その他
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その他 2018年09月30日 11時00分
【戦国武将】現代も戦国時代も勤め人の苦労は同じ
信長だけではない。天下を獲るような連中は、人の命など屁とも思わぬ冷淡なところがある。また、癖も強い。豊臣秀吉も信長の家臣で中管理職だった頃は、明るく面倒見の良い上司だったが…天下を獲ってからは豹変。身分の低い平民出身というコンプレックスから「あいつ、俺を見下してるんじゃないか?」と猜疑心が強くなる。そのため、秀吉のためを思っての諫言には耳を貸さず、「ウザいから、九州に左遷!」 と、天下獲りに最大の功労があった軍師・黒田官兵衛は、わずか12万石の遠い豊後中津に移封されてしまった。 それとは逆に、優遇されるのは数少ない秀吉の親族や、幼少の頃から秀吉に従ってきた子飼いの武将のみ。つまり、血縁者しか重役になれない親族経営の企業のようなもの。この環境で冷遇されずに生き残るには、秀吉の前で道化て笑いをとり、好みの美女を付け届けたりと、嫌われないよう必死でゴマをすらなくてはならなかった。 さて、信長、秀吉とくれば次は徳川家康だが、こちらも、なかなかのブラックぶり。「お前さぁ、悪いんだけど死んでくれない?」 関ヶ原合戦の直前、重臣の鳥居元忠に対して、西軍に攻められて落城することがわかっている伏見城の居留守役を命じている。勝利のためなら家臣に平然と死を求める。まあ、乱世だからそれもしょうがない側面もあっただろう。だが、その後のアフターケアが、とても手厚いとは言えない。江戸幕府が成立したとき、徳川家の直轄領は400万石にもなる。これは秀吉の直轄地の倍にもなるが、そのシワ寄せは直参の三河武士たちが被ることになった。家康に天下を獲らせるために、長年命を賭けて戦い続けてきた武将たちの所領は、そのほとんどが10万石以下。「上様はどケチだから…」 徳川四天王として活躍した本多忠勝も、晩年にはよくそう言ってグチったという。
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その他 2018年09月29日 15時15分
小松基地の「‘2018航空祭in KOMATSU」
石川県小松市の航空自衛隊小松基地の「’2018航空祭in KOMATSU」が17日、二年ぶりに開かれた。昨年は台風で中止を余儀なくされたが、今年は天候に恵まれ、航空ファンら約十二万三千人が大空の祭典を楽しんだ。 アクロバット飛行チーム・ブルーインパルスの曲技飛行や小松基地所属 第303、306飛行隊のF15の記念塗装機 飛行教導群などは、急旋回、急上昇といった機動飛行を披露。 駐機場には、戦闘機をはじめ、救難捜索機や輸送機、練習機などが並び大勢の航空機ファンが見入った。
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その他 2018年09月29日 11時00分
【戦国武将】解雇された重臣はホームレスとなり野垂れ死に
どんなにダメ社員でも、定年まで会社が面倒を見てくれる終身雇用制なんてのは、もはや昔話。低成長時代の昨今、企業は生き残るために派遣社員に雇用形態をシフト。苛酷なサービス残業やノルマを課し、重労働で身も心もズタズタにされた揚げ句、会社の都合次第で切り捨てられる。「ブラック企業」という言葉が流行語大賞にもノミネートされる時代である。しかし、戦国時代にも現代のブラック企業に勝るとも劣らず、家臣を苛酷にいじめ抜く悪徳大名家が多々存在した。 その筆頭といえば、やはり織田家だろうか。出自や家柄にこだわらず、実力次第で大出世が可能。と、実力主義はいいのだが…逆に無能の烙印を押されたら即クビ。それも織田信長によるかなり独創的な価値判断なのだから、家臣にとってはただの「難癖」としか思えない。 例えば、織田家代々の重臣だった佐久間信盛も天正8年(1580年)に、「お前、使えないからクビ!」と突如として信長から追放を言い渡され、所領もすべて没収。高野山などを流浪した末に野垂れ死んだ。石山本願寺を攻めあぐんで「工夫がない」というのが理由だが、石山本願寺は誰が攻めても攻略の難しい要害。信長の非情な判断に「明日は我が身」と家臣は背筋が凍ったという。信長の意味不明の怒りの犠牲者となったのは、信盛だけではない。