レジャー
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レジャー 2007年05月12日 15時00分
ヴィクトリアマイル 本紙・橋本はアサヒライジングで攻める
日米のオークスで3、2着。そして、秋華賞2着とGIで毎回好勝負を演じてきた“無冠の女王”アサヒライジングが、今度こそ栄冠を手にする。 休み明けの2戦は13、8着と凡走を繰り返しているが、敗因は歴然。フケ(発情)のためレースに集中できなかったのだ。度外視して大丈夫。フケは治まった。体の張り、毛ヅヤが良くなり、状態は今回が一番。 オークス、秋華賞で好走していることから中距離馬のイメージが強いが、真価を発揮できるのは2勝を挙げているマイル戦だ。2枠3番と絶好の枠順を引き当て、が然、運も向いてきた。 同型不在で展開はおあつらえ向き。スタミナとスピードの持続力にも定評があり、華麗な逃亡劇を決めるシーンは十分だ。 強敵は実績一番のカワカミプリンセス。6カ月間のブランクに加えて、久々のマイル戦など、マイナス材料を抱えており、評価を割り引いたが、もちろん、底力でカバーして不思議はない。その時は素直に脱帽する。
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レジャー 2007年05月12日 15時00分
ヴィクトリアマイル 血統ビーム・亀谷敬正はアドマイヤキッスから
天皇賞、NHKマイルCは、凱旋門賞馬ダンシングブレーヴの血と米国血統の血を持つ馬が上位を独占。SSの血を引く人気馬は、馬群に沈んだ。SSの傑作産駒ディープインパクトも凱旋門賞では飛べなかったように、SSの血と凱旋門血統は水と油の関係にある。 今年のヴィクトリアマイルは、凱旋門賞馬ダンシングブレーヴの孫にあたるカワカミプリンセスとスイープトウショウの実績が抜けている。しかし、ここはサンデーサイレンスの反撃にかけたい。昨年も本レースは1〜3着をSS産駒が独占しているからだ。 本命はアドマイヤキッス。父はSS。もはやこれ以上、理由を語る必要はないが、母父がジェイドロバリーというのもいい。ジェイドロバリーはGIの底力が問われる流れは弱いものの、GII、IIIの軽いレースでは堅実に力を発揮する特徴がある。 先週のNHKマイルCでは、フレンチデビュティ産駒が実質GII、IIIレベルのNHKマイルCには適していることを指摘したが、ヴィクトリアマイルも牝馬限定戦で、実質GII、IIIレベル。ジェイドロバリーには適した軽さがある。実際、ジェイドロバリー産駒もNHKマイルCでショウナンナンバーが14人気で3着に激走したことがある。 牡馬顔負けの力勝負なら、ダンシングブレーヴ連合に劣るかもしれないが、牝馬同士の軽さ比べなら、アドマイヤキイスの軽快なスピードを取りたい。 対抗はディアデラノビア。前走の阪神牝馬Sは前日予想でも軽視し、ジョリーダンスを本命にしたが、これは阪神の芝1400mは瞬発力血統には鬼門で、欧州指向の血統馬が有利だから。前走は力の衰えでないことだけは確かだ。
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レジャー 2007年05月11日 15時00分
東京プリンセス賞 アグネスターフが差し切りV
泥だらけのプリンセスと師弟コンビが勝ち取った勝利に、祝福のライトが降り注いだ。 10日、大井競馬場で行われた3歳牝馬クラシック2冠目の「第21回東京プリンセス賞」(SI 1800m)は、町田直騎手騎乗、3番人気のアグネスターフ(川崎・秋山重厩舎)が自慢の末脚を爆発させ、見事な差し切りV(勝ち時計1分54秒5・稍重) 発走直前まで激しく降り注いでいた雨がピタリとやんだ。1度きりの大舞台に臨む15頭が一斉に飛び出す。ターフは後方3番手からの競馬。最後の直線勝負まで控えて牙を研ぎ澄ます。4角で馬群が開けたところを突くと、一完歩ずつ確実に脚を伸ばしてゴール直前、アタマひとつ抜け出した。 所属騎手である町田直騎手とともにつかみ取った勝利に、秋山重師は「今までで一番うれしい」と感慨に浸った。次走は「関東オークス」(JpnII 川崎2100m 6月13日)。ホームでライバルたちを迎え撃つ。
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レジャー 2007年05月11日 15時00分
赤倉特別(新潟芝2000m 12日)本紙・石沢は未完の大器・ケージーフジキセキ◎
未完の大器・ケージーフジキセキに自信の◎。 前走は約1年2カ月ぶりながら、0秒4差の4着。プラス12kgの重めを考えれば、力を示した格好だ。 デビュー当時は「フジキセキの最高傑作」と呼ばれた大器。脚元が弱く順調に使えない弱みはあるが、1000万にいる器ではない。トップハンデ57.5kgも能力の高さの証明だろう。 12戦して掲示板外はたったの1度のみの安定感も強調したい。現級はすでに勝っており、ここは順当勝ちだ。
