レジャー
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レジャー 2009年10月30日 15時00分
飯坂温泉特別(1000万下、福島ダ1700メートル、31日) 本紙・橋本はキクノアポロで勝負
休養中に降級し、自己条件から再スタートするキクノアポロ。 福島のダ1700メートルは、新馬勝ちした最適条件。返す刀で樅の木賞を連勝した逸材でもある。オープン入りした後は、3戦とも凡走しているが、強敵にもまれた経験がここで生きるはず。54キロとハンデも恵まれた。 新馬勝ちしているように、仕上がりの早いタイプ。まだ底を見せていない3歳馬でプラスアルファも大きく、久々でも期待したい。 相手はタイキジャガー。平坦コース+ハンデ52キロと好走条件は整った。
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
谷やんの地獄耳 秋天3連覇の快挙へ自信の武豊 ウオッカの強さ見せる
きょう(29日)午後に枠順が確定する「第140回天皇賞・秋」(GI、東京芝2000メートル、11月1日)。出走馬は大半が追い切りを済ませ、あとはレースを待つばかりとなった。鞍下は史上2頭目の秋連覇とGI7勝目、鞍上は史上2人目の秋3連覇の偉業がかかるウオッカ&武豊騎手も、ほどよい緊張感を保ちながら、刻一刻とそのときがくるのを待ち構えている。ダイワスカーレットとの長い写真判定の末、わずか2センチ差で栄冠を勝ち得た昨年から1年…今年はどんなパフォーマンスを披露してくれるのか。関西本紙・谷口記者が武豊騎手に迫った。 −−秋初戦の毎日王冠(2着)は2年連続の惜敗でした。 武豊騎手「勝たなければいけない立場ですし、負けたことは非常に残念でした。ただ、復帰戦としては内容は悪くなかったと思っています。少し力んで走っていた分、ゴール前で伸びを欠きましたが、そんなに折り合いを欠いたわけではなかったですからね。いつも元気のいい馬だし、いいリズムで走らせることが一番。去年も本番ではきっちりと結果を残してくれていますし」 −−28日の最終追い切りは3頭併せで最先着。馬がうなりを上げているように見えました。 武豊騎手「いつも調教は動く馬ですが、直前の動きはとくに良かった。前半はゆっくりと入りましたが、ゴーサインを出さずに少し手綱を緩めただけで、すごく反応が良かったですからね。いい最終追いができました」 −−ライバルとレースでのポイントを教えてください。 武豊騎手「ライバル?まったく考えたことはありません。それよりこの馬に乗る時は、ウオッカ自身の走りに気持ちを集中させています。燃えやすい気性で、すぐ力んで走ってしまうところがありますから。やはり、一番のポイントは折り合いでしょうね。レースでは呼吸を合わせ、できるだけリズム良く走らせてあげたい」 −−最後に期待のほどを。 武豊騎手「これだけのメンバーがそろっていますからね。すべてがうまくいかないと結果は出せないと思いますが、求められているのは一番ですから。この大舞台でウオッカに乗せてもらえること自体が幸せだし、ベストを尽くしたい。強さを見せたいですね」
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
天皇賞・秋 エイシンデピュティ一発ムード
昨年のグランプリホース・エイシンデピュティがいよいよ戦闘モードに突入した。前走のオールカマーは14着に大敗したが、脚部不安による1年3カ月の休み明け、試走ともいえるレースだった。 「ケイコは十分積んでいたけど、脚元の関係もあって強い攻め馬ができなかった。満足できる状態ではなかったからね」と野元調教師は振り返る。 一転、この中間は意欲的だ。2週前に坂路で800メートル52秒8、1週前には同51秒7。守りの姿勢だった前走時から攻めの調教に切り替えてきた。プラス22キロと太かった馬体はギュッと引き締まり、GIホースの迫力を取り戻しつつある。 「もともと使えば良くなるタイプだし、今度は息の持ちが違う。何より馬体が絞れて、筋肉も大幅に付いてきた」 ひと叩きされ、陣営の青写真通りに上昇カーブを描いてきた。あとは、メイショウサムソンなどを完封した宝塚記念以来、1年4カ月ぶりの勝利を目指すのみだ。 「ハナにはこだわないけど、先行すればとにかくしぶとい。相手はそろっていても、自分の型でレースができればチャンスはあると思う」と師は口元を引き締めた。 一時は右前けいじん帯炎で引退の危機に直面した。それを乗り換えた不屈の闘志が、大舞台で爆発する。
