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『新聞記者』報道に作者が反論も「疑惑が余計に深まった」の指摘 自身の言葉が返ってきてしまう?

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画像はイメージです

 中日新聞記者の望月衣塑子氏が、ネットフリックスで配信されているドラマ『新聞記者』を巡る疑惑に対し、反論している。

 望月氏の著作が原作となっている『新聞記者』。ドラマ制作過程で同作のプロデューサーが森友事件の遺族である赤木雅子さんに謝罪していたことを、先月26日「文春オンライン」(文藝春秋)が報道した。

 >>大ヒット配信中のドラマ『新聞記者』の残念な舞台裏 日本のテレビ局ならあり得ない?<<

 報道によると、赤木さん側の設定を巡る要望について、制作側は赤木さんの要望に対し、「あくまでフィクション」として受け入れなかったとのこと。また、赤木さんが望月氏に貸し出した、森友事件で自死した夫で財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの遺書や写真、画像データ、音声データなどは一部しか返却されていないことも報じられた。

 そんな中、報道から2週間弱が経った8日、望月氏はツイッターを更新し、報道について言及。「取材でお借りした資料は全て返却しており、週刊誌にも会社からその旨回答しています。遺書は元々お借りしていません」と一部資料の未返却を否定した。

 また、報道の中では、望月氏が赤木さんとの接触を断っていることが強調されていたが、望月氏は「1年半前の週刊誌報道後、本件は会社対応となり、取材は別の記者が担当しています」と説明。最後に、「ドラマの内容には関与していません」と綴っていた。

 望月氏はツイッターのリプライ欄を閉じているものの、その分、このツイートを引用したリツイートが多く集まることに。ツイッターからは「こういう時は『疑惑が余計に深まった』って言えばいいんでしたっけ?」「不誠実」「じゃあ赤木さんが嘘ついてることになる」「だったら赤木さんと音信不通にまでする必要はない」「これは通じない」といった苦言が集まる事態になっている。

 官房長官記者会見での鋭い質問で名を馳せた望月氏だが、その言葉がそのまま返って来てしまっている。

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