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レジャー 2007年05月11日 15時00分
京王杯SC(GII 東京芝1400m 12日)本紙・橋本は東京巧者・オレハマッテルゼ◎
実績、実力とも最右翼のオレハマッテルゼが復権を果たす。 腐っても鯛とはこの馬のこと。昨年は高松宮記念でGIタイトルを手中にすると、返す刀で京王杯SCを酷量59kgで2馬身突き放す圧勝劇を演じている。 これを最後に勝ち星から見放されたが、雌伏1年、千載一遇のチャンスが到来した。キッカケをつかんだのが前走の高松宮記念。外を回るコースロスがあっての5着(0秒6差)とここに大きく望みをつないだ。 とりわけ、東京は5勝とメンバー最多の勝ち星を誇る最も得意の舞台。この日が来るのを首を長くして待っていたファンの前で、伝家の宝刀をさく裂させる。 相手は円熟の域に達したプリサイスマシーンと、地力を増したエイシンドーバー。
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レジャー 2007年05月11日 15時00分
高瀬川S(京都ダ1200m 12日)本紙・谷口はノーザンキッズ信頼
ここを目標に万全の仕上がりを誇るノーザンキッズが本命だ。 超激戦の準オープン戦は出走すらままならないという現状のなか、各陣営は調整面で苦心しているが、同馬は中間、2度の除外で優先出走権を早い時期に確保。短期放牧を経て、思い通りの調教メニューを消化。ラチを頼って走る分、勝ちみの遅さはあるが、昇級初戦の前走で早くもこのクラス卒業のメド。安定した先行力からも連軸は堅い。 実力最右翼のサンライズレクサスは前走のレース中の落鉄でツメを傷めるアクシデントがあり、割り引いて対抗まで。ワキノカイザー、ウォーターバロン、ウォーターオーレも要注意。
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レジャー 2007年05月11日 15時00分
青葉賞で59万円馬券的中 藤川京子 ヴィクトリアマイルはカワカミプリンセス 京王杯SCはプリサイスマシ
5週連続でGIが組まれている東京競馬の3週目。日曜は「ヴィクトリアマイル」が行われるが、土曜の「京王杯スプリングC」(GII 芝1400m)も安田記念の前哨戦として見逃せない一戦。青葉賞で3連単59万4830円をズバリ!的中した藤川京子は、8歳馬プリサイスマシーンを指名。3戦2勝、2着1回とパーフェクト連対の7F戦なら負けられないと断言した。また、ヴィクトリアマイルではカワカミプリンセスを中心視した。 土曜メーンの京王杯スプリングCは◎プリサイスマシーンが8歳馬の底力を見せます。 前走の高松宮記念は直線で1度、前をカットされてしまった分、立て直しての追い出しだったので、正味、残り100mほどでの末脚勝負になってしまいましたから、もったいなかったですね。それでも、GIで3着を確保したあたりはさすがです。 1400m戦は3戦2勝、2着1回のオール連対とベスト。スタートが良く、テンも速いので、好位で競馬ができるのもいいですし、レースセンスのいい馬で従順なタイプですから、理想の走りができていることで結果にもつながっているのでしょうね。 東京の芝は毎日王冠4着の経験しかありませんが、スピードだけではこなせないこのコース。メンバー的にも、前半から激しい流れになることが予想されます。スピードもあり、なおかつスタミナもあって、最後までいい脚を使えるマシーンにとって合いそうな舞台ですね。前走はスプリント戦だったためか、勝負どころで少々、ズブさを見せていましたし、いつも前をふさがれたり不利を受ける馬ですから、ここで本当の実力を見せつけるチャンスです。 中間も順調に時計を出しており、先週に一杯に追って態勢は整っています。最終追い切りの動きは実に軽快で、力を出せる仕上がり。大目標の安田記念のステップですが、条件がそろったここは勝負です。まだまだ衰えのないマシーンが、後輩たちを引き連れてトップでゴール板を駆け抜けます。 ヴィクトリアマイルは◎カワカミプリンセスで負けられません。 エリザベス女王杯以来ですが、仕上がりは万全。昨年の秋華賞のように、休養明けからでもいきなり力を出せますから問題ありません。前走は直線で内に斜行し、1位入線したものの12着に降着という結果になりましたが、1馬身半差のぶっち切りでゴール板を通過しているわけですから、まだどの馬にも遅れをとったことがないのは事実。一線級古馬とはもう勝負をつけていますから、今度は迎え撃つ立場。宝塚記念につながる最高の走りを披露します。 13日の日曜日は、東京競馬場で「女だらけの予想検討会・レース回顧」のイベントに出演しますので近くの人は見に来てね!
