レジャー
-
レジャー 2009年02月18日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) カネヒキリ GI4連勝へ向け、態勢万全
もう奇跡の馬といっていい。2度にわたる重度の屈腱炎から立ち直っただけでなく、GIを3連勝。カネヒキリは競馬の歴史と認識を変えてしまった。 そんな名馬が狙う次のターゲットは3年ぶりとなるフェブラリーS勝利だ。前哨戦として出走した川崎記念は逃げるフリオーソをゴール前できっちり捕らえる完勝だった。クッションのない稍重の馬場だっただけに、脚元への影響も心配されたが、きっちり仕上がってきた。 「硬い馬場の影響で屈腱炎を発症した部分に熱を持ったけど、すぐに治まった。体調面の心配もないし、いい感じできている」と清山助手。 順調に競馬を使えているだけに、中間のケイコには手間取らない。11日には栗東坂路で800メートル60秒3→44秒2→14秒3、13日にも60秒0をマーク。さらに15日にはCWコースで併せ馬を敢行し、5Fから71秒3、ラスト1F13秒5。ナイトフッドを1秒追いかけ、あっさり併入した。脚元に負担の少ない坂路だけでなく、コースで追えるあたり、体調に不安のない証拠。 「15-15をコンスタントに乗れているし、その後のケアもしっかりできている。体重も540キロ台で、前走と同じぐらいで出せそう」。あとはルメールに託すだけとでもいいたげだ。 「ここ2戦は先行しながら、上がり3Fを36秒台の脚を使って伸びてきた。まさに力の違いで押し切ってくれた。人気馬同士、恥ずかしくないレースを見せたい」 ヴァーミリアンに黄信号がともっただけに、受けて立つ側は余裕たっぷりだ。 【最終追いVTR】坂路で併せ馬。カラメルマキアート(古馬500万)を5馬身近く追走して、中間地点から徐々にピッチを上げた。最後は計ったように鼻面を合わせて併入フィニッシュ。これだけビッシリとケイコができるのも、脚元に不安のない証拠。気配は文句なしだ。
-
レジャー 2009年02月18日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) カジノドライヴ 世代交代を果たして再び海外へ
ドバイワールドC(GI、ダ2000メートル、3月28日)を目指すカジノドライヴにとって、フェブラリーSは格好の“壮行レース”といえるだろう。 国内最強のカネヒキリを撃破すれば世界制覇がが然、現実味を帯びてくる。前々走のJCダートでは6着と古馬に洗礼を受けているが、これで勝負付けが終わったとみるのは早計というもの。 「3歳馬にとって、古馬混合のGIレースは芝よりダートの方が条件が厳しい。しかも、外を回りながら積極的に勝ちにいく競馬をしたのだから、決して悲観はしていないよ」と藤沢和調教師。むしろ、0秒5差に踏ん張ったことで、愛馬の実力を再確認したという。 今年初戦のアレキサンドライトSは1600万条件。勝って当然のレースとはいえ、22キロ減の馬体重は「絶対に負けられない」陣営の不退転の決意を象徴していた。結果は調教並みの楽な手応えで後続を0秒6差突き放す圧勝劇。次元の違う強さを見せつけている。 レース後は例によっていったん、短期放牧に出てリフレッシュ。先週の10日に帰厩し、11日には坂路で800メートル58秒5、14日には全体時計こそエラーになったが、ラスト1F12秒6をマークしており、臨戦過程には寸分の狂いもない。 「前走で減った体は元に戻っている。状態に関しては心配な点は何もない」とキッパリ言い切る葛西助手。「当日輸送も米遠征で経験しているから大丈夫。センスのいい馬でどんな競馬もできるし、この相手でもチャンスは十分ある」 カネヒキリをはじめとする古馬に引導を渡し、新時代到来を告げるシーンが見られそうだ。 【最終追いVTR】青木騎手を背に坂路入りし、古馬オープンのキングストレイルと併せ馬。1馬身ほど先行させた相手を目標に小気味よく坂を上がっていくと、ラストは楽な手応えのまま併入に持ち込んだ。馬体も前走同様、スカッと見せており、デキは申し分ない。
