社会
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社会 2014年02月24日 15時00分
やるかやられるか 橋下がぶち込む常勝関西・公明党への3つの銃弾(2)
まさに、やるか、やられるかの戦略ともいえるが、策謀家として知られる橋下氏は、この他にも別の布石を打ち始めているという。 全国紙の政治部デスクがこう話す。 「これはすでに一部で報じられているが、公明党の裏切りに恨み骨髄の橋下氏は、否決された都構想の行政区割り案を協議する『特別区設置協議会』(以下、法定協)のメンバー構成を変更。維新議員だけでの過半数確保を狙いだした。今では大仕掛けの策略を弄し始めたと評判なのです」 ちなみに、現在、この法定協には府議と市議らが合同参加しているが、その内訳は維新10、公明4、自民3、民主系2、共産1の計20人。ところが、橋下氏は他党のメンバーを排除し、過半数を上回る維新議員を増員するために、府議会の攻略を目指し始めたのだ。 前出の政治部デスクがこう続ける。 「法定協の維新勢力を増加するためには、府議会の承認がいる。そのため、橋下氏は議会の過半数を維新で確保し、これを認めさせる方策に打って出たのです。府議会の定数は105議席で過半数は53。対する維新は51議席しかないが、同党には昨年府議会議決で造反し、除名させられた無所属議員が4人いる。橋下氏はこれを呼び戻し、過半数を超えた勢力で法定協メンバーの入れ替えを承認させようとしている」 また、その一方、近づく出直し市長選の水面下では、「橋下氏の仕掛け」としか思えないような不穏な動きも出始めているという。 「それが、聞こえ始めた東国原英夫元衆院議員の市長選への参戦説なのです。同氏は昨年末に維新を離党。同時に議員辞職したが、旧太陽の党系が仕切る国会議員団に馴染めなかったことが理由とされる一方、『橋下と運命共同体の日本維新の会・松井一郎幹事長(大阪府知事)から次期統一地方選で大阪府知事のイスを禅譲され、鞍替えのために辞職した』ともいわれていたのです。実際、離党時には本人も『橋下氏の重大決意を聞かされた』とも漏らしていたほど。その東国原が無所属出馬を検討している情報は、市長選に注目を集めたい橋下が、密約を餌に東国原を動かしたとの噂が広まっているのです」(前出・政治部記者) にわかには信じがたいが、仮にこれが橋下氏の計略ならば、まさになりふり構わぬ逆襲劇というほかはない。ただ、こうした噂が飛び交うほどに、橋下氏の“公明潰し”が苛烈さを極めているのも事実なのだ。 維新関係者が、ここ最近の橋下氏の動向をこう話す。 「現在、橋下氏はこの窮地を脱し、公明党に打撃を与えるためのあらゆる方策を検討、推進し始めている。水面下では安倍政権にも働きかけをしているのです。というのも、ここにきて自民党と公明党に隙間風が吹き荒れていることから、ここに付け入ろうという魂胆なのです。また、安倍晋三総理と橋下氏は以前から昵懇の間柄。菅義偉官房長官や安倍総理の陰の側近と呼ばれる衛藤晟一首相補佐官は、松井一郎大阪府知事と肝胆相照らす仲で、この人脈を生かして自民党市議連の“包囲網”を解かせようと必至なのです」 果たして、橋下氏の数々の“巻き返し作”が功を奏するのか。
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社会 2014年02月24日 11時45分
秋葉原「JKお散歩」が絶滅か? 東京・千代田区が客引き禁止へ
