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ついに“切り札”を出した『めちゃイケ』

 06年に不祥事を起こして芸能活動を休止後、昨年1月に芸能活動を再開したお笑いコンビ、極楽とんぼの山本圭壱が、30日放送のフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」の特番で10年ぶりに地上波復帰することを、一部スポーツ紙が報じている。

 記事によると、生放送ではなく、VTR収録での出演となり、司会のお笑いコンビ・ナインティナインや相方の加藤浩次と絡むとみられるという。

 山本は同番組に、極楽とんぼとして96年の番組開始から06年に淫行事件で所属事務所を解雇されるまでレギュラー出演。不祥事後、謹慎して芸能活動を休止し、引退状態となり、寺で修行したり、飲食店などに勤務していた。

 昨年1月には都内の単独ライブで活動を再開し、同7月には加藤のライブに飛び入りで出演。「めちゃイケ」では、ネタの途中で加藤と本気のケンカを始めてしまう「ケンカコント」がブレークのきっかけとなっただけに、同番組で地上波復帰したい思いが強かったようで、当日は、“ケンカコント”も復活しそうだというのだ。

 「このところ、『めちゃイケ』は視聴率が低迷し、打ち切りの声も上がりはじめている。そんな中、山本の復帰は視聴率回復の起爆剤となりそうないわば“切り札”。数字にこだわるあまり、ついに“切り札”を出してしまった。しかし、山本を出しても視聴率が大幅にアップしないようならば、局内やCMスポンサーから批判の声があがることは避けられず、それだけにとどまらず、山本を見て不快に感じた視聴者からクレームが殺到するというリスクもあるが、制作サイドは背に腹は変えられず山本を出すことにしたようだ」(テレビ関係者)

 今年4月16日放送の同番組の20周年記念SPでは、過去の映像として山本がモザイクなしで出演したが、それほど話題にならず。視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったが、今度はどこまで数字を伸ばせるか?

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