レジャー
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レジャー 2008年02月28日 15時00分
アーリントンC ウオッカ2世だ ポルトフィーノが重賞初VへGO!
3月1日(土)の阪神メーンは「第17回アーリントンC」(JpnIII 芝1600m)。クラシック&NHKマイルCを両にらみするメンバーがそろい、白熱戦が展開されそうだ。なかでも、注目を集めるのは桜花賞候補の呼び声高い良血ポルトフィーノだ。 ポルトフィーノはとてつもない可能性を持っている。昨年、牝馬として64年ぶりにダービーを制したウオッカ。厩舎のひとつ先輩にも劣らない、いやそれ以上の素質を感じさせる。 栗東DWコースの追い切り(27日)は終い重点だったが、軽快そのものだ。3F38秒6→12秒6という時計以上の迫力を発散していた。牝馬とは思えない発達したトモの肉。瞬発力は末恐ろしい。 「最近は馬自身で力をコントロールできるようになってきた。自分で折り合えるようになったし、上積みは大きい」と酒井助手は話した。 前走のエルフィンSは圧巻だった。スタートしてすぐは控えたが、ペースが遅いと見るや自らハナへ。軽々と押し切った。8カ月ぶりの実戦に武豊騎手は戦前、「新馬と変わらない」と不安をもらしていたが、デビューから無傷の2連勝。父クロフネ、母エアグルーヴという夢の配合にそんなハンディは関係なかった。 酒井助手は「類まれなスピード馬でセンスも図抜けている。男馬相手だけど、ペースが速くなって競馬はしやすそう。先々を見据えるといい経験になりそうだし」とうなずいた。 桜花賞へ、その先はまたダービーを夢見るのか。ここでの結果いかんで進路が見えてきそうだ。
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レジャー 2008年02月28日 15時00分
今週末から新人騎手がデビュー
中央競馬は今週末の中山・阪神・中京競馬から新人騎手たちが一斉にデビューする。 競馬学校卒業組で、最も注目を集めているのは三浦皇成騎手=写真=(美浦・河野厩舎)。3月2日(日)にはデビュー2日目にして、いきなり重賞の中山記念に自厩舎のトラストジュゲムで挑む。 異例ともいえる大抜てきだが、三浦騎手は「実際にレースで乗ったことはないけど、不安というよりも楽しみです」と早くも“大物感”を漂わせている。今週は8〜9頭に騎乗予定。 大江原圭騎手(栗東・作田厩舎)は、父は元ジョッキーの大江原隆助手(藤原辰厩舎)、叔父はトレーナー(大江原哲師)という競馬一家に生まれた。しかし、地元である美浦ではなく、栗東所属としてデビューする。 「叔父や父のいる美浦では僕自身が甘えてしまう。だからこちらに来た。目標は四位さんのような追えるジョッキー。不安はあるけど頑張ります」 中京デビューで3月1日(土)、1Rのビリーヴインタイムなど6頭を予定している。 伊藤工真騎手(美浦・古賀史厩舎)は3月1日(土)の中山1R、自厩舎のトウショウブリーズでデビューする。 一方、高知競馬から移籍した鷹野宏史騎手(美浦・二ノ宮厩舎)は実績を買われ、3月1日(土)の中山11R「韓国馬事会杯」でダイワティグリスに騎乗する。「全国各地で騎乗してきましたが、高知には中央との交流戦がなく、中山で騎乗するのはもちろん初めて。まずは1勝してホッとしたい」と話していた。 ※内田博幸騎手は別掲参照
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レジャー 2008年02月28日 15時00分
内田博幸騎手が新天地を視察
中央騎手デビューを2日後に控えた内田博幸騎手は28日早朝、美浦トレセンを訪問。所属先となる嶋田潤師にあいさつを済ませると、南馬場のスタンドで調教などを見学した。 内田博騎手は「美浦は25歳の時に来て以来で、大井とは違う印象を受けた。中央で競馬は何度も乗っているけど、中央所属となってからは初めて。新たな気持ちで臨みたい」と話していた。
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レジャー 2008年02月28日 15時00分
