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芸能 2017年10月16日 12時21分
暴走続きの張本勲と関口宏を一喝した金田正一に「よくぞ言った」と称賛の声
15日放送のTBS『サンデー・モーニング』「週間御意見番」コーナーで、ゲスト出演した金田正一氏(84)が張本勲氏(77)を一喝した。 番組では、7・8日に行われた東京六大学野球・東京大学対法政大学の模様を取り上げた。甲子園出場者が皆無である東京大学が、経験者揃いの法政大学を相手に、エース宮台康平の活躍で連勝し、15年ぶりの勝ち点を挙げた様子を放送したのだ。 張本氏は、この件について法政大学に喝を入れる。「法政は強いチームなんですよね。このゲームを見てもね、甲子園に出ている選手なんですよ。ダメですよ東大に負けたら」といつもの調子でまくし立てる。 これに待ったをかけたのが往年の400勝投手金田氏。「投げたピッチャーを褒めてあげなさいよ」と張本氏を諭し、宮台について「リスト(手首)の使い方が上手い」「投げる前にリラックスしなきゃいけない。その時の力の抜き方を手首でやってるちゅうこと」と絶賛。 そして、「ピッチャーがあそこまで放ると、強いチームでも負けてしまう。ピッチャーの力ですね」と褒めちぎる。これにはさしもの張本氏も、黙って聞くしかなかった。 また、宮台の評論では金田氏が「手首の使い方」を絶賛したにもかかわらず、首の使い方を質問する司会の関口宏に対し、「ちゃんと聞きなさいよ」と一喝するシーンも。一部から「老害」との声も出る張本氏と関口に対し、野球界のレジェンドが、文字通り「喝」を入れた。 この様子に、普段張本氏や関口を苦々しく見ている層が反応。「カネやんを見習え」「器の大きさが違う」「同じレジェンドでもここまで違うのか」「よくぞ関口に苦言を呈してくれた」など、金田氏への絶賛や「器の違い」を指摘する声があがった。 「金田氏は、指導者経験豊富で、弱小ロッテを日本一に導いています。おそらく、人の伸ばし方を知っているのでしょう。3000本安打のレジェンドでありながら、監督・コーチ経験のない張本氏とは、やはり差がある。批判するだけではなく褒めるべきところはきっちり褒め、番組の司会者であろうと『おかしいことはおかしい』という。これは、先代の週間御意見番コメンテーターである大沢啓二さんと同じスタンスです。 チームマネジメント経験の有無で、人間の器や人を見る目に大きな違いが出るのでしょう。金田氏の『器の大きさ』を張本氏も見習ってほしいところですが…」(野球関係者) 「器の違い」を見せたレジェンド金田氏も御年84歳。レギュラー出演は難しいようだが、これからも不定期出演で暴走気味の張本氏と関口を一喝してもらいたいところだ。
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芸能 2017年10月16日 12時00分
夏目三久 あまりの美女ぶりに女性誌が狙う“肘ブラ”表紙
フリーアナの夏目三久(33)が「きれい過ぎる」と評判だ。あまりの美しさに、女性誌が“肘ブラ”の表紙グラビアを狙っているという。 「局アナ時代からルックスは注目されていましたが、このところ“ますます美しくなった”と言う声を至るところで聞きます。局アナ、フリーアナ合わせて、間違いなくトップ3の中に入る」(女子アナライター) 現在、彼女は朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系)にMCとして出演。フリーながら、局の「朝の顔」だ。 「男性のような黒髪のベリーショートヘア。大きな目と形の整った鼻は、清楚でキリッと見える。これだけ短い髪型が似合う女性は、なかなかいませんね」(同) 夏目は元日本テレビの局アナ。'09年、情事のあとと思われるベッド上でコンドームを持つ写真が流出したことで番組を干され退職。しかし、それからが彼女の真骨頂。フリーになるや、次々と仕事が増え、現在『あさチャン!』以外に地上波2本、大手CMにも出演するほどの超売れっ子ぶりだ。 「フリーでは加藤綾子(32)と1、2を争う人気です。カトパンは楽しいキャラですが、夏目は見るからにマジメ。なぜコンドーム写真など撮ったのか、いまだ分からない」(女性誌記者) 確かに、その外見とは裏腹に、昨年8月には有吉弘行との妊娠&結婚説が報じられ、芸能界を揺るがす騒ぎも起きた。 「実際は大手芸能プロの幹部と付き合っていたという話も出ましたが結局、誤報ということで収束した。番組では、あまり喜怒哀楽を表に出さないので。本当に不思議な人です」(同) 美人に加え、スタイルも抜群。T168、B88・W60・H86のDカップ乳。豊満ながら、均整の取れたスタイルも男性ファンに支持されている。 「実は彼女、おとなしそうに見えて、内面は激しい性格という説があるんです。コンドームや有吉との騒動といったセンセーショナルなスキャンダルも、情熱的なら納得がいく話。そんな彼女に目をつけた女性誌が、表紙グラビアのオファーをかけているといいます。女子アナが脱ぐのは常識化しているし、可能性はある」(写真集編集者) 事実、9月、田中みな実(30)が“肘ブラ”という乳首隠しで豊乳を露出し、大きな話題となった。 「女性誌は、夏目には純白パンティーでの“肘ブラ”の表紙を考えているようです。みな実より話題になること必至でしょう」(同) 乳首全開でもいい。
