レジャー
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レジャー 2007年04月12日 15時00分
皐月賞(GI 中山芝2000m 15日)本紙・橋本がココナッツパンチ陣営を直撃
−−まず、最終追い切りの感想をお願いします。 大久保洋師「先週かなり速いとこをやっているので、乗り役(吉田豊騎手)にはオーバーワークにならないよう指示した。手応え的には八、九分だったが、ほぼ予定通りのケイコができたと満足している」 −−キャリア2戦(デビュー64日目)での優勝は新記録になります。 大久保洋師「キャリア2戦を経験不足と危惧するのか、逆に(キャリア1戦で)弥生賞であれだけの競馬をしたのだから期待できると考えるのか、評価は分かれると思うが当然、我々は期待している。それだけの力があると思っていますから」 −−セールスポイントは? 大久保洋師「切れ味だね。新馬戦で上がり(3F)33秒4の脚を使ったが、これだけの脚を使える馬は滅多にいない。弥生賞もメンバー最速の脚(34秒4)を使っているしね」 −−課題は。 大久保洋師「折り合い。かん性が強いため、ふだん追い切りに行くにも誘導馬をつけているほど。ただ、かん性の強さは瞬発力にも通じるからね。新馬戦はヤンチャなところを見せていたが、弥生賞はパドックから行儀が良かったし、学習能力の高さを感じた」 −−理想の枠順と、位置取りは。 大久保洋師「多少なりとも折り合いに心配があるので、あまり外枠じゃない方がいいね。位置取りは馬場状態も考慮しないといけないし、枠順が確定してから乗り役と作戦を立てる」 −−最後に意気込みのほどをお願いします。 大久保洋師「対戦していない強い馬(フサイチホウオー)がいるけど、弥生賞のメンバーとは間違いなく好勝負できる」
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レジャー 2007年04月12日 15時00分
厩務員春闘 交渉難航
厩務員春闘は解決せず。11日午後3時から、JRA新橋分館で日本調教師会と共闘会議(全馬労、関東労、TC労、助手組合)の第1回団交がもたれたが、妥結には至らず、12日午前11時から継続審議となった。 交渉が難航している背景について、調教助手組合の元委員長だった古賀正俊氏は「使用者側が打ち出した勤続手当の平均1万1000円の減額が大きな争点になっている。勤続手当はボーナスや退職金にもかかわってくるものだけに、組合が絶対にのめるわけがない」と語る。 さらに「本来、人件費の問題は競馬にかかわっている馬主連合会、調教師会、JRA、労働組合の4者が話し合って決めるべきもの。勤続手当の減額は一部の馬主がいいだしたことで、今年の春闘は組合VS馬主の戦いの図式になっている。JRAが傍観者を決め込み、調教師会に当事者能力がない現状では、早期の解決は難しいだろう」という。 組合側はスト権行使もじさない構えを見せており、今後の交渉の結果次第で、皐月賞が行われる今週の競馬開催が中止になる恐れも出てきた。
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レジャー 2007年04月11日 15時00分
4・22ジョッキーマスターズ 枠順決まる!
東京競馬場グランドオープン記念として、22日(日)の最終レース終了後、往年の名ジョッキー(現調教師ほか)によって行われるエキシビションレース「ジョッキーマスターズ」の枠順が10日、決定した。なお、騎乗馬は競馬学校の走路馬(騎手課程生徒練習馬)を使用し、後日あらためて発表される。◇第1回ジョッキーマスターズ 9頭(16:40頃)(1)(1)河内 洋 2111勝(2)(2)中野栄治 370勝(3)(3)安田隆行 680勝(4)(4)加藤和宏 604勝(5)(5)岡部幸雄 2943勝(6)(6)松永幹夫 1400勝(7)(7)的場 均 1440勝(8)(8)根本康広 235勝(8)(9)本田 優 757勝 ※勝利数はJRA通算
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レジャー 2007年04月11日 15時00分
皐月賞(GI 中山芝2000m 15日) ドリームジャーニー 王者復権へ意欲
