レジャー
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レジャー 2009年10月22日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」もう二度と行きたくない店
飲み友達の一人(34)が宝くじが当たった、という話があり、キャバクラを奢ってくれることになった。よくその飲み友ともう一人加えた3人で歌舞伎町のキャバクラへ…。店を選ぶにあたって、飲み友が知っている店があるというので、言ってみることにした。区役所通りにある店だった。私はこの店に入るのは始めてだ。 店に入るなり、お客さんが満員ではないのに、客数よりもキャバ嬢の数が少ない「マイナス営業」だった。時間帯の問題なのか、あるいは、たまたま出勤していないキャバ嬢が多いのかは不明だ。 そんなマイナス営業だったので機嫌を損ねたのか、酔っているのも手伝って、飲み友が帰ろうとしてしまう。いま、帰っても終電はない。しかも、店に入ったばかりで、まだキャバ嬢が着いていないのだから、もっと様子を見ようと言って、私が連れ戻す。結局、1セットだけいることにしたが、マイナス営業のままだった。 その店への印象はそれほど悪くなかったものの、私は、「また行こう」とは思えなかった。しかし、再び、その店に行ってしまうことになる。私と飲み友と一緒に行ったもう一人に、営業メールが届いていたためだ。その男がいうには、キャバクラにはたまに行くが、営業メールをしてくるのは珍しい、というのだ。 キャバ嬢に対して、いつも強気に出ているその男は、あまりキャバ嬢と連絡先を交換しない。またしたとしても、数回はメールが続いたとしても、すぐに途絶えてしまうことが多かった、という。しかし、今回は、キャバ嬢はマメにメールをよこすタイプだった。その営業熱心さに、「かわいくはないけど、また行ってみよう」とは思っていたようだ。 数週間経った頃だろうか。その男を含め4人でキャバクラに行く機会があった。ある店の半額イベントデーだったために、みんなで行こうとなった。その店で過ごした時間が楽しかったのか、その男が「もう一軒行こう」という話になった。そこで男の頭に浮かんだのが、営業熱心なキャバ嬢がいる店だった。 この段階でいつの間にか、一人がはぐれてしまった。彼が客引きと話をしている姿があったが、いつの間にかどこかへ消えてしまったのだ。 仕方がないので、3人で行くことになった。店の前で話を聞くと、本指名だと正規料金で高額なのだが、場内だったら初回料金(つまり、1セット目は安い料金)で可能という話だった。「場内」でもいい、ということになり、店に入る。 男が場内指名をすると、指名嬢がやってきた。指名嬢は「びっくりした」と、うれしそうに言ったのだが、すぐに、「なんで場内なの? うちは、場内だと意味ないんだけど」と言ってきた。本指名ではないとポイントがつかないというのだ。 しかし、いきなり、そんな話ですか。「本指名ではないと意味がない」と、まだ2回目の客に言いますか? 男は若干、キレかかる私も同様だった。 たしかに、キャバ嬢の気持ちも分からなくはない。どうせ来てくれるのなら本指名のほうがポイントになるし、素直にうれしい。でも、それほどの仲でもなく、たった2回目の相手に、「場内だと意味がない」なんて、普通は言わない。 しかも、再び、マイナス営業になった。店側に聞くと、「団体客がいるので」と話してきた。みると、確かに団体客はいるが、そこにもキャバ嬢が1対1でいるわけではない。この店は、ちょっと人数が入るとマイナス営業になるくらい、キャバ嬢がいないのか? と思ってしまった。 もし、そうなら、ちゃんと入る前に言えよ、と不親切な対応にいらだった。こんな対応をしているから、どんどん歌舞伎町から人が減って行くんじゃないだろうか。もちろん、歌舞伎町浄化作戦のために、夜の街に人は減っている。しかし、お客は、よい店にはつくもんだ。 こんな対応の店ばかりだったら、もう歌舞伎町は死んだ、と言われても仕方がない。ただ、そんな店のために、歌舞伎町のイメージが悪化してほしくないとも思う。こんな対応の店は、この店だけだと思いたいが、こうした店は自然淘汰されていくだろう。半年後にはないかもしれない。サービスが悪い店は消えて行く。そして、また新たな店がつくられ、評判のよい店になっていく。歌舞伎町なそんな街だ。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年10月21日 15時00分
