レジャー
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レジャー 2009年09月15日 15時00分
ローズS ひと夏を越して成長著しいミクロコスモス
素質馬ミクロコスモスがいよいよ軌道に乗ってきた。 春シーズンは(4)(4)(14)着と期待を裏切った形だが、清山助手が「リズムがおかしかった。何か“らしさ”がなかったというか…。素材の良さが出ていなかった」と振り返るように、結果が出ないことで押せ押せのローテーションになる悪循環に陥ってしまった。 それが、仕切り直しの一戦となった前走・大倉山特別で2歳戦以来のV。着差こそクビとわずかだったが、久々で初めての洋芝、古馬相手という過酷な条件で一頭だけ次元の違う上がり(3F)33秒8を繰り出した。スローな展開も考えれば、折り合いもピタリとついた価値の高い勝利だった。 清山助手も「小回り、(洋芝特有の)ネチっこい馬場でも最後はギューンと伸びた。春にはなかった伸縮性が完全に戻ってきた。あの中では力が違ったね」と能力の高さを再確認した様子だ。 前走後はノーザンファームでリフレッシュ。ふっくらして張りがある馬体を見る限り、ここまでは至極順調に来れている。1週前追い切りでは、栗東CWでラスト1F11秒6(5F67秒5)を馬なりでマーク。併せたトーセンキャプテン(古馬オープン)を子ども扱いして見せた。「帰ってきてからも順調そのもの。速いところもこなしているし、期待に応えられる状態にある」と清山助手はキッパリと言い切る。 脚質的に外回りの広い阪神コースにかわるのは大きなプラス。もちろん、他の有力馬はこぞってオークス以来となる中で、自身は一度使っている強みもある。“1強”レッドディザイアに土をつけるとしたらこの馬しかいない。
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レジャー 2009年09月15日 15時00分
丹下日出夫の若駒通信簿 大物感漂うモンテエン、ラナンキュラス
1800メートルを超える新馬戦は、ただでさえスローになりがちなのに、モンテエンの初戦は、さらに8頭立て。前半1000メートル通過が65秒1という“ウルトラスロー”の究極の上がり勝負となり、ラスト3Fのレースラップは11秒6→11秒3→11秒7(34秒6)。 開幕週の絶好馬場もあり、相当速い数値が出たが、急坂の待ち構える2F標識辺りでモンテエン自身が刻んだラップは、通過順から逆算すると推定11秒1(3Fは34秒3)。この数字はなかなか出せるものではない。ちなみに、父ゼンノロブロイのデビュー戦も同じ中山のマイル。34秒台の末脚がダービー2着の出発点だったことを付け加えておきたい。 2着のリリエンタールも、上がり3F34秒5でクビ差の2着。モンジュー×重厚なドイツ血脈というと、ゲルマン人の大男を連想させるが、案に相違して416キロの軽量馬。とはいえ、小柄ながら四肢は伸びやかで無駄なアクションが少なく、比較的消耗度も少ないタイプ。次走は確勝級だろう。 前日の土曜日のマイル戦はディミータが勝ち上がった。こちらも8頭立てで、1000メートル通過は62秒1とスローの上がり勝負となった。ただ、ラスト3Fのレースラップ、11秒9→11秒5→11秒6(レースの上がりも自身のそれも35秒0)は、前者モンテと比べると一枚落ちの印象は否めない。 なんて、両者ともに、ラスト3Fのラップにソコソコの能力は内包しているものの、走破タイムは1分52秒2と1分37秒7。阪神マイルのダノンハラショーも上がり3F34秒6はまずまずでも、走破タイムは1分38秒0と平凡。こうしたタイプは、前半5Fの通過ラップが一気に60秒を切るような流れに、即座に対応できないケースが多々見受けられる。馬券も予想も、それを頭に入れて慎重に対処した方がいい。 対する阪神芝1400メートルのラナンキュラスは、切れ味鋭く1分21秒5。6月の同じ阪神1400メートルを1分22秒2で勝ち上がったツルマルジュピターの時にも述べたが、昨年の6〜12月期の関西開催で、1分22秒5を切ってきた馬は去年はいなかった。 開催初日の馬場を考慮しても時計は優秀。これまでのファレノプシスの仔は400キロソコソコの超軽量馬が続き、能力はあってもスタミナ不足のため、クラシックを乗り切ることができなかった。だが、この馬は兄姉たちと比べると10〜20キロ増しの436キロ。慎重にローテーションを組んでいけば、桜花賞戦線に耐えられる。 阪神ダ1400メートルのナリタスプリングの1分26秒3、中山ダ1200メートルのトーセンモーションの1分11秒8も上々のタイム。ともに将来は準オープン到達を予見。一方、新潟芝1200メートルのグローリーステップの1分11秒5は、水準値に1秒足りない。 未勝利組では、阪神芝1600メートルを1分34秒8で快勝したリディルが面白い存在。距離に壁は感じるが、マイル重賞路線の掲示板級くらいの能力は秘めていそうだ。