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レジャー 2007年05月10日 15時00分
ヴィクトリアマイル 美浦黄門・橋本千春記者がアサヒライジング陣営を直撃
今週は古馬牝馬のマイル女王決定戦「第2回ヴィクトリアマイル」(JpnI 東京芝1600m 13日)の火ぶたが切って落とされる。下馬評はカワカミプリンセスに集まっているが、6カ月ぶりのハンデを抱えており、全幅の信頼は置けない。そこで、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは、追い切りで完全復調をアピールしたアサヒライジング。日米のオークスで(3)(2)着。そして、秋華賞でカワカミに0秒1差2着と肉薄した実力が今度こそ蘇る。古賀慎明調教師を直撃取材した。 −−最終追い切り(別掲参照)を半マイルしかやらなかったのは、デビュー以来初めてではないですか? 古賀慎師「数字になったのは半マイルだけだが、ゴール板を過ぎて2Fほど追っているので、実質は6Fぐらいの内容。決して“闇調教”をやったわけじゃない(笑)」 −−ジョッキー(柴田善騎手)からはどんな報告を受けましたか。 古賀慎師「ケイコ慣れしてズルいところがあったので、気合をつける意味で乗ってもらったが、『元気のいいころの感じに戻ってきている』と言ってもらえた。今回はスパイスを利かせて追い切ったし、仕上がり状態には満足している」 −−休み明け2戦とも不本意な結果に終わっています。原因は? 古賀慎師「エ女王杯の後、初めてオーバーホール。復調途上だったことに加えて、中山牝馬Sは道悪馬場、トップハンデなど不利な条件が重なった。次の阪神牝馬Sも自分のリズムで走れなかったし、2戦とも力を出し切っていない」 −−復活に向けての対策は。 古賀慎師「藤沢(和調教師)先生に『どうやったら復活できるか』相談してアドバイスをもらった。内容ですか?それは内緒」 −−打倒! カワカミプリンセスの秘策はありますか。 古賀慎師「2連敗しているので怖いものはない。東京は相性のいいコースだし、同型馬不在でおあつらえ向きの展開が見込める」 −−最後に意気込みをお願いします。 古賀慎師「仕上がりに問題はないので、あとは気持ちひとつ。力さえ出し切れれば、自ずと結果はついてくると信じている」
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レジャー 2007年05月10日 15時00分
ヴィクトリアマイル 満を持して登場のカワカミプリンセス 王女伝説第2章はここから始まる
初夏を思わす心地よいそよ風に、気品あるタテガミがなびく。いまだ汚れなき王女カワカミプリンセスが、新緑まぶしい府中のターフで繰り広げられる女の熱き戦い、「第2回ヴィクトリアマイル」(JpnI 東京芝1600m 13日)から始動する。これまで幾多の常識を覆してきた才媛が2007年初戦、いかなるパフォーマンスを披露するか、興味は尽きない。 王女伝説第2章はここから始まる。昨年の最優秀3歳牝馬カワカミプリンセスが、半年の沈黙を破り、満を持して復帰する。 とにかく昨年は衝撃の1年だった。2月28日の新馬デビューから4戦目、わずか84日のスピード出世に、「アッという間に勢いだけで駆け抜けた」と肝っ玉のすわりは栗東一の西浦師をして驚がくさせたオークス制覇。それから約5カ月、ぶっつけ本番のローテーションに、「ああだ、こうだと、いろいろ言われた」なか、いとも簡単に秋華賞をクリア…厩舎の偉大なる先輩テイエムオーシャンにも楽々肩を並べてしまった。 