 知人の通勤時には必ず外に出て、様子を窺っていたり、周りには知人がこの女性に恋をしていると吹聴しているらしい。毎日夜中になると、家の柱を朝方まで叩き続けて騒音を出して、知人は睡眠障害になった。最後には知人の顔を見ると罵声を浴びせるまでになったという。警察を何度も呼んでも嫌がらせを止めないので、民事裁判で争ったが、和解を結び現在に至るようだが、その後も嫌がらせは全く無くならずにいると言う。

 知人の例はほんの一例だが、隣の家がごみ屋敷だったり、おかしな人間が住んでいても、そこで暮らす住民の苦痛を和らげる方法を、国の役所などでも少しは考えて欲しいものだ。(藤原真)

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