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レジャー 2009年09月15日 15時00分
青山スタジオ物語〜私がキャバ嬢になったワケ〜第十二夜
「中2の時から盛り盛りのフルメイクで、コンビニのバイトも面接で落とされてた。だから、今のお仕事はホントーに楽しいです!」 キャバ歴三週間ながら、その楽しさ、充実感にすっかりハマっている歌舞伎町『CLUBGENBA』のあゆ嬢(19才)。ディープな恋愛経験や、将来の展望をざっくばらんに語ってくれたぞ。 −−恋愛にはのめり込む方なんだって? 「そうなんですよぉ。高一の時にナンパされてホストの人とつきあってて、す ごい本気になっちゃって。4才上で考え方も違ってたし、子供扱いされて苦しくなって、あゆの方からフッて。そしたら寂しくて色んな人と遊び回っちゃって、結局入院とかしちゃって。あの頃は凄かったあ…一週間に何人も、とか(笑) −−ケータイ小説みたいな体験! 「うん。それで入院中も支えてくれる友達とか家族とか、新しい彼氏とかがいて、めっちゃ悔やんで生まれ変わったっていう…」 −−今も恋愛体質? お客さんに本気で惚れちゃいそう、とか…。 「あー、それは憧れる! 今は仕事始めたてで彼氏いないんですけど、お店でそういう出会いってよくないですか? なんか、運命的な」 −−同じ夢を見て皆通ってくるんだよ。じゃあ同伴とかもアリアリで? 「仲良くなったお客さんと、行こう行こうって話してるんだけど、まだ電話来ないの。ホント、誘ってくれたら行くのにー!」 −−甘え上手! まさにキャバは天職だね。 「そうかなー? なんか入店当時から天然だよねって言われて、今ではバカキャラにされちゃってるんですけど。でもお客さんには『癒される』って。『今だから何でも許されるんだよ』ってよく言われます(笑)」 −−19才の今だから! でもファッションは割と大人っぽいよね。 「お店では絶対黒系ロングなんです。ふだんも黒と豹柄が定番。中2の時から一途に豹柄好きで。だからエロかっこいい系?」 −−もしすごい好きな彼氏に、お嬢様系に変えろって言われたら? 「え、そこは変えない。私は私よ、っていう。やっぱり自分を輝かしたいんですよ。カリスマキャバ嬢とか憧れる。雑誌とか出たことないんで、今後機会があったらやってみたいですねー」【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年09月14日 15時00分
京成杯AH(GIII、中山芝1600メートル、13日)ザレマ 14度目の重賞挑戦で悲願達成
秋のマイル路線の第1弾「第54回京成杯AH」(GIII、中山芝1600メートル、13日)は、2番人気のザレマが直線力強く伸びて差し切り勝ち。重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分32秒1。2着に14番人気のアップドラフトが突っ込み、3連単は67万円を超える波乱となった。1番人気のヒカルオオゾラは9着に終わった。 重賞挑戦14戦目でついに大願成就した。2番人気のザレマが直線、先に抜け出したサイレントプライド、マイネルスケルツィを外から鮮やかに差し切り、重賞初Vを飾った。 「開幕週の中山で内枠だったので、前へ行こう、逃げる馬がいれば2番手で、とジョッキーと話していた。その通りになった」と音無調教師。好スタートからスッと2番手に控えると、あとは直線まで末脚を温存した。 勝負どころで一瞬、ポケットに入る形。「早めに行くことも考えたが、ああなったら我慢するしかないから」と内田騎手。