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弥生賞 無傷のV3で皐月賞へ フサイチアソートが必勝の布陣

 今週の中山メーンは皐月賞TR「第45回弥生賞」(JpnII 芝2000m 9日)。実力拮抗したメンバー構成で予断を許さないが、注目は東スポ杯2歳Sで無傷の2連勝を飾ったフサイチアソート。今朝、追い切りに騎乗した横山典騎手も好感触をつかみ、勝利の女神をグッと引き寄せた。最新情報をリポートする。
 新馬→東スポ杯2歳Sを連勝、大物ぶりを見せつけたフサイチアソートが、クラシックに向けていよいよここから始動する。
 約4カ月ぶりの実戦になるが、「青写真通りにきている」と岩戸師は順調な仕上がりをアピールする。「走る気持ちが前面に出ているから、レースでうまい具合にストレスを発散できると思う」と余裕しゃくしゃく。
 セールスポイントは「競って強い勝負根性。平気で馬込みを割ってこれる」と岩戸師。「乗り役(横山典騎手)も先週、重賞(中山記念)を勝って気を良くしている(笑)」と相乗効果を指摘。手応えをつかんでいた。

 【最終追いVTR】横山典騎手を背に、ポリトラックで3頭併せ。前2頭を目標にスタート。直線で最内に潜り込むと、余力十分の手応えで併入に持ち込んだ。終始、活気のある動きで久々の不安を一掃した。

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