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社会 2017年10月16日 10時00分
中国vsネパール エベレスト標高論争が決着か
ネパールと中国(正確にはチベット自治区)の国境に位置する世界最高峰エベレストの標高については諸説ある。一般的に認識されているのはネパールの主張する8848メートルで、1955年にインドの調査隊が測定したものだ。これに対し中国側は8844.43メートルを主張しており、約4メートル近い差がある。 ちなみに多くの欧米登山家は、'99年にナショナルジオグラフィック協会とボストン科学博物館が計測した8850メートルを採用している。 「エベレストの標高を巡っては、2010年に長年対立してきた中国とネパールがネパールの首都カトマンズで会合を行い、互いに主張する数値の根拠を突き合わせました。ネパール側の主張する標高は、山頂に積もった冠雪も含めた高さで、一方の中国側が主張する標高は、冠雪を除いた岩山の高さだということです。9月22日にネパール政府は、海外の専門家らと測量方法について検討し、来年に計測を行うと表明、論争に決着をつける考えです」(サイエンスライター) 世界最高峰を目指すには、それなりの金銭的な準備が必要だ。個人なら最低でも約3万ドル(日本円でおよそ340万円)、旅行会社が企画するガイド付き登山なら約6万ドル、インターネットや携帯電話を利用できるVIP登山サービスなら約9万ドルと、標高も高いが登山に必要な費用も高額だ。 「英名のエベレストは、インド測量局の長官を務めたジョージ・エベレストにちなんで命名されています。チョモランマはチベット語で、ネパール語はサガルマータ。エベレストは6000万年前、インドのテクトニックプレートがアジアのプレートにぶつかり、その部分が押し上げられるようにしてできました。この地域のプレート活動は今も続いており、エベレストは毎年0.25インチほど高くなっています」(同) そうであれば、わずかの違いで争うこともないと思うのだが…。
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ミステリー 2017年10月15日 23時15分
御嶽山の死者が歩く道
これは筆者の高校時代の同級生Tくんが体験した奇妙な話である。 Tくんが中学生の頃、通っていた塾で自然の家的な施設に宿泊勉強会に行った。夜になり肝だめしをしようということになり、何チームかに分かれた。 Tくんも数名の仲間と一緒にチームを作り、山道の肝だめしコースを回ってみたが肝だめしの途中で無気味なものを目撃した。「おい、あれはなんだ!」 空中に透明な道があるかのごとく、一人の老婆がよろよろとーーー虚空を歩いているのだ。 老婆はひどく腰が曲がっているが、どこにでもいそうな外見である。「おい、あのおばあさんが見えるか」 横にいた友人たちに確認したが誰の目にも見えるという。(あれはいったいなんだったんだろうか) 不思議に思いながら、肝だめしコースを廻り終わり、宿舎に帰ってくると引率の塾の先生が肝だめしを一緒に回った友人に向かってこう言った。「君のおばあさんが亡くなった。早く家に帰ろう」 Tくんは先程目撃した老婆は、亡くなったおばあさんの霊だったのではないかと思った。
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レジャー 2017年10月15日 22時20分
女がドン引く瞬間〜寿司を注文できない男〜
人前で話すことが苦手な恥ずかしがり屋の男性は珍しくない。しかし葉子さん(仮名・21歳 学生)の恋人は、かなりのシャイボーイだという。「彼と出会ったのは、友人たちの飲み会でした。そこで彼のルックスに惹かれたため、私から積極的にアピールして付き合ったという感じですね。彼は美大に通っていて本当に才能はあるのですが、とても受け身な性格で、相手から連絡が来ることはありません。デートを誘うときもいつも私ばかり。彼によると、人には怖くて連絡できないそうで、過去1度も自分から他人に連絡したことはないそうです」 それでも葉子さんは、彼に連絡を取り、外へ連れ出していた。だがデート中も、あまりに世話が焼けるため、引いてしまったことがあったという。「食事に行った時も、注文を決めた後に店員を呼ぶのはいつも私の仕事です。彼は絶対に店員に話しかけない。この前なんて、回転寿司に行ったのですが、ちょっと空いているお店だったので、お皿がほとんど回っていませんでした。なので握っている人に注文しなければならないのですが、彼は毎回、私の耳元で『マグロ……』『コーンマヨ……』と囁いて、注文を伝えるよう促してきました。付き合った当初は、そんな控えめな性格も可愛いなと思っていたのですが、その瞬間、今後もこれが続くなら、この人と付き合うのは無理かもな〜と、引いてしまいましたね。男なら寿司ぐらい自分で注文してほしい!」 現在も交際を続けているという葉子さんだが、今後も彼の性格が改善しなければ、別れも考えているという。
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芸能 2017年10月15日 22時05分
作品が評価されるのは「香取慎吾」だからなのか?
