レジャー
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レジャー 2009年03月03日 15時00分
弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、8日) 東の超大物ロジユニヴァースが満を持して登場
皐月賞の最有力候補ロジユニヴァースが、皐月賞TR「第46回弥生賞」(JpnII、中山芝2000メートル、8日)で、いよいよ復帰。関東のファンに初めてその雄姿を披露する。シンボリルドルフ、ディープインパクトに続き、史上3頭目の無敗の3冠馬を目指す同馬にとって、ここはあくまで通過点。久々に東から出現した超大物の最新情報をリポートする。 3戦3勝(重賞2勝)と連勝街道をバク進するロジユニヴァースに、平成の天馬ディープインパクトの雄姿をダブらせる人は少なくないだろう。 この馬の魅力を相棒の横山典騎手は次のように話す。「一度も負けていないことでしょう(笑)。それと自在性があり、どんな競馬にも対応できるところだね」。若駒離れしたセンスの良さ。それは好位4番手から抜け出した新馬戦、中団から一気に差し切った札幌2歳Sが如実に証明している。 そして、極めつきだったのが前走のラジオNIKKEI杯2歳S。リーチザクラウンの逃げを大名マーク。直線でこれを並ぶ間もなく交わすと、何と4馬身突き放すケタ違いの強さを見せつけ、周囲のド肝を抜いた。そのリーチは周知の通り、今年初戦のきさらぎ賞を“圧逃”している。まさに、ロジユニヴァースの強さが一段と浮き彫りにされた格好となった。 これほどの馬になれば、状態は変わらないことが一番だろう。かつてディープインパクトの主戦を務めていた武豊騎手は、ことあるごとにそう言っていたが、1週前追い切り直後の萩原調教師のコメントもこれに符合する。 南Wコースで、5F61秒5→49秒0→36秒6→12秒7(G一杯)と破格のタイムを叩き出した感想を聞くと…。 「あえて速い時計を出そうとか、抑えようとかの意図はなかった。速い時計が出たのはあくまで能力的なものと考えている」 また、2歳時との比較については、独特のタッチでこう話した。 「馬自身はそれほど変わらないが、パフォーマンスとしては成長できていると思う。前2走がプラス体重だったのは、こちらが意図したわけではなく、馬が成長しての結果だ」 最後に横山典騎手が意気込みのほどを語った。 「GI(皐月賞)に向けて、いいステップを切れればいいね。順調に仕上がっているし、負けないで行きたい」 昨年の2歳王者セイウンワンダーとの初のマッチアップは、このレース最大の見どころとなる。果たして、本番に弾みをつけるのは!? 3・8中山が熱く燃える。
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レジャー 2009年03月03日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年弥生賞 3強時代の幕開けを告げたナリタトップロードvsアドマイヤベガ
どんなスポーツでもそうだが、ライバルがしのぎを削り合う競技は盛り上がる。競馬もそうだ。ディープインパクトのような突出した3冠馬が誕生する年もいいが、何が勝つか分からないハイレベルの混戦は見る者をわくわくさせる。特に3強時代は盛り上がる。 古くはTTG対決といわれたテンポイント、トウショウボーイ、グリーングラス。BNWのビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットの激突に興奮した人も少なくないだろう。 1999年のクラシックも3頭の強豪が覇を競った。菊花賞馬ナリタトップロード、ダービー馬アドマイヤベガ、皐月賞馬テイエムオペラオー…。いずれ劣らぬ個性派だ。 そして、この年の弥生賞は、ナリタトップロードとアドマイヤベガの初対決に注目が集まった。皐月賞と同じ中山の2000メートルで行われるだけあって、数あるトライアルの中でも例年、最もレベルが高くなるレース。特にその年はきさらぎ賞を完勝したトップロードとラジオたんぱ杯3歳Sを快勝したアドマイヤベガが出走しただけあって、多くのファンが中山競馬場には詰めかけた。 1番人気はサンデーサイレンス産駒で、母に名牝ベガを持つ武豊騎手騎乗のベガだった。トップロードは2番人気。レースはアストラルブレイズが平均ペースで逃げ、トップロードは7、8番手、ベガはそれをにらむように10番手あたりにつけた。 冬を思わせる冷たい雨が降り、馬場は渋っている。切れ味勝負の2頭には不向きな状態だったが、中団から先に動いたトップロードがベガの猛追を1馬身退けた。 地味なサッカーボーイ産駒で、鞍上も若手の渡辺騎手。父母、鞍上ともに超高級ブランドで身を固めたベガとは対照的な存在だった。それでも力強く走り続けた栗毛馬が後々、根強い人気を集めたのは、判官びいきの日本人にとっては、ごく自然の流れだったのかもしれない。 頂上対決の前哨戦を制したことで、トップロード陣営には大きな自信が芽生えた。しかし、皐月賞には新しいライバルが立ちふさがった。毎日杯という別路線から勝ち上がってきたテイエムオペラオー。1999年春…こうして3強時代は幕を開けた。
