競馬学校卒業組で、最も注目を集めているのは三浦皇成騎手=写真=(美浦・河野厩舎)。3月2日(日)にはデビュー2日目にして、いきなり重賞の中山記念に自厩舎のトラストジュゲムで挑む。
異例ともいえる大抜てきだが、三浦騎手は「実際にレースで乗ったことはないけど、不安というよりも楽しみです」と早くも“大物感”を漂わせている。今週は8〜9頭に騎乗予定。
大江原圭騎手(栗東・作田厩舎)は、父は元ジョッキーの大江原隆助手(藤原辰厩舎)、叔父はトレーナー(大江原哲師)という競馬一家に生まれた。しかし、地元である美浦ではなく、栗東所属としてデビューする。
「叔父や父のいる美浦では僕自身が甘えてしまう。だからこちらに来た。目標は四位さんのような追えるジョッキー。不安はあるけど頑張ります」
中京デビューで3月1日(土)、1Rのビリーヴインタイムなど6頭を予定している。
伊藤工真騎手(美浦・古賀史厩舎)は3月1日(土)の中山1R、自厩舎のトウショウブリーズでデビューする。
一方、高知競馬から移籍した鷹野宏史騎手(美浦・二ノ宮厩舎)は実績を買われ、3月1日(土)の中山11R「韓国馬事会杯」でダイワティグリスに騎乗する。「全国各地で騎乗してきましたが、高知には中央との交流戦がなく、中山で騎乗するのはもちろん初めて。まずは1勝してホッとしたい」と話していた。
※内田博幸騎手は別掲参照