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
ハアさんの厩界舞台裏 打倒ウオッカに燃えるマツリダゴッホの藤井調厩員を直撃
こびりついた先入観を覆せるか。一昨年の有馬記念を圧勝したマツリダゴッホだが、どうも実力を正当に評価されない。一番の原因は、全10勝中8勝と、中山コースに偏りすぎた成績だろう。 残り2勝は札幌で、左回りは0勝。一昨年秋の天皇賞も15着に大敗している。しかし本当に東京は苦手なのか。藤井寿雄調教厩務員は「あれは不利な大外からのスタートが響いた。直後に寄られて最後方から進む展開で、流れに乗れなかった」と敗因を挙げた。 「普段のケイコは、むしろ左回りの方が乗りやすい」というほど。確かに昨年のジャパンCは0秒2差4着。3着のウオッカとはアタマ差の接戦だった。「一瞬『やった』と思ったぐらい。最後は差されちゃいましたけどね」。東京が鬼門と決めつけるのは、まだ早いかもしれない。 藤井さんは、この道10年の中堅。初重賞制覇はスムースバリトンの東スポ杯2歳S(2004年)。父も厩務員で、厩舎が目と鼻の先の宗像厩舎で働いている。 「親父は安い馬で重賞を勝たせている。成績だけで親父を超えたなんて思ってませんよ」。父は重賞7勝のバランスオブゲーム(1999年のセレクトセールで913万円)を手掛けた。大先輩として、その手腕は尊敬の対象であり、目標だ。 マツリダゴッホは、秋初戦のオールカマーで3連覇の偉業を達成したばかり。「前走は追い切りの動きが硬かった。それに比べたら、状態は今回の方が数段いい」と藤井さんはうなずいた。 そして、最後にこう締めくくった。「長くいい脚は使えないので、中山がベストなのは確か。でも乗り方次第でチャンスは十分ありますよ」
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
データインパクト 「プラス160億円」に必要な回収率は…
今回の当欄は、プラス160億円を計上した予想会社の話題を織り交ぜ、オッズに関する数字のマジックを中心にお伝えしている。 第1弾では、その予想会社が元金1000億円をベースに160億円もうかった。すなわち1.16倍の利を得たということを仮定。元金1000円を1.16倍に増やすのはそう難しいことではないかもしれないが、ベットが億単位ともなると、オッズとの戦いが生じることまで記した。 それなら売上の多いレースを買えばいい。そう考える人もいることだろう。確かに前回で取り上げた裏開催の新潟1Rは売上が少ない。もし3連単が実際の売上金4700万円の100倍、47億円だったら、1万円の当たり馬券が追加で買われても、配当は1300円の下落で済む。 しかし、天文学的な数字が乱舞しているように思われる中央場所の重賞でも売上は先の毎日王冠の3連単が36億円弱、GI・スプリンターズSでさえ53億円しかないのだ。年間で30億円以上、3連単を売り上げるレースは実質100レースに満たない。多少、基準を緩めても3年で勝負可能なレースはたったの300レースしかないのだ。 そこに1000億円を均等に投入するとしたら、1レースあたりは3.3億円。30億円の売上の3連単に、1人のプレイヤーが3.3億円をブチ込んでしまったら…。詳しい解説は避けるが、回収率が大きく下がることは間違いない。 さらに、売上の多いGIになればなるほど、ディープインパクトやウオッカのような過去の統計データが当てはまらない化け物が出てくる。それまでの統計データが信用できなくなるのだから、どこで勝負したらいいか分からなくなってしまう。 もっとも、重賞なら前日売りの午前中に大金を投入すれば、買い目以外のオッズがグンと跳ね上がる。「この組み合わせでこんなにつくのなら…」と多くのファンが手を伸ばすことで、最終的には妥当なオッズになるという意見もあるのだろうが…。 