クビにはならないまでも、明智光秀や豊臣秀吉などは、信長の虫の居所が悪いときにはボコボコに殴られている。暴力は日常茶飯事だった。 また、現代でいうところの残業や休日出勤などの労働過多も、織田家中では顕著だった。他の大名家では、兵士の多くを農民の臨時雇用に頼っているために合戦は農閑期に限られる。そのため長期休暇も多いのだが、信長は早い時期から兵農分離を完成させ、専業の足軽を多く雇用していた。24時間年中無休で戦えることが織田軍団の強みなのだが、家臣にとってはたまったものではない。休む間もなく戦いに明け暮れ疲労困憊していた。「お前、明日からまた出陣な」 信長の気まぐれでつかの間の休暇を取り消され、慌てて出陣することも多かった。明智光秀などは心身疲労のノイローゼ状態に陥り、ついにキレて「敵は本能寺!」となってしまった。
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その他 2018年09月28日 22時00分
信じる者は救われる!? 「24時以内の命の危機」が分かる秘法『三脈法』
今年は例年よりも多くの自然災害が起こり、貴重な人命が失われた。人は誰もが「明日死ぬ」などとは思っていないが、その日は急に訪れてしまう。「もし、前もって自らに迫る危険を察知することができたら?」 動物たちが地震などの自然災害を察知して逃避行動を取ることはよく知られている。しかし人間だって同じ動物。そのような能力があっても決して不思議ではない。 自分の命の危険を知らせる方法として、『三脈法』という秘法が古くから伝わっているのをご存じだろうか。24時間以内に命の危険がある場合、存在意識が危険を察知し、本人に気付かせるために脈を乱して教えてくれるというのだ。 そのやり方は非常に簡単。首の両脇にある頚動脈と手首の脈、3つの脈を同時に診るだけ。 まず、左手の親指と中指を下顎骨の左右の動脈(奥歯の下辺り)に当てる。 次に右手の指を左手首の動脈に当てる。平常時は3カ所の脈は同時に打っているのだが、もし、それぞれの脈がバラバラに打っていたら、24時間以内に命の危険があるなど、大難の兆候なのだという。 また、その脈の状態から起こるであろう災難の種類まで分かるという。 3カ所ともバラバラの場合=命に関わる大きな危険がある。 右手首だけ乱れている=人間関係に関するトラブル (喧嘩、訴訟問題の発生など)。 左頚動脈だけが乱れている=金品に関するトラブル (強盗、詐欺など)。 右頚動脈だけが乱れている=生命力の衰弱 (病気の悪化、急性疾患など)。 三脈法を試みて、もし脈がバラバラだった場合は、即刻その場から離れた方が良い。例えば乗り物に乗っていた場合は降りる、これから乗る場合はキャンセルする、建物の中にいるのなら外に出る、といった具合だ。 その場を離れてから再び三脈を診て、一致していれば災難は避けられた、ということになる。 残念ながら三脈法では地震等の広域な自然災害は予知できないが、地震が起きたとして、自分が今ここにいて安全かどうかを知る手立てにはなるかもしれない。 ここぞという時に、是非この『三脈法』思い出して活用してみてはいかがだろうか。
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その他 2018年09月28日 11時30分
【佐賀県唐津市】今も祟りを恐れて土地の人々は近寄らない
唐津湾を望む鬼子(きし)岳はその険しい山並みから、古来より鬼の棲む場所として、土地人に恐れられてきた。中世の頃、この山頂の尾根に海賊衆の松浦党により岸岳(きしたけ)城が築かれ、戦国期にはその一派である波多氏の居城となった。尾根に沿って本丸、二の丸、三の丸などの曲輪が連なり、かなり大規模な山岳城塞である。 豊臣秀吉の九州征伐後、城主の波多守親は豊臣政権に臣従したのだが、朝鮮征伐の折に不興を買って常陸に配流され、まもなく没してしまう。波多一族は反逆者として扱われ、岸岳城にも大軍が差し向けられた。家臣の多くは切腹して果て、秀吉に無言の抗議を行った。また、城に残った女たちも「敵の慰み者にされるよりは」と、味方の手によって斬られたという。 その後、江戸時代の一国一城令により廃城となったが、深い山中には当時の石垣など城の遺構が多く残る。また、現在も城跡には、波多氏の姫が身を投げた「姫落とし岩」など悲劇を伝える旧跡もある。廃城となってから400年以上が過ぎても、遺構の保存状態が良好なのは「あそこには祟りがあるから」と、土地人が恐れて近寄らなかったことが、その要因の一つなのかもしれない。
