大久保洋師「先週かなり速いとこをやっているので、乗り役(吉田豊騎手)にはオーバーワークにならないよう指示した。手応え的には八、九分だったが、ほぼ予定通りのケイコができたと満足している」
−−キャリア2戦(デビュー64日目)での優勝は新記録になります。
大久保洋師「キャリア2戦を経験不足と危惧するのか、逆に(キャリア1戦で)弥生賞であれだけの競馬をしたのだから期待できると考えるのか、評価は分かれると思うが当然、我々は期待している。それだけの力があると思っていますから」
−−セールスポイントは?
大久保洋師「切れ味だね。新馬戦で上がり(3F)33秒4の脚を使ったが、これだけの脚を使える馬は滅多にいない。弥生賞もメンバー最速の脚(34秒4)を使っているしね」
−−課題は。
大久保洋師「折り合い。かん性が強いため、ふだん追い切りに行くにも誘導馬をつけているほど。ただ、かん性の強さは瞬発力にも通じるからね。新馬戦はヤンチャなところを見せていたが、弥生賞はパドックから行儀が良かったし、学習能力の高さを感じた」
−−理想の枠順と、位置取りは。
大久保洋師「多少なりとも折り合いに心配があるので、あまり外枠じゃない方がいいね。位置取りは馬場状態も考慮しないといけないし、枠順が確定してから乗り役と作戦を立てる」
−−最後に意気込みのほどをお願いします。
大久保洋師「対戦していない強い馬(フサイチホウオー)がいるけど、弥生賞のメンバーとは間違いなく好勝負できる」