今回、160億円をもうけた会社は、「天候データを使っている」と一部で報道されていた。実は私も気象庁のデータベースにアクセスし、全国の天候や気圧、雨量、風向き等を毎日、自動的に取得するシステムを構築している。 理解可能な例を挙げれば、「万馬券は気圧がある一定のヘクトパスカルを切ると、万馬券発生率が4割増え、くる馬は逃げ馬である比率が高い」など、基本的な分析をするだけで、かなりの情報が取れる。一見、オカルトっぽくとらえられてしまうかもしれないが、私は天候データを大いに活用していたことで馬券歴16年中13年でプラス収支に持ち込めた自負がある。 しかし、本題に戻ると私が買う金額と、その会社が買う金額とではケタが違いすぎる。3年で160億円をもうけるのは至難の業だ。では“犯人”の手口はいったい? いろいろ推測はできるが、ひとつだけいえることは、彼らは最低でも回収率200%、いや300%超の予想ロジックを持っている。まして、それが3年連続で通用するなど、データ党の筆者から見ればミラクルとしかいいようがない。 さて、次回のデータインパクトでは、あなたが馬券で160億円得られる性格かどうか、診断しよう。同時に、平均的な馬券ファンより1割多くもうけられるテクニックも公表したい。
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
京成盃グランドマイラーズ セレンが重賞初V
「第12回京成盃グランドマイラーズ」は28日、船橋競馬場で行われ、石崎隆騎手が騎乗した1番人気のセレン(牡4歳、船橋・佐藤賢厩舎)が直線鋭く抜け出し、初の重賞制覇を飾った。 道中はいつも通り後方から。3角手前で馬群を縫って進出すると、4角ではアッという間に先頭をうかがう勢い。直線では先に抜け出したクレイアートビュンを余力たっぷりに抜き去った。 「道中の手応えは抜群だった。馬も成長しているし、末脚もいいね」と石崎隆騎手。一方、管理する佐藤賢調教師は「馬体の張りも良く絶好調だった。二千までは大丈夫なので、今後は使いながらさらに上を目指していきたい」と喜びをかみしめていた。
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
リアスポHP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。すっかり寒くなりました。そろそろ鍋シーズンですね。ドカンと最終レース獲って、高級すきやきといきたいものです。 船橋競馬、最終日の最終レースは「銀杏特別」(サラC1、一、1600メートル)です。私が普段ブログで公開している馬旨指数は、左右のバランス(あらゆる成績を数値化)がいい馬に赤文字入れています。お勧めというより、成績を基に数値化された馬を赤文字で記しているのですが、今回は7頭います。 (2)タケデンオー トータルの指数は低いのですが、それは過去2回、不人気からの馬券絡みの着順が響いているからです。千二、千五と使っているので千六でも十分戦えます。 (4)メイプルウィリング 指数バランスはトップです。東京プリンセス賞以外、最近は安定した成績です。私は前走浦和の2着より、前々走の船橋での4着を評価します。 (5)プレイバック 前走10着は参考外。川島正騎手に乗りかわって、勝負気配を感じます。 (10)グッドサークル 前走は浦和千六でしたが、最近は短い距離で結果を出しています。指数のバランスも上位。山田騎手にかわって2走目、展開次第では浮上する馬です。 (11)シルバーカテリーナ 盛岡では安定した成績を残しての船橋転入です。初戦から狙いたい一頭です。 (12)ベルモントプラズマ 軸はこの馬から。近5走だけみると一番安定しています。最近5戦のうち4戦が他場というのが指数のバランスを若干崩していますが、前走追い込んでの4着はプラス材料です。 (13)コールニーシュ ここ2戦は着外ですが、乗り替わりで一変することも考えられます。 このほかに川崎から参戦の(8)コッツウォルズまで。3連単1着固定で勝負します。 【3連単】(12)→(2)(4)(5)(8)(10)(11)(13)→(2)(4)(5)(8)(10)(11)(13) ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2009年10月29日 15時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」キャバ嬢は女優!に反論したヘルプ嬢