菊花賞追い切り(JpnI、京都芝3000メートル、25日)菊見えた イコピコさらに上昇
秋のGIシリーズも佳境。今週は3冠最終戦「第70回菊花賞」(JpnI、芝3000メートル、25日)が京都競馬場で行われる。ダービー馬不在で混戦ムードが漂うなか、最終追い切りが今朝(21日)行われ、栗東ではトライアルの神戸新聞杯で春の既成勢力を完封したイコピコが絶好の動きを披露。戴冠へ大きく前進した。 ハワイ語で「頂上に」を意味するというイコピコ。神戸新聞杯ではレコードでダービー2着馬リーチザクラウン以下に圧勝し、菊の大輪が見えてきた。 インフルエンザで先週の1週間、自宅療養していた西園調教師。まだ病み上がりの身にもかかわらず、火曜から早々と栗東トレセンに姿を現した。菊花賞ウイークを迎えて、居ても立ってもいられない、そんな指揮官の熱い思いが言葉の端々からも伝わってくる。 「先週のケイコは本当によく動いたね。ウチの中でも攻め駆けするエイシンタイガーを一瞬でちぎった。まだ3歳馬なのにこれだけ走るとは」と指揮官は休養中だった1週前追いを絶賛する。 2001年の菊花賞を制した父マンハッタンカフェは500キロを超す大型馬で、スケールの大きな走りが武器だったが、それに比べると460キロと馬体は小さい。しかし、前走の神戸新聞杯で見せた鬼脚は父親譲り、いやそれ以上だった。西園調教師もTRに対して満点の評価を与える。 「ゴール前では鞍上が抑えたほど。追えばもっと伸びていたんじゃないかな。コンスタントに上がり3F33秒台の脚を使えるのは本当にすごいよ」 切れ味とともに、この馬のもうひとつの長所が鞍上への従順さ、トップクラスの競馬センスだ。3000メートル戦を前に指揮官は折り合い面の良さを強調する。 「最近の菊花賞はスタミナ勝負というより、折り合いをつけての瞬発力勝負になりやすい。そんな中でまったく引っ掛からないのは武器だよ。見習い調教師の時にケイコをつけていたマチカネフクキタル(1997年菊花賞)と似たようなタイプじゃないかな」 鞍上は先週のレッドディザイアで打倒ブエナビスタを成し遂げた四位騎手。牝と牡の違いはあれ、ともに抜群の切れ味が武器とするだけにイメージはダブる。 「前走の神戸新聞杯でも鞍上にはこれといった指示を出さずにあれだけの完ぺきな騎乗をしてくれた。今回も彼の感性に任せるよ」 今週も四位騎乗のキレ馬が淀を駆ける…男版レッドが天下統一へと一直線だ。 【最終追いVTR】栗東坂路で800メートル52秒1→38秒2→12秒4(G一杯)。先週と同じようにハロー直後の走りやすい馬場で追われた。酒井騎手を背に、ラスト2Fから追い出されると、一気に加速。スピードは最後まで衰えぬままゴール板を駆け抜けた。さらに上昇ムード。
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レジャー 2009年10月21日 15時00分
菊花賞追い切り(JpnI、京都芝3000メートル、25日)春とは違う ナカヤマフェスタがいよいよ本格化
秋初戦のTR・セントライト記念を横綱相撲で完勝したナカヤマフェスタ。伏兵セイクリッドバレーに2分の1馬身差と詰め寄られたが、堀内調教厩務員は愛馬の強さを再確認したという。 「最後はまだ余裕がありましたからね。内容は着差以上に強かったです」 さらに、こう続けた。 「トモに疲れが出て回復に手間取った春とは別馬ですね。馬に実が入り、シンが強くなった証拠でしょう」 セントライト記念の後は10日間ほどリフレッシュ放牧へ。「状態は一段と良くなってますよ」と同調厩員。実りの秋を迎えて、まさに天井知らずという表現がぴったり当てはまる。 15日に行われた1週前の追い切りが、目下の充実ぶりを如実に物語っていた。終始、抜群の手応えで、5F63秒0(ポリトラック)と出色のタイムを叩き出したのだ。 ケイコ役の佐々木助手は「今まで乗った中で、一番いい動きだった。ゴールを過ぎても、どこまでも伸びそうな勢いでした」と満点の評価を与えた。この時点で、ほぼ万全といえる出走態勢が整った。 