レジャー
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レジャー 2008年03月05日 15時00分
チューリップ賞 2歳女王トールポピーが復帰戦へ豪快デモ
クラシックはもうすぐそこ。今週は阪神競馬場で桜花賞TR「第15回チューリップ賞」(JpnIII 芝1600m 8日)が行われる。本番と同じ舞台で行われるだけに、結果が直結することも多く、目が離せない一戦だ。2歳女王トールポピーが満を持して始動する。今朝の最終追い切りでは久々を感じさせない動きを披露。馬体がひと回り大きくなり、スケールアップを感じさせた。 仲間の分もここは負けられない。同僚のポルトフィーノが先週のアーリントンCでよもやの急失速。が然、風雲急を告げだした桜戦線を「無風」に戻せるか。2歳女王トールポピーがいよいよ始動する。 「前走後は放牧でリフレッシュし、このレースから逆算して調整を続けてきた。良くなっていますよ。カイバ食いの心配がなくなって、体がひと回り大きくなりましたから」と酒井助手はうなずいた。 前走の阪神JF時は466kg。それが今は482kgもあるという。線の細さが唯一といっていい弱点だったが、今は大幅にボリュームを増している。 だからこそ、調教も攻められる。 「中間はCWコースで3本追い切った。パワーアップを感じるし、先週は追って弾けてくれた」 休み明けだが、調整には寸分の狂いもない。全兄のフサイチホウオーは3歳になって成長力の乏しさを露呈したが、妹はしっかりステップを登っている。 それにしても、阪神JFは衝撃的な強さだった。1勝馬の身で厳しい抽選をくぐり抜け、力強い末脚を見せた。持続力のある確かなスパートは直線が長く、ゴール前に急坂のある阪神でこそ威力を発揮する。 「走ることにまじめなタイプだから、休み明け初戦から力を出してくれるはず。本番を前にいい結果を」確固たる主役として桜に臨むつもりだ。 【最終追いVTR】先週に続いて古馬オープンのトーセンキャプテン、ポップロックとCWコースで3頭併せを行い、5F65秒8、上がり3F38秒1→12秒6(馬なり)を計時。角居流の後半3Fだけのケイコだったが、直線は自らハミを取ってシャープな伸び。最後は半馬身先着を果たした。状態は完ぺきだ。
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レジャー 2008年03月05日 15時00分
弥生賞 無傷のV3で皐月賞へ フサイチアソートが必勝の布陣
今週の中山メーンは皐月賞TR「第45回弥生賞」(JpnII 芝2000m 9日)。実力拮抗したメンバー構成で予断を許さないが、注目は東スポ杯2歳Sで無傷の2連勝を飾ったフサイチアソート。今朝、追い切りに騎乗した横山典騎手も好感触をつかみ、勝利の女神をグッと引き寄せた。最新情報をリポートする。 新馬→東スポ杯2歳Sを連勝、大物ぶりを見せつけたフサイチアソートが、クラシックに向けていよいよここから始動する。 約4カ月ぶりの実戦になるが、「青写真通りにきている」と岩戸師は順調な仕上がりをアピールする。「走る気持ちが前面に出ているから、レースでうまい具合にストレスを発散できると思う」と余裕しゃくしゃく。 セールスポイントは「競って強い勝負根性。平気で馬込みを割ってこれる」と岩戸師。「乗り役(横山典騎手)も先週、重賞(中山記念)を勝って気を良くしている(笑)」と相乗効果を指摘。手応えをつかんでいた。 【最終追いVTR】横山典騎手を背に、ポリトラックで3頭併せ。前2頭を目標にスタート。直線で最内に潜り込むと、余力十分の手応えで併入に持ち込んだ。終始、活気のある動きで久々の不安を一掃した。
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レジャー 2008年03月05日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(13)