「キャバ嬢だって女の子なんだよ。さびしい時だってある」 これは、歌舞伎町で初めて接客されたキャバ嬢に言われた言葉だ。どういうことかといえば、その子に、 「誰が指名なの?」 と聞かれ、指名嬢の名前を言った。そして、 「指名嬢にはうまく私をだましてほしい」 と言った直後だった。 この日、お気に入りのキャバ嬢(年齢は不明)を突然指名しにいった。まだ、指名して間もないので、その嬢のくらしいプロフィールは知らない。いきなり客観的な情報を引き出してしまうのもよいけど、徐々に知っていくのもよいものです。そのため、疑似恋愛モードになっていたタイミングだった。 そのとき、ヘルプで着いた名の知らぬ嬢に言われてしまった。 「だますってなに?」 私はこう答えた。 「キャバ嬢って、やはり、私にとっては女優なんだと思う。お金を出して、お酒とその子とのトークを楽しみに店に来ているんだし。だから、ちょっとでも気分よく、ときには恋愛モードになって、その子にハマっている感じになれば最高」 そのヘルプの子は、ちょっと怒ったように、そして真剣に反論する。 「だめだよ。そう思っちゃ。お金とか利害関係だけだな、って思っちゃうと、キャバクラで働いている子はみんな、“そんなもんなんだ”って思っちゃうよ。キャバ嬢だって、いろんなこと考えていて、店で働いていることを家族とか友達に言えなかったりする。そんな中で傷ついたりしてる。そのうえ、指名しれくれたお客さんにそう思われちゃうのは嫌だと思う」 私としては、こうした体験は初めてだった。というのも、「キャバ嬢は女優」だと言うと、みんなそれなりに納得してくれた(あるいは、納得してくれるフリをしてくれた)。しかし、このヘルプ嬢は、「女優の前に、女の子なんだ」と言わんばかりに、しゃべり続けた。 もちろん、私も分かっています。キャバ嬢は女優みたいなものだが、プライベートの事情に大きく左右され、女の子をむき出しにしている。でも、プライベートのまま話をするのなら、女友達と飲むのと変わりがないのではないか。 このヘルプ嬢はさらに続けた。 「キャバ嬢だって、いろいろ凹んでいたりするんだよ。そんなとき、誰にも相談できない。お店の女の子にも、従業員にも言えなかったりする。そんなときに、誰かに相談できたらって思うんだ。そんなときに、相談できるのはお客さんってこともある。キャバ嬢は、出会いは限られてるでしょ。基本的に一番出会っているのはお店なんだし」 そんな時間を過ごしていると、指名嬢がやってきた。ヘルプ嬢とそんな話をしていたことも知らずに、笑顔で戻ってきた。私は、ヘルプ嬢に感謝をしながら、握手をして別れた。 「え? なんで握手なの?」 指名嬢は不思議そうに私をみていた。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年10月28日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月1日) ウオッカ 史上2頭目の秋連覇へ死角なし
秋のGIシリーズ第4戦は最強古馬決定戦「第140回天皇賞・秋」(東京芝2000メートル、11月1日)。最終追い切りが28日行われ、2003年のシンボリクリスエス以来、史上2頭目の連覇に挑む女王ウオッカが絶好の動きを見せた。ダイワスカーレットと主役を分け合った昨年と違って、今年は紅一点の参戦となるが、これまでも唯一の牝馬として参戦した2007年のダービー、そして今年の安田記念を勝利している。もちろん、この天皇賞でも17頭の牡馬を従えて先頭でゴール板を駆け抜けるだけだ。 もはや、牝馬ではない。ウオッカがその豪快な走りで、記録的にも性別を超えようとしている。ここで勝てばシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトと並ぶJRA・GI最多の7勝、獲得賞金でも歴代1位のテイエムオペラオー、2位のディープインパクトに次ぐ、史上3位となる。