山本は同社に所属していた06年7月、未成年との淫行事件を起こし解雇処分になり、それまでレギュラーとして出演してきた同番組からも降板していた。
しかし、同社に所属する相方の加藤浩次や、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳は再三にわたり、山本の復帰をバックアップするコメントを出していた。
「山本の事件により、よしもとはかなりの損害をかぶった。そのため、よしもとの幹部の山本に対する怒りはいまだに相当なもの。『何があっても復帰させない』と公言する幹部もいるほどだった。それだけに、加藤や田村の言動は明らかに幹部に対する“背信行為”にあたるが、加藤も田村も売れっ子なので、幹部はスルーするしかなかった」(芸能記者)
加藤は16日深夜、関西ローカルのラジオ番組に出演。番組冒頭に、「隠してもしょうがないことですから、『めちゃイケ』の収録はもうしました」と説明。共演者から極楽のネタでおなじみの「ケンカコント」の復活を聞かれると「オンエアを見ていただくしかない」と詳細については明かさなかったという。
「出演はするものの、それほど長い時間ではないようだ。そうしたのも、番組スポンサーを刺激してはいけないからで、ただでさえ打ち切り危機の番組だけに、これ以上、トラブルの種を増やしたくない制作サイドの賢明な判断だったようだ」(フジテレビ関係者)
とりあえず、放送当日までの“お楽しみ”のようだ。