さあ、今年もやってきました。内外タイムス杯! 年に一度の大イベントです。愛馬が引退レースとして出走したり、私にはとても思い出深いレースなんですよ。
ということで、今回は各馬のデータをもとに弾き出す「未来予想図」はお休みして、私自身の思考回路をフル回転させ、勝ち馬を絞り込みました。ここはメキメキと力をつけてきた◎ウェディングフジコで勝負です。
芝、ダートは問わずに走る馬で、近走はとても堅実。ダートは3走前に500万戦で勝利していますが、そのときにマークした1600メートル1分36秒5も優秀です。道中はハイペースの3番手を追走、直線で早め先頭に立つと、そこからもうひと伸びして2着馬を3馬身切って捨てました。このあたりから馬がガラッと変わってきた印象を受けます。
芝を使われたここ2戦も、前々走が狭いインをこじ開け、1馬身1/2差の完勝。2連勝の余勢を駆って臨んだ前走のオープン・ターコイズSが0秒4差6着。1週前、陣営が中山記念に特別登録したのも分かる気がします。
ダートでは脚抜きのいい馬場を得意にしているように、菜種梅雨に入ったようなグズついたお天気も、この馬にとっては好都合です。追い切りでも抜群の反応を見せていますし、デキは引き続き絶好。待望のオープン入りを決めます。