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その他 2018年09月27日 12時00分
やくみつるの「シネマ小言主義」 ★「視力を取り戻す」感覚を、疑似体験できる! 『かごの中の瞳』
何と言っても「着想」がナイスな映画です。 タイ・バンコクで夫と共に暮らす美しい女性ジーナ。彼女は子供の頃の交通事故で失明しましたが、献身的な夫に支えられて、不自由なく暮らしています。2人の悩みは、なかなか子供ができないことくらい。そんなある日、医師の勧めで角膜移植の手術を受け、片目の視力を次第に取り戻すのです。 回復していく彼女の視野を映像化しているところが面白いと感じましたね。光と色を取り戻し、ぼやけていた輪郭が次第にくっきりと焦点を結び出す。 自分もまた、昨年、白内症の手術を受けまして、弱視に近いド近眼から、0.3〜0.4程度まで視力が回復しました。それまでは、眼鏡なしでは怖くて歩けないほどでしたが、すべてがボンヤリとした状態から少しずつ見えてくる感覚が、この映画でうまく映像化されていて、感情移入が楽でした。「もっと色が見たい」と願うジーナを、夫が「いいところがある」とバンコクの花市場に連れていき、彼女が歓喜するシーンは非常に印象的です。 ただ、ジーナはかつて見えていた記憶があるので、話の展開がやや薄っぺらくなってしまったのが残念。もし、これまでの人生で一度も見えたことのない人だったとしたら、見えるようになった時の衝撃と感動は、この比ではないはずです。色の概念はおろか、何をもって美醜とするかの判断基準もないのですから。 彼らは、夢をどんなふうに見るのでしょう。音だけの夢?…と、考えれば考えるほど謎で、そういう点を掘り下げた作品があったら見てみたいと、本作がきっかけで思ってしまいました。 さて、見えるようになったジーナは、夫の容貌も、住んでいた部屋も、「想像とは違った」と、残酷な一言を漏らします。 外界との接点のすべてを夫に頼りきっていたジーナが自力で羽ばたきだすので、夫は不安でなりません。 心の底に眠っていた欲望を解放する先が、やたらと官能的なのは観客へのサービスなのかもしれませんが、自分は「ちょっと一面的では」と違和感を覚えました。 すれ違う2人の裏切り、再び視力が奪われていく恐怖…と、この先はサスペンス仕立てとなっていますのでお楽しみに。 ところで、自分は眼鏡をしないで歩くようになったのですが、これがあきれるほどバレない。一方、サングラスだとバレる。人は、眼鏡とヒゲというアイコンで記憶しているもんだという事が分かりました。画像提供元:(C)2016 SC INTERNATIONAL PICTURES. LTD 配給:キノフィルムズ/木下グループ----------------------------■『かごの中の瞳』監督・脚本/マーク・フォースター 出演/ブレイク・ライヴリー、ジェイソン・クラーク、ダニー・ヒューストン他 配給/キノフィルムズ/木下グループ 9月28日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他全国公開。■保険会社で働く夫ジェームズ(ジェイソン・クラーク)と、赴任先であるタイ・バンコクで結婚生活を送るジーナ(ブレイク・ライヴリー)。彼女は、子供の頃の交通事故で失明したが、ジェームズの献身的な支えで何不自由なく暮らしていた。そんなある日、医師の勧めで角膜移植に踏み切ったジーナは、片目の視力を取り戻す。喜ぶ一方、初めて見たジェームズが想像とは違い、地味で平凡な中年男であることを知る。心の奥底に眠っていた好奇心や冒険心が目を覚ましたジーナは、流行のファッションに身を包み、外の世界へと飛び出していくが…。********************やくみつる:漫画家。新聞・雑誌に数多くの連載を持つ他、TV等のコメンテーターとしてもマルチに活躍。『情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、『みんなのニュース』(フジテレビ系)レギュラー出演中。