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レジャー 2009年03月02日 15時00分
中山記念(GII、中山芝1800メートル、1日) カンパニーが1番人気に応える
古豪健在! 「第83回中山記念」(GII、中山芝1800メートル、1日)は、昨年の覇者カンパニーが1番人気に応え、見事、V2を達成した。勝ち時計は1分49秒2(稍)。2着は後方からしぶとく伸びたドリームジャーニー。3着には、中山金杯の再現を狙ったアドマイヤフジが粘り込んだ。3番人気に支持された昨年の3着馬エアシェイディは、4角4番手の積極策で脚を失くしたのか、5着に敗れた。 まるで、昨年の再現VTRを見ているような快勝劇だった。 ディフェンディングチャンピオンのカンパニーは課題のスタートを五分に切ると、すんなり逃げ馬の直後をキープ。そのまま道中はリズム良く運び、あとは抜け出しのタイミングを計るだけだった。 「2番手から行くのは初めから考えていた。去年の後半は前へ行かなくなってグイグイ押したりしていたが、今回は具合が良くていい感じで出てくれた」と鞍上の横山典騎手。「8歳になって58キロを背負っているのに、この悪い馬場でよく頑張ってくれた。昨年は目の外傷とかで歯車が狂ったが、仕切り直しでいいスタートが切れた」と胸をなでおろした。 一方、音無調教師は「ジョッキーには何もいわなかったけど、前々で競馬をするだろうと思っていた。あれで負けたら仕方がないし、稍重の馬場もこの馬には良かったのかもしれない」と喜びを隠せない様子。「去年より全然いい状態できている。今年こそ、GIタイトルがほしいね」と決意を新たにしていた。 今後については「ここを目標にしてきたし、まだ何も考えていない」としながらも、「安田記念(GI、東京1600メートル、6月7日)には出たいね」と春の最大目標を明らかにしたトレーナー。次走はマイラーズC(GII、阪神芝1600メートル、4月18日)か、大阪杯(GII、阪神芝2000メートル、4月5日)が有力だ。 昨年は中山記念→マイラーズCと連勝し、一躍、安田記念の主役候補に躍り出たが、目に外傷を負うアクシデントで休養を余儀なくされた。しかし、今回の勝利で能力に衰えがないことを証明できた。 「8歳になった今年はラストチャンスかもしれないから、悔いを残さないようにしたいね」と横山典。ダイワスカーレット&ウオッカがけん引した昨年は「女の年」といわれたが、その一方で、近年、地道な活躍が目立っているのが高齢馬。2009年は「ロートルの年」となるかもしれない。
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レジャー 2009年03月02日 15時00分
弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、8日)2歳王者セイウンワンダーが復帰
いよいよ待ちに待ったクラシックシーズンの到来だ。今週は中山で皐月賞TR「第46回弥生賞」(JpnII、芝2000メートル、8日)が行われる。過去、ディープインパクトを筆頭に数々のスターホースがこのレースをステップに、クラシックへと飛躍していった。今年も豪華メンバーが集結。なかでも、文句なしの実績馬がセイウンワンダーだ。3カ月ぶりに復帰する2歳王者にスポットを当てた。 昨年は2戦目の未勝利Vを皮切りに、新潟2歳S→朝日杯FSを優勝。2歳馬の頂点を極めたセイウンワンダーが、いよいよ始動する。 父グラスワンダー譲りの力強いフットーワークに加え、ゴール板を知っているかのようなラストの勝負根性は今年の3歳牡馬クラシック戦線において、一、二を争う存在。「ここまで枠順の内外、馬場のいい、悪いに関係なく、どんな条件でも克服してきた。とにかく馬力があって、センスもある」と領家調教師はデビュー4戦の内容を振り返り、納得の表情を見せた。 前走後は放牧に出さず、自厩舎に居残ってじっくりと調整されてきた。一度、馬体を緩めてじっくり立て直してきたものの、太め感もまったくない。1週前追い切りでは、栗東DWで終い重点に6F89秒3、ラスト1F12秒4(直一杯)をマーク。