2歳チャンピオンの勲章を引っ下げ臨んだ弥生賞は、久々+直線の不利が響き痛恨の3着…ドリームジャーニーが王者復権へ闘志を燃やしている。 その前走について池江寿師は「ああいう経験はGIで生きてくるはず。4角でぶつけられ、一旦ブレーキ。それでもあの差だからね」。負けはしたものの、あくまでも前哨戦。トレーナーはしかと皐月賞への手応えをつかんだ様子だ。 「今回もいつも通りソフト調教で。輸送やコースは問題ないし、距離だって前走でメドが立ったわけだからね。折り合いさえつけば、終いの破壊力は一番だよ」 関西馬ながら、中山は<2010>と相性は抜群。慣れ切った舞台で強烈な末脚をお見舞いする算段だ。 【最終追いVTR】オーバーワークを危惧してか、今朝も軽め。テンションは低めで、終始リラックスした走り。思い通りの調整ができた。
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レジャー 2007年04月11日 15時00分
関東の秘密兵器ココナッツパンチが急上昇
今週のメーンは3冠クラシックの第1弾「第67回皐月賞」(GI 中山芝2000m 15日)。東西の3歳馬の精鋭が一堂に会し、熱戦が期待される。 下馬評では4戦4勝のフサイチホウオーで断然ムードだが、競馬に絶対はないことは、先週の桜花賞のウオッカで実証済みだ。ここにきて評価がうなぎ上りなのが、関東の秘密兵器・ココナッツパンチ。2戦目の弥生賞でクビ差2着は能力がなければできない芸当。今朝の追い切りでも絶好の気配を披露した。 キャリア1戦で挑んだ弥生賞では大外を回るロスがありながら、アドマイヤオーラのクビ差2着。上がり3F34秒4はメンバー最速と、素質の高さを存分に見せつけた。 が、指揮官は決して満足していない。「2戦目であの競馬をしたことを皆さんは評価してくださるようだけど、ボク自身は勝つつもりでいたからね」と大久保洋師。 「レース前から心配していたことだけど、1度実戦を経験したことで、前半にいくらか行きたがった。負けたのはその分だろう。まあ、中山コースは初めてだったし、掛かった割には終いも長くいい脚を使っているからね。力は見せられたかな。3戦目なら、もうひとランク、競馬が上手になってくれるでしょう」 今朝はいつも通り、吉田豊騎手を背に坂路で3本。1、2本目を軽く上がった後、800m54秒6→36秒8→11秒9をマークした。 5日の1週前追い切りでもラスト3F35秒8→11秒4を計時しており、「順調にきているし、やることはやってきたつもり。弥生賞で権利を取れたから、調整は楽だった。ここまでは思った通りにきているよ」と師。一方、吉田豊騎手も今朝の感触を「リラックスして走っていたし、前走以上の雰囲気です」と伝えた。 本番では前走で先着を許したアドマイヤオーラに加え、4戦4勝のフサイチホウオーが待ち構えている。「一連のトライアルでは弥生賞が一番レベルが高かったと思う。あの組とは互角だろう。でも、総合的に見ると、やっぱりフサイチが一歩抜けているかな」と師はみるが、「それでも桜花賞ほどの開きはない。頭ひとつだろう」という。 その1強ウオッカでも敗れるのが競馬の怖さ。「力を出し切れればチャンスはある」と結んだ師の表情には自信の2文字がしかと見て取れた。
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レジャー 2007年04月10日 15時00分
サマーシリーズ 今夏はジョッキーにもチャンス
日本中央競馬会(JRA)は9日、夏季競馬のさらなる振興を図る観点から、昨年に続き「サマースプリントシリーズ」および「サマー2000シリーズ」を実施するとともに、新たに「サマージョッキーシリーズ」を実施すると発表した。 「サマージョッキーシリーズ」は、「スプリントシリーズ」、「2000シリーズ」の10競走が対象。着順に応じて得点が加算され、シリーズチャンピオンには、褒賞金100万円が交付される。また、「スプリントシリーズ」「2000シリーズ」も、着順ごとのポイント制で争われる。各チャンピオン馬の関係者には、馬主4000万円、厩舎関係者1000万円が交付される。 なお、チャンピオンは3シリーズともに対象レースで1勝以上、総合得点13点以上の双方を満たしていることが条件となる。日程等は下記の通り。【サマースプリントシリーズ】函館SS(GIII 函館芝1200m 7月1日)/アイビスSD(GIII 新潟芝1000m 7月15日)/北九州記念(GIII 小倉芝1200m 8月12日)/キーンランドC(GIII 札幌芝1200m 8月26日)/セントウルS(GII 阪神芝1200m 9月9日)【サマー2000シリーズ】七夕賞(GIII 福島芝2000m 7月8日)/函館記念(GIII 函館芝2000m 7月22日)/小倉記念(GIII 小倉芝2000m 7月29日)/札幌記念(GII 札幌芝2000m 8月19日)/新潟記念(GIII 新潟芝2000m 8月26日)【ポイント】 GII…1着12点、2着6点、3着5点、4着4点、5着3点、6着以下1点。 GIII…1着10点、2着5点、3着4点、4着3点、5着2点、6着以下1点。
