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ダービー卿CT(GIII 中山芝1600m 4月1日)気配絶好 ダンスインザモア

 長らく不振をかこっていたダンスインザモアがようやく本来の姿に戻ってきた。
 致命的ともいえる出遅れがありながら、前走の中山記念(3着)では大外から驚異的な伸び脚で0秒2差まで肉薄。前々走・ニューイヤーS(1着)の勝ちっぷりと併せて、もう完全復活といっていいだろう。
 今朝(28日)もその充実ぶりを示すように、Wコースで5F63秒7、上がり3F37秒8→12秒5を馬なりでマーク。軽快なフットワークを披露し、好仕上がりを印象付けた。
 「使った後の疲れはないし、この間より具合ははるかにいい。(ハンデの)57kgも大丈夫」と、堤助手の顔も自然とほころんだ。
 ただ、弱点がいまだ解消されていないのも事実。中山記念でも見せた出遅れ癖だ。同助手も「それに尽きる。前走でも流れに乗れていないからね。先週、ゲート練習を2回やったんだけど、イマイチだった。今週も乗り役(蛯名騎手)を乗せてやるつもり」と、やはりスタートを課題に挙げていた。

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