1905(明治38)年末から政府黙許の下、発売された馬券は競馬の発展に大きく寄与した一方、加熱するファンらによって風紀が乱れる、いわば両刃の剣となった。 そんな状況のなか、もともと賭けごとに厳しく目を向けていた馬政局は、ついに大ナタを振るうことになる。1908(明治41)年10月、折から施行された新刑法に当てはめて、馬券発売を禁止してしまったのだ。関連書物によると、日本レースクラブはこのとき、「競馬界に、爆弾が投ぜられた思いだった」と記している。 この新法に、あわてた15の競馬団体は、損害賠償と「競馬の勝負にかけるのは、賭博に当たらない」と提訴する一方、馬券発売を認める競馬法の制定を政府や議会に請願した。だが、結局、提訴は退けられ、競馬法制定も毎年のように議会で否決されてしまった。 その傍らで政府は競馬そのものは奨励する方針を改めて固める。ただし、かけをしない競馬のための保護推進だ。政府は全国15の競馬団体を改組、合併させ、施設費や旅費、賞金などの補助金を出すようになった。1910(明治43)年から1920(大正9)年までの11年間に政府が出した補助金は40億円近くにものぼった。だが、馬券発売による収益に比べれば、その差は大きく、どの競馬倶楽部も財政難に苦しむことになった。この時期、競馬倶楽部は、改組、合併などを経て11まで減少していた。 もちろん、根岸競馬の日本レース倶楽部も例外ではなかった。馬券禁止前の1908年、春季競馬の入場料・馬券収益が合わせて11万4454円だったのに対し、禁止後の秋季競馬の収益はわずか625円に過ぎなかった。それに代わる馬政局からの春季開催補助金は、1万1000円だった。※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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レジャー 2008年03月04日 15時00分
弥生賞 フサイチアソート無敗で皐月賞へ
今週の中山メーンは皐月賞TR「第45回弥生賞」(JpnII 芝2000m 9日)。皐月賞と同じ舞台設定で、過去にはディープインパクトやアグネスタキオンらがここを勝って本番も制している。今年の主役は重賞勝ちを含め、2戦2勝と底を見せていないフサイチアソート。昨秋の東スポ杯2歳S後はここに照準を合わせており、仕上がりも万全だ。 関東の最終兵器フサイチアソートが来たる本番へ向け、クラシックの登竜門・弥生賞から始動する。 キャリアわずか1戦の身で臨んだ前走・東スポ杯2歳Sは、余力たっぷりに鋭く伸びて快勝。新馬戦同様、馬群を割って抜け出す勝負根性を披露した。上がり3F34秒2はもちろんメンバー最速。下した相手にはのちに朝日杯FSを制し、2007年最優秀2歳牡馬に輝いたゴスホークケン(4着)もおり、非常に中身の濃い内容だったといえる。 レース後はいったん調整放牧に出され、1月下旬に帰厩した。 「いいリフレッシュになったと思う。本当なら目の前にぶら下がっていた朝日杯に出したかったけど、千六→千八と使って連勝しているのに、また千六の忙しい競馬をさせたくなかった。枠順に左右されたり、厳しいレースでもあるしね」 岩戸師は先を見据えてジッと我慢。「その後も京成杯は寒い時季のレースだし、共同通信杯は東スポ杯と同じコース、距離だから、ここまで待つことにした」と用意周到にプランが練られてきた。 この英断が功を奏したのか、帰厩後の調整はいたって順調だ。1月31日から時計を出し始め、今月2日までに計9本もの追い切りを消化している。1週前の27日にはニューポリトラックで5F64秒1→50秒5→37秒1→11秒7(強め)と、この時期の3歳馬としては破格の時計をマーク。シャープな動きで、万全の仕上がりをアピールした。 「放牧先でも乗り込んできたからね。27日にビッシリ追ったから、本番の週は軽く流す程度でいいと思う」と師は納得の表情を見せていた。 開業以来、初めて愛馬をクラシック路線へ送り出すトレーナー。「相手は強くなるけど、順調にきているし、いい競馬をしたい」 自然体で挑む姿勢がまた不気味だ。
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レジャー 2008年03月04日 15時00分
チューリップ賞 2歳女王トールポピーが桜へ一直線
