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再休刊の『映画秘宝』、大騒動となった元編集長の恫喝DMとは? 人気アナが「あれは脅迫」と批判も

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 雑誌『映画秘宝』(双葉社)が再び休刊することが明らかになった。『映画秘宝』は洋泉社より1995年より発行を開始、隔月化を経て2002年より月刊誌に。マニアックなトピックを扱う映画雑誌としてコアな読者を獲得していたが、2020年3月号を以って休刊。

 その後、スタッフが立ち上げたオフィス秘宝が編集を行い、双葉社を版元として約3か月後、2020年6月号として復刊した。一度休刊した雑誌がこういった形で復刊することは珍しく注目を集めた。しかし、復刊から2年弱での再びの休刊となってしまった。その原因となったのが、当時の編集長による恫喝DM騒動だろう。

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 2021年1月に当時の編集長らがラジオ番組『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)に出演。この内容に関し、一般人の女性ユーザーが否定的なツイートを行ったところ、それを見つけた編集長が女性ユーザーに「死にたい」といったDMを送付した。女性がこのDMの内容を公開したことで問題が表面化した。

 ラジオ番組のMCを務めるミュージシャンの宇多丸は「アウト中のアウト」、元TBSの宇垣美里アナウンサーも「あれは脅迫です」とバッサリ。さらに宇垣アナは「死にたい」というメッセージについて、「『殺してやる』より私は怖いと思います」と話した。

 その後、2021年2月に編集長は役職を辞任し退社。しかし、騒動はこれだけで終わらなかった。『映画秘宝』ならびにオフィス秘宝として正式な謝罪文が出されず、同年12月に現役の編集部員6名のうち5名が業務を外れることが発表された。新たな編集長と編集部員によって雑誌の継続は発表されたが、3月発売の2022年5月号で双葉社としての刊行が休刊となると発表された。さらに、元編集部員がnote上で自分たちに向けられている「デマ」に反論するなど、騒動がこじれている様子が窺える。

 ネット上でも、「映画秘宝の2度目の休刊はもう自業自得としか言う他ない」「いつの日かまた復刊を願いたいものだが、今回ばかりは厳しいか」といった声が聞かれた。一連のゴタゴタは、やはり当時の編集長によるDM騒動に全ての端を発していると言えそうだ。

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