かねてから「絵を書くことが好き」と公言し、1998年には画集「しんごのいたずら」を出版するなど、芸術面での才能もチラつかせていた元SMAP・香取慎吾。SMAP解散騒動の際には「芸能界を引退して画家になるのでは?」とも囁かれたほどだが、なんだかんだで解散後も芸能界に身を置き、SMAP時代よりもイキイキとした様子で活動を継続している。 が、どうやら「画家になる」という夢は捨てていなかったようだ。 2017年10月13日、障がい者の芸術文化支援を目的とするアート展「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」に作品を出展していたことが判明。公式サイトには、香取本人のコメントや作品についての解説が掲載されており、「人生のように、いい時もあれば悪い時もあるけれど、最後には『OK!晴れました!』という絵を、僕は描きたいのだと思います」など、これまでの騒動や現在の様子を思い起こさせる、前向きかつ意味深なメッセージも見られた。 また今回は「タレントの香取慎吾さん」ではなく、「作家の香取慎吾さん」として紹介されている。 これまでも自身の作品を何度か披露してきた香取だが、ジャニーズ事務所退所をキッカケとして、本格的なアート活動に励もうと考えているのかもしれない。 今回のニュースが報道されるや否や、ファンからは「嬉しい」「おめでとう」「頑張れ」など、賞賛やエールの声が相次いだ。 何にも縛られず、伸び伸びと活動し、真っ直ぐな心で前進しようとする姿は、ファンならずとも喜ばしく微笑ましい。 しかし、香取の「生き方」や「行動」ではなく、あくまで「作品」に関してだけ注目すると、必ずしも素晴らしいとは言い切れないだろう。 熱狂的なファンとしては、つい手放しで高評価をしたくなるかもしれない。 が、例えば無名の人間が同じ絵を描いたとして、果たしてここまで注目を集めるだろうか? もちろん、香取の作品には、強烈な個性や独特の雰囲気が感じられる。ファンだからという贔屓目ではなく、純粋に香取の作品を評価する者もたくさんいるだろう。 とはいえ、やはり少なからず「香取慎吾」という付加価値がついてしまうのは否めない。過去に香取の作品が話題になった際にも、「描いてる人の名前で値段が左右される」「有名人が描いた絵というだけであって絵そのものの価値はないからな」など、辛辣かつ現実的な声が飛び交っていた。 もっともこれは香取に限らず、多くの有名人にも同じことが言える。それこそ、香取と同じ元SMAPのメンバー・木村拓哉の妻、工藤静香もそのうちの一人だろう。 「タレント」ではなく「作家」として紹介された香取だが、やはり香取が香取である以上、作品以外の価値が付いて回るのは致し方ないと言えそうだ。 「作品」のみで純粋に評価されない宿命――。 それはひょっとすると、香取本人にとっても不本意なことかもしれない。
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芸能 2017年10月15日 21時45分
元SMAP3人についにジャニーズも動き出すか!?
