レジャー
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レジャー 2007年03月29日 15時00分
大阪杯 メイショウサムソン 復活へ手応え
瀬戸口勉調教師の定年→厩舎解散に伴い、2007年始動レースとなる「第51回大阪杯」(GII 阪神芝2000m 4月1日)を“新天地”高橋成厩舎の管理馬として迎える昨年の2冠馬メイショウサムソン。昨年後半は不本意な結果に終わっただけに、仕切り直しとなるここは“新旧陣営”ともに名誉挽回に力が入っている。栗東キャップ・谷やんが、その舞台裏に迫った。 「オーナーからは『気楽にやってくれ』と言われているが、それは逆の意味でとらえないといけない」 新指揮官・高橋成忠師にズシリとのしかかるプレッシャー…。しかし、ジョッキー時代には1000勝トレーナー・佐藤勇師(厩舎)の主戦として活躍、1967年にはリーディングジョッキーの座に輝き、調教師に転身してからは騎手時代の豪腕ぶりに緻密さを体得、順風満帆に今日に至る高橋成師なら、昨春に2冠達成後、らしさの見られないサムソンを再生させることなど決して高いハードルではない。 前任の加藤厩務員から世話役を受け継いだ中田厩務員も、かつては93年のフェブラリーH(現フェブラリーS)を制したメイショウホムラを担当するなどの腕利き。 また、厩舎外部でもサムソンへのサポートはしっかりと引き継がれている。「(ケイコを)やるたびにカイ食いが良くなり、闘争心が出てくるのがこの馬の特徴です」。有意義な中間のグリーンウッドでの放牧にお墨付きを与えるのは、瀬戸口厩舎時代から健康管理を陰ながらに支えてきた担当獣医師の時見謙一郎さんだ。 そして、何より、リスタートを切る直前追い(28日)にまたがったこの人の談話が心強い。「併せたら時計(DWコース=6F76秒6)が出るね。やっぱりダービー馬」。言葉の主はもちろん、デビュー以来15戦、肌身離さず手綱を握ってきた石橋守騎手だ。その主戦に、昨春当時の歯切れの良さが戻ったとあれば、捲土重来を期す07年GIロードには一点の曇りもあるまい。
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レジャー 2007年03月29日 15時00分
ダービー卿CT(GIII 中山芝1600m 4月1日)ダンスインザモア陣営を本紙・橋本記者が直撃!
−−最終追い切りは素晴らしい動きでしたね。(南Wコース5F63秒7→48秒5→35秒6→12秒8=馬なり) 三尾調教厩務員「こんなに速いタイムが出ているとは思いませんでした(笑)。乗っているイメージとタイムが合わないのは、それだけ具合がいい証拠。(短期放牧明けだが)賢い馬だから競馬に向けてスイッチのオン、オフを自分で切り替えている感じがします」 −−昨年(4着)と比較してどうですか。 三尾調厩員「動きは数段いいです。使われながら体が(昨年比12kg増)増えているし、成績にもつながっている」 −−前走の中山記念(3着)は約2馬身の出遅れがすべてでしたね。 三尾調厩員「実際は勝った馬(ローエングリン)とは、5〜6馬身のビハインドがあった。もともとゲートは上手ではないが、(とくに前走は)ひど過ぎた。先週から念を入れてゲート練習を重ねているけど、本番は別物だから…」 −−一番の課題はゲートということになりますね。 三尾調厩員「その通りです。相手うんぬんより、ゲートがすべて。別に他の馬より速くなくてもいいから、普通に出て自分の競馬さえできれば全馬まとめて差し切る脚はあります」 −−ハンデ57kgはどう見てますか。 三尾調厩員「背負いなれている斤量だし、まったく問題ない」 −−最後に意気込みをお願いします。 三尾調厩員「春の最終目標・安田記念に向けて勝って賞金を加算したい。2着じゃ(賞金不足で)除外される心配があるし、このメンバー相手に勝てないようでは夢が広がらない。応援してください」
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レジャー 2007年03月29日 15時00分
グレード表記問題 「Jpn」正式“導入”へ