3000メートルは全馬にとって未知の領域だが、「距離に対する不安はまったくない」と陣営は自信を見せる。「セントライト記念は道中、ズブいぐらいだった。これなら、距離が延びても問題ないよ」と鞍上の蛯名騎手は断言する。 関東圏以外で競馬をするのは菊花賞が初めてだが、堀内さんは意に介していない。「オンとオフの切り替えが上手な馬だから、初めての環境にも適応できるでしょう。これまでも、輸送で苦労したことはないから」 京都の3000メートルは2度の坂越えなど、難コースといわれているが、「十分対応できる」という。 「今のところ心配な点は何ひとつない。普通に走ってくれば、結果はついてくると信じています」 堀内さんは最後の1冠奪取に揺るぎない自信をのぞかせた。 【最終追いVTR】先週の時点で仕上がっていたため、今朝は3頭併せで気合を乗せる程度。ダートコースで5F68秒5→51秒3→37秒7→12秒2を馬なりでマークした。時計は平凡も、動きそのものは活気に満ちており、万全の態勢が整った。
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レジャー 2009年10月21日 15時00分
菊花賞追い切り(JpnI、京都芝3000メートル、25日)西の伏兵フォゲッタブルが怪気炎
池江郎調教師が早くから「長いところを走らせたい」と常々、語っていたのがフォゲッタブルだ。 それもそのはずで、父ダンスインザダークは1996年にこのレースを制し、種牡馬としても2頭の菊花賞馬を輩出。それに、母エアグルーヴは2400メートル以上のGIで(1)(2)(3)(2)(5)着という安定感を誇った。池江郎師は続ける。 「この馬の血統、資質からも長いところの方が絶対に競馬がしやすいはず。気性は素直だし、折り合い面に関してもまったく心配がないからね」 確かに、2400メートルで快勝した5走前の生田特別の内容は適性の高さを感じさせるもの。終始、2、3番手で折り合い、息の長い末脚で後続を引き離す、まさにステイヤーの勝ち方だった。 「他はできあがっている馬ばかり」(同師)のなかで、いまだ完成しきっていない分、伸びシロが残っているのも大きな魅力だ。「まだ成長はゆっくりゆっくりだが、少しずつ上向いてきているのは確か。権利を取れたことで、ここを目標にしっかりと乗り込んできたからね」と指揮官は話す。 前走後は新設されたポリトラック中心にしっかりとケイコを消化。以前は常に併走馬に先着を許していたが、2週連続併入に持ち込んだあたりが、師が言う成長の跡だ。 「夏を使っているので体はできている。もともと素質的に大きな期待をしていた馬。ここでどういう競馬をしてくれるか今から楽しみ」 世代のエース格アプレザンレーヴが早々にリタイアしただけあって、この馬かける期待は日々、高まっている。乱菊をぶった斬るのは結局、血の力かもしれない。 【最終追いVTR】栗東Wコースで6F80秒3→65秒3→50秒9→37秒9→11秒7(一杯)。古馬1600万のニュービギニングと併せ、4コーナーでは1馬身ほど置かれ気味となった。しかし、直線では自慢のしぶとさを発揮。何とか食らい付くと、併入でフィニッシュした。態勢は整っている。
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レジャー 2009年10月20日 15時00分
菊花賞 ひと夏越して成長著しいブレイクランアウトが本領発揮
牡馬3冠クラシックの最終戦「第70回菊花賞」(JpnI、京都芝3000メートル、25日)が今週のメーン。ダービー馬ロジユニヴァースが不在、皐月賞馬アンライバルドも神戸新聞杯で4着に敗れ混戦ムードが漂うなか、一発に虎視たんたんなのがブレイクランアウトだ。秋初戦の朝日CCでは昨年の皐月賞馬キャプテントゥーレのクビ差2着と好走し、ひと夏を越して成長著しいところを証明。久々を叩かれ、状態もさらにアップしている。 古馬相手だった朝日CCで2着と好走したブレイクランアウト。 1番人気に推されたNHKマイルCで9着、続くダービーも15着と、春は不本意な結果に終わったが、昨暮れの朝日杯FSでは0秒1差3着した素質馬。3カ月半の休み明けで昨年の皐月賞馬キャプテントゥーレにクビ差の接戦を演じたことで、改めて一級品の能力を証明してみせた。 その前走は収穫が大きかったと陣営はいう。