馬群がバラけた瞬間、外へ持ち出すと、力強い末脚を繰り出し、前の2頭をまとめて抜き去った。 テン乗りで見事に重賞タイトルをプレゼントした内田騎手は「切れるタイプじゃないので、前々で勝負するつもりだった。最後はよく伸びてくれたね。これから大きいレースもあるし、楽しみですよ」と笑顔が弾けた。 一方、音無師は「いつか勝てると思っていたが、2着ばかりでここまでかかった。正直、ホッとした」と感慨深げ。「ポケットに入っていたおかげで脚をためられたし、その後、直線ですぐ外へ出せたことが勝因だろう。大きい馬なので伸び伸び走らせた方がいいから」と内田の好騎乗を称えた。 兄にマルカシェンク(デイリー杯2歳S、関屋記念)がいる良血馬で将来を嘱望されながら、ここまで重賞では2着3回、3着2回と惜敗続き。前走のクイーンS(2着)でも1番人気を裏切っていた。「あの時は追い切りが1本足りないと思っていた。でも、あそこを叩いていたから、今日の姿があったんじゃないかな。これでひと皮むけてほしいね」(音無師) 気になる次走は10月18日の府中牝馬S(GIII、東京芝1800メートル)。再度、内田騎手とのコンビで挑む。「そう甘くはないと思うが、千八もこなしてほしい」とトレーナー。我慢を重ねてようやくステークスウイナーの仲間入りを果たした愛馬に期待を込めていた。
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レジャー 2009年09月14日 15時00分
ローズS(JpnII、阪神芝1800メートル、20日)レッドディザイア ブエナ以外には負けない!
打倒女王へ、今度こそ歴史をひっくり返す。春にブエナビスタと名勝負を演じたレッドディザイアが「第27回ローズS」(JpnII、阪神芝1800メートル、20日)で復帰初戦を迎える。桜花賞、そしてオークスは2着に惜敗。しかしひと夏越して心身ともに急成長した。春のリベンジを胸に、秋の舞台へと立つ。 いよいよ勝負の秋を迎えた。桜花賞、オークスは無念の涙をのんだレッドディザイアが、雪辱を胸に出撃態勢を整えた。 陣営の気合は一週前追い切りからもヒシヒシと伝わった。9日の栗東坂路で、四位騎手を背に800メートルから50秒0→35秒9→23秒8→12秒4。もともとケイコ駆けするタイプとはいえ、テンからこれだけ飛ばして、ラスト2Fで24秒を切るというのはまさに極上の切れ味だ。文句なしの一番時計をマークした。 「朝一番の追い切りで馬場コンディションも良かったけど、それにしてもすごいタイムが出た。これならいい形でスタートを切れる」。久々にパートナーの背中を確かめた鞍上からも笑顔がこぼれた。 オークスの後は、北海道千歳・社台ファームで鋭気を養っていた。その後は8月6日に函館競馬場へ移動、同月13日、栗東に戻った。 「ひと夏越して体がひと回り大きくなったね。ただ、春の時点でもあれだけの高い能力を見せていた馬。無理に変わらなくてもいい」 四位は、敢えて春からの変化を求めなかった。むしろ順調に来た事が何より。無事に秋を迎えられさえすれば、結果は必ず出せる。そんな思いが感じられる。 しかしディザイアは、そんな人の思いを超越する成長を見せたという。生まれ変わったといっても大げさではない。馬体はオークス時の484キロからパワーアップ。一週前の計量で500キロを越えている。マンハッタンカフェ産駒らしく、春はやや細手に映るシルエットだったが、ひと夏を越えて牡馬並みのたくましさが出てきた。 フィジカル面の成長は調教内容にも大きな変化をもたらした。守りから攻めへ。春はテンションを上げないようセーブ気味だったが、馬体減りの心配がなくなった今はびしびし攻められる。それが一週前の猛時計にも表れた。 「あの時計も含めてここまで何も言うことがない。今の状態でもう一度あの馬とやれば必ずいいレースができる」 松永幹調教師の言う“あの馬”とは無論ブエナビスタだ。その言葉を裏付けるためにも、本番を前に女王以外に負けるわけにはいかない。最高の形でリベンジの舞台へ、レッドディザイアの逆襲が始まろうとしている。
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レジャー 2009年09月14日 15時00分
セントライト記念(JpnII、芝2200メートル、20日)アドマイヤメジャー 素質は皐月賞馬と双璧!