日本中央競馬会(JRA)は28日、ICSC(国際せり名簿基準委員会)が定めるパートI国昇格に伴い、国際格付け(グレード)競走を現行通り「G」、それ以外の競走を「Jpn」と表記することを正式に発表した。 パートI国が「G」を表記できる基準は、外国馬が出走できる国際交流競走であること、過去3年間のレースレーティングがGI115、GII110、GIII105の平均値を満たしていること、新設後3年間の競走実績があることの3つ。これにより、国際競走ではない日本ダービー、レーティングが基準値に満たないステイヤーズS、昨年新設されたヴィクトリマイルなどは「Jpn」表記となる。ただ、位置付け(格=I、II、III)、呼称も「ジーワン、ジーツー」と従来通りのまま。また、障害競走の表記「J・G」も変更されない。 4月21日から先行してレーシングプログラム、成績表の一部が新しい格付け表記となり、6月16日以降、夏季競馬番組、ポスター等も順次変更される。
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レジャー 2007年03月29日 15時00分
第30回名古屋大賞典 伏兵アルドラゴンが優勝
28日に行われた「第30回名古屋大賞典」(GIII 名古屋1900m)は、5番人気のアルドラゴン(牡6歳 栗東・昆厩舎)が勝利。 ムーンバレイがマイペースで逃げたのをインの5番手で追走。3角すぎから早めに動き出し、4角で先頭に並ぶと、そのまま抜け出し押し切った。勝ち時計は2分4秒4(良)。藤田騎手は24日に約3カ月間の騎乗停止が解けてから初の重賞制覇。単勝払い戻し7130円の波乱を演出した。
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レジャー 2007年03月29日 15時00分
ドバイ・ワールド・カップ確定 ヴァーミリアンは2番枠
3月31日(土)にドバイのナドアルシバ競馬場で行われるドバイ・ワールド・カップの枠順抽選会が28日に行われ、日本から出走するヴァーミリアンは2番枠に決定した。 「(ゲート入りが一番早い)最内枠ではなくてよかった」と石坂師。この日には最終追い切りを消化。「テンに少し行きたがったが、元気のある証拠。10日前に比べ、体にも張りが出てきた」と話していた。
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レジャー 2007年03月29日 15時00分
第30回京浜盃 トップサバトンがクラシックに名乗り
28日に行われたクラシック前哨戦の「第30回京浜盃」(GII 大井1700m)は3番人気のトップサバトン(牡、船橋・柿本男厩舎)が勝利。管理する柿本男師は開業5年目でうれしい初重賞制覇となった。 道中は掛かり気味に2番手を追走。4角で先頭に立つと、直線では抜群の勝負強さを見せ、2着アンパサンドに半馬身差をつけた。勝ち時計は1分46秒7(良)。次走はいよいよクラシック本番・羽田盃(GI 大井1800m 5月9日)に向かう。
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レジャー 2007年03月28日 15時00分
ダービー卿CT(GIII 中山芝1600m 4月1日)気配絶好 ダンスインザモア
長らく不振をかこっていたダンスインザモアがようやく本来の姿に戻ってきた。 致命的ともいえる出遅れがありながら、前走の中山記念(3着)では大外から驚異的な伸び脚で0秒2差まで肉薄。前々走・ニューイヤーS(1着)の勝ちっぷりと併せて、もう完全復活といっていいだろう。 今朝(28日)もその充実ぶりを示すように、Wコースで5F63秒7、上がり3F37秒8→12秒5を馬なりでマーク。軽快なフットワークを披露し、好仕上がりを印象付けた。 「使った後の疲れはないし、この間より具合ははるかにいい。(ハンデの)57kgも大丈夫」と、堤助手の顔も自然とほころんだ。 ただ、弱点がいまだ解消されていないのも事実。中山記念でも見せた出遅れ癖だ。同助手も「それに尽きる。前走でも流れに乗れていないからね。先週、ゲート練習を2回やったんだけど、イマイチだった。今週も乗り役(蛯名騎手)を乗せてやるつもり」と、やはりスタートを課題に挙げていた。
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レジャー 2007年03月28日 15時00分
桜花賞(GI 阪神芝1600m 4月8日) 3強が1週前追い切りを敢行