-
レジャー 2009年02月18日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) サクセスブロッケン 新ダート王の座はもらった
砂の王者を決める「第26回フェブラリーS」(GI、東京ダ1600メートル、22日)の最終追い切りがけさ(18日)、東西のトレセンで行われた。なかでも、圧巻の動きを見せたのが充実一途の4歳馬サクセスブロッケン。寂しく映った馬体も戻り、以前の迫力が戻ってきた。マンネリムードが漂うダート界に、引退したダイワスカーレットにかわって一石を投じる構えだ。 トレーニング施設、医療システムなどの発達で、競走馬の現役生活が格段に長くなった現代競馬。とくにダート界はひと昔前なら下降線をたどっている年齢のカネヒキリとヴァーミリアンがいまだトップの座に君臨し続けているように、その傾向が顕著だ。そろそろ世代交代がないと、同路線の先細りは明らかだけに、4歳馬サクセスブロッケンにかかる期待は大きい。 古馬とは4回戦って、いまだ勝ち星なし。前走・川崎記念でカネヒキリにつけられた0秒7の着差は一見、決定的だ。しかし、「内に閉じ込められ、最後もヨーイドンの形では厳しすぎた」(藤原助手)と明確な敗因がある。さらに、予想外の遅い流れで、折り合いを欠いてしまった。 一方、自分の形(逃げ)に持ち込んだ4走前のJBCクラシックではヴァーミリアンとクビ差2着の大接戦を演じているように、ダート最強世代と呼ばれる7歳勢と比べても能力はそん色ない。 そうなると、同型のダイワスカーレットの回避(引退)は大きい。藤原助手も「マイルは折り合いをつけやすいし、何といっても広い東京コースは馬が伸び伸び走れる。この後はひと息入れる予定なので、思い切った競馬をしたいね」と事実上の逃げ宣言だ。 今度こそ、長らくトップに居座り続ける7歳馬2頭を引きずりおろす。 【最終追いVTR】CWコースを半周してから坂路入り。単走での追い切りとなったが、前半から抜群の行きっぷりを見せ、鞍上の追い出しにも力強い伸び脚で応えた。連戦の疲れもなく、元気いっぱいだ。
-
-
レジャー 2009年02月18日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) ヴァーミリアン黄信号
昨年の王者に黄信号! 当初は今朝(18日)に追い切りを予定していたヴァーミリアンは、追い日をあす19日に変更することになった。 「右肩の出が悪いので1日様子を見ることにした」と石坂調教師。18日午前9時現在、同馬は馬場入りしておらず、最悪の場合ダイワスカーレットに続いて回避する可能性も出てきた。
-
レジャー 2009年02月17日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) カネヒキリ 前人未到のGI8勝へ盤石の態勢
ダイワスカーレットがいようがいまいが関係ない! 相手は考えず、我が道を突き進むだけ。前人未到のGI8勝へ向け、絶対王者カネヒキリが冬の祭典に臨む。 前走の川崎記念では断然の1番人気に支持された。他陣営に徹底マークされるのも、いいハンディとばかり、2008年地方年度代表馬フリオーソとのマッチレースを制し、08年JRA最優秀ダート馬の貫録を見せつけた。 「あの厳しいレースを勝つんだから、さすがに強い。あれこそが力で押し切る競馬。さらに、この馬に対しての安心感は増した」。今年初戦を振り返る清山助手は、1/2馬身差以上の完勝だったと強調する。 前走後はすぐさま、このレースに照準を定めてきた。1週前の栗東坂路(11日)では、800メートル60秒3、続けて15日にはCWで5F70秒2をマークした。