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麻生大臣は射撃選手だった! 意外にもオリンピック出場経験ある政治家たち

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東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会・橋本聖子会長

 オリンピック出場経験のある政治家と言えば、まず思い浮かぶのは橋本聖子参議院議員だろう。失言問題で辞任した森喜朗氏に代わって東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長に就任した。

 橋本氏は、スピードスケートと自転車競技の選手であり、1992年のアルベールビル冬季オリンピックでは、女子スピードスケート競技(1500メートル)で銅メダルを獲得。夏季大会でも自転車競技に出場し、冬季4回、夏季3回の7度のオリンピック出場を果たしている。これは日本女子最多記録だ。さらに橋本氏は、1995年の参議院議員選挙で初当選しているが、この時点で現役引退はしておらず、国会議員とプロスポーツ選手を兼任していた。

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 このほか、現職の参議院議員では元ビーチバレー日本代表として、2度のオリンピック出場経験のある朝日健太郎氏がおり、過去にはYAWARAちゃんこと谷亮子も同議員を務めたのはよく知られている。

 だが、このほかにもオリンピック出場経験を持つ意外な政治家たちがいる。

 まず筆頭に挙げられるのが、元総理大臣の麻生太郎副総理兼財務大臣だろう。麻生氏は、1976年にカナダのモントリオールで行われた夏季オリンピックに、クレー射撃(スキート)の日本代表として出場。ただし、成績は41位と振るわなかった。この3年後に衆議院議員選挙に初当選し、政治家としてのキャリアをスタートさせる。

 馳浩衆議院議員もオリンピック経験者だ。馳氏と言えば、プロレスラーのイメージが強いが、1984年のロサンゼルスオリンピックに、ライトヘビー級のレスリング代表として出場。ただ、結果は予選敗退となっている。議員となった後はスポーツ経験者として、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問会議・顧問を務める。

 さらに、前回の1964年に行われた東京オリンピックに出場したのが、元サッカー選手の釜本邦茂氏だ。19歳で日本代表入りを果たし、東京オリンピックに出場。次の1968年のメキシコオリンピックでは、7得点を挙げる得点王に輝いた。この大会でサッカー日本代表は銅メダルを獲得している。その後は知名度を活かし、サッカー指導者などとして活躍。1995年の参議院議員選挙に出馬し当選、1期を務めた。この時に声をかけたのが早稲田大学の先輩である森氏だった。同期当選組には前出の橋本氏、馳氏がいる。

 図らずも1995年の選挙でオリンピック出場経験のある議員が3人誕生し、いずれも森氏と関わりがあるのは興味深いところだ。

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