ひとつは距離に対する融通性が確認できたこと。「スタートから出していって、ポジションを取りにいった。負けはしたけど、最後まで伸びていたし、これなら距離はもつよ」と手綱を取った藤田騎手が言えば、「GI馬相手にいいレースができたのは自信になったし、春より精神面で成長して折り合いに進境を見せてくれたのは何より。今なら三千も克服できる」と斎藤助手もきっぱりだ。 もうひとつは、大一番の前に関西圏への長距離輸送を経験できたこと。「プラス体重になるかと思っていたが、予想以上に減っていた。でも、今回はそれを教訓にしてやれたからね。同じくらいの体でいけるはずだよ」 1週前の追い切りは15日、ダートコースで行われた。ラーナック(古馬500万)との併せ馬で6F83秒9→66秒1→50秒9→37秒4→12秒0(一杯)をマークし、直線の追い比べではあっさり4馬身先着した。 「ムキになることもなく、終始、リラックスして走っていたね。折り合いがついていたし、馬体が合ってからハミを取ってグンと伸びてくれた。反応、息の入りとも良かった」と斎藤助手は仕上がりの良さを強調していた。 TR組が人気を集めているが、2002年のファストタテヤマ(16番人気)が札幌記念13着→菊花賞2着、04年のオペラシチー(6番人気)が朝日CC7着→菊3着、2007年のアルナスライン(6番人気)が京都大賞典3着→菊2着と好走しており、古馬との対戦が大きな糧になることは証明済み。今年はこの馬が台風の目になる。
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レジャー 2009年10月20日 15時00分
菊花賞 ステイヤーの資質が開花したフォゲッタブル
1986年のメジロデュレン、90年のメジロマックイーン、そして2005年のディープインパクト…実に70回の歴史の中で3度も菊花賞を制覇したトレーナーが池江郎調教師だ。 しかし、この3勝は決して偶然ではない。早い段階から目イチで使わず、じっくり育て上げるのが池江郎流であり、その方針の下で素質馬が開花するのが3歳秋なのだ。夏の北海道を境にして急成長を遂げたデュレン、マックイーンはまさにその典型といえるだろう。 そして、今年も独自のスタイルで菊の大輪を咲かせようとしている素質馬がいる。母に97年秋の天皇賞馬エアグルーヴを持つ超良血フォゲッタブルだ。 「入厩当初から血統的に期待していた。ただ、せかせる競馬は合わない。ゆったり、ゆっくりと走れるこの菊花賞が合うと思っていたので、是が非でも出走させたかった」。池江郎調教師は長距離戦への適性について自信を見せる。 担当スタッフは池江敏助手&市川厩務員。05年の3冠馬ディープインパクトを手掛けたゴールデンコンビだ。 「以前はトモがパンとせず、疲れを取るのに時間がかかったが、今は腰やトモがしっかりして、その不安もなくなった」(市川厩務員)。焦らずじっくりと馬の成長を待つプランはフォゲッタブルにも着実にプラス効果として表れている。 そして、迎える実りの舞台・菊花賞。「これまでのレースを見てもスタミナがあるのは分かっている。それに折り合い面にまったく不安がないのがいい。まさに三千は望むところだね」と気合が入っている。 父は96年の菊花賞馬ダンスインザダーク。筋金入りのステイヤーが、いよいよ真価を発揮するときがきた。
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レジャー 2009年10月20日 15時00分
丹下日出夫の若駒通信簿 デ杯勝ちのリディルは朝日杯FSへ視界良好
「走る」といわれる馬は、得てして馬っけが強いことが多い。 貴公子のような顔をしたミスターシービーも、怪物ハイセイコーも若駒時代、馬房は天井まで精液で真っ白(笑)。あまりに血の気が多いため、馬房の周りには「蚊柱」が立つほどだったという。ちなみに、イチモツにはリングをセット。膨張すると締め付けられる「痛さ」を学習することによって、それを治めたという話を聞いたことがある。 デ杯2歳Sのリディルも、相変わらずの馬っけ。これも、ひとつの大物の証しなんだろうか。レースは前半4F46秒8→5F58秒8の平均ラップを余裕シャクシャクに後方よりの外めから追走。「クラシックは、この馬で」。