女王がいよいよ復帰する。昨年の阪神JFを制したトールポピーが始動する「第15回チューリップ賞」(JpnIII 芝1600m 8日)。大目標は同厩舎のライバル・ポルトフィーノとの激突が楽しみな桜花賞だが、その前にエンジン全開の仕上がりを見せている。冬場を放牧充電にあて、さらにパワーアップ。兄のフサイチホウオーは3歳になって急失速したが、妹にそんな心配はまったくいらない。 たくましくなった。ビルドアップされた褐色の馬体。しかし、それは見かけだけではない。トールポピーは心肺機能も脚力も大幅に成長したことをはっきりと示した。 2月27日にCWコースで行われた1週前追い切り。池添騎手が騎乗して5Fから67秒4→52秒5→39秒2→12秒5。しかし、すごかったのは時計ではなく、その中身だ。 併せ馬の相手はトーセンキャプテン、インセンティブガイという重賞戦線で活躍した古馬2頭。これらを後方から追いかけて、あっさりと併入したのだから恐れ入る。 「3歳になったばかりの牝馬が、あれだけの古馬と互角以上の走りですからね。申し分ない動きでした」と酒井助手が笑みを浮かべるのもうなずける迫力だった。 見事な末脚で2歳女王に輝いた阪神JFから3カ月。中間は放牧に出され、リフレッシュに努めた。これが大きかったようだ。 「それまで食いに不安のあった馬が今はまったく問題なくなった。2月21日の時点で馬体重は480kgとふっくらしている」 前走の馬体重は466kg。大きくなったから目いっぱい調教もできる。断然のクラシック候補と騒がれた全兄のフサイチホウオーは3歳になって急失速したが、妹にその心配はない。すべてがうまく運んでいる印象だ。 その阪神JFは強かった。中団やや後ろから一気に差し切る強烈パフォーマンス。芝1600m1分33秒8と時計も申し分なく、同じ厩舎でひとつ上の先輩のダービー馬ウオッカに続いた。 この春の目標はもちろん、そのウオッカが勝てなかった桜花賞だろう。同じ厩舎のポルトフィーノはじめライバルは多く、昨年同様、ハイレベルの3歳牝馬戦線だけに、ここは前哨戦以上の大きな意味がある。 「体はきっちりできているし、とにかく元気いっぱい。いい結果を出して本番につなげたい」 チューリップから桜の舞台へ。トールポピーというひなげしの花が咲き誇ろうとしている。
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レジャー 2008年03月03日 15時00分
中山記念 カンパニー 意表を突く先行策で他馬を翻弄
「第82回中山記念」(GII 中山1800m 2日)は、2番人気に支持されたカンパニーが意表を突いた先行策で1馬身4分の3差の完勝を飾った。勝ち時計は1分47秒3(良)。2着には7番人気のエイシンドーバーが入り、波乱を演出。1番人気のエアシェイディは後方から差して届かず3着、3番人気のコンゴウリキシオーは軽快に逃げたものの、直線息切れして13着と大敗した。 これがGIでもまれてきた馬の底力だ!後方から差して届かずのレースが続いていたカンパニーだが、この日は違った。 苦手なスタートを五分に切ると、鞍上に気合をつけられてそのまま好位へ。人気馬の思わぬポジショニングに場内がざわつくなか、“いつも通り”といわんばかりに、横山典・カンパニーは2、3番手をスムーズに追走。4角手前で逃げるコンゴウリキシオーを早くも捕らえると、あとは後続を突き離しにかかるだけだった。 「強かったね。スタートに難のある馬だから、そこだけ気をつけた。初コンビだったけど、返し馬からいい感じだった」と横山典騎手。「先行するのは考えていた通り。展開がある程度読めていたし、馬場もボコボコしていたから、後ろから行っても届かないと思っていた。前に行って終いの脚が鈍るかと思ったけど、そんなこともなかったね」としてやったりの表情だ。 一方、音無師も「(先行策は)騎手に考えがあるというので任せた。いつもゲートの出が悪いし、前走はそのうえ行き脚もつかなかったから、同じ轍(てつ)は踏まないようにと思っていた。今日はゲートをスーッと出れたから、ああいう競馬ができた」と喜びを爆発させていた。 今後については「放牧に出してリフレッシュさせる。まだ確定していないが、冬に2回使ったから、安田(記念)一本がいいかと思う」と師。もともと、直線での鋭い伸び脚はトップクラス。“好位差し”の戦法を手に入れた今、念願のGIタイトルをグッと引き寄せたことは間違いない。
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レジャー 2008年03月03日 15時00分
阪急杯 本格化ローレルゲレイロが重賞V2
