レジャー
-
レジャー 2007年04月19日 15時00分
古賀正俊の当たり馬券直行便
先週は調教について触れましたが、それでは、それを馬券にどうつなげていくか。まず各厩舎の追い切りの特徴をつかむことが大事です。それを踏まえた上で、いつもとパターンを変えてきた馬に注目して下さい。 普段は坂路で追い切っていた馬がWチップや芝、ダートで長めの追い切りをかけてきた時、単走でしかやらなかった馬が併せ馬をした時、いつもは助手や調教厩務員が乗っているのにレースで乗る騎手がまたがってきた時などです。こういう場合は勝負がかりの時が多いのです。 また、ケイコで新たに何らかの装具を装着してきた時も同じです。ブリンカーは馬をレースに集中させたい時や馬の癖(回りのものを見る、他の馬を気にする)を矯正するために着けますし、片ブリンカーはレース中に内にササッたり外へ逃げたりする馬に対して、馬の行く方向に着け、真っすぐ走るようにするためのものです。チークピーシーズもブリンカーと同じ目的で使います。ハミを変えるのはハミ受けが悪かったり、レースで内、外に行くことを矯正するためです。 追い切りとは離れますが、皆さんもパドックなどでバンテージを巻いている馬を見かけることがあると思います。本来は脚の保護、レース中にその馬自身の走り方や他馬と接触したりしたためにおこる擦過傷を防ぐ目的で着けますが、浅屈けん炎や深屈けん炎、ソエなど、脚元に不安がある馬が巻くことが多いので注意が必要です。(JRA・元調教助手組合委員長)
-
レジャー 2007年04月18日 15時00分
フローラS(GII 東京芝2000m 22日) イクスキューズ 桜5着の意地見せる!
当初、次走はNHKマイルCが濃厚と思われていたイクスキューズがオークスTRに参戦表明。やはり、3歳牝馬の頂上決戦・オークスを最大目標に設定したようだ。藤沢和師は「うん、まだまだオークスは捨てていないよ」と意気込んでいる。 同世代のダイワスカーレット(桜花賞=1秒差5着)、ウオッカ(阪神JF=0秒7差5着)には埋めようがない差をつけられたことは疑いようのない事実だが、前走の桜花賞では出遅れながら、外から伸びて5着と力のあるところを見せた。今回はその難敵2頭が不在。鬼のいぬ間に何とかしたいところだろう。 2000mの距離適性が最大の焦点となりそうだが、1800mの札幌2歳S(3着)で差のない競馬をしており、何ら心配は必要なさそう。指揮官も「3歳牝馬だけの競馬だからね。距離も面白い。前走の終いの伸びを見る限り、2000mでも対応できるだろう」と、愛馬の新味に期待している。 そして、新たなる難敵ベッラレイアについては「一頭強いのがいるらしいじゃない?こちらも状態は元気だし、楽しみだね」と満面の笑み。もちろん、この新興勢力に負けるようなら、Dスカーレット、ウオッカへのリベンジは不可能を意味することぐらい、師は百も承知だろう。 今朝は芝コースで5F68秒6を馬なりで計時。中1週とあり、時計は遅いが、馬体の細化は見られず、力を出せる状態に仕上がっている。
-
レジャー 2007年04月18日 15時00分
フローラS(GII 東京芝2000m 22日)樫の秘密兵器ベッラレイアが勇躍東上
除外の憂き目に遭い続けてきたベッラレイアだが、待てば海路の日和あり。「不器用だし、追って味のある馬。東京向きだろうね」(平田師)。競馬の神様は桜花賞ではなく、はじめからこの馬にオークスをプレゼントしようとしていたのだろう。 トレーナーの言葉を借りれば「逆にゆったりとしたローテを取れて良かった」。無理やり桜を目指す道を考えずに調整してきたことで、引き続き好気配をキープ。TR仕様であることは間違いないにしても、馬には貫録さえ漂っている。同師はいう。 「馬体はふっくらしているし、先週も秋山(騎手)が乗っていい動きを見せていたからね。前走後は若干、疲れも見えたが、もう大丈夫。雰囲気はいいよ」 クラシック第一戦を使えなかった悔しさなど、おくびにも出さない師。この表情こそが同馬の順調ぶりを如実にあらわしているのではないだろうか。 「引っ掛からないので距離は延びていいだろうし、ごちゃつく心配のない広いコースも歓迎。確かに目標は先だが、いい競馬をしてくれると信じているよ」 輸送を控えていることもあり、今朝は坂路で800m56秒5と流した程度だが、馬体の張りは文句なし。身のこなしも軽やかで態勢は9分通り整ったといえる。 前走のあざみ賞は小回りの中京1800mで3角最後方から上がり3F34秒0で他馬をゴボウ抜き。この破壊力なら、桜花賞上位馬をもねじ伏せる可能性は十分だ。そのためにも、まずは通過点をきれいにクリアしておきたい。
-
-
レジャー 2007年04月18日 15時00分