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レジャー 2007年04月10日 15時00分
重賞今昔物語 本紙・橋本が第42代皐月賞馬アズマハンターを振り返る
厩務員春闘で今週の皐月賞の開催が危ぶまれる。理由はどうあれ、最悪の事態(開催中止)に至らないよう、関係者に最善の努力を求めたい。 さて、今回スポットを当てた第42回(1982年)優勝馬アズマハンター(父ダストコマンダー、美浦・仲住芳雄厩舎)も厩務員春闘に翻弄された末の栄冠達成だった。 ケイコ役を務めた浜嶋福三助手は、その時の緊迫した状況を次のように振り返った。「京葉労組(現トレセン労組)が開催スト通告をしていた。(アズマハンターの)担当厩務員が京葉労組にいたため、レース前夜に別の厩務員が中山競馬場まで馬を運んだ」という。 幸い、レース当日の未明にストは解除された。件(くだん)の担当厩務員はそれから、おっとり刀で中山競馬場にかけつけた。レースは、今は亡き中島啓之騎手と人馬一体となり、一気に頂点を極めたのだった。 皐月賞は、(3走前から)中島啓騎手に乗りかわり、逃げ馬から差し馬へ脚質転換を図った集大成の舞台でもあった。ところが、浜嶋助手はその瞬間を栗東トレセンでテレビ観戦していたという。「ミナガワマンナ(天皇賞・春に出走するため栗東に滞在)のケイコをつけに行っていたんです」。肌で優勝の喜びを味わうことはできなかった。が、第一印象で走る馬と直感した浜嶋さんの相馬眼は正しかった。「2歳で入厩してきた時点で完成されていた。古馬のような雰囲気と、パワーがあった」と感慨深げ。こんなエピソードがある。「無茶苦茶引っ掛かる馬だったね。角馬場を15-15のキャンターで走っちゃう(笑)。だから他の馬は怖がって寄り付かなかった」。その時間帯、角馬場は貸切状態になっていた。 その当時は、アズマハンター以外にも、個性的な馬が数多くいた。その個性がまた魅力でもあったのだ。ダービー(3着)、菊花賞(13着)と3冠すべてに出走したが、不幸は突然やってきた。 有馬記念の最終追い切りで骨折し、引退を余儀なくされてしまう。その後、種牡馬になったが、第2の人生は不遇だった。通算成績は14戦4勝(うち重賞、皐月賞)
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レジャー 2007年04月10日 15時00分
皐月賞 週も主役は“松国”厩舎 スカーレットに続け! フサイチホウオーが1冠奪取へ
松田国厩舎が2007年牡牝クラシックを完全制覇だ!桜花賞のダイワスカーレットはチャレンジャー的な立場だったが、「第67回皐月賞」(GI 中山芝2000m 15日)に送り出すのは堂々の主役馬。世間一般には混戦模様と目される牡馬クラシック第1弾。しかし、勝つのはフサイチホウオーだ。 ここまで目下4連勝。うち重賞3連勝中と断然の蹄跡を残しているフサイチホウオーだが、強調すべきはその3戦すべてで有力馬たちを退けてきたこと。東スポ杯2歳Sでは後の2歳王者を、ラジオNIKKEI杯2歳Sでは毎日杯の覇者、若葉Sの勝者を、さらに共同通信杯ではディープインパクトの弟以下を子ども扱いにしてきた。 特に前走の共同通信杯は能力の高さをまざまざと見せた一戦となった。「馬場が凍結していて、追い切りの後はキャンターなしで挑むしかなかった。正直、一種の“賭け”だった」と松田国師が明かすように、明らかに完調手前での出走。鞍上の安藤勝騎手もレース中の手応えを「本気で走っていない感じで、あともうひとつあるギアにチェンジできなかった」と振り返っている。 プラス10kgの体重増。両人の言葉通りケイコ不足の感は否めなかった。が、持ち前のしぶとさで連勝を“4”に延ばした。