かつてのスキャンダル女王もこのところのネタといえば、今春までさかのぼる。元夫・波多野浩之氏とまな娘・神田沙也加の3人で沖縄旅行を目撃された一件だ。
「3人でゴルフを満喫していたことから“すわっ、復縁か”と芸能マスコミが一瞬、騒いだのですが、結局進展なし。10月には帝国劇場で公演された沙也加の出演舞台に前々夫の神田正輝と仲良く手をつないで現われた。元夫2人とは友人関係が続いているということですね」と語るのは女性誌記者。
そして最近、あるウワサが浮上している。聖子が酒井法子元被告との“連携”を本気で考案しているというのだ。
聖子は2007年2月、古巣・サン・ミュージックと業務提携。酒井も覚せい剤事件で解雇されるまでは同事務所に所属していた。11月5日、まだ酒井の事件で揺れている事務所に聖子が“電撃訪問”。相澤秀禎相談役と相澤正久副社長がいる3階のフロアに行き、しばらく話し込んでいたという。今回のウワサはそのあたりから出たらしい。
創造学園大学で介護の勉強(通信教育)に励むと語っている酒井だが、いずれは芸能界復帰が既定路線とみられている。そこに聖子が助け舟を出す格好でジョイントすれば、酒井にとっても聖子にとってもこれ以上ないインパクト。聖子にとっては一度飛び出した事務所への恩返しにもなる。
以前の聖子ならば「あくまで自分中心で、ジョイントなど考えられなかった」と関係者は語るが、今の彼女は違う。中島みゆきとのCM共演がハマり、聖子の新機軸を確立しそうな勢いなのだ。
「富士フイルムのスキンケア『アスタリフト』のCMで中島と共演。中島は50代、聖子は40代で商品の購買ターゲットにドンピシャ。そのため評判がいい。“これからは一人で走るより、誰かを盾にして走った方が存在感を出せる”と聖子は本気で考えてる。さらに娘の神田沙也加との親子ユニットも考えているようだ」(芸能プロ関係者)
新生・聖子は、ピンでなくユニットで…これが彼女の新発想なのだ。もちろん、ユニットを組んだとしても「期間限定」。
「話題づくりの一環です。酒井とは長くても1年がいいところでしょうが、沙也加とは永続するかもしれません」(前出・関係者)
話題がなくなったとはいえ、聖子の「潜在ファン」の多さは侮れない。コンサートは今も満員。恒例の年末ディナーショーもチケットはプラチナ化している。
これに酒井や沙也加がジョイントすれば、「第2期松田聖子黄金時代」が到来…という考えを聖子が持っても不思議ではないが、果たして…。