松村は今年で50歳。何かと健康には気をつけたい年代ではある。さらに、2009年に出場した東京マラソンで走行中に倒れ、一時は心肺停止の状態に陥っている。
松村に限らず、デブタレは健康に気を使ってか減量を目指す者が多い。伊集院光は、現在レギュラーを務める『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)においてダイエット企画に挑戦しているが、90年代にもラジオ番組でダイエット企画に挑んでいる。
「深夜番組の『深夜の馬鹿力』の企画ですね。TBSラジオの周波数である954メガヘルツに合わせた、95.4キロを目標にダイエットに挑みました。当時、彼の体重は150キロほどあり、半年間で50キロを落とさなければいけない過酷なノルマが課された企画でした。なんとか目標は達成しますが、ラジオ番組独自企画として行われたため、テレビで極端に痩せた姿を見た視聴者の間では“重病説”が広まったほどです」(放送作家)
伊集院の場合は、あくまでも“重病説”だったが、実際に病気を患ったデブタレもいる。グレート義太夫は持病の糖尿病が悪化し、体重が半減。スリムな体型となったが、人工透析生活を余儀なくされている。現在は自身の体験をもとにした講演活動も行っている。
先日には、安田大サーカスのHIROが脳出血を発症したことからわかる通り、デブタレと健康問題は切っても切れない問題だといえる。
「ホンジャマカの石塚英彦も、一定の体重はキープしつつも、食生活に気をつけるなど健康には留意しているようです。かつては、松村や内山信二との間で健康情報を交換する集まりも持っていたようです。デブタレが病気になってしまっては、イメージも悪く、お互いの仕事にもさしつかえるということなのでしょう」(前出・同)
主要なデブタレたちは年齢を重ねつつある。長く活躍するためにも健康第一は必要だろう。