復帰戦を前に、GI馬らしい活気あふれるデモンストレーションを披露した。 「トライアルだから若干、余裕のあるつくりにしている。これで結果を出してくれればクラシックが本当、楽しみになる」とトレーナーは復帰を前に心躍らせる。 2001年のミレニアムバイオの皐月賞出走(17着)以降は、なかなかクラシックとは縁がなかった領家厩舎。久々にめぐってきたチャンスに指揮官も自然と気合が入る。 「3歳馬とは思えないくらいシンが強く、ここまでソエなどのケガが何ひとつないのもすごいところ。ふたつとはいわん。でも、クラシックをひとつは獲れる馬だと思っている」 勝負の厳しさを知るベテラントレーナーは、現実を踏まえた上で静かな闘志を燃やすが、初の手合わせとなる東の横綱ロジユニヴァースを倒せば、春2冠も見えてくる。
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レジャー 2009年03月02日 15時00分
内外タイムス杯(1600万、中山ダ1800メートル、1日) ナムラハンターが優勝
1987年に創設され、今年で23回目を迎えた本社杯「内外タイムス杯」(ダ1800メートル、16頭)は、1日の中山競馬10Rで行われ、2番人気のナムラハンター(牡4歳、栗東・松永昌厩舎)が優勝。特別2連勝を達成した。勝ちタイムは1分51秒0(重)だった。 テン乗りで見事、勝利に導いた田中勝騎手は、「前(2着コロナグラフ)が止まらないからダメかと思ったけど、よく届いたね。能力あるわ、この馬」と、その実力に舌を巻いていた。 これで晴れてオープン入り。まだ底割れしていない4歳馬だけに、重賞戦線でも目の離せない存在になりそうだ。 優勝馬ナムラハンターの関係者には、内外タイムス社・太田誠一社長から優勝盾ならびに賞状が授与された。
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レジャー 2009年03月02日 15時00分
阪急杯(GIII、阪神芝1400メートル、1日) ビービーガルダンが初重賞V
高松宮記念の前哨戦「第53回阪急杯」(GIII、芝1400メートル)は1日の阪神メーンで行われ、7番人気のビービーガルダン(牡5歳、栗東・領家厩舎)が2番手から楽に抜け出し、初重賞制覇を飾った。勝ち時計は1分21秒1(良)。 「いつも発馬はいい馬。行く馬がいたので控えたが、直線を向いても持ったままだもんね。(久々でも)デキが良かったのと力のいる馬場が向いたのかな」と安藤勝騎手。1馬身4分の1差の完勝に「ホント、今日は強かったなぁ」と目を丸くした。 「京阪杯(6着)が変な負けただったので自信はなかった」戦前とは対照的な走りを見せたことで、本番への道も大きく開けた。「中京の速い馬場がどうかだが、いつも確実に走ってくれる。昨秋(スプリンターズS3着)が惜しかっただけに、次は何とか勝たせたい」と闘志を燃やしていた。
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レジャー 2009年03月02日 15時00分
東京シティ盃(SIII、大井1200メートル、4日)地元に戻ったフジノウェーブが必勝態勢
南関のスプリント王フジノウェーブが、久々のホームグラウンドで勝利を狙う。 近3戦は各地を転戦。JBCスプリント(7着)→カペラS(3着)→根岸S(9着)と強敵にもまれてきた。「やはり一線級とやるには千二までだね。左回りは手前のかえ方が下手でコーナーで置かれてしまう」と高橋三調教師。3走前と前走はともに1400メートル、さらに前走は左回りだった。しかし、収穫もあった。右回りの1200メートル件がそろった前々走はレコードの0秒4差3着。「チークピーシーズの効果もあるが、精神的にも強くなった」。武者修行に出向くなか、苦手の遠征で一度でも結果を出せたことをトレーナーは素直に喜んだ。 最終追い切りは2月27日の大井。御神本訓騎手を背に一杯に追われ、5F62秒1→49秒4→37秒7(不良)を計時した。「この馬にしては間隔が詰まっているのがカギ」と師は話していたが、これだけの時計が出れば体調に問題はないだろう。 「58キロなら斤量の心配はないし、舞台もベスト。JRAのメンバーを相手に走ってきたんだから、南関同士の今回は少し楽かな」。王者として恥ずかしい競馬はできない。自然と指揮官の言葉には力がこもっていた。
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レジャー 2009年02月28日 15時00分
中山記念(GII、中山芝1800メートル、3月1日) 今週も内田が決める! 虎穴馬券はキャプテンベガ◎