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その他 2018年09月27日 11時30分
【山梨県甲州市】口封じのために遊女55人を大虐殺滝壺は血で真っ赤に染まった
武田信玄の隠し金山についての話は本書にも登場しているが、近年はテレビや雑誌でもよく心霊スポットとして紹介されている。場所は東京都と山梨県の県境に近い、青梅街道の旧道沿い(ただし、現在は崖崩れの危険があるため周辺は立ち入り禁止)。道沿いは樹木がうっそうと繁り、昼間でも薄暗く不気味な雰囲気がある。この付近には、戦国期に武田氏が経営していた最大の鉱山である黒川金山があり、当時は大勢の人足やそれを相手にする遊女が暮らしていた。その頃の遺構が、山中の木々に埋もれて現在も残っている。 旧道に沿って流れる渓谷が滝になっているあたり、そこが「花魁淵(おいらんぶち)」である。織田信長の甲州征伐により武田氏が滅亡したとき、金山奉行は金山の秘密を守るために遊女の皆殺しを実行した。渓谷の上に舞台を造り、遊女たちをだましてここで宴を開いた。そして、舞台ごと眼下の滝壺に落として皆殺しにしたのである。 このときに殺された遊女の数は55人とされ、滝壺は血で真っ赤に染まったという。また、遊女たちは他の場所で殺され、死骸をここに投げ込まれたという説もある。どちらにしても、大量虐殺があったことだけは間違いない。
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その他 2018年09月27日 00時00分
季節の変わり目に起こりやすい! 早期治療が必須の「扁桃炎」
発熱やノドの痛みがあり、風邪だと思い市販の薬を飲んだが、治りが悪い…。こんな場合、ノドの入り口付近の扁桃が炎症を起こした「扁桃炎」かもしれない。放置すると慢性化し、悪化すると手術が必要に。たかがノドの痛みと思わず、すぐに病院で診てもらおう。「扁桃炎」と聞くと、ノドの痛みや発熱があるため真っ先に風邪を想像しがちだが、この病気を甘く見てはいけない。手当てが遅れると首の奥まで膿がたまり、手足が麻痺し、緊急な切開手術や長期入院が必要になる。最悪の場合、死に至るケースもあるといわれ、一度よくなっても再び重度の症状を繰り返すという厄介な病気でもある。 扁桃炎の最も分かりやすい症状に「ノドの痛み」が挙げられるが、ここで一例を紹介しよう。 会社員のBさん(46歳)は、食事をするときノドに違和感があった。1週間ほど前に風邪を引いたが、鼻水やクシャミはなかったものの、ノドの痛みだけが残った。食べ物を飲み込むのも辛かったが、その後、市販の薬などを飲みながら耐えていた。そして、症状改善には3週間近くかかり、ようやく収まった。 しかし、その後も、2〜3カ月に1回ほどの割合で40度近い高熱と激しいノドの痛みに襲われるようになった。酷い時には会社を2、3日休むほどの痛みがあり、堪らず近所の耳鼻咽喉科医院へ駆け込み、診察を受けたところ「慢性扁桃炎」という診断が出された。 治療を続けたBさんは、1年間に何度も欠勤を繰り返すようになり、閑職への異動を余儀なくされた。 日本医科大学病院耳鼻咽喉科大久保公博主任教授は、こう説明する。「一般的にいって扁桃炎は風邪などをきっかけに発症するケースが多い。ウイルス感染に伴い、扁桃の一つである口の奥の口蓋扁桃に溶血性連鎖球菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して炎症を起こすのです。最初に扁桃炎を起こしたとき、抗生物質や鎮痛剤などを医者に処方してもらい、数日間服用すれば治り、再発は繰り返しません」 しかし、このときに薬による十分な治療をしないと、厄介なことになる。「口蓋扁桃にはくぼみがあるため菌が住み着きやすく、一度そこに入り込むと完全にやっつけるのは困難。そのため、2〜3カ月に1回ほどの割合で何度も扁桃炎を繰り返すようになる。これが慢性扁桃炎です」 仕事などの都合で、なかなか医者に行けない成人は、扁桃炎から慢性扁桃炎に移行してしまうケースが珍しくない。Bさんの場合は、まさにそれだった。ただ、その後は医者とうまくコミュニケーションを取りながら処方薬を飲み続け、症状が改善できたという。 また、別な一例を挙げると、自営業のAさん(52)の場合、病状はもっと深刻だった。