今週の中山メーンは菊花賞トライアル「第63回セントライト記念」(JpnII、芝2200メートル、20日)。毎年、春の実績馬と夏の上がり馬が激突する構図だが、今年の主役は現在3連勝中のアドマイヤメジャーだ。西の最終兵器がいよいよ全国区へと名乗りを上げる。 ひと夏越せば勢力図はガラリと一変する。特に近年の菊花賞ロードは、夏の上がり馬が春の勢力を一蹴するケースが目立っている。 昨年のオウケンブルースリ、2006年のソングオブウインド…近3年だけでも、春はクラシックに縁のなかった馬が秋の頂点を極めている。 今秋、勢いを武器に天下奪りを狙うのがアドマイヤメジャーだ。友道厩舎には皐月賞馬アンライバルドがいるが、スタッフの間ではGI馬にも負けない評価を受けている。 「春は弱い部分があって思うような調整ができなかった。そんな状態であの成績を残すんだから能力は相当高い。皐月賞馬と比較してもそん色はない」と杉村助手は断言した。 その片りんを見せたのが、前走の1000万「三田特別」だ。初の古馬相手をまったく問題にしない0秒4差のV、直線では川田騎手が手綱を抑えるほどの楽勝だった。 「未勝利戦から3連勝したけどすべて乗ったジョッキーが違う。それでも結果を出しているのは競馬センスの高さ。器用さがあるからだよ」と杉村助手は能力の高さに加えて、もうひとつの長所を上げる。 ただ、不安がないわけではない。前走後は宮城県・山元トレセンへ放牧、8月19日、栗東に戻った。激戦の疲れを癒してリフレッシュするのが狙いだったが、逆に馬体がガレてしまう誤算があったという。そのために体を回復させながらの急ピッチでの調整となった。 「放牧先から戻ってきたころは体が緩くて歩くのもやっとだった。まだケイコの動きにはスムーズさがないけど、何とかあと一歩のところまでは持ってこれた」 状態は決して胸を張れるものではない。しかしそのコンディションでトライアルを勝てば当然、頂点も見えてくる。陣営は苦しい状況でも、底力を信頼している。 「このデキで激走してしまうとレース後の反動が気になるけど、能力の高さでクリアしてしまう可能性は十分にある。それに春はクラシックに出走できなかっただけに、その悔しさを何とか晴らしたい」 期待と不安を抱きながら、西の最終兵器が菊に向けて走り出す。
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レジャー 2009年09月14日 15時00分
セントウルS(GII、阪神芝1400メートル、13日)アルティマトゥーレ圧勝
サマースプリントシリーズの最終戦「第23回セントウルS」(GII、阪神芝1400メートル)は、13日の阪神メーンで行われ、松岡騎手が騎乗した5番人気のアルティマトゥーレ(牝5歳、美浦・奥平厩舎)が優勝。待望の重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分7秒8(良)。 大外枠からスッと好スタートを切ったアルティマトゥーレは、テンを主張するコスモベル、ローレルゲレイロを見ながら3番手をキープ。迎えた直線、楽な手応えのまま抜け出すと後続をまったく寄せつけない強さで、GI馬スリープレスナイト以下を2馬身2分の1差突き放してみせた。 「先のこともあるのでハナには行きたくなかったけど、ほかに行く馬がいていい感じで道中は進めた。(2走前に)福島で勝ったときよりも返し馬の雰囲気が良かったし、今日みたいな競馬ができればGIでも」と松岡騎手。GIでもとは、もちろん、3週後に控えるスプリンターズS(GI、中山芝1200メートル、10月4日)を意識した発言だ。 「大事に使ってきたので今後は様子を見ながらレースを選択することになりますが、無事ならそうなるでしょうね」と奥平調教師も秋の電撃王チャレンジに意欲的。この日の勝利で1200メートルは〈4100〉。遅れてきた大物スプリンターの走りに注目が集まる。
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レジャー 2009年09月14日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年セントライト記念を制したブラックタキシード