まさに現役馬でありながら歴史的名馬と肩を並べることになる。 「レースを使うと、ピリピリするのが牝馬。でも、ウオッカに関しては気苦労がまったくない。牝馬の域を超えている」(清山助手) 歴史的な一戦に向けて、馬自身もやる気満々だ。毎日王冠からわずか10日後となる21日の1週前追いで、異例の坂路800メートル52秒5。通常なら軽く馬なりでの調整…それがこれだけやれるのは何より元気な証拠だ。陣営が期待する叩き2戦目の上積みをきっちりと証明した。 「不安があれば先週の土曜にやるつもりだった。それが水曜にあれだけの時計を出せるのも回復のスピードが早いから。そういう面を含めてまだまだ進化しているね」 鞍上にとっても、記録のかかる天皇賞となる。2007年のメイショウサムソンから昨年のウオッカ、そして今年勝てば秋天3連覇の金字塔を打ち立てることとなる。ダイワスカーレットと歴史に残る名勝負を演じた昨年。そして、今年は人馬ともに歴史的な偉業達成のかかった舞台となる。 「前走の毎日王冠ではハナを切ったけど、今度は頭数も距離も違う。昨年のような競馬になると思うし、レースが厳しければ厳しいほどこの馬は強い。今度はファンの期待を裏切らないと思う」。もはやウオッカの敵は現役馬にあらず。過去、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、ゼンノロブロイも成し得なかった快挙。“レジェンド”たちを超える激走で、史上2頭目の秋天連覇を達成する。 【最終追いVTR】武豊騎手がまたがり、Wコースでトーセンモナーク(古馬1000万)、ダノンプログラマー(古馬1600万)との3頭併せ。5Fから66秒5→51秒9→37秒9→11秒3を馬なりでマークした。前半からこの馬らしいストライドの大きな走り。直線を向いてからはさらに豪快さを増し、自らハミを取ってグイッと前へ出た。ダノンに1馬身、トーセンに2馬身それぞれ先着を果たす完ぺきな内容で出走態勢を整えた。
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レジャー 2009年10月28日 15時00分
天皇賞・秋(GI、東京芝2000メートル、11月1日) ドリームジャーニー 敵は相手よりも左回り
春のグランプリホース・ドリームジャーニーにとって克服しなければいけないのが、昨年の天皇賞・秋(10着)以来となる左回りだ。全8勝中7勝が右回りに対し、左回りはわずか1勝にとどまっている。だが、裏を返せば、そのウイークポイントさえクリアできれば、盾奪取が見えてくる。 今までは左回りだと直線、どうしても内にササり、「ブレーキをかけながら追う」(池添騎手)ため、ロスが生じていた。だが、担当する山下助手はキッパリと言い切る。 「左回りはどうか? とよく聞かれるけど、調教ではキッチリと手前をかえている。ボク自身、そこまで苦手だとは思っていない」 昨年のレースで結果を出せなかったのも、「直線で横山典さん(カンパニー)に先に進路を取られた。あの条件の外枠は不利だった」と言う。 もちろん、昨年とはデキそのものが違う。1週前の追い切り(ポリトラック、21日)では弾むようなフットワークで6F79秒8、ラスト1F11秒8(一杯)の好時計をマーク。騎乗した池添騎手が「いうことなし」と胸を張れば、山下助手も「前回とはマジで違う」と極限のデキを約束する。 父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという遅咲きの血が完全開花。もう回りどうこうは関係ない。 【最終追いVTR】池添騎手を背に、ポリトラックで終い重点のケイコ。6F79秒7→64秒7→50秒9→37秒7→11秒9を直線一杯に追われて計時した。最後は重心を深く下げたこの馬らしいフットワーク。先週(6F79秒8、ラスト1F11秒8)に続き、動きは文句なし。前走時より明らかにキレを増した印象だ。
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