女子高生と散歩ができるとうたった秋葉原の「JKお散歩」が、どうやら絶滅の危機に立たされたようだ。 東京都千代田区は「JKお散歩」を含む、あらゆる業者による、繁華街など公共の場所における客引き行為を禁止する条例案を、2月24日開会の区議会定例会に提出する。4月1日の施行を目指している。 同区では秋葉原駅周辺の繁華街で、「JKお散歩」、風俗店、居酒屋などの悪質な客引きが横行。特に「JKお散歩」では、少女自身が客引きすることが問題視され、地元から条例制定の陳情が出されていた。 区の条例案では、客引き、客待ち、女子高生のスカウト行為など、業種や迷惑行為の内容を限定せずに禁止できるようにする。 ただし、罰則はないため、特に指定する地域では、区の担当者や指導員などがパトロールし、違反者には改善措置命令を出し、従わない場合は事業者名を公表するという。 石川雅己区長は「秋葉原は国内外から多くのお客さんが来る場所なので、安心で清潔な町にしていきたい」と話している。 18歳未満の少女による「JKお散歩」の客引きは、昨年12月に警視庁が補導の対象としてから大幅に減っており、「今さら」との感は否めないが…。 女子高生ビジネスは雨後の竹の子のごとく、業態を変えて生き残ってきたが、客引き自体が禁止されることで、秋葉原ではやりづらくなるのは確かだろう。(蔵元英二)
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社会 2014年02月23日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 自民党を守った小泉純一郎
東京都知事選は、211万票を獲得した舛添要一元厚生労働大臣が圧勝する結果に終わった。宇都宮健児前日弁連会長は98万票、細川護熙元首相は96万票と、舛添氏の半数にも届かなかった。 しかし、この結果を踏まえると、同じ脱原発を訴えた宇都宮氏と細川氏が候補者を一本化し、そしてその統一候補を小泉純一郎にしていれば、十分勝利できたはずだ。実際、街頭演説での小泉氏の人気は圧倒的だった。誰でも思う疑問は、なぜ小泉氏自身が出馬しなかったのかということだ。出馬していれば、得票数が大幅に伸びたであろうことは明らかだし、かつて「選挙の鬼」と呼ばれた選挙のプロである小泉氏が、そのことをわかっていなかったはずがないのだ。 私は、小泉氏がわざと負ける戦いを選んだのではないかと考えている。'01年の自民党総裁選を、小泉氏は「自民党をぶっ壊す」と叫んで、圧倒的な国民の支持を得て勝利した。そして、崩壊寸前だった自民党政権を9年間も延命させることに成功した。派閥政治を打破すると言いながら、自ら所属する清和会を、自民党を支配する派閥に成長させた。今回も同じ構図なのではないだろうか。 自民党は、昨年のさいたま・川崎市長選に続いて、今年の名護市長選と、大型首長選で敗戦を重ねていた。もし都知事選で負ければ、政権に赤信号が灯ってしまう。だから、自民党を裏切って出て行った舛添氏を支援することに決めたのだ。ところが早々に立候補を表明した宇都宮氏の存在は脅威だった。金銭スキャンダルと縁がなく、安倍政権のアキレス腱である原発政策に真っ向から反対する生粋のリベラリストだからだ。宇都宮氏が当選すれば、安倍政権は崩壊してしまう。 そこで立ち上がったのが小泉氏なのではないだろうか。宇都宮氏をつぶすために同じ脱原発を掲げ、票を分散させる。ただし、小泉氏自身が出馬すれば、本当に当選してしまうから、あえて細川氏を出馬させて、自分は応援に回る。都知事選の結果は、そんな筋書きどうりの結果になったのではないか。 小泉・細川連合の立候補は、もうひとつ大きな効果を持った。それは、今回の都知事選のきっかけにもなった徳洲会マネーの問題が、選挙戦でほとんど争点にならなかったことだ。宇都宮氏は、出馬の時点で、「猪瀬前知事の辞任で徳洲会の問題を終結させてはならない。徹底的に追及する」という方針を掲げていた。ところが脱原発に争点を絞る細川・小泉連合の戦略によって、政治とカネの問題は、ほとんど争点にならなかった。 証拠はないが、徳洲会マネーが猪瀬前知事以外の都議会与党議員にも渡っていたのではないかという疑惑は、ずっと残っている。ところが今回の選挙で、その疑惑解明もうやむやになってしまったのだ。 小泉氏が「脱原発を進めるために残りの人生をかける」という信念を本当に抱えているなら、次の国政選挙の場で、反自民の政党を旗揚げすべきだ。そうした活動をしないのであれば、都民はまた、小泉劇場にだまされてしまったということになるのではないだろうか。当選した舛添要一都知事は、真剣に疑惑解明に立ち向かい、クリーンな都政を作って欲しい。
