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弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、8日) 東の超大物ロジユニヴァースが満を持して登場

 皐月賞の最有力候補ロジユニヴァースが、皐月賞TR「第46回弥生賞」(JpnII、中山芝2000メートル、8日)で、いよいよ復帰。関東のファンに初めてその雄姿を披露する。シンボリルドルフ、ディープインパクトに続き、史上3頭目の無敗の3冠馬を目指す同馬にとって、ここはあくまで通過点。久々に東から出現した超大物の最新情報をリポートする。

 3戦3勝(重賞2勝)と連勝街道をバク進するロジユニヴァースに、平成の天馬ディープインパクトの雄姿をダブらせる人は少なくないだろう。
 この馬の魅力を相棒の横山典騎手は次のように話す。「一度も負けていないことでしょう(笑)。それと自在性があり、どんな競馬にも対応できるところだね」。若駒離れしたセンスの良さ。それは好位4番手から抜け出した新馬戦、中団から一気に差し切った札幌2歳Sが如実に証明している。
 そして、極めつきだったのが前走のラジオNIKKEI杯2歳S。リーチザクラウンの逃げを大名マーク。直線でこれを並ぶ間もなく交わすと、何と4馬身突き放すケタ違いの強さを見せつけ、周囲のド肝を抜いた。そのリーチは周知の通り、今年初戦のきさらぎ賞を“圧逃”している。まさに、ロジユニヴァースの強さが一段と浮き彫りにされた格好となった。

 これほどの馬になれば、状態は変わらないことが一番だろう。かつてディープインパクトの主戦を務めていた武豊騎手は、ことあるごとにそう言っていたが、1週前追い切り直後の萩原調教師のコメントもこれに符合する。
 南Wコースで、5F61秒5→49秒0→36秒6→12秒7(G一杯)と破格のタイムを叩き出した感想を聞くと…。
 「あえて速い時計を出そうとか、抑えようとかの意図はなかった。速い時計が出たのはあくまで能力的なものと考えている」
 また、2歳時との比較については、独特のタッチでこう話した。
 「馬自身はそれほど変わらないが、パフォーマンスとしては成長できていると思う。前2走がプラス体重だったのは、こちらが意図したわけではなく、馬が成長しての結果だ」
 最後に横山典騎手が意気込みのほどを語った。
 「GI(皐月賞)に向けて、いいステップを切れればいいね。順調に仕上がっているし、負けないで行きたい」
 昨年の2歳王者セイウンワンダーとの初のマッチアップは、このレース最大の見どころとなる。果たして、本番に弾みをつけるのは!? 3・8中山が熱く燃える。

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