新型コロナウイルスの拡大を受け、首都圏や関西圏などの都市部で終電の繰り下げが行われた。今回の動きはそれとは真逆のものだ。
小沢氏は「全てが支離滅裂。8時にはまっすぐ家に帰れ、不要不急の外出は自粛しろで、なぜ五輪期間は、終電延長なのか。コロナ対策として、終電の繰り上げや運行本数の削減までやったではないか。五輪が第一、命は二の次。許されない」とツイートした。
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これには、ネット上で「電車延長の意味、全くわかりません。オリンピック観戦とは関係なく飲めや、遊べ、状態です」「何なのこの国は」「まるで五輪期間中はコロナは終息したかのような対応ぶりです。不要不急な外出も五輪期間中は控える必要はない様な対応ですが、総理はその理由と根拠を国民に説明すべきです」と小沢氏に共感する声が相次いでいる。やはり終電繰り下げによる、人流の増加は否めないだろう。
小沢氏は同日のツイッターでは、東京都で爆発的感染拡大の可能性がある試算に関しても「政府は一体、何がしたいのか。国民の命や健康、長引く自粛による経済ダメージを差し置いて目下五輪に血眼になり、それが全ての元凶なのに、見て見ぬ振りで大騒ぎ。理解不能。ここまで来ると、政府の当事者能力を疑わざるを得ない」と疑問を示している。
政府はなし崩し的に、オリンピック開催へ突き進もうとしている。それに伴い小沢氏の怒りのボルテージも上がっていると言えそうだ。
記事内の引用について
小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho