春最終戦となったダービーは6着に終わりましたが、勝ったディープスカイとの差は0秒6。今回、ライバル視される4着マイネルチャールズからはクビ+1馬身1/4差でゴールしました。2月にデビューし、わずか4戦のキャリア。しかも、大外枠から勝ちに行く競馬をしてこの内容なら立派です。
春はまだ成長途上でしたし、素質だけで走っていたところもありましたからね。既成勢力との差は、休養していた夏の間にグンと縮まっているはず…いや、すでに逆転している可能性も大いにあると思います。
それを証拠に、直前の追い切りでは好時計をマーク。鞍上の内田騎手が反応を確かめると、力強く脚を伸ばし、“世界”のカジノドライブ(3歳1600万)にアッサリ先着。成長の跡をまざまざと見せつけています。
3カ月半ぶりの実戦になりますが、押せ押せのローテーションが続いた春に比べると、ケイコの動きひとつ取っても気配は今回の方がずっと良さそう。中山コースは2戦2勝と相性はバッチリですし、台風通過後の馬場も稍重の青葉賞で2着があるように苦にしません。復帰戦から豪快なパフォーマンスを披露してくれるはずです。