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新ドラマ『ハコヅメ』に「面白くなくなってる」原作ファンから悲鳴、「逆にリアル」と期待の声も

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戸田恵梨香

 水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)の第1話が7日に放送され、平均視聴率が11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが各社で報じられている。

 第1話は、「警察官にさえなれば一生安泰」。そんな安易な考えから警察官になった新人・川合麻依(永野芽郁)は、通称“ハコヅメ”こと交番勤務に配属されて二週間。心身共にキツい警察の仕事に限界を感じていた。そんな矢先、川合は“問題”を起こして交番に飛ばされてきたという刑事課の元エース・藤聖子(戸田恵梨香)とペアを組むよう言い渡され――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 原作は、元警察官の泰三子による漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(講談社)。第1話では、原作のエピソードが中心に放送されたが、原作ファンからは疑問の声が集まっているという。

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 「原作もコメディ色が強く、警察官の裏側が描かれている作品。ドラマも“交番コメディ”として、藤が捕まえたベテラン泥棒に川合が取り調べを教えてもらったり、通常点検で警官たちがやらかすといった場面が描かれました。しかし、原作にある、藤が泥棒相手に『ね? 今どんな気持ち? 刑事でも何でもない交番の小娘に捕まって』と煽るシーンは省略。さらに、通常点検で牧高(西野七瀬)が手錠を飛ばすシーンを、ドラマでは牧高ではなく川合がやらかすことに。ネットからは、『面白くなくなってる』『真面目な牧高が真剣な表情のままやらかすというシュールさが笑えるのに…』『面白いセリフが根こそぎ削り過ぎ』といったブーイングが集まっていました」(ドラマライター)

 一方、原作を読んでおらず、ドラマから入った視聴者からは絶賛が集まっている。

 「第1話では、藤が交通取り締まり中に悪態をついたり、パトカーと公用車のバトルが描かれたりなど、今までにない警察ドラマとなっていました。原作から削られたセリフも多かったとは言え、原作通りの笑えるセリフも多々あったほか、藤の交通取り締まり中の『どうせ来るならクソ野郎』というドラマオリジナルセリフはトレンド入りするほど話題に。ネットからは『めちゃくちゃ笑った』『逆にリアルだよな~』『警察ドラマの裏側みたいで面白い』という声も集まっています」(同)

 果たして今後、原作ファンが納得の行く作品になっていくのだろうか――。

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