間隔が詰まっているだけに速い時計こそ出していないが、弾むようなフットワークは依然として健在だ。 「川崎の馬場が異常に固かったのでさすがにダメージは残った。でも、その後の回復が早く、すぐに馬場入りも再開できた。だから、それほどナーバスになって、疲れを心配する必要はない。今回も前走と同じくらいの体は維持できている」 脚元に爆弾を抱えながらも、JCダートから実にGIを3連勝した。完全に勢いを取り戻した7歳馬にとって次に目指すのは史上最多となるGI8勝だ。シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトと伝説のスーパーホースでさえ成し遂げられなかった偉業に向け、陣営も闘志を燃やしている。 「ダイワスカーレットが回避しようが、ウチにとっては関係ない。あくまでもいい状態で出走させて結果を出すだけ。スタッフ一同、この馬の力を信用しているよ」 2年4カ月に及ぶ闘病生活を経て、昨秋、不死鳥のごとく蘇ったカネヒキリ。衰え知らずの7歳馬の進化はまだまだ続く。
-
-
レジャー 2009年02月17日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) フェラーリピサ 病魔に打ち勝った跳ね馬が一発に意欲
時に馬は、人に勇気を与える。自分との闘いに打ち勝ったフェラーリピサも、多くの人に前向きな力を与えた。 「前走の根岸Sの前に顔面神経痛になってしまってね。今でもまだマヒが残っているほど。正直、この前でもよく勝ってくれたし、ここまできたのが奇跡だよ。本当によく立ち直ってくれた」と白井調教師は笑みを浮かべた。 その根岸Sは昨年夏のエルムS以来、4カ月半ぶりの実戦だった。だが、力強く3番手を進んだフェラーリは、直線でも末脚が衰えることはなかった。後方から追い込んだヒシカツリーダーをクビ差抑え込んだ。 その勝負強さに、多くの名馬の背中を知る鞍上の岩田騎手も目を見張った。「あれだけの休み明けで勝つんだから、やっぱり力がありますね。さすがにいい根性をしている」と能力を再認識したようだ。 この勝利は、競馬場で、あるいはテレビでレースを見守ったファンにも力強いメッセージを発信した。白井師のもとにはレース後、手紙が届いたという。 「顔面神経痛で苦しんでいた方から勇気をもらったという手紙をいただいた。次も頑張らないといけないね」 中間は反動もなく順調に乗り込まれている。「間隔が詰まっているし、東京への輸送もあるから、1週前は15-15程度で十分。調子はすごくいい」と調整にブレはない。 ダイワスカーレットの電撃引退はあったものの、それでもカネヒキリ、ヴァーミリアンと敵は強力だ。それでもトレーナーは「千四からマイルまでなら大崩れなくきっちり走ってくれる。相手は強いけど、十分期待を持てると思うよ」と口元を引き締めた。2002年のアグネスデジタル、05年のメイショウボーラー以来、3度目のVを視野に入れている。 岩田も言う。「今回はこれ以上ないほど相手がそろった。だけど、引くつもりはない。勝利を信じて勝つ競馬をする」と言い切った。 先行抜け出し。自分のスタイルで王座交代を見据えている。
-
レジャー 2009年02月17日 15時00分
ダイワスカーレット引退 繁殖入りへ
2008年の有馬記念等に優勝したダイワスカーレット(牝5歳、栗東・松田国厩舎)が、あす18日付で競走馬登録を抹消することになった。 左前浅屈腱炎を発症した同馬の去就について16日、オーナーの大城敬三氏、生産者の社台ファーム代表・吉田照哉氏が協議した上で引退が決まった。今後は、北海道千歳市の社台ファームで繁殖牝馬として第2の人生を送る。今年はチチカステナンゴと交配予定。 大城敬三氏「大変残念に思います。今後は2世がまたターフで活躍することを期待しています」 吉田照哉氏「海外へも挑戦させたいと考えていたので、大変残念です。素晴らしい子どもを出してくれることを期待しています」 松田国英調教師「非常に残念です。昨日、山元トレセンからの連絡で、球節は痛くない状態という報告を受けています。痛くない状態で、繁殖として牧場に戻せることになってホッとしています」
