三尾調教厩務員「こんなに速いタイムが出ているとは思いませんでした(笑)。乗っているイメージとタイムが合わないのは、それだけ具合がいい証拠。(短期放牧明けだが)賢い馬だから競馬に向けてスイッチのオン、オフを自分で切り替えている感じがします」
−−昨年(4着)と比較してどうですか。
三尾調厩員「動きは数段いいです。使われながら体が(昨年比12kg増)増えているし、成績にもつながっている」
−−前走の中山記念(3着)は約2馬身の出遅れがすべてでしたね。
三尾調厩員「実際は勝った馬(ローエングリン)とは、5〜6馬身のビハインドがあった。もともとゲートは上手ではないが、(とくに前走は)ひど過ぎた。先週から念を入れてゲート練習を重ねているけど、本番は別物だから…」
−−一番の課題はゲートということになりますね。
三尾調厩員「その通りです。相手うんぬんより、ゲートがすべて。別に他の馬より速くなくてもいいから、普通に出て自分の競馬さえできれば全馬まとめて差し切る脚はあります」
−−ハンデ57kgはどう見てますか。
三尾調厩員「背負いなれている斤量だし、まったく問題ない」
−−最後に意気込みをお願いします。
三尾調厩員「春の最終目標・安田記念に向けて勝って賞金を加算したい。2着じゃ(賞金不足で)除外される心配があるし、このメンバー相手に勝てないようでは夢が広がらない。応援してください」