議題のきっかけとなったのは、番組の月曜レギュラーでフリーアナウンサーの高橋真麻が10月28日に投稿したブログの中で自身の娘にハーネスを着け始めたと告白したこと。その後、ネットニュースなどで取り上げられ、ネット上で話題になっていた。
この日番組に出演していた、子育て経験のあるレギュラー出演者たちはそろって子ども用ハーネスに肯定的だったが、MCの坂上忍は「僕はやっぱり見栄えが気になって」と指摘。一方、使用する親からの「命が大事」という訴えには「おっしゃる通り」としつつも、「自分使いますか? って言われたときに、人目が気になるっていうのはよく分かるな。そこらへんで使いたくても使ってない人もいる気がする」と明かした。
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その後も坂上は「僕は子どもいないから生意気なことは何も言えない」と言いつつ、「犬でもね、ああいうの(ハーネス)持ってると慣れちゃって、荒く扱っちゃうことがあるんだよ、無意識に」と告白し、「その怖さは感じちゃうかな。慣れちゃって」と指摘していた。
また、番組に解説として出演していた家族問題カウンセラーの山脇由貴子氏は使用する場所を選んだ方がいいと指摘し、親同士のおしゃべりやスマホの閲覧のためにハーネスを着けている場合もあるという事例を紹介。これに坂上は「だから一概にその指摘(批判の声)外れてるわけじゃないんだよね。やっぱ親の問題のような気がしてきたな」と納得していた。
その後もハーネスを着用した子どものイラストを見て、「やっぱりこうやって絵で見ても違和感があるのは、ね。見栄えだよね。見栄えの問題!」と訴えていた坂上。これにネット上からは「この期に及んで見た目?」「いい加減ネガキャンやめて」「否定的な意見が偏見を生む」「虐待するためにハーネス着けてる訳じゃないのに」「子育てしたことない人が偉そうに言わないで」という声が集まっていた。
子どもの命を守るアイテムとして重宝する親がいる一方、いまだ世間からの偏見が厳しい子ども用ハーネス。『バイキング』の放送に親世代から苦言が集まってしまっていた。