エンプレス杯 地方・内田博騎手のラストランはほろ苦6着
「第54回エンプレス杯(キヨフジ記念)」(JpnII 2100m)は27日、川崎競馬場で行われ、岩田騎手騎乗の3番人気のサヨウナラ(牝7、JRA栗東・谷厩舎)が重賞初制覇を飾った。好位追走から直線で最内を突いて抜け出し、2着に1馬身半差をつけた。勝ち時計は2分14秒7(重)。 「折り合いをつけるのが難しい馬だけど、今日は流れに乗っていいレースができた」と岩田騎手。「早めにここに目標を定め、ハード調教を積んだ」と話す谷師の期待に応えての快勝だった。 地方所属としてエンプレス杯が最後のレースとなった内田博幸騎手は1番人気のラピッドオレンジに騎乗したものの、結果は6着に終わった。 ラストランを終えた内田博騎手は、「勝ちたかったけど、最後に1番人気を裏切ったのは『まだまだこれから』ということでしょう。ある意味記憶に残るレース。最後はこみ上げてくるものがありましたね」とすがすがしい表情で話した。 最終レース終了後に行われた送る会ではファンからの声援にグッと涙をこらえる場面も。「若手が自分を見て伸びるようにというトップの役割を果たし、今度は自分自身の挑戦。どんなことがあっても食らいついていく」と、熱い声援に新天地での活躍を誓った。 3月1日からJRA所属となり、早くもデビュー初日の土曜日から10鞍の騎乗依頼が舞い込んでいる。
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レジャー 2008年02月27日 15時00分
阪急杯(GIII 阪神芝1400m 3月2日) 昨春の短距離王スズカフェニックスが始動
前走の阪神Cカップでは短距離王者らしい強烈な末脚を爆発、GI馬の底力を示したスズカフェニックス。 「前走はレース中にトモを引っ掛けられて外傷を負うアクシンデトがあった。それを跳ね返してよく頑張ってくれた」 橋田師は着差以上の勝利を強調する。 前走後は栗東に居残ってじっくり調整。外傷の影響もなく、十分な攻め馬を消化してきた。 「状態に関しては前走と変わらないくらい。去年はこのレースで3着だったけど、外々を回らされた分の負け。いつも馬群をさばくことが課題になるが、体調面はいいので楽しみにしている」 高松宮記念連覇に向けても、ここは負けられない。 【最終追いVTR】1週前に武豊騎手がケイコでまたがってから気配がガラリ一変。今朝の坂路も物すごい気合乗りで自ら鞍上を引っ張っていった。最後も抜群の切れ味でフィニッシュ。余力十分に800m50秒9→12秒5の好時計をマークした。
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レジャー 2008年02月27日 15時00分
中山記念(GII 中山芝1800m 3月2日) エアシェイディ 重賞V2へさらに加速
AJC杯でついに重賞制覇(15戦目)を成し遂げたエアシェイディが、連覇に虎視たんたん。 その伏線となったのが、前々走の中山金杯2着。このレースから後藤騎手に乗りかわり、脚質転換。後方一気から、中団で脚をためる作戦が見事に奏功した。 「1600mの時はアンカツ(安藤勝騎手)さんが、マイル仕様の競馬(後方一気)をさせた。勝てなかったのは勝ち運がなかっただけ。勝ったから本格化したという言い方も変だが、毎回、重賞で上位争いをしてきたように、力はあった馬だからね。調子に変動はないし、数(レース)を使ってないから年の割りに馬も若い」と中鉢助手。 「相手より、自分の競馬をすれば自ずと結果はついてくる」と重賞2連覇に自信をのぞかせた。 【最終追いVTR】ダートを1周してポリトラックへ。ツルガオカハヤテ(古馬オープン)を2馬身追いかけ、直線に向くと内から合体。バネの利いた躍動感あふれるフォームで最後はクビ差先着した。5F63秒5→49秒3→36秒5→12秒0の時計も素晴らしく充実著しい。
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レジャー 2008年02月27日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(12)