咽頭の痛みと40度近い高熱のため、大学病院の耳鼻咽喉科で診察を受けた。すると「扁桃炎が重症化して、首の奥まで膿がたまっている」と言われる。 ただちにAさんは緊急手術となり、入院生活は1カ月近くまで及んだ。その上、退院した後も扁桃炎を繰り返すなど慢性化してしまい、最終的にはノドを切開、扁桃の摘出手術を受けることになった。「扁桃は、口を開けたときに見える口蓋垂の両脇にあります。ここは免疫細胞が集まっていて、鼻や口から気管、そして肺へ細菌が侵入するのを防ぎます。ですが、扁桃炎は風邪や体の疲れ、ストレスなどをきっかけに発症することが多く、扁桃に溶血性連鎖球菌などの細菌が感染し、それが増殖し咽頭痛、全身倦怠感、関節痛などに襲われ、仕事が出来ないほど激しい症状になります。これを放置すると、心臓や腎臓に障害が起きることもあるので、しっかりと治療する必要があります」 こう説明してくれたのは、東京労災病院内科腎代謝担当・川嶋達哉医師だ。そして、さらにこう付け加える。★こじらせないことが重要「扁桃というのは、今では細菌やウイルスなどの病原菌が通る最初の部位(関門)と捉えられ、そこには常に炎症が起きるとされている。健康な時なら炎症があってもたいしたことはありませんが、風邪をひき、疲労やノドが乾燥すると細菌が増殖、炎症が酷くなります。一番怖いのは、最初は扁桃だけの炎症だったものが、扁桃の周囲、そしてノドの奥にまで広がって膿がたまり、さらに炎症が頚部から食道へ、食道から胸へと広がっていくことです。扁桃だけの炎症なら、抗生物質で対処できるかもしれませんが、扁桃の周囲まで炎症が広がり膿のたまった扁桃周囲膿瘍以降は、抗生物質に加えノドを切開し膿を取り除く手術が必要となるなど、厄介なものになります」 また、術後も肉が腐り、細菌が繁殖して膿がたまりやすい状態になっているので、胸腔内にチューブを入れて圧力をかけ、膿をその都度吸引する胸腔ドレナージが必要になることがある。入院は数週間で、最悪の場合、死に至ることもあるという。 さらに扁桃の炎症は、最初は“ボヤ程度”の小さなものが、どんどん大きくなっていく。これが頚部から脊推や脊髄といったところに広がり、手足にマヒが出て、寝たきりになるケースもあるのだ。「まだ理由は完全に解明されていませんが、病巣性扁桃炎といって、扁桃炎があるだけで扁桃とは遠く離れた腎臓、皮膚、関節などに悪影響を及ぼすことが分かっています。腎炎がなかなか治らなかったが、扁桃を摘出したら腎臓の炎症も改善したというケースもあるんです」(医療ライター) 扁桃炎の治療の場合、軽症なら抗生物質や消化剤などの薬物治療や点滴による治療もあるが、扁桃周囲膿瘍は手術の必要があるため、こじらせないことが重要となる。「とにかく初期の風邪と似通っているので、症状だけで見分けるのは困難です。風邪らしき症状があった場合、2〜3日様子を見ても改善しない、激烈なノドの痛みがあるといったときは、躊躇しないで病院に行くべきです」(同) 慢性扁桃炎にまでなってしまうと、時間がたてばよくなるというものではない。適切な治療をしないで放置すれば何度でも繰り返し、根本的な治療は手術しかなくなる。ノドの痛みを軽く見てはいけないのだ。 日本列島もやっと残暑から解放された。これから涼しくなるのはいいが、季節の変わり目で起こりやすいノドの痛みには、十分注意したい。
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その他 2018年09月26日 11時30分
【アニメ・マンガ裏話】『ざわざわ森のがんこちゃん』の内容がホラー過ぎる
ざわざわ森に住むがんこちゃんは、明るく元気なピンク色の恐竜の女の子! これだけ聞くと、さぞかわいくてハッピーなアニメだろうと想像するが、この『ざわざわ森のがんこちゃん』の世界設定は深く、そして重い。 がんこちゃんが住む地球は“人類が滅びて砂漠化”しており、がんこちゃんは“人間に遺伝子操作された高知能の恐竜”である。内容も“友達が危険な草を食べておかしくなる”という脱法ハーブを示唆したものや、“砂漠の砂の正体は人間だった”など、思わず背筋がぞっとするものばかり。 Eテレでやっている子ども番組とは思えないほど、シビアで残酷なエグい世界が描かれているのである。
