自民党の総裁選を前に、菅義偉首相が二階俊博幹事長を交代させる方向で検討していることが分かった。安倍晋三前政権の2016年8月から幹事長に就任して以降、歴代最長の約5年間にわたって権勢を振るって来た同幹事長だが、この交代案を受け入れる考えを示しているという。
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田崎氏は人事刷新に踏み切った背景として、「今、何か大胆なことをやらなければ、どんどん、どんどん状況が悪くなる支持率も下がる。危機感が非常に強いんですよ」と述べ、「だから何か大胆なことをやらなきゃいけない、というところで二階さんの人事に手を付けたということだと思います」と政権浮揚のためと論じた。
だが、ここで羽鳥が横に割って入り、「大胆なことというのは、コロナ対策ではやらないんですか?」と勇気ある質問。これに田崎氏は多少ムッとしながら、「いやいや、コロナ対策も、もちろんやっているじゃないですか。ワクチンの供給投与のことはね。そこの部分ではやっているわけで、コロナ対策をやらなくて、政局をやってるということじゃないんですよ」と反論。
なおも羽鳥は引き下がらず、「コロナ対策、ワクチンはずっとやっているじゃないですか」とこれまでも行っていることとした上で、「さらに大胆なことはコロナ対策ではやらない、今までのことをしっかりやっていくということなんですか?」と確認。
これに田崎氏は「そうですね。だからコロナ対策で大胆なこと、色んな意見あるかもしれませんが、この1年半やって来て、ある程度限られて来ているわけですね。それを着実に進めていく以外にないわけです」と現時点ではワクチンしかないと述べていた。
これに対して、SNS上では「ナイス突っ込み」「羽鳥さんって凄いと思う」「羽鳥さんがスシローを追い詰めてて草」「羽鳥アナの鋭い突っ込みに一票!」「羽鳥慎一さん、よくぞ突っ込んだ質問してくれました!」と称賛意見が多く寄せられている。