いよいよ帝国が動き出すのか。元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人の現在の芸能戦略を進めているのが元SMAPのマネージャーの飯島氏。公式ファンサイト「新しい地図」を立ち上げるなど、今までジャニーズではしてこなかった戦略を次々に打ち出しているが、それに対して沈黙を守ってきているのがジャニーズ。だが、いつまでも黙ってみているわけでもないようだ。 決して円満とは言いがたい分裂劇になったSMAP騒動だが、飯島氏は得意と言われているIT分野を中心に事業を展開し、話題をさらってきている。11月に3人が出演するAbemaTVの特別番組「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」もいよいよカウントダウンに差し掛かっているが、生放送だけに、どんな話が飛び出すか大きな注目を集めている。「今まで沈黙を守っていますが、ジャニーズもこの生放送は気にしているみたいですね」とある業界関係者はいう。 退所してから3人が立ち上げたファンサイト「新しい地図」では動画で「逃げよう。自分を縛り付けるものから」などの言葉を並べた。「並べられた文言は明らかにジャニーズを意識してのものでしょうし、一部のサイトなどでは、『新しい地図』が発表された日時が、アメリカ大統領のリンカーンが奴隷解放宣言をした日などとも言われています。さすがにジャニーズ内でも、飯島からケンカを売られているのか、というただならぬ空気が出始めているのは確か。このままでは『ジャニーズ=悪』というアピールをされているみたいですからね。今すぐ何かということはないみたいですが、これ以上、事務所にとってよからぬ動きがあるとすれば、対策をと動き始めてもおかしくないみたいですね」と同関係者。72時間の生放送の内容次第ではということなのかもしれない。
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スポーツ 2017年10月15日 18時00分
プロレス解体新書 ROUND67 〈新旧スターの“魔性”対決〉 変幻自在のムタに猪木がマジ切れ
1994年5月、新日本プロレスによる福岡ドーム2度目の大会『レスリングどんたく in 福岡』が開催された。メインイベントでは、引退を控えたアントニオ猪木と日米を股にかけるトップヒールのグレート・ムタが激突。多くのファンが心躍らせて見守る中、新旧スターの対戦は意外な展開を見せることになった。 プロレスに限った話ではないが、スター選手がそろえば必ず好勝負、名勝負が生まれるというものではない。互いに守るものが大きいからこそ、逆にそれぞれの持ち味を出し切れないまま凡戦に終わるというのは、往々にしてあることだ。 「総合格闘技のPRIDEで、その草創期にとある看板スター選手が“顔はダメだよ”と言ったなんて噂もありました。何でもありと言いながら“勝ち負けはともかく自分は顔も売り物だから、顔だけは殴らないでくれ”と、対戦相手に注文をつけたというんですね」(スポーツ紙記者) スター同士の対決ということで戦前から観客の期待が高いぶん、凡戦に終わったときの落差は余計に大きなものとなる。 1994年5月1日、福岡ドーム(現・福岡ヤフオク!ドーム)でのアントニオ猪木vsグレート・ムタの一戦も、そうした試合の一つと言えるだろう。 今さらその偉業を並べるまでもない“生ける伝説”の猪木が、遠くない将来に迫る引退に向けたファイナルカウントダウンの第1弾。対するはアメリカでトップを張ったスタイルそのままに、新日マットでも一大旋風を巻き起こしていたグレート・ムタである。 まさに新旧トップスターの激突とあって、当日の会場には遠くから飛行機代をかけてまで、足を運んだファンの姿も多く見られた。 「マッチメーカーとしても、人気絶大の2人を並べた上に猪木の引退までの記念試合と銘打てば、万事OKという考えだったのでしょう。実際、それで客が入ったのだから、その意味では正解だったわけですし」(プロレスライター) 共に千両役者だけあって、入場時から早くもムードは最高潮。大歓声を背にリングに向かう猪木をムタが花道で待ち受け、会場全体に緊張が走ったところでムタがさっと身を引くと、ロープを広げて猪木をリングに誘う。 猪木は奇襲に備えて視線を切ることなく、ファイティングポーズをとったままリングに足を踏み入れる。 「しかし、この試合の見せ場はここまででした。当時、国会議員でもあった猪木は、'92年1・4の馳浩戦から'94年1・4の天龍源一郎戦まで、丸2年の間リングを離れていた。