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社会 2014年02月23日 15時00分
やるかやられるか 橋下がぶち込む常勝関西・公明党への3つの銃弾(1)
「大阪都構想」を巡り、出直し市長選(3月9日告示、3月23日投開票)を表明した橋下徹大阪市長と、公明党との対立が激化してる。 ご存知の通り、橋下氏は2月1日に行われた『日本維新の会』の党大会で、突如、出直し市長選の開催を表明。その裏には大阪都構想の成立で、密約を結んでいた公明党の裏切りがあったことが発覚しているが、ここにきて橋下氏の“公明党攻撃”が急激にエスカレートし始めたのである。 政治部記者がこう語る。 「もともと、今回の出直し市長選は、一昨年暮れに行われた衆院選が発端。その際に維新は公明党候補が出馬する大阪や兵庫などの6選挙区に候補者を立てず、その見返りに都構想成立への協力を公明党幹部に承諾させたのです。出直し市長選表明時に橋下はこの密約を暴露し、『宗教の前に人の道があるのではないか!』と同党の支持母体である創価学会までをも痛烈批判したが、公明党がシラを切り続けるために大バッシングに転じたというわけなのです」 実際、その批判ぶりは凄まじい。2月8日に行われた日本維新の会の会合では、「死ぬまで公明党の選挙区に立候補することをライフワークにする」「あれだけ裏切られたのだから、とことん行きます!」と恨み節を連発。また、返す刀で「(公明党の集票マシンと呼ばれる創価学会の)常勝関西の流れを断ち切るため、ありとあらゆる手段を講じていく!」と、“学会殲滅論”まで持ち出したほどなのだ。 ただ、こうした動きには裏があるという。 「実は、橋下は出直し市長選という強権発動に反発する他党の術中にハマり、ピンチに立たされているのです。自民、民主、公明党は市長選を橋下の『独り相撲』にすることを画策。候補者擁立を見送る方針を固め、共産党にもこれを呼びかけた。その思惑は、5億円の税金を無駄遣いしてまで市長選を行う橋下をピエロに仕立て上げ、再選後に再開される大阪都構想の議論を店ざらしにする大義名分を得るためなのです」(前同) ちなみに、自民、民主、公明党の動きとは別に候補者擁立を検討していた共産党は、2月14日になってこれを撤回。「候補者見送り」を発表したために、橋下氏が無投票再選される可能性が高まり、俄然、窮地に陥りだしているのである。 もっとも、こうした包囲網はすでに橋下氏も織り込み済み。一方では、野党の思惑を打ち砕く“巻き返し策”を展開し始めているとの声も上がっているのだ。 市議会関係者がこう話す。 「実は、ここにきて“野党包囲網”を打破する秘策が、維新内部で講じられているとの話が聞こえているのです。その内容が公明党との密約をさらに暴露するという方策。知っての通り、橋下氏は大阪都構想の住民投票に至るまでの協力を、公明党幹部に了承させたことを明かしているが、誰がどう回答したのか、学会の意向はどうだったのかについては全く触れていない。そのため、返り血を浴びるスレスレの暴露に及ぶ方策が検討されているのです」 もしも、橋下氏がさらに公明党の密約を仔細に暴露すれば、同党がイメージダウンに陥るのは必至。しかも、仮に公明党が創価学会の意向までをも伝えていたとすれば、政教一致のそしりを受ける可能性も少なくないのだ。 「つまり、本格的なチキンレースに持ち込む作戦が、維新内部で検討され始めたというわけです。実際、来春には統一地方選が開催されるが、執念深い橋下氏が延々この攻撃を続ければ、さすがの常勝関西も大きな痛手を食らうはず。ゆえに噂を聞きつけた公明党幹部らは、今後の橋下氏の動向にブルいまくっているともっぱらなのです」(前同)
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社会 2014年02月22日 17時59分