着差こそクビだが、共同通信杯組にとって、埋めることのできない大きな差であったことはいうまでもない。 「イチかバチかの調整はうまくいった」。師が安堵の笑みを浮かべるように、1週前追い切りは坂路800m52秒3→37秒7→12秒8と気迫満点のフットワークを披露。「体はまた大きくなっていると思うが、見た目に筋肉が盛り上がって、歩きにもムダがないからね。結果的に(共同通信杯を)使って良かったということ」とトレーナーは胸を張る。 「正直、アドマイヤオーラとの力関係が分からないが、上位に位置しているのは確か。アンカツさんも左回りよりは右回りの方が乗りやすいって言っていたし、いい競馬をしてくれると思います」 締めの言葉には謙遜を含めた指揮官だが、その目には確かな自信が見て取れた。
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レジャー 2007年04月09日 15時00分
地方競馬 夢は中央挑戦 石井勝男師がデビュー
バトンは次の世代へ。「終わってみればどの馬も素晴らしい思い出。石井君にも馬と人を大切に頑張ってほしい」。 温かなエールを残して勇退した高松弘之調教師から引き継いだ管理馬6頭と厩務員4人、そして、所属の桑島孝春騎手というメンバーで石井勝男厩舎は今月1日に開業した 石井師は昨2006年5月に17年間にわたる騎手生活(通算成績5286戦584勝)から退き、トレーナーへと転身。開業までの10カ月間は、脚元の状態、体温、食欲や息遣いなど、騎手時代とは違う視点で馬を見つめることを学びながら、元所属の玉井等厩舎で見習いとして働いた。 3日の初陣は6着。デビュー週の結果は、所属馬4頭が出走し(6)(9)(6)(6)着だった。初勝利はならなかったが、「今開催はまだ引継ぎ段階だったし、馬場も悪かったので(管理馬が)無事に回ってきてくれて良かった」。第一歩を踏み出し、まずはホッとした様子だ。 今後は騎手経験も生かし、よく運動する厩舎といわれるよう、馬の個性に合った工夫をしていきたいという。5月までにさらに4頭が入厩予定。ファンのために、ホームページも製作中と活動は本格化する。 「母仔にまたがったサンキヨーセンサー、レインボーリバティのような馬をつくりたいし、ディープインパクトみたいな馬を見つけて中央挑戦もしたいですね」 受け取ったバトンを手に、新たなフィールドへこぎ出していく。
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レジャー 2007年04月09日 15時00分
川崎競馬 本社盃 注目馬は道営出身のヒデサンジュニア
今週の川崎競馬のメーンは、勝利馬のみが手にできる羽田盃の優先出走権をかけ、若駒たちが激突する「内外タイムス盃・第10回クラウンC」(SIII 1600m 11日)。注目は先日、トップサバトンで京浜盃を制し、クラシック制覇へ俄然、勢いに乗る船橋・柿本男厩舎の“第2の刺客”ヒデサンジュニアだ。サバトン同様、道営から移籍してきた同馬の近況を最終追い切りの様子とともに徹底レポートする。 トップサバトンに続け!柿本正男厩舎の2枚看板の一頭ヒデサンジュニアが7日、本社盃に向け最終追い切りを行った。 石崎隆騎手を背に、4Fからサンキューウィンと併せ、49秒8→37秒8→12秒5をマーク。「直線は右にササって追えなかった」(石崎隆騎手)が、昨年の覇者であり、羽田盃も逃げ切った先輩を相手に食い下がった動きは上々だった。 「中間、ひと頓挫があって1週間ほど休ませた分、正直1本足りない気がするが、能力は高い馬だからね」と柿本男師。 ホッカイドウ競馬時は、地元重賞「サンライズC」で、トップサバトンやアンパサンドらを3馬身突き放しての逃げ切りVを収めている。その2頭がダートグレードや京浜盃で上位争いを演じているのを物差しにすると、ヒデサンの実力が世代トップクラスであることに疑いはない。 しかも、北海道ではソエに悩まされたり、カイ食いが細かったりと、調子の変動が激しく、まともな状態でレースに挑んだことはない。ダートでの唯一の敗戦である北海道2歳優駿(GIII)も、「前半からまったくハミを取ってくれなかった」(川島雅騎手)と敗因ははっきりしている。 完調とまではいかなくても、道営時と比較すれば少なからず上積みが見込めることは確か。陣営も愛馬の力を信じて挑む。
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