休み明けの2戦は13、8着と凡走を繰り返しているが、敗因は歴然。フケ(発情)のためレースに集中できなかったのだ。度外視して大丈夫。フケは治まった。体の張り、毛ヅヤが良くなり、状態は今回が一番。
オークス、秋華賞で好走していることから中距離馬のイメージが強いが、真価を発揮できるのは2勝を挙げているマイル戦だ。2枠3番と絶好の枠順を引き当て、が然、運も向いてきた。
同型不在で展開はおあつらえ向き。スタミナとスピードの持続力にも定評があり、華麗な逃亡劇を決めるシーンは十分だ。
強敵は実績一番のカワカミプリンセス。6カ月間のブランクに加えて、久々のマイル戦など、マイナス材料を抱えており、評価を割り引いたが、もちろん、底力でカバーして不思議はない。その時は素直に脱帽する。