全国各地で桜の開花がはじまる中、競馬界でも11後の“満開宣言”を控えた女王候補たちが1週前追い切りを披露した。 大本命候補のウオッカは3頭併せの最内で5F65秒5(CWコース)。外2頭に余裕をもって先着し、順調な調整をアピールした。 阪神JF以来、無敵の強さを誇る同馬。村山助手は「とにかく順調なのが何より。テンションも今のところ上がっていないし、これで気合が乗ってくるんじゃないでしょうか」と確かな手応えをつかんでいる様子だ。 また、その阪神JF(2着)でのリベンジを誓うアストンマーチャンも坂路で800m52秒9(馬なり)をマーク。スピード感あふれるフットワークが目を引いた。 「カイ食いが良くて調整は予定通り」(松田国師)というダイワスカーレットも坂路で800m51秒8(馬なり)と上々の気配。“3強”それぞれが本番へ着々と準備を進めている。
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レジャー 2007年03月28日 15時00分
大阪杯(GII 阪神芝2000m 4月1日) メイショウサムソンが猛スパー
さあ、07年の始動戦へ向けて準備は完了!2冠馬メイショウサムソンが28日、最終追い切りを敢行した。 朝一番にDWコースに姿を現したサムソンは、石橋守騎手を背に、6F76秒5、上がり3F37秒3→11秒9と抜群の動きを披露。これには瀬戸口元師より同馬を受け継いだ高橋成師も「牧場でも15-15をやってきたし、仕上がりとしては悪くない」と納得の表情で、「前哨戦だから目いっぱいというわけにはいかないが、このひと追いで走れる態勢は整う」と合格点を与えた。 転厩初戦ということもあって、まだまだつかみづらい面はあるが、「こちら側にやりたいことがあれば、それがドンドンできてしまう。非常に管理がしやすい。成績は偉大でも、(調整は)楽やわ」とトレーナー。その両肩にはよほどの重圧がかかっていることであろうが、さすがは皐月賞&ダービーの覇者ということか。サムソンは自らの力でスタッフのプレッシャーまでもを取り払ってしまう。 「動きはもっさり見せるが、乗り役もいい感触をつかんだようやね。とにかく、この一戦。まだ分からないことも多いけど、頑張ってもらわんと」 いきなりからエンジン全開とはいかないが、それでも、情けない競馬にならないことだけは確かといえるだろう。
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レジャー 2007年03月27日 15時00分
ダービー卿CT(GIII 中山芝1600m 4月1日)国枝厩舎の新星サイレントプライドが春のマイル路線
「ブラックホークのような出世街道がちょっと見えてきたかな」。佐藤助手がそう言いたくなるのも無理はない。900万(現1000万)→1600万を連勝し、ダービー卿CTで初重賞制覇。明け4歳馬サイレントプライドがたどろうとする過程は、同じく4歳春に本格化を遂げ、GIを2勝した自厩舎の名マイラーの足跡と確かにうりふたつだ。 芝は新馬戦(2着)を除けば4戦4勝。いまだ底を見せていない。ただ、ユニコーンS4着の実績が示す通り、昨年は芝→ダートを交互に使われた。佐藤助手に理由を求めると、「少し脚元に弱いところがあり、芝ばっかりを使うとパンクすると思ったからね。血統背景(父フレンチデピュティ)もあったし」という答えが返ってきた。 確かに体質は“弱かった”。2005年8月の未勝利勝ち後、昨年の豊栄特別勝ち後と2度も膝(ひざ)を骨折している。「ダートの短距離馬は膝を骨折することが多い。力強くかきこむのもあるし、サイレントはとくに体がついていかなかったんだろう」と説明する。だが、約6カ月ぶりに加え、「60%のデキ。息もまだまだで、あまり仕上げていない」状況下で押し切った前走・アクアマリンSを見る限り、その後遺症は皆無といえる。「叩いてからと思っていたんだけど、地力があるんだろうね。まさにうれしい誤算」と佐藤助手は振り返る。 中間も順調そのもの。もっとも、中3週でレースを使える自体、脚元が弱かったころでは考えられなかったことだ。「悪くはなっていないけど、多少良くなったという程度。まだ65%ですよ」。佐藤助手は冷静に愛馬の現状を語るが、重賞初挑戦にして目イチの態勢を敷かないあたり、陣営の目標はさらに先…6月の安田記念を視野に入れていることが見え隠れする。 「兄スズノマーチ(エプソムC勝ち)とはまるでタイプが違う。何より、まじめで反応がいい。前走の反動もないし、いろいろな部分で強くなってきた」 ダービー卿CTを制せば、春のマイル王の座も見えてくる。ちなみにブラックホークは6歳春、引退レースで安田記念を制すまで足掛け3年の歳月を要した。偉大なる先輩超えへ、国枝厩舎の新星が王道の扉を叩く。
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