JR西日本でまたまた不祥事 駅員が使用済み切符の払戻金を詐取
JR西日本職員による不祥事が止まらない。 滋賀県警甲賀署は2月17日、使用済みの切符を自分で買ったように装い、払戻金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、JR西日本の関連会社の元社員で、滋賀県内の駅に勤務していた男(41=同県草津市大路)を再逮捕した。 再逮捕容疑は、12年8月18日から同年11月11日頃までの間、JR西日本の草津線・貴生川駅(同県甲賀市)で、使用済みの切符計6枚を出し、払戻金の計2790円をだまし取ったとしている。 同署によると、男は払い戻しを認めるスタンプを不正に入手し、使用済みの切符に押印して加工。妻(42)に切符を渡して、駅で払い戻しの手続きを取るよう指示していたとみており、共謀した妻からも事情を聴いている。 JR西日本では昨年11月、頻繁に切符の払い戻しをする女性がいることを不審に思い、同署に相談していた。男は当時、滋賀県内の駅で、切符販売などの業務を担当していたため、容疑者として浮上した。 男は使用済みの指定席特急券でも払い戻しを繰り返し、現金計1万2240円を詐取したとして、詐欺の疑いなどで、1月28日に逮捕されていた。 容疑が事実であれば、危ない橋を渡った割には、大した詐取金額ではない。逆に、少額だからこそ、罪の意識が希薄だったのか…。容疑者も共謀したとみられる妻も、40歳を過ぎたいい大人である。こんなことをして、犯罪にならないと思ったのだろうか?(蔵元英二)
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社会 2014年02月22日 11時00分
新今宮に欧米観光客が大挙訪れ 揺れる西成区あいりん地区
3月7日に全面開業を控える日本一の高層ビル『あべのハルカス』(大阪市阿倍野区)。周辺地区には“ハルカス・バブル”を期待し高揚感も漂っているが、その中で注目を集めているのが、同ビルから徒歩約十分の新今宮一帯だ。 新今宮といえば、“日雇い労働者の町”西成区・あいりん地区の玄関口にあたり、駅周辺には簡易宿泊所が軒を連ねていた。それらが今、外国人観光客向けの格安ホテルに様変わりし、街の雰囲気も国際色豊かになり始めているのだ。 「外国人観光客といっても、韓国・中国人ではなく、欧米人、それも若者やカップルが中心です。この傾向は、同地区の労働者の減少と高齢化が問題になった4、5年前から始まりました。利用客が少なくなった某簡易宿泊所が、“バックパッカーの聖地”ともいわれるバンコクのカオサン通りにヒントを得て観光客向けの格安ホテルを思いつき、ネットの旅行サイトで海外に情報を発信したところ、予想外の反応があった。そこで、客室や洗面所を洋式に改装し、英語が話せる従業員を雇い対応。この動きを大阪市などもバックアップしたことで、去年の夏頃から国際化に拍車が掛かったのです」(地元記者) JR新今宮駅では、旅行パンフレットを持つ欧米人の姿が珍しくなくなった。彼らは駅周辺の格安ホテルに宿泊し、天王寺や新世界、飛田にまで繰り出して、その後、奈良や京都で本格的な観光を楽しむという。 簡易宿泊所の経営者等による組織『大阪国際ゲストハウス地域創出委員会(OIG)』の関係者はこう話す。 「新今宮の国際化は自然発生的なもので、一つの時代の流れ。イメージを変えていくためにも絶好のチャンス。カオサン通りの雰囲気を目指したいですね」 ただし一方で、本来簡易宿泊所を利用している労働者からは、こんな話も聞こえてくる。 「簡宿が減ったら泊まるとこに困る。観光客にええ顔すんのもええけど、ワシらのことも忘れんといて欲しいわ」 激変する大阪下町。時代の流れか。
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社会 2014年02月21日 16時00分
東京都知事選で圧勝した舛添要一氏の勝因は?