中山開幕週のメーンは「第83回中山記念」(GII、芝1800メートル)。今年も例年通り、実績のある好メンバーがエントリーしてきた。そんななか、先週のセントポーリア賞(3連単10万7550円)を仕留めた虎穴馬券が本命に指名したのは、遅咲きの上がり馬キャプテンベガ。先行馬有利といわれる舞台で、あえて直線勝負型の同馬を選んだその“選球眼”やいかに。 中山芝1800メートルは先行馬が有利なことで知られているが、中山記念の過去10年を振り返ると、先行馬同士の決着は2001、03、06年のわずか3回のみ。そして、差し・追い込み馬の組み合わせも04年のサクラプレジデント、サイドワインダーをはじめ3回と、五分の数字が残っている。 ならば、狙うは妙味のある後方待機組。キャプテンベガの直線強襲劇に期待する。 デビュー当初から素質の高さは誰もが認めるところだったが、父が大種牡馬サンデーサイレンス、母は2冠馬ベガという超のつく良血ゆえか、同馬は気性が悪い方に出て能力をフルに発揮できなかった。だが、スタッフの懸命な努力、そして時の経過とともに精神面が成長し、悪癖は次第に解消されてきた。 それを証明したのが明け6歳の初戦、東京新聞杯。出遅れて12番手からの競馬になったが、行きたがることなく、終始スムーズに折り合い、直線に入るとタメにタメた末脚を一気に爆発。立ち木を交わすように前10頭を抜き去る圧巻の内容(0秒2差2着)で、完全本格化を強く印象付けている。 中間は坂路を中心に順調に調整が進み、1週前には800メートル54秒7をマーク。直前も軽めの調整ながら、動きは素軽く、状態の良さが手に取るように伝わってきた。病気療養から今週、復帰した松田博調教師も「具合はかなり良さそうだ。距離も千八までは守備範囲だろう」と満面の笑み。ここは自身の“快気祝い”といわんばかりの口ぶりだった。 中3週は<1102>のベストローテーション。乗りかわりも、先週、サクセスブロッケンをダート王者へ導いた豪腕・内田騎手なら手が合うはず。先頭でゴールを駆け抜ける場面は十分だ。
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レジャー 2009年02月28日 15時00分
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
中山10レース 内外タイムス杯馬単 (7)(3) (7)(10) (7)(2)3連単 (7)(3)→(7)(3)(10)(2)(11)(14)(13)(5)→(7)(3)(10)(2)(11)(14)(13)(5)
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レジャー 2009年02月28日 15時00分
内外タイムス杯(1600万下、中山ダ1800メートル、3月1日) 藤川京子 ウェディングフジコ 牡馬にひと泡吹かすわよ!
1日(日)の中山競馬では、春恒例の本社杯「内外タイムス杯」(1600万、ダ1800メートル)が行われる。有力どころが相次いで除外され、昇級組を除けば前走で掲示板に載っているのは1頭と傑出馬は不在。果たして大混戦の中から抜け出してくるのは!? 女馬券師・藤川京子が導き出した勝ち馬はコレだ!! さあ、今年もやってきました。内外タイムス杯! 年に一度の大イベントです。愛馬が引退レースとして出走したり、私にはとても思い出深いレースなんですよ。 ということで、今回は各馬のデータをもとに弾き出す「未来予想図」はお休みして、私自身の思考回路をフル回転させ、勝ち馬を絞り込みました。ここはメキメキと力をつけてきた◎ウェディングフジコで勝負です。 芝、ダートは問わずに走る馬で、近走はとても堅実。ダートは3走前に500万戦で勝利していますが、そのときにマークした1600メートル1分36秒5も優秀です。道中はハイペースの3番手を追走、直線で早め先頭に立つと、そこからもうひと伸びして2着馬を3馬身切って捨てました。このあたりから馬がガラッと変わってきた印象を受けます。 芝を使われたここ2戦も、前々走が狭いインをこじ開け、1馬身1/2差の完勝。2連勝の余勢を駆って臨んだ前走のオープン・ターコイズSが0秒4差6着。1週前、陣営が中山記念に特別登録したのも分かる気がします。 ダートでは脚抜きのいい馬場を得意にしているように、菜種梅雨に入ったようなグズついたお天気も、この馬にとっては好都合です。追い切りでも抜群の反応を見せていますし、デキは引き続き絶好。待望のオープン入りを決めます。
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