生涯にたった1日だけ子供の産める身体となった美女エイリアンに狙われたピュアな青年。誘惑に負けることは地球滅亡を意味する。
刻々と過ぎるタイムリミットのなか、真に愛する人に出会うまで己の貞操を守ることを誓った青年・ヨンゴンは、その誘惑に耐え、地球を守ることができるのか? 奇想天外なアイディアと鮮烈なビジュアルセンスで描く、まったく新しいSFサバイバル・ムービーが誕生!
美女エイリアンを体当たりで演じるハ・ウンジョンのセクシーな魅力、ピュアな青年を演じるホン・ヨングンがノースタントで挑む壮絶なテコンドー・アクション、VFXを駆使して描かれる独創的なイマジネーションの嵐、SF、ホラー、コメディ、サスペンス、そしてラブストーリー…娯楽映画の全てを詰め込み、観客をとことん楽しませ感動させる本作は、全方位型の極上エンターテイメントと言える。
地球の運命は一人の男に託された…【ストーリー】
テコンドーの腕前を生かし、街の治安を守る男・ヨンゴン。ある日、4人の男に暴行を受けている女性を助け、自宅へと連れ帰った。彼女の名前はハ・モニカ。
ぎこちない会話やゲームを通して、二人の距離は徐々に近づいていく。すると、モニカは自ら服を脱ぎ捨て、ビキニ姿に! 必死に欲情を抑えるヨンゴン。彼は純潔の誓いを立て、30過ぎても童貞を守っていた。が、次の瞬間、モニカの背骨が飛び出し、ヨンゴンを縛り上げた!
なんと、彼女は純潔の精子を求めるエイリアンだった!!しかし、彼女が子供を産むと、地球が滅ぶ!?
そこに愛はあるのか!? 地球の運命は!? 今、美女エイリアンとの精子攻防戦が始まる!!
【イントロダクション】
オ・ヨンドウ■監督
低予算を全く感じさせない映像センスで本作を手掛けたのは新鋭オ・ヨンドウ。1975年生まれのヨンドウ監督は1995年から映画業界で働き始め、2002年に『クリスマスを切る』で監督デビュー。翌年、所属する映像制作集団キノマンゴスチンが自主制作したオムニバス・ゾンビ・ホラー『隣のゾンビ』で、第一話と2話を監督した。『隣のゾンビ』は、プチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞と審査員特別賞を受賞、これがきっかけとなり、ヨンドウ監督は韓国インディーズ映画界の雄として高い評価を得ることになった。 本作は、2011年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門グランプリを初の外国作品からの受賞を果たした。またシッチェス・カタロニア国際映画祭他、続々と世界各地の映画祭出品が決定し、最も今後の活躍が期待される監督のひとりである。
■出演
ホン・ヨングン■ヨンゴン役
1978年10月23日生まれ。キノコマンゴスチンでは、監督、俳優、武術始動などマルチな才能を発揮。本作のアクション・シーンは、スタント無しで挑んだ。思春期を中古ビデオ屋巡りに費やし、一度は社会人として生活を送るが、20代後半に一念発起し、東亜放送大学に入学し演技を専攻する。『隣のゾンビ』では、第3話と第6話を演出。俳優としては、ソン・ガンホ主演の『義兄弟』(10年、チャン・フン監督)に出演している。
ハ・ウンジョン■ハ・モニカ役
ロンドンのミドルセックス大学パフォーミング・アーツ科を卒業。『空を歩く少年』(06年、ノ・ジンス監督)で映画デビュー。オ・ヨンドウ監督の短編『クリスマスを切る』への出演をきっかけに、映像製作集団キノマンゴスチンに参加。『隣のゾンビ』の第2話「逃げよう」では、ゾンビウイルスに感染したカップルを熱演。本作公開時にはビキニ姿が話題になり、人気男性誌のグラビアに選ばれるなど、注目された。現在は女優業の傍ら、中央芸術大学に通っている。
作品名■『エイリアン・ビキニの侵略』 2011年/韓国/75分
監督・脚本:オ・ヨンドウ、製作:ジャン・ヨンジュン、撮影監督:グ・チュン・モ、音楽:キム・ジャン・ユン、キャスト:ホン・ヨングン、ハ・ウンジュン、ソ・ピョンチョル、キム・ヒョンテ、キム・ソンミン
原題:INVASION OF ALIEN BIKINI
(c)kinomangosteen
提供・配給:キングレコード、配給協力・宣伝:太秦
■公式HP:http://alien-bikini.com/