アンタレスS(GIII 京都ダ1800m 22日) クワイエットデイ 重賞V2なるか
今年に入って仁川S→マーチSを連勝と絶好調のクワイエットデイ。 7歳を迎えての大変身に「何が変わったのかと、記者さんにも聞かれるが、とくに調教方法をかえたわけじゃないし、エサも同じ。これまでやってきたことをいつも通りやっているだけ。結局、これがサンデーサイレンスの血なんだろうね」と安藤助手はいう。 京都コースは<4413>と得意の舞台。ダ1800mも5勝と重賞V2のおぜん立ては整っている。 「雨が降って時計が速くなると、なおさらいい馬。幸い、週末は天気が崩れそうだからね。角田騎手だとスムーズに手前をかえるし、秋の地方交流戦を目指すためにも、ここは勝っておきたい」 今朝はその角田騎手を背にDWコース入り。テンはゆったりと入り、直線まで15-15で進む。ラスト1Fで鞍上が仕掛けると、12秒7とまずまずの伸びを見せた。気配は変わりなく、好調を維持している。
-
レジャー 2007年04月17日 15時00分
4月21日 ニュー東京競馬場がグランドオープン
約8年に及ぶ東京競馬場スタンド改築工事が終了し、21日(土)からニュー東京競馬場がグランドオープンする。 国内最大級の座席数を誇る「フジビュースタンド」を中心に、間近に馬と触れ合える「ローズガーデン」、1階から3階を吹き抜けにした「イーストホール」など、テーマパーク顔負けの施設が加わった。週末はゆったりと東京競馬場で過ごしてはいかが。
-
-
レジャー 2007年04月17日 15時00分
フローラS(GII 東京芝2000m 22日)遅れてきた大物ベッラレイアが樫睨み初東上
決してここまでの道のりは楽でなかった。度重なる除外により、桜花賞への切符はつかめずじまい。レース登録のたびに陣営は「敵は除外だけ」と口をそろえていたほどだ。しかし、ベッラレイアの運の悪さもここへきてようやくいい方向に向いてきた。 「確かにいろんなものを恨んだけど、逆にゆったりしたローテーションを組めたことが良かったみたい。ここに向けては本当に順調にきているから」 ニッコリとほほ笑む平田師の言葉通り、1週前追い切りは坂路で800m52秒7→37秒6→12秒4の好時計。秋山騎手を背に、本番さながらのハイパフォーマンスで好調をアピールした。 「先週あれだけやれたので、直前は控えめで十分。これだけ落ち着いていれば、輸送も気にすることないでしょうね」(平田師) 前走のあざみ賞(中京)はフラワーCを除外され、やむなく回った一戦だった。その憂さを晴らすかのように、4角後方3番手から大外をぶん回す“パワープレー”で先団を丸のみして見せた。 「確かにヒヤヒヤしたけど、秋山は馬の力を信じて乗ってくれたみたいだね。それにしても強かった」。圧倒的な勝利に思わず頬が緩んだトレーナー。勢いがついたところで、本番前の“リハーサル”については、こう意気込みを語ってくれた。 「掛かるタイプではないし、距離は長い方がいいだろう。ごちゃつくのは嫌だが、それも府中なら大丈夫。すみれSにしたって、デビュー2戦目で牡馬が相手、しかも内外の枠の有利不利があって3着なんだからね。能力が相当なレベルにあることは間違いないよ」 さすがに現段階でダイワスカーレットやウオッカに触れることはなかったが、その目は確実に2強を意識していた。
-
レジャー 2007年04月16日 15時00分
地方競馬スペシャル 腕はまだ未熟でも熱意は人一倍 本田紀忠騎手
デビュー戦は、ほろ苦い記憶として残るのだろうか。 12日の川崎競馬5R、出走馬12頭で12着。つまりはビリだ。初騎乗を終え、検量室に帰ってきた本田紀忠騎手(22歳、川崎・高月賢厩舎)は、まるで「魂が抜けた」…そんな顔だった。ハナを奪い、果敢な攻めで後続を引き離したが、最後は見事なまでにバテた。 「スタートから行く気でした」。少し冷静さを取り戻した後で、その言葉だけはキッパリと口にした。結果はともあれ、新人らしい思い切りのいい騎乗だった。翌日の2戦目には人気(5番)を上回る3着に健闘してみせた。 亡き父に薦められて興味を持った競馬の世界。中学3年生のときからずっとなりたくて、何度も壁に弾かれながらも諦められなかった長年の夢、「ジョッキー」にとうとうなった。22歳という年齢は今年の新人騎手の中で最年長。10代でのデビューが一般的な世界で年齢的な焦りもあるが、「今まで我慢したおかけでいろんな人にめぐり会えたし、厳しさにも耐えられた」。 高月賢師も「技術ははっきり言って全然ダメだけど、馬にかける情熱はすごい」と評すように、物静かな表情の下には誰よりも熱い思いを抱いている。これからは常に百戦錬磨のトップジョッキーたちと同じ舞台に立つ。「反省はしても後悔はするな」。まだ何も築いていないのだから、前進あるのみだ!