-
レジャー 2009年02月17日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年フェブラリーS 地方馬として初めて中央の頂点を極めたメイセイオペラ
1999年のフェブラリーSは、日本競馬の歴史に大きな楔(くさび)が打ち込まれたレースだった。 岩手県、水沢競馬所属のメイセイオペラが、地方馬として初めて中央のGIを勝ったのだ。 95年から始まった地方&中央の積極的な門戸開放、いわゆる交流元年。その流れに沿って、97年にGIへと格上げされたフェブラリーSにも地方馬が参戦していた。 だが、結果は、3頭が出走した97年が16頭立ての14〜16着、98年が16頭立ての15着と散々。芝で通用しなくても走り慣れたダートなら…という地方関係者の思いを木っ端みじんに打ち砕くものだった。 そんな空気の中、地方勢にとってメイセイオペラは、いわば最後の切り札だった。 前年の秋、地元の岩手で行われた南部杯で当時の地方最強馬アブクマポーロ(3着)を撃破。従来のレコードを1秒1も短縮し、2着馬に3馬身差をつける圧勝だった。続く東京大賞典ではアブクマの2着に甘んじたが、フェブラリーSと同じマイル戦の南部杯で残した実績が大きな自信になっていた。 1番人気は重賞2連勝中のワシントンカラー。メイセイは2番人気に支持された。 地方ではめったにないハイペースだったが、楽々と5番手を追走。直線も追い出しをギリギリまで我慢する余裕を見せて、2着エムアイブランに2馬身差をつける完勝だった。冬の府中に突き上がった鞍上・菅原勲の右腕が、夢の大きさを物語っていた。 鮮やかに統一ダート王に上り詰めたメイセイだが、そこまでの道のりは決して楽だったわけではない。 94年の6月6日と遅生まれだったため、体が貧弱で、当時は関係者を落胆させた。しかし、1歳時に行った昼夜放牧でたくましい基礎体力を手に入れた。98年春には地方馬としては珍しく、坂路のある育成牧場に入り、弱かったトモを徹底的に鍛え上げた。そんな地道な努力が、秘めた素質を開花させた。 歴史を変えた名馬の蹄跡は2004年、NHKの人気番組「プロジェクトX」でも取り上げられた。
-
レジャー 2009年02月16日 15時00分
フェブラリーS(GI、東京ダ1600メートル、22日) 丹下日出夫の虎の巻 王座復権に燃えるヴァーミリアン
ヴァーミリアンに追い風が吹き始めた。 ヴァーミリアンとカネヒキリは、ともに7歳。前者の本格化は、2005年の浦和記念圧勝が起点だったが、一方の後者は同じ05年には、すでにJCダートを制覇。年明けの06年フェブラリーSでは、ヴァーミリアンを0秒9差の5着に退けている。 そのフェブラリーSから3年。いったん天下が訪れたかに見えたヴァーミリアンだったが、昨年のJCダートで形勢逆転。2000メートルという得意の舞台である東京大賞典でも、再びカネヒキリに競り負けてしまった。それらを振り返ると、ダート王の覇権が「旧」に復した観もあるが、ちょっと待った! JCダートのヴァーミリアンの敗因は、内か外かのコース取りの差。加えて、鞍上の岩田騎手はJCダートの前に落馬。出遅れたり、道中外を振り回されたりのロスは、落馬のアクシデントによるジョッキーの動揺もあったように思う(自信がないと人間は消極的になる)。 東京大賞典も、鞍上の武豊騎手は骨折の影響で、体調としてはいいとこ六分。追い負けてのクビ差2着は、ジョッキーの体調不良の影響も大きかったはずだ。一時はウインズでも、「タケは追えねぇなぁ…」なんて、馬券オヤジの独り言が渦巻いている時期もあったが…。 