「第52回阪急杯」(GIII 芝1400m)は2日、阪神競馬場で行われ、3番人気のローレルゲレイロが開幕馬場を利し、ポールトゥウインを決めた。 まさに注文通りの競馬だった。四位・ゲレイロは好発から前をさばいてハナへ。一方、1番人気のスズカフェニックスも前残りを警戒し、いつもより前の中団で競馬を進めた。だが、自分の形に持ち込んだゲレイロを止めることはできなかった。ゲレイロは直線に入り余裕を持って逃げ込みを図ると、一完歩ごとに詰め寄るスズカをアタマ差しのぎきって見せた。勝ち時計は1分20秒7(良)。 これで今年は東京新聞杯Vに続き、重賞2連勝。テン乗りとなった四位騎手は「藤田さんから『捕まっているだけで勝てるから』と聞いていたから、自信を持って乗れた」とジョークを交えつつ、「2番手にくる馬もいなかったし、展開も楽だった。今日は気分を損なわないように気をつけて乗っただけ」と春のGIに向けて視界良好のコメント。 開幕馬場の恩恵があったとはいえ、昨年の春の王者を退けたのは大きな自信になった。勝ちきれない競馬を続けていた昨春のレースぶりがウソのよう…明け4歳を迎え勝利の味を知ったゲレイロはこの後、距離適性を踏まえ、安田記念を最終目標に調整される。
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レジャー 2008年03月03日 15時00分
ダイオライト記念 世代交代に待った! アジュディミツオーが10カ月ぶりに復帰
夢の新旧トップ対決がついに実現だ。今週の船橋競馬のメーン「第53回ダイオライト記念」(JpnII 2400m 5日)に2005、06年のNAR年度代表馬アジュディミツオー、07年代表馬フリオーソがそろって登場する。自らが不在の南関を支え、いまやトップに君臨するフリオーソとの初対決へ、南関の総大将ミツオーは新パートナーの佐藤太騎手とともに臨む。 1日の午前8時、南関の総大将の追い切りを見ようと集まった関係者が醸す一種異様な雰囲気のなか、悠然と本馬場に入っていくアジュディミツオーには改めてその存在の大きさを感じた。 佐藤太騎手を背にマズルブラストを3馬身ほど追いかける形でスタートし、5F標で外から馬体を併せていく。最後は反応を確かめる程度に仕掛けられ、マズルを5馬身突き放した。タイムは5F63秒0→50秒1→38秒2→12秒0(良)。 佐藤太騎手は「形のつく追い切りができたとは思うけど、息遣いや中身がもう少し」と控えめだが、それもこの馬の絶対値の高さを知っているからこそ。クビをグッと下げた力強いフットワークは総大将として君臨した往時をほうふつさせるに十分な動きだった。 右前球節炎で休養して以来、10カ月ぶりとなるが、担当の藤川厩務員は「調教試験(2月19日)後も23日に1週前追い切りをかけ、28日も14-14をやった。馬体は最終追い切り前で542kg。今までの休み明けの中では一番いいし、鉄砲も利く馬なので」と期待を寄せる。 そして、今回の鞍上には佐藤太騎手が決定。ビッグチャンスに、「デビュー前から調教をつけ、レースで最も乗りたいと思っていた馬ですからね。今までのジョッキー人生の中で一番楽しみ。報知グランプリCは降着になったけど、あの経験を生かしてあせらずにミツオーの競馬ができるように乗りたい」と気を引き締めた。 一方で気になるのはジョッキーではなく、頼もしいパートナーのメンタル面だ。果たして勝負勘が戻っているかどうか。だが、佐藤太騎手はあくまでプラス思考でとらえている。「休み明けの分、いつもの掛かるような気合乗りにはまだ届かないのが、逆に距離を持たせる方向に働くといい」と…。 ライバルのフリオーソも同じく調教をつけているが、今回は譲れない一戦だ。「絶対能力は負けてないですから」とキッパリ。5年にわたってともに築き上げてきた集大成を見せ、南関の総大将の帰還に花を添える。
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レジャー 2008年03月03日 15時00分
ダイオライト記念は何かが起こる!? もはや超人の領域に達した的場文騎手に迫る