そのため試合勘を取り戻そうと、タッグマッチを2回こなしてこの試合に備えたのですが、それでも全盛期にあったムタの動きについていくのは困難だったようです」(同) グラウンドからラフファイトまで変幻自在なムタの攻めに、猪木は防戦一方となってしまう。相手の攻めを最大限に引き出しながらそれ以上の力で返していく、いわゆる“風車の理論”がムタ相手には通じない。 「たぶん猪木はこの試合を受けるにあたって、楽観していたところもあったでしょう。猪木の脳内にあったムタ=武藤敬司は、新弟子時代のイメージのままで、当然、会社のトップである自分に合わせた試合をしてくるだろうと。ところが、ムタはそんなに甘くはなかった」(同) 花道を駆け抜けてのラリアットやムーンサルトプレスなど、広いドームを縦横無尽に使って猪木を攻め立てると、顔面に向けて容赦なく毒霧を噴射する。 ムタが花道を走る間はきちんと待って、毒霧を食らえば顔を緑色に染めながら“目が見えない”というポーズをとるなど、猪木もそれなりに試合を作ろうとはした。だが、それらを受けて、さあ反撃、というタイミングになると、ムタがさらに攻撃をかぶせてくる。 結局、20分余りの試合の中で、猪木の見せ場は浴びせ蹴りやナックルパートで反撃したわずか数分だけ。フィニッシュとなった側転エルボーをかわしてのチョークスリーパーも、唐突の感を免れなかった。 「武藤にしてみれば“会社がムタで出場しろというからには、こういう試合をやれってことだろ?”との考えもあったのでしょう。多少の流血をさせたものの、猪木を血みどろにまでしなかったあたりは、やはり気遣いもあったのかもしれませんが…」(同) しかし、引退までの貴重な試合を、親子ほど年の離れたムタに翻弄される一方で終えた猪木にすれば、とても納得のいくものではなかったに違いない。 試合後の記者会見で「あの野郎、許さねえ!」「俺の命を獲ってみろ! 中途半端なことをしやがって」「いつでも殺してやる!」と激高してみせたのは、決して演技でもアングルでもない、心の底からのマジ切れだったのではあるまいか。 翌年、UWFインターとの対抗戦における高田延彦と武藤の一戦で、解説席に座った猪木がどこか武藤に冷たかったのは、もしかすると、このときの恨みがあったからかもしれない。
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社会 2017年10月15日 15時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 三木武夫・睦子夫人(中)
「森家のことを、『モーニングを着て、下駄をはいている』と評した人がいたが、言い得て妙だと思いますよ。皆さん、『名門だ、名門だ』とおっしゃるが、2代さかのぼれば千葉県の漁師です。高貴な生まれではないし、ツンと気取った暮らしもしていません。そうした中で、9人きょうだい中、2女として6番目に生まれた睦子だけが豪放さと緻密さ・熱血ぶりと冷徹といった両端の性格を合わせ持っていましたね」 すでに故人になっているが、睦子の実弟の森美秀・元環境庁長官は、生前、筆者にそう語ってくれたことがある。しかし、「2代前には千葉県の漁師」だったとはいえ、その後、睦子の父にあたる森矗昶が1代で事業家として財を築き、戦前には「森コンツェルン」総帥として経済界に重きを成している。代議士も務めているぐらいである。 また、先の美秀はじめその実兄、叔父も代議士で、美秀の子息・英介もまた現在、自民党ベテラン代議士といった“政治家一家”であった。また、佐藤栄作元首相や美智子皇后をおくり出した正田家とも縁戚関係にあり、天皇家ともつながることから、睦子が名門中の名門の娘であったことは疑いのないところである。 「睦子は言わば、森家の“箱入り娘”だったが、ワンマンだった父の矗昶はいささか気丈なこの娘を重宝がり、昼夜を問わずそばにおいて秘書まがいにこき使った。このときの経験が、後日、繁雑を極める政治家三木武夫の妻として大いに役立つことになった」(森美秀元代議士の後援会幹部) 三木と睦子の結婚は昭和15年(1940年)、三木33歳、睦子22歳であった。その3年前、三木は徳島県から衆院選に初出馬、初当選を果たしていた。それには、こんな証言が残っている。 「当時の選挙区は現職が老人ばかりで、公示前2日で30歳の被選挙権を得たばかりの三木は『多少、理屈っぽいが演説はナカナカいいぞ』で、組織票がまったくなしのホーマツ候補にも拘らず尻上がりに人気上昇。からくも当選を果たしたのです。“三木演説”は、当時から『既成政党の浄化』『公党の面目一新』『悪弊の打破』といったもので、もっぱら政治の腐敗、堕落を突いたものだった。