数多いサンデーサイレンス産駒のなかで、ブラックタキシードは決して目立つ存在ではない。重賞勝ちは1999年のセントライト記念のみ。GIはダービーの5着がある程度だ。ディープインパクトやアグネスタキオンといった名馬と比較するまでもなく、いかにも地味な記録でしかない。 しかしそんな成績以上に印象に残っているのがその容姿だ。肌は薄く、吸い込まれそうな黒。光の加減では青みがかって見える。そして額から鼻の頭にかけて緩やかに流れる白い流星。強烈な遺伝子を注入されたSS産駒でも、ここまで父に似ている馬は珍しい。 そこを踏まえて16戦の競走成績を振り返ると、本当はもっと能力のある馬ではなかったのかと思えてくる。確かに成績欄の行間では、常にケガとの格闘を繰り返していたのだ。 ひとつ年上にグラスワンダーがいた美浦の尾形厩舎から2歳の夏にデビュー。優れた父だけでなく、母の父にも米国?1種牡馬ストームキャットを配された良血だけに、新馬から3戦は当然のごとく1番人気になった。だがこれも父譲りの気性難が邪魔をして(2)(3)(6)着と振るわず。4戦目にはレース中に故障を発症し、競走中止の憂き目に遭った。 それでも3歳春にはようやく軌道に乗り、かなりのハイレベルだったダービーはアドマイヤベガの5着。秋初戦のセントライト記念は久しぶりに1番人気に支持され、好位からきっちり末脚を伸ばし、シンボリモンソーの追撃をクビ差退けて重賞初Vを達成した。 だが不思議といいことは長く続かない。次の菊花賞で14着に大敗すると、長丁場の反動か、脚元に不安が生じた。そこから1年半に及ぶ長い休養を経て、何とか戦列には復帰したものの、往時の輝きを取り戻すことはついになかった。 しかも2001年のエプソムC(16着)の後、屈けん炎が見つかる不運も重なり、本当の底力を発揮できないまま、引退を余儀なくされた。 種牡馬転向後、産駒は主に地方で活躍。父も、母の父も、ダート競馬の米国で実績を残したのだからそれも当然かもしれない。ちなみにブラックタキシードのダート経験は2度だけで(10)(1)着。もう少し可能性を見たかった気がする。
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レジャー 2009年09月12日 15時00分
京成杯AH(GIII、中山芝1600メートル、13日) 重賞鑑鼎談 穴党3記者が激論展開
いよいよ今週から秋競馬が開幕。中山では「第54回京成杯AH」(GIII、芝1600メートル)があす13日に行われる。3記者が激論を交わす「重賞鑑鼎談〜確定編〜」は今週からリアスポ名物・虎穴記者が加わり、さらにヒートアップ。“爆穴3人衆”はヤマニンエマイユ(虎穴)、ケイアイライジン(赤羽)、タマモナイスプレイ(石沢)をそれぞれ本命に挙げた。 赤羽 先週(新潟2歳S)、石沢が推奨したシルクフィーリングはドンケツ。で、今週からエロ担当に異動したエビちゃん(海老沢)のフローライゼが15番人気で2着だぞ。本来ならオマエが出ていくべきだったんじゃないか? 石沢 ソエで追えなかったんだからしょうがないでしょう。羽やんのブランビーブラックだって7着と見せ場なし。それよりエビちゃんにかわる刺客って誰なんスカ? 虎穴 このワタシだ。 石沢 って、あなた誰。しかも、何でタイガーマ○クの覆面被ってるの? 赤羽 オマエ、知らないのか。リアスポが誇る爆穴ハンターだぞ。奇想天外なポツン印は業界でもファンが多い。先週も土曜小倉7Rで3連単57万1930円と、とんでもない大万馬券を◎☆☆で的中させている。 虎穴 生活苦に陥っている職にあぶれた50代の男性から「あなたのおかげで生き延びることができました」と自宅にお礼の手紙がきた。彼にはワタシの存在がキリストとダブっているかもしれんな。ハッハッハッ。 石沢 ミョーにうさん臭いんですが、この人。とにかく、今週、栗東で見つけた宝石がタマモナイスプレイです。 赤羽 またムチャな。 石沢 前走後、夏バテのため2週間ほど放牧に出したんですが、これが効果てき面。鶴田厩務員は「ホント、今は落ち着き十分。気候が涼しくなって一気に体調も回復した」と満面の笑みでした。もともと陣営は兄タマモホットプレイ(重賞2勝)と同等の評価をしてきた素質馬。「このメンバーなら重賞でも何とかなる」と色気たっぷりでした。 赤羽 ケイアイライジンで決まりだろ。 虎穴 えらい堅いチョイスじゃないか。 赤羽 当たればいいの。