☆東京11R「東京スポーツ杯」(芝1800メートル)
◎6ブレスジャーニー
○5トラスト
▲3キングズラッシュ
△1ムーヴザワールド、8エルデュクラージュ
完成度の高い、ブレスジャーニーに期待。真骨頂はサウジアラビアロイヤルC。直線大外からメンバー最速の差し脚を爆発させ圧勝(0秒2差)した強さに鳥肌が立った。切れ味がこの馬の最大の武器でもある。東京コースもこれで<2010>と適性度は抜群。しかも、3戦すべて上り最速を記録している点も特筆されていい。距離は1ハロン延びるが、「デビュー当初より折り合いが付くし、全く問題ない」と鈴木厩務員は意に介していない。さらに、雨馬場についても「やや重で2連勝しているし、ピッチ走法だから大丈夫。他の馬が苦にする分、内の馬にはプラスになる」。3連勝の可能性は限りなく高い。当面の相手は、道営競馬から中央入りしたトラスト。札幌2歳Sをワンサイドで逃げ切った(0秒4差)スピードは侮れない。逆転候補は、2戦2勝のキングズラッシュ。
☆東京10R「ユートピアS」(芝1600メートル)
◎8フロンテアクイーン
○10マローブルー
▲5テルメディカラカラ
△4ロイヤルストリート、17アイライン
実力は重賞レベルの、フロンテアクイーンをイチ押し。クイーンC2着をはじめ、オークス6着(TR4着)、紫苑S3着の実績はここでは大威張りできる。秋華賞14着は負けすぎだが、敗因は明らかだ。万難を排して1週間前に栗東入りしたのが、結果的に裏目に出てしまった。「環境に順応できず、テンションが高くなった」と佐藤助手。参考外だ。力を出し切っていないから馬は元気いっぱい。放牧でリセット出来たし、自己条件の限定戦ならチャンスは十分ある。相手は、マローブルー。3着、2着と毎回好勝負を演じており、逆転も夢ではない。3走前に現級勝ちしている、テルメディカラカラが不気味だ。
☆東京9R「伊勢佐木特別」(ダ2100メートル)
◎6クールエイジア
○9サハラファイター
▲15アバオアクー
△13リキサンダイオー、14シャクンタラー
「放牧効果で状態は休む前と、雲泥の差」。クールエイジアの佐藤厩務員は太鼓判を押した。素直に底力を信頼したい。前々走で現級勝ちしているし、これで東京ダ2100メートルは2勝と条件はMAX。ハンデ57キロも能力に影響することは考えられない。差し脚を爆発させる。相手は3歳馬の、サハラファイター。休み明け3戦目((3)(3)着)で走り頃。前走、この条件で2着と好走したアバオアクーも圏内。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。