少なくとも、以後の三木の政治姿勢とは一貫していた」(三木後援会の古老) 結婚は、当時、睦子の叔父の代議士が少壮代議士だった三木と気が合い、よく赤坂や神楽坂あたりの花柳界で2人して飲んでは、夜遅く睦子の家に立ち寄ることがあったことに始まる。こんなとき、睦子はよく台所に立っては茶漬けなどをつくってやっていたが、こうした中でなんとなく2人は憎からず思う仲になっていったということだった。 名門・森家の令嬢の嫁入りは、さすがに豪勢であった。お手伝いさんが1人付き、嫁入り道具はすべて森家の“下がり藤に鷹の羽”の家紋付きというものだったことで想像がつく。 しかし、こうしてスタートした新婚生活は、なんとも惨たんたるものであった。伊東の川奈温泉への新婚旅行にしてからが、東京駅を発ったときは2人っきりだったものが、甘い夢を結ぶはずの旅館には三木の選挙区の陳情団が待ち構えており、帰るときもこの陳情団と一緒であった。また、戦後間もなくでも、選挙区から夫妻を頼ってくる者を「いいわ、いいわ」で次々に家に置いてしまったものだから、居候がじつに20人を超えてしまったこともあったのだった。 加えて、新妻にとっては新郎のカネの使いっぷりに、ヘトヘトになることもあった。元三木派担当記者の証言である。 「なにしろ三木という男、一人っ子で大事にされてきたから、カネの苦労などは一切知らないで来ている。合わせて、性格的にもおっとりしているところがあるから、どんなピンチだろうが平然としている。徳島の選挙区に帰っても、半月も歩けばかなりの出費となるが、三木はそんなことにはいつも知らん顔です。ために、三木の通ったあとを、三木の親が全部たどって支払って歩いていたそうです。こんなことだから、森家の令嬢ながら、睦子夫人は質屋がよいも度々だったと言います」 しかし、一方で睦子の「猛妻」ぶりは光っていた。太平洋戦争の敗戦を受け、三木がその責任を取りたいとして議員辞職に悩んでいたときであった。前出の元三木派担当記者が続けたものである。 「議員辞職に、睦子夫人は大反対した。『アメリカの占領下になった日本で、あなたみたいにアメリカを知っている政治家がいなくなったらどうなるんです。無責任です。あなた、おとどまりなさい』と、ピシャリだったのです。結局、三木はこの一言で辞職を思いとどまったのだが、仮に夫人の一言がなかったら、以後の政治家・三木はあの時点で消えていた」 睦子の“凄腕”は、こんなものにとどまらなかった。=敬称略=(この項つづく)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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芸能 2017年10月15日 13時00分
経験人数を告白した磯山さやかとあの大物2人の気になる関係
Fカップのムチムチボディーでいまだにグラビアで活躍するグラドルの磯山さやか(33)が、9日放送のインターネット番組「おぎやはぎの『ブス』テレビ」(AbemaTV)に出演。これまでの“経験人数”を明かし話題になっている。 番組内でMCの矢作兼(46)が突然「経験人数どれくらいなの? 磯山さん」と、ど直球な質問をぶっ込んだ。 すると、磯山は思わず赤面。矢作がさらに「5人くらい?」と畳み掛けると、磯山は「全然全然、片手なんて超えないです」と告白。 磯山の告白にスタジオの自称“ブス”メンバーからは「エーーッ!」と驚きの声。小木博明(46)も「そんな堅いのか」と、予想外の少なさに驚きを隠せなかった。 「磯山といえばこれまでまったく浮いたうわさがなかった。以前、磯山と同じ事務所に所属していた宮地真緒が奔放すぎる男性関係だっただけに、事務所の社長から男遊びを厳しく制限されていた。そのため、なかなか恋愛する機会に恵まれていなかったのだが…」(芸能プロ関係者) 高校時代、野球部のマネージャーをつとめていた磯山だが、その経験を生かし。06年にプロ野球・ヤクルトの古田敦也選手兼任監督(当時)から公認女子マネージャーに任命されたが、その後、あの大物との関係がうわさされた。 「現在、大リーグで活躍する青木宣親です。一時期、結婚説まで流れたほどで、本人はテレビ番組で真顔で否定していましたが、ある時期、かなり親密な関係だったのは間違いない。その後、13年には巨人の長野久義と合コンしていたことが報じられた、結局、2人には“ヤリ捨て”されただけだったようだ」(プロ野球担当記者) 2人を経験人数から引くと…いまだに交際&交際相手との経験がゼロの可能性もありそうだ。
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