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CBC賞 本紙・橋本記者がウエスタンビーナス陣営を直撃!!

 今週で2回東京が終了。来週から夏のローカル競馬が幕を開ける。さて、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは、中京競馬の日曜メーン「第44回CBC賞」(GIII 芝1200m)で初重賞制覇を目指す快速牝馬ウエスタンビーナスだ。特別2連勝中と飛ぶ鳥を落とす勢いのビーナスに、ハンデ53kgも勝利へ後押し。指揮官の鈴木康調教師を直撃インタビューした。

 −−2連勝と好調の秘密は?
 鈴木康調教師「馬に実が入り、たくましくなりましたね。重賞はフェアリーS(1200m)2着があるけど、あのころより数段力をつけているし、すべての点において雲泥の差」

 −−2連勝を振り返ってください。
 鈴木康調教師「前々走は自分の競馬ができたし、4角を回った時点で安心して見ていました。でも、前走はスタートしてからハナに立つまで苦労していた。3角では後ろからこられてキツイ流れになったので、我慢できるかハラハラしたけど、そこから二の脚を使って押し切った。短距離で(1600万→オープン)2連勝するのは至難の業だが、あらためて力をつけていることを実感した」

 −−調整過程はどのように。
 鈴木康調教師「4月19日にいったん、短期放牧。帰厩後は毎週時計を出し、毎日プール調教も消化してきた。すこぶる順調です」

 −−追い切りの感想をお願いします。
 鈴木康調教師「郷原(騎手)君には、もう速いところはいらないと指示を出し、その通り乗ってもらった。力強い動きで坂を駆け上がってきた内容に彼同様、満足している」

 −−中京コースは2連敗中ですが。
 鈴木康調教師「郷原君は右回りの方がいいと言っているが、(力をつけた今なら)左回りでも大丈夫」

 −−展開に注文はありますか。
 鈴木康調教師「何が何でもハナに行く気持ちで乗ってもらう。ハナに行ければ好きな位置をとれるし、多少馬場が渋っても問題ない」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 鈴木康調教師「相手うんぬんより、自分の競馬ができればおのずと結果はついてくる。いい形でサマースプリントシリーズに参戦したい」

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