ギャルサークルに入っているのか、というのは愚問か。全身刺青だらけのようだし、それは聞く相手が違う、というものだろう。でも貴重なガングロギャル生き残りであるので、いろいろ話を聞いてみた。
「中学のときからガングロで、クラブに通っていました。浜崎あゆみにも倖田來未にもまったく興味がありません。てか、20歳過ぎたらギャルじゃなくね?」
やりたいようにやってきただけ、と強調する彼女。ガングロブームではないのにガングロということは、やはり彼女のように筋金が入っている子が多いのかもしれない。怒られながら、そう思った。
いずれにせよ、夜行性である事は間違いがない。
「はい、昼は日サロ行くほかは、なんにもしてないです。買い物か、たまに実家に帰ってお姉ちゃんに料理を教わったり。仕事が終わったら、クラブ。トランス? いえ、サイケでぶっ飛んでます。男性は、短髪の男らしい男が好みですね。いつもつるんでいるのもそういう子たち」(同)
ということだった。
またブームが来れば、同じような子が増えるのかもしれない。