「はんにゃの川島章良は、32歳の時に早期の腎臓がんになっています。田崎に同じく、結婚前に人間ドッグで体の検査をしたところ、がんが発覚しました。この時、恋人は妊娠していたため、『赤ちゃんががんを見つけてくれたのでは?』と優しい言葉をもらったエピソードを『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で披露していましたね。当時のはんにゃは仕事が忙しく、正月休みを利用して手術を受けたそうです。現在は、病気の体験をもとにした講演活動なども行っています」(芸能ライター)
田崎や川島の場合は、早期発見であり仕事の復帰がかなった。だが、残念なことに亡くなってしまった芸人もいる。
「カンニング竹山の相方として知られた中島忠幸は、33歳だった2004年12月に“血液のがん”と呼ばれる白血病を発症しました。最初は疲れやすい症状が出ており、ブレイク直後で仕事が忙しかったため、そのせいかと思われていたようですが、大きな病気が潜んでいました。2006年1月に臍帯血移植を受けて快方へ向かうも、12月20日に35歳で肺炎で亡くなります。カンニングというと竹山のキレ芸ばかりが注目されますが、実際は中島の方が喧嘩早いことで知られていました。元板前の経歴を活かし、テレビの料理企画などでも活躍していましたね」(前出・同)
若手芸人は不規則な生活のほか、飲酒、喫煙、暴飲暴食などによって体を壊す者が多い。くれぐれも健康には留意してもらいたい。