もっとも、好事魔多しとはこのこと。「古馬相手でもウチのが一番強いと思っているから使うんだ」と自信満々に挑んだエリザベス女王杯。歓喜の先頭ゴールから数分後、降着の裁定が下り、天国から地獄へと突き落とされる憂き目にも遭った。 トレーナーは「ファンの皆さまには、大変なご迷惑をおかけしました」と深々と頭を下げたが、ルールはさておき、スイープトウショウ、アドマイヤグルーヴ、エアメサイアなど、古馬GI馬の厚い壁を破ったのは事実。「馬には何の責任もない。1着でゴールを駆け抜けているんだから」の言葉には、誰一人として非難を浴びせるものはなかった。 そして、仕切り直しとなるこの一戦。またしても、本番へのぶっつけローテが敷かれたわけだが…。ふと昨年にこんな野望を師が口にしていたことを思い出した。 「来年の今ごろになったら、男馬の超一流が相手でも互角に戦えるようになっていると思う。それくらいすごい可能性を秘めている馬。だから、成長を妨げないために、この秋は秋華賞、エ女王杯の2戦しか使わないんだ」 そう、今春のローテも確固たる信念に基づき熟考された規定路線なのだ。 もちろん、ここに向けての臨戦態勢には寸分の狂いもない。先週まで3週連続にわたり、新コンビを組む武幸騎手を背に熱のこもった追い切りが消化されてきた。 「正直、騎乗依頼がきたときは驚きました」と話す武幸騎手は、「プレッシャーはここ何カ月かあった」とホンネを漏らす一方、「ここにきて(カワカミのことは)だいぶ分かってきた気がする。騎手の立場からすれば、結果を出すのが仕事ですから」と任務遂行に表情を引き締める。 愛馬の癖を少しでもつかんでもらおうと、中間はあえて仕上げ役にもコウシローをコンバートした師。その意図通りに、鞍上がオテンバ王女との阿吽(あうん)の呼吸を体得すれば、ヴィクトリアマイルはおろか、宝塚記念の頂ですら視界に入ってくる。 「厳寒期の中での放牧だったから、思った以上に体力を使ったのかな。帰厩当時は冬毛が目立って馬体も寂しく見えたけど、この2カ月半、調教はビッチリやってきたからね。先週、コウシローが乗った追い切りで動きは完全に戻ったし、今週のケイコも完ぺきだった」 思惑通りに仕上がった愛馬の姿に、師は満面の笑みを浮かべる。 「長いこと、この世界にいるが、こんな牝馬にはめぐり合ったことがない。今回も強いカワカミプリンセスをお見せできると確信しているので、ご声援よろしくお願いします」 牝馬版ラムタラとでもいおうか、周囲のド肝を抜いた樫から早一年…府中の杜にカワカミプリンセスが再び“降臨”する。
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レジャー 2007年05月10日 15時00分
羽田盃 南関クラシック第1弾はトップサバトンに凱歌
壮絶な叩き合いの先に栄冠はあった。9日、大井競馬場で行われた3歳クラシック初戦「第52回羽田盃」(SI 1800m)は、ゴール前、人気馬3頭による壮絶な叩き合いを制したトップサバトン(牡3歳 船橋・柿本男厩舎)が優勝した。勝ち時計は1分51秒1(良) 道中は中団の後ろから。ペースが落ち着いたところを石崎駿騎手のゴーサインで前進開始。3コーナー手前、早めに動いて前を行く2歳王者フリオーソをマークして進むと、最後の直線は、外から差してきたアンパサンドをゴール直前で再び差し返す勝負根性を見せ、クビ差競り落とした。 次走はもちろん、2冠目の東京ダービーへ。「じっくり馬をつくって臨みたい」と柿本男師は次の目標に意欲を燃やしていた。
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