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その他 2018年09月25日 11時00分
【言葉】風流のカケラもないド下ネタの語源説とは?
裁縫をする際、布がずれないように刺し止める2まち“針”。待ち針とも書き、本縫いを“待つ”意味から来ている。だが、平安時代の絶世の美女・小野小町が関係しているという説もある。 生涯、男性を寄せ付けなかったといわれる彼女は、言い寄る男をすべて断っていた。そこで男たちは「あいつは穴がないから彼氏をつくらないんだ」と言いふらしたという。雅やかな平安貴族に似つかわしくない、まさかの下ネタだが、そこから穴のない針が“小町針”のちに“まち針”になったという。 布地を狂わせないための“まち針”だが、語源となった彼女は多くの男を狂わせていたというわけか。
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【声優の履歴書】第75回『機動戦士Ζガンダム』のエマ・シーン役、『サクラ大戦』シリーズ・ソレッタ・織姫役を演じる岡本麻弥
2015年01月08日 15時30分
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話題の1冊 著者インタビュー 矢野大輔 『通訳日記 ザックジャパン1397日の記録』 文藝春秋 1500円(本体価格)
2015年01月06日 17時00分
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徹底検証・徳川埋蔵金の真実 トレジャーハンター・八重野充弘 第1回 日本一有名な埋蔵金伝説
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2015年01月04日 17時00分
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2015年01月03日 17時00分
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専門医に聞け! Q&A 無意識が怖いTCHの改善
2015年01月03日 11時00分
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2015年01月02日 17時00分
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酒飲みも下戸も暴飲暴食に注意 肝臓をいたわる年末年始の過ごし方(2)
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おやじ雑学 日本のお正月(3)
2014年12月27日 17時00分
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話題の1冊 著者インタビュー 八万介助 『49歳未経験 すっとこ介護はじめました!』 小学館 800円(本体価格)
2014年12月27日 17時00分
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2014年12月26日 17時00分
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2014年12月25日 17時00分
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2014年12月25日 15時30分
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アルツハイマーの発症リスクも高まる 知っておくべき“糖尿病”恐怖の合併症(2)
2014年12月25日 11時00分
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2014年12月24日 11時00分
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2014年12月22日 11時00分
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