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『赤い彗星』シャアの死因、酷すぎる5人の女遍歴か?

 大注目のOVAシリーズ『機動戦士ガンダムUC』のepisode 2『赤い彗星』の配信/公開が、いよいよ来週末に迫った。

 『亡国のイージス』などで知られる戦争小説界のホープ・福井晴敏さんの小説を映像化した本作は、全6巻でシリーズ刊行予定。今年の2月に配信されたepisode 1『ユニコーンの日』は、その圧倒的なクオリティから古参のガンダムファンから新規視聴者まで、多くの人の心を掴んだ。

 その続編である第二話のサブタイトルは『赤い彗星』。言わずと知れた『機動戦士ガンダム』に登場するライバルキャラ、シャア・アズナブル少佐(のちに大佐)の異名である。

 『UC』本編では「シャアの再来」と噂される敵役で、反乱軍の領袖、フル・フロンタルが赤いモビルスーツに乗って登場。通常の三倍で移動したり、戦闘中にかつてのシャアと同じセリフを発するなど、謎の存在感を見せ付ける。現実でもガンダム世界でも、「赤い彗星」というシンボルはある種のカリスマ性をおびえているようだ。

◆唯一の弱点は女!?昔の女をなかなか忘れられないロリコン

 ガンダム世界ではシャアは政治的にも軍事的にも伝説的な存在だが、その人生で唯一汚点があるとすれば、女にだらしないことだ。

 ニュータイプとしての素質を見出し拾った少女、ララァ・スンのことがいつまでたっても忘れられず、レコア・ロンドとは良い仲になるも結果的に彼女は敵に寝返ってしまう。ハマーン・カーンには自分を捨てた男として憎まれて殺されかけ、秘書であるナナイ・ミゲルとニュータイプ少女クェス・パラヤの間で揺れ動くなど、凄まじい女性遍歴だ。

◆「英雄、色を好む!?」豪傑は権力欲も性欲も強い

 しかし政治的カリスマ性を備えた人物が、権力欲だけでなく性欲も強い、いわゆる女好きであるというケースは珍しいものではない。

 日本人で代表的なのは、初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文だろう。当時は妾を抱える制度がまだ残っていたにしても、とにかく女と遊ぶのが大好きで芸者遊びも豪勢にやっていたらしい。

 また、奈良時代の僧・道鏡は、天皇に取り入ることで自身の政治的基盤を磐石にしていった、大変な野心家というイメージがある。その道鏡は、実は女性天皇をたらしこんでいた、というのもアレがデカかったのではないか、というゴシップ的な俗説が現代まで残っているほどだ。

 やはりカリスマになりうる人物は、腹の中に莫大なエネルギーを秘め、それを政治や女性に発散させていたのかもしれない。ちなみにシャアも伊藤も道鏡も、戦闘中行方不明、ハルピンでの暗殺、左遷させられて寂しく死去、とあまりまともな死に方はしていない。(小山内)

【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/

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