プリンシパルSでアントニオバローズ(ダービー3着)を負かした実力は言わずもがなだが、何より掛かる気性なので距離短縮は大きなプラス。とくに中山は3戦2勝と相性がいいからな。しかも、絶対的有利な1枠をゲットとなれば、もう決まったようなもんだろう。 虎穴 君たち、ヤマニンエマイユを忘れてはいないか。 石沢 牝馬の夏はもう終わったんですよ。前走はオープン特別で8着。フツーに消しでしょ。 虎穴 甘い。甘すぎるぞ。その朱鷺Sは外しか伸びない馬場、それがフルゲートの4番枠で外に出せないまま終わる不完全燃焼だったのだ。それでも最後まで脚色は鈍っていなかった。 赤羽 オイッ、右回りには良績がないじゃないか。 虎穴 昨年でも見せ場たっぷりの4着。決してダメというわけじゃない。ハンデも前走から2キロ減。担当する佐藤助手も「使うごとに気合が乗ってきた」と状態はいい。この馬でまた人助けをすることになりそうだな。 石沢 じゃあ、外れたら覆面を脱ぐってことでいいですかね? 虎穴 言っとくがオレは平田じゃないぞ。 赤羽 スーパーストロングマシンの中身? そのネタでもう年齢がバレバレなんだけど…。
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レジャー 2009年09月12日 15時00分
セントウルS(GII、阪神芝1200メートル、13日) アベコーの気になる本命は!?
今週から関西エリアでは阪神競馬が開幕。あす13日は、サマースプリントシリーズの最終戦「第23回セントウルS」(GII、芝1200メートル)が行われる。GI・スプリンターズSの前哨戦の意味合いも持つだけに、各陣営の思惑もさまざまだが、やはり勝負がかりという点では、シリーズ制覇を狙っている夏季稼働馬か。とくに、東から敢然と殴り込みをかけるアルティマトゥーレには、アベコーこと阿部幸太郎も熱視線を送る。1200メートル以下は<3110>の好成績。遅咲きのスプリンターが、秋の仁川で全国にその名を知らしめる。 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 昨年、京成杯AHで、データを覆す事態が発生しました。3番人気の牝馬キストゥヘヴンが優勝。過去10年で牡馬がすべて優勝。2着は5年前のシャイニンルビーが1頭だけという圧倒的に牝馬が劣勢の中での優勝。驚きはそれだけではなく、中山の開幕週では絶望的な枠順ともいえる大外16番を克服。ここ10年でもこの馬番は3着も入ったことがなかったのですから、それは衝撃的でありました。 もっとも、昨年は前半3F通過が32秒8という短距離戦並みのハイペース。先行馬が壊滅する展開の利もあったのです。今年はシンボリウエストかマイネルスケルツィが先行。比較的落ち着いた流れになる公算が大。そこで注目しているのがひと叩きしたゲイルスパーキー。昨秋のオープン・キャピタルSでタマモサポートの2着。このとき4着だったのが京成杯AH2着だったレッツゴーキリシマ。勝ち馬は今年の京都金杯で優勝。価値ある内容でした。ハンデの55キロを味方に一角崩しを楽しみにしています。 さて、西ではスプリンターズSの前哨戦「セントウルS」が阪神競馬場で行われます。昨年、優勝のカノヤザクラが今年も参戦。有力馬にとっては、あくまでも3週後のスプリンターズSが大目標。そこに人気薄の付け入るスキがあります。 狙ったのはアルティマトゥーレ。5歳馬ながらまだキャリアが9戦。それで5勝。底を見せていない魅力があります。しかも短距離戦は抜群の適応力。こと芝1200メートルは4戦して<3100>。天才的なスピードを誇示しています。 ちなみに、その秀逸なスピードを見せつけたのが6月の福島・テレビユー福島賞。芝1200メートルで、後続に余裕の2馬身1/2差のワンサイド。1分8秒2のタイムに、ラスト3Fは34秒1。ビッシリ追っていれば1分7秒台も可能だったはずです。この時計は翌日のオープン・バーデンバーデンCで優勝したシャウトラインの1分8秒7(35秒1)をはるかにしのぐものだったのです。 今回のポジショニングはローレルゲレイロの2番手でもOKで、考えた以上に展開に恵まれそうな様相。かつ開幕週の馬場。自信の6F戦で王手です。
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