1906(明治39)年1月、社団法人となった日本レーシングクラブは、この年から1908(明治41)年にかけ、全盛期を迎える。「日本レースクラブ五十年史」によると、このころクラブは横浜総合病院、地元慈善団体、傷病兵基金、警察協力基金、孤児院、競馬場周辺道路工事などへ、しばしば寄金したとしている。 このように、根岸競馬は施設や組織の整備とともに、社団法人に移行する直前の1905年(明治38年)末、政府が馬の改良という面から馬券発売を黙許する方針を決めたこともあって、世間の人気を集めていった。 これらの反響を受け、東京では東京競馬会が池上本門寺近くに池上競馬場を、さらに翌年には目黒競馬場を建設して1906年秋には4日間の開催を行った。ほかにも、全国各地で横浜をモデルとした競馬が盛んに催されるようになり、翌1907(明治40)年7月には、川崎でも京浜競馬倶楽部が4日間の競馬を催している(同倶楽部は3年後に、東京競馬会と合併、川崎の馬場は1933年=昭和8年秋、現在の府中に移転)。 根岸からノウハウを教わってスタートした全国十数カ所の競馬はどこも賭けの人気で繁盛をみせた。一方で、その馬券熱が高まるつれて競馬場内の騒ぎやトラブルが増えていく。大もとの根岸競馬場でも、1907年秋季競馬で「緑号事件」というのが起きた。 「緑」という馬が先頭でゴールインしたが、その騎手が、規定の負担重量を欠いていたことが分かり、失格と判定された。そのため、観客が非難、投石騒ぎとなり、警察がこれを解散させる一幕となった。この事件は根岸競馬の公正さを印象づけることとなったが、トラブルの頻発に、世論の批判も高まり、新聞も悪影響を書き立てた。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2008年02月26日 15時00分
中山記念 ひと皮むけたエアシェイディが重賞V2
2回中山競馬の開幕週を飾るのは伝統の重賞「第82回中山記念」(GII 芝1800m 3月2日)。前走・AJC杯で念願の重賞勝ちを収めたエアシェイディが堂々と主役を担う。陣営の長期的な戦略がようやく花開いた形で、同じGIIならもはやV2はもらったも同然だ。 “ヒモあって頭なし”キャラを前走・AJC杯で7歳馬エアシェイディが、ようやく返上した。 オープン特別では(1)(1)(1)(1)(2)着と無類の強さも、一転、重賞となると2走前までは(6)(3)(2)(4)(3)(2)(5)(2)(2)(2)(11)(16)(4)(2)着と詰めの甘さを露呈し続けてきた。ツキに恵まれなかったとはいえ、“無冠の帝王”といういただきたくないレッテルを貼られ、このまま種牡馬入りの可能性すらありえた。 それがどうだ。いつもなら直線、大外をぶん回してチョイ足りずだったのが、今年2戦目のAJC杯は意識的に馬群に突っ込み、他馬のスパートを見てから追い出すニュースタイル。勝つときはこんなもの…というのは簡単だが、重賞15戦目にしてようやく“勝てない病”から脱皮した感がある。 「今まではマイル戦で意識的に後ろからの競馬ばかりさせていたが、決して差し、追い込み専用というわけではないんだ。もう、どのような展開、ペースでも十分に対応できる」と伊藤正師は自信をのぞかせた。 前走後も順調そのものだ。ポリトラックでの追い切りを4本消化し、先週の23日(土)には5F64秒3、上がり3F36秒5→11秒7(一杯)の好時計。調教の動きひとつとっても、善戦マンの殻を破ったように見えるから不思議だ。 「勝ったからいうわけではないけど、ようやく完成形に近づきつつあるね。もちろん、ここでもの気持ちだよ」 もともと素質はGI級とうたわれていた好素材。勝ち癖が身についた今なら、ここは通過点に過ぎないか。
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レジャー 2008年02月26日 15時00分
阪急杯 短距離王へスズカフェニックス負けられない
