その前走について池江寿師は「ああいう経験はGIで生きてくるはず。4角でぶつけられ、一旦ブレーキ。それでもあの差だからね」。負けはしたものの、あくまでも前哨戦。トレーナーはしかと皐月賞への手応えをつかんだ様子だ。
「今回もいつも通りソフト調教で。輸送やコースは問題ないし、距離だって前走でメドが立ったわけだからね。折り合いさえつけば、終いの破壊力は一番だよ」
関西馬ながら、中山は<2010>と相性は抜群。慣れ切った舞台で強烈な末脚をお見舞いする算段だ。
【最終追いVTR】オーバーワークを危惧してか、今朝も軽め。テンションは低めで、終始リラックスした走り。思い通りの調整ができた。