“大井の天皇”と称えられる的場文男騎手(大井・松浦備厩舎)は、すでに生身の人間を超えた存在じゃなかろうか?その思いはこの1年で確信にかわった。 昨年の帝王賞だった。大井からJRAに移籍したボンネビルレコードと元主戦のコンビ復活GI(JpnI)制覇は大井競馬場に盛大な的場コールを巻き起こした。この記憶に鮮明な勝利の影には、彼にしかできない匠の技があった。 帝王賞の当日、本番直前のレースで彼は中団からインを突いて勝利した。「いつもは内側の砂が深いけど、あの日は平均だった。前のレースで確かめたんだ」その計算の下、まったく同じコースをたどり、かつてのよき相棒を栄光のゴールへ導いた。 「的場が乗れば馬が動く」。豪快な追いっぷりに、ファンや関係者はいつのころからか、こう口にするようになった。星降る鮮やかな赤色が馬上で大きく躍動する瞬間、身も心もわしづかみにされ、気づくと全力でさけんでいる。そんな手に汗握る攻防を演出する独特な騎乗スタイルはズバリ、「完全に我流。ズルい馬がどうしたら動くか、自分なりに追求しているうちに今の形になったけど、前はもっと動いていたんだよ」と笑う。 衝撃の帝王賞から8カ月余り。今週は、あの名コンビがダイオライト記念に“降臨”する。「距離実績もあるし、テンに無理しなければ終いは切れるからね。一発あるよ」とニヤリ。帝王賞の再現を狙う。 昨年は落馬事故で人生で一番の大ケガを負った。「内臓の出血がひどくて1回死んだと思ったよ。でも、半分になった腎臓がその後、少し大きくなって医者もビックリしてたね」 超人的な回復力で2カ月後の復帰第1戦では、あっさりと勝利を挙げた。「5500勝は宿題だし、“大井の七不思議”といわれる東京ダービーも制覇したい。ダービー17回で2着8回ならよくやったと思うけどね」 20年連続を含む21回の大井リーディング、多くの名馬とともに地方競馬の歴史に名を刻んだ彼は、もはや大井の守り神?でも、迫力がありすぎるから「大魔神」かなとも思う。
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レジャー 2008年03月01日 15時00分
中山記念 アベコーの気になる本命は!?
春の中山競馬のオープニングを飾る「第82回中山記念」(GII 芝1800m 2日)が、今週のメーン。今年はGI馬の参戦はないが、安田記念もしくは天皇賞・春を狙おうという次期スターホース候補生が顔をそろえた。舞台は発馬直後に1コーナーを迎え、展開にまぎれの生じやすい内回りの1800m。さて、アベコーこと阿部幸太郎が下した決断とは!? みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 ウオッカはどうしたのでしょうか。また敗れました。先週の京都記念のことです。戦前までは陣営から「トモが大きくなって筋肉がどっしりしてきた」とか、「精神面で大人になって、さらにパワーアップしたウオッカを披露できる」といった絶賛の嵐。結果は6着。オープン未勝利で15番人気のセンカクと半馬身差。 今回は10円差でアドマイヤオーラに1番人気を譲ったものの、ファンの期待をまたしても裏切る成績。その前の有馬記念も3番人気で11着。考えてみれば、何のための出走なのか意味が理解できない宝塚記念が1番人気で8着。ここからウオッカ神話は崩れてしまった印象があります。64年ぶりという牝馬による日本ダービー制覇。最高のパフォーマンスを演じた後の宝塚記念強行軍。ぜひとも29日に出走予定のドバイシーマクラシックで見事な復活走を期待したいものだと思います。 さて、中山開幕週は注目の「中山記念」です。ここ2年、バランスオブゲームにローエングリンが逃げ切り勝ち。中山内回りの特徴的な結果となりましたが、果たして今年はどうでしょうか。主導権を取りたい馬がコンゴウリキシオーとヨイチサウス。阪急杯のローレルゲレイロを捨てて、コンゴウリキシオーに騎乗してきた藤田騎手。強気の逃げに出てくる公算が大。ペースは必然的に緩みなく流れるでしょう。 で、◎はチョウサンです。何といっても昨秋の毎日王冠でダイワメジャー級を相手に完勝。それもレコード決着。芝1800m1分44秒2で、ラスト3F34秒0。驚がくのタイムです。当時とは舞台が異なるとはいえ、高速決着が期待できる開幕週の芝1800m。中山芝で3勝の実績があり、何ら問題はないはずです。 無論、コンゴウリキシオー、ヨイチサウスが速い流れを演出して、時計の決着に持ち込む展開は望むところ。ジャパンC、そして有馬記念は強力な逃げ馬が不在で、自ら攻撃的な作戦。参考外の一戦です。毎日王冠でコンビを組んだ松岡騎手と再コンビ結成。再びあの快走を期待して一票を投じます。 叩いたカンパニーの破壊力が相手。
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