−−秋初戦の南部杯(3着)を振り返ってください。
久保田調教師「休み明けで攻め切れていなかった分、重め(プラス10キロ)で最後に伸びを欠いたけど、力があることは再確認できた」
−−ここまでの調整過程は?
久保田師「使った後、ゴツゴツしたので、いったん短期放牧に出して立て直した」
−−最終追い切りはどこに主眼を置きましたか?
久保田師「先週、坂路(800メートル50秒8)で速いところをやって態勢は整っているので、今朝は終い重点にどれぐらい弾けるか、イメージして乗った」
−−追い切りを総括してください。
久保田師「欲をいえばもうひと伸びしてほしかったが、雨上がりで時計のかかる馬場状態だったし、年齢的にズブさが出ていることを考えれば動いている。満足のいく調整ができたし、心配なく送り出せる」
−−昨年の南部杯(2着)からコンビを組んできた岩田騎手(ヴァーミリアンに騎乗)から、蛯名騎手に乗りかわりますが?
久保田師「蛯名は久々だけど、まったく心配してません。昨年のプロキオンSを勝ったとき同様に、いいイメージで乗ってくれるでしょう」
−−昨年(5着)からコースも距離もかわりますが?
久保田師「東京の二一は厳しい条件だったが、阪神の千八は最適の条件」
−−最後に意気込みをお願いします。
久保田師「昨年より馬は良くなっているし、条件も好転しているので折り合いさえつけばチャンスはある。作戦は枠順が確定してから立てるが、一発狙っていきますよ。応援してください」