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元都知事・猪瀬氏、夏の五輪に「総合条件でもっとも適している」投稿が物議 過去にも「理想的な気候」発言

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猪瀬直樹氏

 作家で元東京都知事の猪瀬直樹氏が7月27日のツイッターで、「イスタンブールとマドリードと東京は同じ気候条件です。涼しい夏は言語矛盾で夏はどこもそれなりに暑いが時間帯など工夫次第で耐えられなくはない。甲子園野球この季節だからこそ100年続いている。7月半ばまでの雨季と9月からの台風シーズンの端境期で総合条件でもっとも適している」と投稿し、疑問の声が挙がっている。

 これは批評家の東浩紀氏とのやりとりの中で生じたもの。猪瀬氏は東京オリンピックの招致プロジェクトを石原慎太郎元都知事から受け継いだ人物。立候補時に「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候」とアピールしており、そこに「猛暑なのに」と当然ながらツッコミが入ってしまった。今回のツイートはその件に関するものであり、猪瀬氏の「夏はどこもそれなりに暑い」主張は苦しい言い訳のようにも聞こえる。

 >>4人の知事が関わった東京五輪「世界一金のかからないオリンピック」アピールも実態は?<<

 猪瀬氏はこれまでにも、ツイッターで五輪にまつわる書き込みが物議を醸し出すことがあった。

 よく知られているのは、2012年の「誤解する人がいるので言う。2020東京五輪は神宮の国立競技場を改築するがほとんど40年前の五輪施設をそのまま使うので世界一カネのかからない五輪なのです」ツイートだろう。現在、この内容が閲覧できない状態になっている。「金がかかっている」のは事実であり、さすがにこちらに関しては、猪瀬氏は釈明できないと考えているのだろうか。

 さらに2013年には、猪瀬氏自ら五輪招致をアピールすべく、英語でツイートを多く行った。ただ、ネイティブチェックなどを通さず、自ら書き込んでいるためか、初歩的な文法の間違いなどが指摘されてしまった。

 ネットを積極的に使おうとする姿勢は評価されても良いだろうが、その内容が何かと物議を醸し出してしまうのが猪瀬氏の特徴なのかもしれない。

記事内の引用について
猪瀬直樹氏のツイッターより https://twitter.com/inosenaoki

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