未勝利を芝1600メートル1分34秒8で勝ち上がった前走時に、小牧が語っていたのを思い出したが、よほど自信があったのだろう。 ラスト3F11秒7→11秒4→11秒8のレースラップのなか、逃げ込みを図ろうとするエイシンアポロンの上がりを0秒9も上回る33秒8の鬼脚で一閃。昨年のシェーンヴァルトの1分33秒3には及ばないものの、1分33秒7は過去10年のデ杯ではナンバー2の好時計。が然、朝日杯FSが視界に入ってきた。 2着はエイシンアポロン。前走の野路菊Sは体調もひと息。差す競馬でどれだけの脚を使えるのかを試し5着に終わったが、小倉未勝利(芝1800メートル)の記録はレコードに0秒2差。そのスピードは特筆されていい。ただし、目標になりやすい一本調子の先行型。坂のあるコースも「?」がつくことを覚えておきたい。 3着のダノンパッションは変に首差しが細く映り、ピークを過ぎてしまったか。立て直しに少し苦労するかもしれない。 サフラン賞のアニメイトバイオは、前回の中山マイルを1分34秒4で突破。キャリアを積んでの未勝利勝ちだけに、半信半疑の面もあったが、芝1400メートル1分21秒5のレコードで2連勝とあれば、これは本物。 東京新馬・芝1800メートルのヒシカツジェームスは、ラスト3Fに10秒台のラップを2度マークしているものの、1分52秒5が平凡。東京マイルのレッドクロスも、先週のブルーミングアレーの1分35秒0と比べると、見劣りがする。 一方、京都マイルのダノンスパシーバは、初陣で芝1600メートル1分35秒2ならまずまず。抜け出すときの脚も出色。走破タイム以上に中身は濃い。
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レジャー 2009年10月20日 15時00分
噂の騎士(ナイト)第27回『高田馬場へようこそ』
こんちは、放射性廃棄物の岩男です。今日も朝早くから、NHKの体操のお姉さんをオカズに2回コキましたんで、右手が栗臭いことにも秋の気配を感じられるのは…自分だけでしょうか? さて高田馬場って聞いて、たいていの方々は“学生の街”のイメージを持って、安い飲食店や居酒屋があることを想像させませんか? また最近では有名ラーメン店が多数出展して、確かに若者で賑わっていますよね。 しかし、こんな場所にも小規模キャバが何軒かありまして、通には人気の街なんです。そういう自分も高田馬場駅前ストリートの「さかえ通り」にある某キャバ店の大ファンなんです。 というのも、格安で飲めるのは当然なんですが、この辺のキャバ嬢ってメガシティーの女の子たちと比べて下半身モラルがちょっとばかり低いんじゃあないか、と思わせるんですよ。だからと言って、安かろう悪かろうということもなく、女の子たちのレベルはかなり普通より上なんです。 でもって、そんな噂はすぐにスケベ男たちの耳には早く届き、高田馬場の街自体がヤリタイ、ハメタイ盛りのサラリーマンたちには結構好評ですよ。実際、自分も3か月の間で2人のキャバ嬢を喰えちゃったほど確率の高い場所になってるんです。 いつもの池袋、新宿に行く途中の駅で降りて、今日は高田馬場で飲みましょうよ。もちろん、キャバ嬢だけでなく、周辺の大学、専門学校のギャルの絶対数の多いことで、居酒屋でさえかなり高い確率で彼女たちと接近できる可能性もあるんですから。*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年10月19日 15時00分
菊花賞(JpnI、京都芝3000メートル、25日) 上昇度ナンバーワン イコピコが勢力図を塗り替える
今週は、牡馬3冠の最終戦「第70回菊花賞」(GI、芝3000メートル、25日)が京都競馬場で行われる。ダービー馬ロジユニヴァースがジャパンCへと進路を向け、にわかに混戦模様が漂うなか、主役を担うのがTRの神戸新聞杯を勝ったイコピコだ。春はクラシックに出走すらできなかったが、夏を境に急成長。前走で見せた強烈な決め手を武器に、一気に頂点を狙う。 リーチザクラウン、セイウンワンダー、そしてアンライバルドといった春の既成勢力を一瞬でなで斬りにした。一頭だけ次元の違う切れ味。イコピコの前走・神戸新聞杯は強烈なインパクトを残した。 「トライアルはポジションより折り合いを重視した競馬だった。先生からの指示通りの騎乗で、見事に勝ってくれましたね」。