先々週の共同通信杯で騎乗したブレイクランアウトの快勝。ゴール板を過ぎて、ほかのジョッキーから背中に祝福のパーンをされた武豊の「何かありましたっけ?」とでも言いたげな、冷徹な表情こそ完全復活の証し。天の才が蘇った瞬間だったように思う。 しかも、ヴァーミリアンが、東京大賞典から中1カ月という、余裕をもったローテーションであるのに対し、カネヒキリは命を削るかのように、川崎記念でも全力投球。さすがのカネヒキリも、目に見えない疲れがたまっている可能性は捨て切れない。 鞍上とローテーションを考えれば、今度はヴァーミリアンに追い風。東京マイルなら、距離うんぬんも関係ない。 もちろん、当面の敵はまともなら8割方の確率でカネヒキリなんだろうが、思わぬ失速というか、嫌な予感も2割ある。 間隙を突くのは、ギリギリで出走がかなったカジノドライヴ。前走は、見た目にもトモや腹回りがとがって映ったが、何と22キロ減で、しかも苦手とする右回り(JCダートはモタれて6着)を意に介さずに楽勝。 「左回りなら、もっと走りますよ」と、鞍上のアンカツも口にしていたように、2強をまとめて下し、新ダート王の座を射止める可能性も十分あり得る。
-
-
レジャー 2009年02月16日 15時00分
ダイヤモンドS(GIII、東京芝3400メートル、15日) モンテクリスエスが重賞初V
「第59回ダイヤモンドS」(GIII、東京芝3400メートル、15日)は、モンテクリスエスが中団から豪快に伸びて重賞初Vを決めた。勝ち時計の3分29秒4(良)はレコード。勝ち馬と一緒に伸びてきた12番人気のダークホース・ブレーヴハートが2着を確保。3着にも7番人気のスノークラッシャーが入り、3連単は30万円超の大波乱となった。1番人気のフローテーションは2周目の向正面手前で早くも先頭に立ったものの、ラストの直線で早々と失速し、12着と大敗した。 モンテクリスエスが持てるパワーをいかんなく発揮し、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。 レースは意外ともいえる展開で始まった。ドリームフライトと菊花賞2着馬フローテーションが並走する形で引っ張り、1000、2000メートル通過が1分0秒5→2分1秒6のハイペース。これでは前へ行った馬はひとたまりもない。ドリームが2周目の向正面で早々と脱落したのに続き、1番人気のフローテーションもラストの直線で早々と馬群の中にのまれていった。 残り300メートル…厳しい流れにスタミナを消耗して伸びあぐねる各馬を尻目に、力強く抜け出してきたのがブレーヴハートと、その直後にいたモンテクリスエス。最後は地力に勝るモンテクリスエスがブレーヴハートを豪快にねじ伏せ、待望の重賞制覇を成し遂げた。 「ゲートの中で馬が緊張していて立ち遅れたけど、その後はスムーズ。前が飛ばしていたので、じっくり運んだ。直線は早く抜け出さないように気をつけた」と笑顔を見せた北村宏騎手。この好判断・好騎乗が勝利を呼び込んだ。「最後は遊んでいるぐらい余裕があった。今後が本当に楽しみですね」 所属する松田国厩舎といえば、これまで数々のGIウイナーを育て上げ、重賞勝ちはこれで48勝目。先日、フェブラリーSを目指していた女傑ダイワスカーレットが故障を発症したばかりだが、次なるスター候補生をあっさり誕生させてしまうあたりがすごいところ。 かつてはGIに直結しない重賞と揶揄(やゆ)されていた同レース。しかし、近年は昨年の勝ち馬アドマイヤモナークが暮れの有馬記念で2着、一昨年の2、3着馬も、その年の天皇賞・春で3、2着と、レースの質も着実にステップアップしている。今後は未定のクリスエスだが、陣営も今回の勝利でGIの大舞台がしっかり視界に入ったことだろう。
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分