猪瀬直樹前都知事(67)が、医療法人徳洲会グループから5000万円を受け取った問題の責任を取って辞職したことに伴い、2月9日に投開票された東京都知事選は、元厚生労働相の舛添要一氏(65)が圧勝した。 舛添氏は211万2979票を得て、2位の宇都宮健児氏(67=前日本弁護士連合会会長)の98万2594票に、ダブルスコア以上の大差をつけた。3位は元首相の細川護熙氏(76)の95万6063票で、4位は元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)の61万865票だった。 投票率は46.14%で、前回(12年12月)の62.60%を大幅に下回り、過去3番目に低かった。これは、前日に大雪が降り、投票日当日は悪路となって、投票所への足が遠のいたことが主たる原因とみられる。 「Yahoo!ニュース」では、「都知事選、舛添氏の勝因は?」との意識調査を、2月9日〜19日に実施。6万7733票(男性=79.2%、女性=20.8%)の回答があった。 最も多くの票を集めたのは、「他の候補者に魅力がなかった」という、なんとも残念な回答で、3割にあたる2万3060票(34.0%)を得た。 2番目は、「政党の支援」で1万3121票(19.4%)、3番目は「高い知名度」で7530票(11.1%)、4番目は「報道が有利にはたらいた」で6502票(9.6%)、5番目は「投票率が有利にはたらいた」で5387票(8.0%)、6番目は「経験や実績が評価された」で4886票(7.2)。いちばん肝心な「政策が良かった」は、7番目で1978票(2.9%)にすぎなかった。 以下、8番目は「人柄に魅力があった」で1088票(1.6%)、9番目は「選挙戦略が巧みだった」で839票(1.2%)。「その他」には、3342票(5.0%)入った。 「政策が良かった」と思った回答者が極めて少数派であったこと、投票率が低かった点は残念ではあるが、200万を超える票を得た舛添氏には、よりよい東京都にしてほしいものだ。(リアルライブ編集部)
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社会 2014年02月21日 11時45分
沖縄、鹿児島は子だくさん! 出生率全国トップは鹿児島・徳之島の伊仙町
とにかく、沖縄、鹿児島両県は子だくさんだ! 特に離島では、その傾向が顕著だということが分かった。 厚生労働省は、女性1人が生涯に産む子どもの数の推計値である合計特殊出生率(2008〜2012年)の市区町村別平均値を発表した。 調査は1983〜1987年分から始まり、5年に1度で今回が6回目。2010年の国勢調査から得た人口に基づき、2012年12月末時点での1888市区町村を対象に、5年間の平均出生率を算出した。全国平均は1.38だった。 栄えあるトップになったのは、鹿児島県奄美諸島・徳之島にある大島郡伊仙町で2.81と断トツ。2位は沖縄県島尻郡の久米島町で2.31。3位は同県宮古島市の2.27で、トップ3を南国の離島で独占。 以下、4位=沖縄・国頭郡宜野座村=2.20、5位=長崎・対馬市=2.18、6位=鹿児島・大島郡徳之島町=2.18、7位=沖縄・国頭郡金武町=2.17、8位=沖縄・石垣市=2.16、9位=長崎・壱岐市=2.14、10位=鹿児島・大島郡天城町=2.12の順。 トップ10のうち、8自治体が沖縄、鹿児島両県で占め、また宜野座村、金武町を除く8自治体が離島だ。 11位以降も傾向は変わらず、上位30位まで沖縄、鹿児島両県の自治体が23。他の7自治体は長崎2、熊本2、福岡2で、本州では滋賀県栗東市(28位=1.99)が1自治体のみ入っただけ。離島は25自治体を占めた。 その理由は定かではないが、厚労省では「島は地域ぐるみで、子育てをサポートする環境が整っているのでは」と推察している。 逆に出生率ワースト1位は京都市東山区で0.77。以下ワースト10は、2位=東京都豊島区=0.81、3位=大阪府豊能郡豊能町=0.82、4位=東京都中野区=0.85、5位=東京都新宿=0.85、6位=東京都目黒区=0.86、7位=福岡県福岡市中央区=0.87、8位=東京都渋谷区=0.87、9位=北海道札幌市中央区=0.90、10位=大阪市浪速区=0.90となっており、都市部の低さが目立った。(蔵元英二)