-
レジャー 2007年04月16日 15時00分
中山グランドジャンプ カラジが3連覇
14日(土)に中山競馬馬で行われた“華(はな)の大障害”「第9回中山グランドJ」(JGI 芝4250m)は、直線で先頭に立った豪州の強豪・カラジ(スコット騎手)が、断然人気に違わぬ強さで優勝。3連覇の偉業を達成した。勝ちタイムは4分50秒4(良)だった。
-
レジャー 2007年04月16日 15時00分
皐月賞 伏兵ヴィクトリーが1冠を一人旅
「第67回皐月賞」(GI 中山芝2000m 15日)は、7番人気のヴィクトリーがアッと驚く逃げ切り勝ち。“ポストサンデーサイレンス争い”は結局、常にリーディングを争ってきたブライアンズタイムに軍配が上がった。 近10年で実に5頭もの優勝馬を出したサンデーサイレンス産駒不在で迎えた初めての皐月賞。本来なら2001年のクラシック馬の産駒、皐月賞馬アグネスタキオン=アドマイヤオーラ、ダービー馬ジャングルポケット=フサイチホウオー、菊花賞馬マンハッタンカフェ=ココナッツパンチの3頭が“ポストサンデー”の座を争うはずだった。 が、優勝をさらったのは、皮肉にも種牡馬リーディングでは常にSSの後塵を拝してきたブライアンズタイム産駒のヴィクトリー。目の上のタンコブが早世したことで、結果的にリーディングサイヤー“最強の銀メダリスト(?)”の底力を見せつけられた格好となった。 ただ、レース内容は大人とは到底いいがたい。「(田中)勝春君に『後ろで競馬をしようや』と言っていた」とは音無師。ところが、1コーナー付近でハナを切ったサンツェッペリンに早くも競りかけると、無謀なる大逃げ。直前のケイコで見せた終い1F14秒5のバタバタぶりを実戦で披露すると誰もが思ったはずだ。だが、しかし…前半3F35秒9、5F59秒のハイラップを自ら刻んで逃げ切ってしまうのだから、相当な力の持ち主であることは疑いようがない。 皐月賞の逃げ切り勝ちとなると1997年のサニーブライアン以来となり、その時の勝ち時計が2分2秒0。一方、ヴィクトリーは1分59秒9(良)の好タイムで駆け抜けた。あのディープインパクトの勝ち時計とコンマ7秒違うだけだ。サニーブライアンと同じブライアンズタイム産駒でも、今回の勝利の方がより価値が高いといえよう。 次走は定石通りダービーに駒を進めるが、今の精神状態が変わらないようなら、正直いって2400mは厳しい。得意の左回りならフサイチホウオーが黙ってはいないはず。さらに、共同通信杯で豪脚を見せた、これまた東京巧者のダイレクトキャッチもいる。 理性なき暴走か計算された逃げか。ダービーを戴冠するには、気性面の成長が大きな課題となる。
-
-
レジャー 2007年04月16日 15時00分
皐月賞 今週もボヤキ節炸裂!? 本紙・橋本のオレが言ってやる
“アドマイヤ軍団”対“フサイチ軍団”の仁義なき戦いは、アドマイヤオーラが4着、フサイチホウオーが3着と枕を並べて討ち死に。痛み分けに終わった。 第2ラウンドはダービーに持ち越され、そこで雌雄を決することに。それにしても、よりによって皐月賞の大舞台で出負けするとは、夢にも思わなかったぜ。オレが勝負していたアドマイヤオーラのことである。 TR「弥生賞」を好タイム(過去10年間で最速)で快勝した瞬間、オレはオーラを感じたものだ。皐月賞は普通に走ってくれば、1冠奪取は間違いないと自信が確信に変わっていた。くどいようだけど、着差(0秒1差)から判断して、互角に出ていれば楽に差し切っていたはず。 ユタカちゃん(武豊騎手)!何か考えごとでもしていたの?上手の手から水がこぼれるとはまさにこのことだが、すべては後の祭りだ。「競馬ってホント怖いですね」。トホホホ…。 ところで、一方のフサイチホウオーは。結果論だが、共同通信杯からぶっつけ挑戦で勝てるほど競馬は甘くなかったということ。 そういえば、父ジャングルポケット(2001年3着)も、共同通信杯からぶっつけで挑戦し、3着と涙を呑んでいる。しかも、枠順まで同じ1枠1番だったのだから、不思議な因縁を感じたよ。 もっとも、陣営は早い時期から、「最大のターゲットはダービー」と公言していた。その意味で、きょうはダービーに夢をつなぐ3着だったといえなくもない。父ジャングルポケットもダービーで見事に頂点を極めているからだ。 2強はダービーで仕切り直し、雪辱を誓うけど、馬券を取られたオレはどうなるんじゃ。心の傷を癒してくれる人が、今すぐほしい。
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分