インフルエンザで休養を余儀なくされている西園調教師に代わり、攻め馬を付ける酒井騎手はそう振り返った。 昨年11月のデビュー戦が15着の惨敗。未勝利勝ちは3月と遅かった。体質が弱く、当時は体つきもキャシャだった。ヒョロッとした体形は、いかにも晩成型のステイヤー、父マンハッタンカフェの血を思わせたものだ。 持てる素質を発揮しきれずにいたため、クラシックには不出走。しかし、暖かくなって動きにキレと力強さが出てきた4月に500万、5月にはオープン特別の白百合Sを快勝して、秋に希望をつないだ。 「休ませて放牧から帰ってくるたびに成長している。入厩当初は体も目立たなかったけど、今ではしっかりして、成長力はすごいのひと言です」 もう、春のひ弱さはない。菊を制して超一流馬にのし上がった父と同じ上昇軌道をイコピコも走り始めている。それをはっきり示したのが神戸新聞杯だ。しかもレコードVの反動もない。1週前には栗東坂路で800メートルを52秒6。オープン馬のエイシンタイガーに1秒先着している。 「先生からは真っすぐ走らせてくれと。いい動きでした。ゴール前で気を抜くような面はあったけど、心配するほどじゃない。いい状態で出走できそうです」。手綱を取った酒井騎手も、本番に向けて万全の仕上がりを強調した。 3冠路線にこだわらなくなり、3歳馬の秋の選択肢が広がる流れのなか、今年もダービー馬ロジユニヴァースがジャパンC参戦を決めた。 イコピコにとっては、最強の敵がいなくなったことになる。昨年の覇者オウケンブルースリも、春は目立たず、一躍、菊花賞で頂点に立ったが、今年もその可能性がグンと高まったわけだ。 「今度は京都の三千メートルになるけど、リラックスして走れるのでまったく不安はない。前走内容からもチャンスは十分にあると思う」 イコピコという名はハワイ語で「頂上へ」。遅れてきた大器が、まさしく名を体で表そうとしている。
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レジャー 2009年10月19日 15時00分
菊花賞(JpnI、京都芝3000メートル、25日) 東の大将ナカヤマフェスタが勇躍出陣
皐月賞8着、ダービー4着。春の2冠は脇役に甘んじたナカヤマフェスタが、最後の1冠・菊花賞で堂々と東の主役を張る。 その存在感を強烈にアピールしたのが、秋初戦のTR・セントライト記念だ。道中は7番手で折り合いに専念し、3角過ぎから徐々に進出。あっさりと抜け出す横綱相撲で完勝した。 レース後の蛯名騎手のコメントは自信に満ちあふれていた。「(春と比べて)体に張りが出てきたし、馬は数段良くなっていた。好スタートを切って、スムーズに流れに乗れて、道中はズブいぐらい。これなら、三千メートルもまったく問題ないでしょう」と笑みを浮かべたものだ。 一方、担当の堀内調教厩務員も、「あれでもまだ余裕がありましたね。着差以上に強いと感じました」と振り返った。蛯名騎手同様、本番に向けて確かな手応えをつかんだ様子だ。 セントライト記念の後は、10日間の短期放牧で疲れを癒した。「フレッシュな状態で帰ってきました。一段と良くなっていますよ」。プレッシャーのかかる仕上げにも、堀内調厩員には余裕すらうかがえる。 「春はレースを使った後、トモに疲れが出たけど、今回はそんな兆候がまったくない。回復が早かったし、それだけシンが強くなったのでしょう。カイバもモリモリ食べてますよ」 文字通り、天高く馬肥ゆる秋をおう歌。充実一途だ。15日に美浦のポリトラックで行われた1週前追い切りも、それを象徴するような素晴らしい動きだった。 全身をダイナミックに使ったフォームで、5F63秒0→49秒7→37秒1→12秒5。好タイムを楽々と叩き出した。 「状態に関して、心配は何ひとつない」。堀内さんは、そう言って太鼓判を押した。 初めての関西遠征も、「オンとオフの切り替えが上手な馬。問題ありません」と言い切り、こう締めくくった。 「菊花賞は、これまでの集大成のつもりで臨みます。力を出し切ればチャンスは十分あると信じてます。応援してください」 ダービー馬ロジユニヴァースの姿がない菊の大舞台。その分も、いやそれ以上に、東のエースは強さを見せつけるつもりだ。
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