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社会 2014年02月21日 11時45分
岩手県が“プロレス界のお騒がせ男”ザ・グレート・サスケ氏の財産差し押さえへ
岩手県が元県議で“プロレス界のお騒がせ男”として、おなじみのザ・グレート・サスケ氏(44=みちのくプロレス社長)に対し、強硬手段に打って出る。 県議時代の政務調査費の返還に応じない問題で、県はサスケ氏の財産を差し押さえる方針を固め、近く盛岡地裁に申し立てることが分かった。 サスケ氏は03年4月に、岩手県議選でトップ当選したが、05年度の政務調査費の一部である約276万円が、みちのくプロレスの人件費や事務所費に使われたとして、仙台高裁が昨年7月、返還させるよう県に命じていた。 再三の督促にサスケ氏が応じないため、県は盛岡地裁に提訴。同年12月13日の第1回口頭弁論にサスケ氏は出廷せず、答弁書も出さなかったため、同地裁が全額の支払いを命じる判決を言い渡した。 県は1月中旬、同月内の支払いを求める催告状を郵送したが、いまだに返還されないため、差し押さえに踏み切る。対象となるのは、経営するみちのくプロレスでの役員報酬などになるとみられている。 プロレスライターのA氏は「プロレス界は不景気で、みちのくプロレスも例外ではなく、決していい状況とはいえません。役員報酬を差し押さえるといっても、全額回収できるのかは、はなはだ疑問です。サスケ氏は団体のトップであり、一度は県議も務めたわけですから、県と話し合って、分割で支払うなどの措置ができなかったのでしょうか。この結果は、大変残念です」と語っている。 近年のサスケ氏は、電車内で携帯電話のカメラ機能を使って写真を撮ろうとした男性に、暴行をはたらいたとして逮捕されたり、覆面制作費や住宅ローンの未払いで訴訟を起こされたりでトラブル続き。財産差し押さえという最悪の事態は、避けてほしかったが…。(落合一郎)
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社会 2014年02月21日 11時00分
ネットから店頭売りへ 消費増税前の家電量販店バブル
あの“地デジ・バブル”の反動から、一時は破綻の危機に直面していた家電量販店に明るい兆しが見えてきた。ヤマダ電機などは、昨年10〜12月期の経常利益が14%増の207億円となり、3四半期ぶりに前年同期を上回った。 大型テレビに加えて省エネ性能が優れたエアコン、冷蔵庫など白物家電が大きく伸びてきたことが大きく、市場関係者は「4月からの消費増税を睨み、早くも駆け込み需要が活発になってきたことが背景にある」と指摘する。 それなのに、各社が業績回復をアピールするのはなぜなのか。「キーワードは『ショールーミング』」と、電機メーカー幹部は打ち明ける。 最近の消費者、とりわけ若者は量販店の店頭で商品を実際に触ってチェックするが、購入しない。スマホを駆使して価格を比較するサイトで調べ、最も安い通販サイトから購入する。いまや量販店はショールーム化している、という米国発祥の造語である。 「ネット通販は安い反面、消費者が殺到することから在庫切れが多い。しかも、いつ補充できるかわからないため、量販店の店頭で即決購入する消費者が増えてきた。家電量販店とのしがらみから、商品によってはネット通販への出荷を意図的に抑える手法がまかり通っているのが実情です」(電機メーカー幹部) 道理で“死に体”だった家電量販店が消費増税を追い風に息を吹き返したわけだが、4月以降に大きな反動に見舞われるのは確実だ。何せ、消費税が3%から5%に上がる直前の1997年3月には「前年比5割増の駆け込み需要があった反面、その反動で各社がガタガタになった」(関係者)という。 ネット通販との生存競争に加えて、ただでさえ病み上がりの家電量販店のことだ。今度の消費増税による反動がもたらす影響は、どうやら地デジ・バブルの比では済まないようだ。
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