真の最強短距離馬へと飛翔する。スズカフェニックスが万全の状態で臨む「第52回阪急杯」(GIII 阪神芝1400m 3月2日)。昨暮れの阪神Cで完全復活を果たし、その後はここ目標に入念に乗り込まれてきた。間もなく来る春には、高松宮記念連覇、安田記念制覇の夢が待っている。 このV軌道を、もう踏み外すわけにはいかない。前走の阪神Cで見事な復活勝利を飾ったスズカフェニックス。その後は栗東でじっくり乗り込まれてきた。 「ドバイ遠征などの選択肢もあったから放牧には出さなかった。休まず調教を続けていたし、仕上がりはいいよ」と込山助手はうなずいた。 その言葉を裏付けるように、20日に行われた1週前追い切りは栗東坂路で800m50秒4の超抜時計をマーク。「間隔はあいているけど、万全の態勢で出走できる」と込山助手は続けた。武豊騎手が騎乗していたとはいえ、これだけのタイムを楽々マークするのだから臨戦態勢は完全に整っている。 しかし、ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。苦労したのは昨年の秋だ。急仕上げで出走して9着に惨敗したスプリンターズSの後、反動が出てしまい体調が優れない日々が続いた。 だが、そんな中で臨んだマイルCSは豪快な追い込みで3着。「決して状態は良くなかったのに、最後は勝つかと思ったぐらい。底力を感じた」 その勢いで阪神Cを完勝。昨春、高松宮記念を制した当時の輝きを取り戻した。やがて来るこの春の目標はその高松宮記念連覇と安田記念の制覇。そう、最強短距離馬に君臨することだ。 「春のGI、ふたつとも勝つつもりでいく。それぐらい充実しているので、楽しみにしているよ」 昨秋は口の重いことが多かった込山助手が、本来の強気に戻った。まずはこの阪急杯で、その思いが間違いでないことをはっきり証明する。
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レジャー 2008年02月25日 15時00分
フェブラリーS やっぱり強かった ヴァーミリアン 世界制覇へ弾み
上半期のダート王はヴァーミリアン。「第25回フェブラリーS」(GI ダ1600m)は24日、東京競馬場で行われ、1番人気のヴァーミリアン(武豊騎手)が、2着以下を1馬身4分の3突き放す横綱相撲で圧勝。国内無敵のGI(JpnI)4連勝を達成した。また、武豊騎手は21年連続となるGI制覇。この日の勝利でドバイワールドC(昨年4着)の雪辱は、が然、現実味を帯びてきた。 この強さをなんと形容したらいいのだろう。怪物?化け物?次元の違うヴァーミリアンの強さを目の当たりにして、誰もがド肝を抜かれた。 人気を分け合った3着ワイルドワンダーの久保田師は、「正攻法で勝ちに行って通用する相手じゃなかった。(潔く)あの強さを称えたい」と脱帽だ。 これほどのパフォーマンスを披露したヴァーミリアンだったが、戦前に“怪情報”が流れた。根拠は川崎記念を脚部不安で取り消したことによるもの。しかし、武豊騎手は経験上、馬耳東風と聞き流す余裕があった。「本命馬はいろいろいわれますからね。気にしませんでした(笑)」 そして、結果は有無をいわさぬ横綱相撲。ケチのつけようがない圧勝劇で、国内最強馬を強烈にアピールしたのだった。 「今日はスタートに一番気を使った」と振り返る武豊。しかし、課題は難なくクリアした。「すごくいいスタートが切れた。もともと競馬の上手な馬だし、道中は堂々と走っていました」と感心しきりだ。一方、石坂師も、「一戦ごとに馬が自信を持って競馬に臨んでいることが、手に取るように感じられる」と指摘する。 今日のパフォーマンスで「世界が楽しみになった」。ジョッキーとトレーナーは口をそろえた。昨年のドバイワールドC(4着)で世界の壁を痛感した2人が、リベンジに向けて確かな手応えをつかんだ瞬間でもあった。 フェブラリーSは世界に向けて、格好の物差しにもなった。石坂師は「プラス7kgの数字を見て気持ち太いと思ったが、逆にこれで勝てばすごいと思った。もっと良くなりますよ」とさらなるステップアップを確信した。 「千六に一抹の不安があったが、勝てたことで日本最強馬を実感した」さあ、次は世界の猛者が相手だ。無論、距離が2000mに延びるドバイWC(GI、UAE、ナド・アルシバ競馬場、3月29日)は条件的に今回よりも競馬はしやすくなる。石坂師、そして、武豊騎手は胸を張って海外へ飛翔する。
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